WiMAXのおすすめプロバイダを比較!専門家が選び方を徹底解説

WiMAXのおすすめプロバイダ

「WiMAXはどこで契約すればお得なの・・?おすすめを教えてほしい」

WiMAXは、UQコミュニケーションズが提供する高速モバイルインターネットサービスです。「au 5G」「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の3種類の回線を使い分けることで、幅広いエリアで高速通信を実現。

月間のデータ容量は無制限で、自宅でも外出先でも快適にインターネットを利用できます。

WiMAXは本家UQ WiMAX以外にもさまざまなプロバイダがサービスを展開しています。選択肢が多いの良いことですが、逆に「種類が多すぎてどれを選べば良いか分からない」という人も多いでしょう。

どこが最もお得なのか迷いますよね。

お得度の高いWiMAXプロバイダは、高額キャッシュバックや月額割引に加えて、他社の違約金を負担するキャンペーンを実施しています。さらに、違約金もかからず端末代金も実質無料です。

この記事ではおすすめのWiMAXプロバイダを詳しくご紹介。自分に合ったサービスかどうか判断に役立ててみましょう。

あわせてWiMAXの概要やメリット・デメリットも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

WiMAXプロバイダとは?

WiMAXプロバイダとは?

WiMAXは知っているけどプロバイダって何?といった方のために、詳しく解説します。

WiMAXを利用するならプロバイダ選びが必須

WiMAXプロバイダとは、UQコミュニケーションズが管理するWiMAXサービスを利用者に提供する事業者のことです。代理店や契約窓口と捉えて構いません。

WiMAXを利用する際は、必ずWiMAXプロバイダとの契約が必要です。代表的なプロバイダだけでも10種類以上あるため、初心者が選ぶのは大変です。

ですが、契約は簡単です。光回線のように回線とプロバイダを個別に契約する手間はかかりませんし、別途プロバイダ料金は発生しません。

通信品質はどのプロバイダでも同じ

WiMAXはUQコミュニケーションズ以外に多数のプロバイダが提供していますが、どのプロバイダでも回線は全く同じです。そのため、通信速度や対応エリアに違いはありません。

WiMAXプロバイダを選ぶ際は、月額料金やキャンペーンなど料金を重視して選ぶのがおすすめ。独自のサービスやサポートも考慮すると、より確実です。

WiMAXプロバイダとは

主なWiMAXプロバイダとして、GMOとくとくBB WiMAX・BIGLOBE WiMAX・UQ WiMAX・カシモWiMAXなどが有名です。

ヨドバシカメラやビックカメラなど家電量販店で販売するWiMAXも、通信品質は同じです。

各プロバイダで何が違うのか

対応エリアや最大速度はどのプロバイダを選んでも同じですが、以下の内容が各社で異なります。

主な違い

  • 月額料金
  • 端末代金
  • キャンペーン内容
  • 支払い方法
  • 契約期間・解約条件
  • サポート体制
  • 独自の特典

上記の項目を総合的に比較・検討して、自分に合ったWiMAXプロバイダを選ぶことが大切です。

おすすめのWiMAXプロバイダを比較

WiMAXは本家UQ WiMAX以外に多数のプロバイダから提供されています。その中でもとくにおすすめの人気プロバイダは以下の通りです。

スクロールできます
おすすめランク実質月額料金キャンペーン契約縛りサポート初期費用運営会社支払い方法
GMOとくとくBBA
(13pt)
非常に安いキャッシュバック(高額)
2年で端末無料
なし電話あり事務手数料のみ上場企業
(IT業界大手)
クレカのみ
BIGLOBE WiMAXA
(13pt)
非常に安いキャッシュバック(高額)
24カ月割引
なし電話あり事務手数料のみ老舗プロバイダ口座振替対応
UQ WiMAXA
(13pt)
安い13カ月割引
端末代金の割引
なし対面あり事務手数料のみWiMAXサービス
運営元
口座振替対応
(手数料なし)
カシモWiMAXB
(8pt)
安い3年で端末無料なし電話あり事務手数料のみ上場企業
(グループ会社)
クレカのみ
5G CONNECTB
(8pt)
非常に安い
(スマホセット割なし)
5カ月無料
30日間お試し
なしメールのみ事務手数料のみ一般企業クレカのみ
Broad WiMAXC
(4pt)
高い3年で端末無料なし電話あり条件によって
高額な初期費用
通信事業者口座振替対応
(別途初期費用あり)
Vision WiMAXC
(2pt)
高いキャッシュバックなし/2年電話あり条件によって
高額な初期費用
上場企業クレカのみ
おすすめランクの決め方

以下の方法で各項目のポイントを算出して格付け

◎ → 2ポイント

〇 → 1ポイント

△ → 0ポイント

※実質月額料金の項目のみポイント2倍

各サービスの詳細を見ていきましょう。

①GMOとくとくBB WiMAX

月額料金4,807円
(初月は1,375円 )
データ容量速度制限なしで使い放題
契約期間なし
端末代金27,720円
※実質無料
違約金なし
キャンペーン・キャッシュバック
・端末代金無料
・他社の違約金負担
支払い方法クレジットカード

GMOとくとくBB WiMAXは、大手インターネット企業のGMOインターネットグループ株式会社が提供。WiMAX以外にもフレッツ光やドコモ光など多数のネット回線を取り扱っており、実績・信頼性も抜群です。

業界最安級の月額料金でありながら高額キャッシュバックと端末代金0円のキャンペーンを実施しておりコスパは最高水準。契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金は発生しません。

キャッシュバックの受け取り条件は、専用ページから申し込むだけ。

キャッシュバック額の詳細

  • すべての人が対象:12,000円~35,000円
  • 他社から乗り換える人:最大40,000円まで他社の違約金を負担
  • 2つのオプション加入:2,000円追加

端末代金は2年の利用で実質無料となっており、総合的に見ると他のプロバイダと比較して最もお得に利用できます。

加えて、他社から乗り換える際に発生する解約時の費用も最大40,000円まで負担してくれます。解約時の費用を気にせず乗り換えられるのは嬉しいポイント。

さらにGMOとくとくBB WiMAXは、大手らしくサポートも充実しています。

しっかりと相談したい人、トラブル時の対応を重視している人も、納得の上契約できるでしょう。即日発送オプションにより契約後すぐにサービスが利用できる点も人気です。

現時点で最もおすすめできる

2025年3月現在、GMOとくとくBB WiMAXが最もおすすめのWiMAXプロバイダです。

先述した通り、WiMAXは、どのプロバイダを選んでも通信速度や対応エリアは同じ。

シンプルに安さで選ぶと、実質月額料金が3,461円(12カ月利用の場合)のGMOとくとくBBが最安値です。

また、平日は15:00、土日祝は14:00までに申し込みを完了すると当日発送してくれます。早ければ申し込んだ翌日に利用開始することも可能です。

特徴

  • キャッシュバックと端末無料特典により全WiMAXプロバイダで最安値
  • 最短即日で発送してくれる
  • 運営会社が信頼できる
  • 他社からの乗り換え費用を最大40,000円まで負担してくれる

注意点

  • 支払いはクレジットカードのみ
  • キャッシュバックの受け取りにやや時間がかかる

おすすめな人

  • 最もお得なWiMAXプロバイダを探している方
  • 最高の条件でWiMAXを契約したい方

②BIGLOBE WiMAX

BIGLOBE WiMAX +5G
月額料金・初月:0円
・1~24か月目:3,278円
・25か月目以降:4,928円
データ容量速度制限なしで使い放題
契約期間なし
端末代金27,720円
違約金なし
キャンペーン・キャッシュバック
・月額料金割引
支払い方法・クレジットカード
・口座振替

BIGLOBE WiMAXは、通信事業35年以上の実績があるBIGLOBEが提供するWiMAXプロバイダです。

契約期間の縛りがなく、いつでも解約可能。クレジットカードだけでなく振替手数料220円で口座振替払いに対応している点も他社とは違う特徴です。

また、頻繁にキャッシュバック特典を実施することでも有名。受け取れるタイミングも最短翌月とスピーディ。

還元額が相場より高く、時期によっては最もお得なキャンペーンとなります。

月額料金は初月無料、翌月から24ヶ月間は割引により3,278円で利用できます。25ヶ月目以降は割引がなくなるので、2年間だけ安く使いたい人にピッタリです。

契約期間や違約金も設けられていないため、どれくらい利用するのか気にする必要もありません。

口コミでは、サポート面が充実している点も評価されていました。総合的に見て、万人が使いやすいWiMAXプロバイダといえるでしょう。

特徴

  • 端末購入+クーポン利用でキャッシュバック
  • 2年間は月額料金が割安
  • 口座振替とクレジットカード払い両方に対応
  • 契約手続きがシンプルで分かりやすい

注意点

  • 端末代金無料の特典がない
  • 25カ月目から通常料金に戻る

おすすめな人

  • 口座振替対応の最安プロバイダをお探しの方
  • スピーディにキャッシュバックを受け取りたい方

③UQ WiMAX

月額料金・1~13カ月:4,268円
・14カ月以降:4,950円
データ容量速度制限なしで使い放題
契約期間なし
端末代金27,720円
違約金なし
キャンペーン・月額料金割引
・端末代金割引
支払い方法・クレジットカード
・口座振替

UQ WiMAXはWiMAXサービスの提供元であり本家です。

特徴としては、契約から13ヶ月間は月額料金が割引に。通常プランに加えてNetflixパックも割引対象です。

さらに端末代も2万円以上割引されるため、実質6,000円ほどの負担。一括払いでも無理なく購入できるでしょう。

契約期間の縛りはないため、割引の適用が終わる1年で解約してもOKです。他社だと短期解約すると端末代の残債がかかりますが、UQ WiMAXは一括での割引額が大きいため、その心配もありません。

1年間だけ安くWiMAXを使いたい人は狙い目です。

また、他社との違いとして実店舗での対面サポートを受けられます。電話やチャットではなく、直接スタッフに相談したいと考える人には大変心強いです。

auショップで親切に対応してもらえることから、設定や契約が苦手な人でも安心。

その他、WiMAXの電波状況などを15日間お試しできるTry WiMAXを申し込めるのもUQ WiMNAXだけ。料金よりもサポート面や安心感を重視している人は、UQ WiMAXでの契約を検討してみてください。

特徴

  • 契約から13カ月は自動で割引
  • 割引価格で端末を購入できる
  • 口座振替とクレジットカード払い両方に対応
  • 実店舗でサポートを受けられる

注意点

  • キャンペーン内容がやや薄い
  • 14カ月目から通常料金に戻る

おすすめな人

  • 振替手数料0円の口座振替払いを希望する方
  • 充実した店舗サポートを求める方
  • WiMAXの公式サービスで安心したい方

④カシモWiMAX

カシモWiMAX
月額料金4,807円
(初月は1,408円 )
データ容量速度制限なしで使い放題
契約期間なし
端末代金27,720円
※実質無料
違約金なし
キャンペーン・端末代金無料
・事務手数料無料
支払い方法クレジットカード

カシモWiMAXは、WiMAXプロバイダとしては老舗のサービスです。長年運営している実績から高い評価を受けています。

人気の秘密は、月額料金が一定でプランが分かりやすいこと。初月のみ1,408円、翌月以降はずっと4,818円で料金が変わらないため、毎月の支出を把握しやすいです。また、36回の分割払いで端末代金は実質無料になるため、月々の支払いは月額料金のみとなります。

契約期間の縛りがないため、いつでも解約できるのも魅力の一つ。シンプルでわかりやすい料金体系が特徴と言えます。

ただし、キャンペーンは積極的に展開されていない点には注意が必要です。月額割引やキャッシュバックを受けられないため、最安で契約したい人には向きません。

また、3年以内に解約すると端末代が無料にならず残債の支払いが必要です。

特徴

  • 料金が一定で分かりやすい
  • 申し込みから発送までが早い
  • 電話でのサポート対応が丁寧

注意点

  • 支払いはクレジットカードのみ
  • キャッシュバック特典が無い

おすすめな人

  • 分かりやすいシンプルなプランを求める方
  • 安定した実績を誇るWiMAXプロバイダをお探しの方

⑤5G CONNECT

5G CONNECT
月額料金・最新端末購入プラン:4,800円
・最新端末レンタルプラン:5,250円
データ容量速度制限なしで使い放題
契約期間なし
端末代金27,720円
※実質無料
違約金なし
キャンペーン・月額料金割引
・端末代金無料
・30日間お試し
支払い方法クレジットカード

5G CONNECTは、2種類の料金プランを選択可能。最新端末購入プランは月額4,800円で利用できます。

満足できなかった場合は事務手数料と月額料金が返金される1ヶ月お試しモニターがあるので、初めてWiMAXを使う人でも安心です(返却処理手数料1,100円はかかります)。

2年利用すると端末代が無料になるほか、3、6、9、12、15ヶ月目の月額料金も無料になります。約2年の利用を考えている人はお得度が高いです。

最新端末レンタルプランは月額料金がやや高めですが、違約金も端末代もかかりません。いつでも解約できるので、光回線の開通までの繋ぎや長期の旅行など、短期間だけ使いたい人にピッタリです。

WiMAX端末を短期利用目的でレンタルできるサービスは少ないため、最新端末レンタルプランは貴重と言えるでしょう。

特徴

  • 端末購入だけでなくレンタルプランを選択できる
  • 1カ月無料でお試しできる
  • 合計5ヶ月間の月額割引特典を受けられる

注意点

  • 支払い方法はクレジットカード払いのみ
  • キャッシュバック特典は無い
  • au/UQモバイルのセット割なし

おすすめな人

  • 短期利用目的で端末レンタルのプランに加入したい方
  • 無料お試しありのWiMAXサービスをお探しの方

⑥Broad WiMAX

ブロードワイマックス
月額料金4,708円
(初月は0円)
データ容量速度制限なしで使い放題
契約期間なし
端末代金31,680円
※実質無料
違約金なし
キャンペーン・端末代金無料
・他社の違約金負担
支払い方法・クレジットカード
・口座振替

Broad WiMAXは、他社から乗り換える際に発生する違約金などを最大40,000円まで負担してくれます。急な引っ越しなで光回線から乗り換えるケースなどに利用できます。

月額料金は初月は0円で、翌月以降は4,708円。契約窓口によっては2年契約プランが用意されていますが、基本は期間なし、いつでも違約金なしで解約できます。

端末代は36回払いにより実質無料です。ただし、他社よりそもそもの端末代金が高く設定されており、途中解約しづらいシステムなのが難点。

また、Broad WiMAXは口座振替払いに対応していますが、口座振替を選ぶと20,743円の初期費用がかかる点にも注意。ちなみに、この初期費用はクレジットカード払いかつ指定オプション加入ならかかりません。

特徴

  • 他社からの乗り換え費用を最大40,000円まで負担してくれる
  • 口座振替とクレジットカード払い両方に対応

注意点

  • 契約窓口によって料金プランが変わる
  • 契約事務手数料とは別に高額な初期費用がかかる
  • 初期費用を回避するにはクレジットカード払いかつ指定オプション加入が必要

おすすめな人

  • BIGLOBEとUQ WiMAX以外で口座振替対応のプロバイダをお探しの方

⑦Vision WiMAX

月額料金※2年プラン
・初月:0円
・1~24カ月:3,751円
・25か月目以降:5,049円

フリープラン
・初月:0円
・1~24カ月:4,356円
・25か月目以降:5,170円
データ容量速度制限なしで使い放題
契約期間2年/なし
端末代金27,720円
違約金3,751円
※2年プランを24カ月未満に解約した場合
キャンペーン・キャッシュバック
・プラスエリアモードが無料
支払い方法クレジットカード

Vision WiMAXは2021年3月にサービスを開始した比較的新しいWiMAXプロバイダです。東証プライム上場の株式会社ビジョンが運営しています。

他社では月額1,100円かかるプラスエリアモード(auのプラチナバンドを利用可)の利用が無料なので、電波が届きにくい地域でも高品質なau回線の電波を使って通信できます。

また独自の魅力として、365日対応のカスタマーサポートや、解約時の端末下取りサービスなど、ユーザーフレンドリーなサービスも特徴的です。

ギガ放題プラスS フリープランなら、いつ解約しても違約金が発生しないため、自分に合ったペースで契約できます。

初月無料なので、初期費用を節約したい人にもおすすめ。金額の相場は5,000円ほどですがキャッシュバックが用意されているのも魅力です。

なお、支払い方法はクレジットカードしか用意されていません。口座振替や請求書払いには対応していないため、注意しましょう。

その他、他社にはないデメリットとして指定オプションに加入しないと高額な初期費用がかかります。端末代金支払いの分割回数が最大2回なのも欠点です。

特徴

  • 土日祝日もサポートしてくれる
  • 解約時に不要となった端末を下取りしてくれる
  • 最短当日発送してくれる
  • プラスエリアモードを無料で利用できる

注意点

  • 端末代金無料の特典がない
  • 指定オプションに加入しないと20,680円の初期費用が発生する
  • 違約金がかかる可能性がある
  • 端末代金の支払い回数が最大2回まで

おすすめな人

  • 手厚いカスタマーサポートを求める方
  • 端末下取りサービスを利用したい方

WiMAXプロバイダを選ぶための重要ポイント

WiMAXプロバイダを選ぶための重要ポイント

WiMAXのプロバイダ選びで失敗したくない人は、以下のポイントに着目しましょう。

  • 実質月額料金
  • 契約期間・違約金
  • キャンペーン
  • サポート体制

実質月額料金の安さ

WiMAXプロバイダを選ぶ際は「実質月額料金」が最も重要です。実質月額料金とは、月額基本料金だけでなくキャンペーン(キャッシュバックや割引など)や契約事務手数料、端末代金などを考慮した料金のことです。

実質月額料金

WiMAXはどのプロバイダでも同じ通信品質なので、当然ながら料金が安いほどお得です。

実質月額料金の比較

スクロールできます
プロバイダ名キャッシュバック端末代金契約事務手数料他の初期費用初月料金月額料金合計額備考
3年契約2年契約1年契約2~13ヶ月目14~24ヶ月目25~36ヶ月目3年利用2年利用1年利用
GMOとくとくBB34600円0円0円13860円3300円0円1375円4807円4807円4807円138320円80636円76219円キャッシュバック額は変動あり、最高額を受け取れた場合で計算
カシモWiMAX0円0円9240円18480円3300円0円1408円4807円4807円4807円172953円124509円80872円
BIGLOBE WiMAX11500円27720円27720円27720円3300円0円0円3278円3278円4928円154050円94914円70356円
UQ WiMAX0円5940円5940円5940円3300円0円4268円4268円4950円4950円178574円119174円64724円
5G CONNECT24000円0円0円13860円3300円0円4800円4800円4800円4800円152100円94500円79560円月額料金5か月分無料の特典をキャッシュバックとして計算
Broad WiMAX0円31680円31680円31680円3300円20743円0円4708円4708円4708円220503円164007円112219円
Vision WiMAX5000円27720円27720円27720円3300円20680円0円3751円3751円5049円193561円132973円96712円
合計額=端末代金+初月料金+契約事務手数料+他の初期費用+初月料金+月額料金-キャッシュバック

上記以外にも、hi-ho WiMAX・ZEUS WiMAX・DTI WiMAX・ワイヤレスゲート・BIC WiMAX・YAMADA Air Mobileなどがありますが、いずれもお得度が低いため除外

契約期間やキャンペーンの時期によって変動はありますが常に安く利用できるのは、以下の3社です。

実質月額料金がいつでも安い

WiMAXを利用する際の料金相場は平均4,500円前後ですが、この3社なら月額3千円台での利用が可能です。長期利用になれば約8万円の差が出ることも。

注意点として、5G CONNECTはau・UQモバイルのセット割が無いため、KDDIユーザーはかえって高くなる可能性があります。

契約期間・違約金の有無

WiMAXの契約期間はなし、または2~3年(一部、自動更新あり)に設定されていることが多いです。契約期間によって金額が変動するケースもあります。

契約縛りがないプロバイダを選べば、違約金を気にせず解約できます。違約金は、2022年以降から多くのプロバイダで違約金が廃止または緩和されています。

契約縛り・違約金なし

キャンペーンのお得さ

WiMAXプロバイダは各社で異なるキャンペーンを展開しています。主な内容として、以下のような特典があります。

  • キャッシュバック
  • 端末代金の割引
  • 月額料金の割引

適用条件もそれぞれ異なるため、契約前の確認は必須です。以下、手厚いキャンペーンを受けられるWiMAXプロバイダをご紹介します。

キャッシュバック端末代金の割引月額料金の割引
GMOとくとくBB WiMAXありあり
※全額
BIGLOBE WiMAXあり
※翌月振込
あり
※24カ月目まで
UQ WiMAXあり
※一部
あり
※13か月目まで

キャンペーン内容は頻繫に変更されるため、最新情報は各社の公式サイトでもご確認下さい。

サポート体制の手厚さ

インターネットに詳しくない人や初めてWiMAXを使う人は、サポートの手厚さで選ぶと安心です。

プロバイダによってはチャットやメールのお問い合わせしか対応していない場合もあります。安心感を重視するなら、できる限り問い合わせ方法が豊富なプロバイダを選びましょう。

サポートに定評のあるWiMAXプロバイダ

なお、UQ WiMAXに限り全国の実店舗(UQスポット)でサポートを受けられます。対面でサポートを受けたいなら、UQ WiMAXを利用しましょう。

WiMAXの基礎知識

WiMAXの基礎知識

そもそもWiMAXとは、どのようなサービスなのでしょうか。ここではWiMAXの基礎的な情報を解説します。

WiMAXとは

WiMAXとは通信規格の一種「Worldwide Interoperability for Microwave Access」を略した言葉で、KDDIグループであるUQコミュニケーションズが運営する無線通信サービスです。

WiMAXの特徴

  • WiMAX 2+回線およびau 4G LTE/5G回線に対応
  • 他のポケット型Wi-Fiより通信速度が速い
  • 月間のデータ容量は無制限
  • 回線工事不要ですぐに使える
  • モバイルルーターなら外出先での利用もOK
  • au/UQモバイルとのセット割がある(一部プロバイダを除く)

回線のスペック

項目WiMAX 2+WiMAX +5G
通信方式WiMAX 2+
(TD-LTE互換)
5G NR方式 / TD-LTE方式
周波数帯2.5GHz帯700MHz~4.5GHz帯、28GHz帯
下り最大速度1.2Gbps4.2Gbps
上り最大速度75Mbps183Mbps
Ping値約30~60ms約20~40ms
エリア全国(人口カバー率99%以上)全国(人口カバー率99%以上)
※5Gは一部地域

WiMAXの回線はWiMAX 2+とauの4G/5Gを利用しており、全国各地をカバーしています。他のポケット型Wi-Fiより通信速度も速いので、通信品質の高いモバイルWi-Fiを利用したい人に向いています。

あくまでも理論上の最大値ですが下り通信の最大速度は4.2Gbpsです。

モバイル回線を利用するサービスなので、開通工事は不要です。ルーターの電源を入れるだけですぐにネット接続できます。

WiMAXとポケット型WiFiは違う?

ポケット型WiFiとは、モバイル回線を利用するインターネットサービス全般の俗称です。WiMAXも、ポケット型WiFiサービスの1つです。

モバイルルーターとホームルーターの違い

WiMAXを利用するために必要な専用端末(ルーター)は、持ち運び可能なモバイルルーターと屋内利用に限られるホームルーターの2種類に分けられます。

月額料金や対応エリアなどはどちらを選んでも同じですが、通信の安定性や外出先で使えるかどうか、同時に接続できるデバイス数などが異なります。

比較項目モバイルルーターホームルーター
対応エリアWiMAX2+
au 4G LTE/5G
WiMAX2+
au 4G LTE/5G
電源不要
(持ち運び型)
必要
(据え置き型)
外出先での利用可能
(バッテリー稼働)
不可
(コンセントがあれば可能)
内蔵アンテナ1本2~3本
同時接続可能台数5~16台15~64台
有線接続原則不可
(一部機種はクレードル利用で可能)
可能
メリット・外出先でも使える
・端末側で通信量を確認できる
・モバイルルーターより通信が安定する
・バッテリー切れの心配なし
・接続可能台数が多い
・有線接続も可能
デメリット・通信の安定性はホームルーターに劣る
・バッテリーを充電する必要がある
・外出先では使いにくい
・通信量を確認する際はスマホかパソコンが必要

モバイルルーターは内蔵バッテリーで駆動するため、自宅だけでなく外出先に持ちだして利用できます。一方、同時接続台数は10台程度と少なめです。

対してホームルーターは最大40台以上のデバイスを接続可能ですが、「ホーム」と名前が付いている通り、自宅で使用することを想定しています。コンセントに挿す必要があるため基本的には屋内でしか使えません。

その代わりに内蔵アンテナが多く送信出力が高いため、通信の安定性でモバイルルーターより優れています。有線でも接続可能で固定回線代わりに使えます。

外出先でも使うならモバイルルーター、自宅で固定回線として利用するならホームルーターを選びましょう。

ホームルーターは契約した住所以外でも使える

ソフトバンクエアーやドコモのhome 5Gなどのホームルーターは、契約者の住所以外では使用できません。

しかし、WiMAXホームルーターならコンセントのある場所ならどこで使用してもOKです。

他社との違い

ホームルーター利用回線セット割契約住所以外での利用
WiMAXWiMAX 2+、auau UQモバイル
ソフトバンクエアーソフトバンクソフトバンク ワイモバイル×
ドコモ home 5Gドコモドコモ×
Rakuten Turbo楽天モバイルなし×

ホームルーターは実家に帰省するときや、長期の旅行にいくときにキャリケースやリュックサックに入れて持ち運びできます。

重量は約600gと意外に軽く、ペットボトル飲料を持ち歩くくらいの負担しかありません。

どんな機種を選べるのか

Speed Wi-FiまたはGalaxyシリーズが人気です。選べる機種はWiMAXプロバイダによって若干異なりますが、基本的にはどの窓口でも変わりません。

端末代金はモバイルルーター・ホームルーターともに変わらず約28,000円(プロバイダ特典により無料のケースあり)です。

以下、発売日がやや古いのですが、今でも根強い人気を誇る機種をご紹介します。

モバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」

Speed Wi-Fi 5G X12
発売年月2023年6月
サイズ約W136×H68×D14.8mm
重量約174g
最大通信速度下り:3.9Gbps
上り:183Mbps
通信規格5G、4G LTE
WiMAX 2+
Wi-Fi規格2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax
5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax
Bluetooth規格5.1
連続通信時間約540分
(初期設定時)
バッテリー容量4,000mAh
最大接続可能数16台

auの5G通信に対応したモバイルルーターで、下りの最大通信速度は3.9Gbps。5G対応エリア内なら、外出先でも光回線並みの速度が出ることもあります。

サイズ感は手の平に収まるくらい。重量は200gを切っており苦になる重さではありません。

4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、連続通信時間も約540分と長持ちです。専用クレードル(オプション品)と組み合わせると有線LAN接続も可能なので、自宅で固定回線代わりに使えます。

ホームルーター「Speed WiFi HOME 5G L13」

WiMAXホームルーター
発売年月2023年6月
下り最大通信速度4.2Gbps
上り最大通信速度183Mbps
対応WiFi規格IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)
最大同時接続台数32台
重量約635g

Speed WiFi HOME 5G L13は、下り最大4.2Gbpsの5G SA方式に対応したホームルーターです。前モデルと比較して通信速度が大幅に向上。2.5GBASE-Tに対応しているため、無線はもちろん有線接続でも高速通信を利用できます。

Wi-Fi6(IEEE802.11ax)に対応しており、最大32台のWi-Fi機器を接続可能です。重量は約635gとL12より少し重くなりましたが、ホームルーターは設置して使うため特に問題はないでしょう。

WiMAXのメリット

WiMAXならではのメリットを把握しておけば、自分が本当に利用すべきかどうかの判断にも役立ちます。

  1. 利用場所が限られない
  2. 速度制限なしで使い放題
  3. 工事不要ですぐに使える

利用場所が限られない

ホームルーターではなくモバイルルーターなら、携帯して利用できるため利用場所は限られません。

どこでも利用できるため、出張の多い人や旅行に行く人、トラックのドライバーなどに人気です。また、外出先で仕事をする機会が多い人にも重宝されています。もちろん自宅でも利用可能で、利便性が高いです。

速度制限なしで使い放題

WiMAXは月間データ容量に制限がないため、好きなだけインターネットを利用できます。

過去には「3日で15GBまで」といった制限を設けられていました。そのため、ギガ使い放題プランでも、「実質使い放題」と表現せざるを得ず、本物のデータ無制限ではありませんでした。

現行のWiMAX+5Gでは無制限にデータ通信が使えます。速度制限に悩むことはありません。

動画やオンラインゲームを楽しむ人はもちろん、仕事関係で容量が大きいデータをやり取りする人にも最適です。毎日、データ残量を気にせず好きなだけ通信が可能となっています。

極端な大量データ通信は制限される可能性あり

WiMAX公式では「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります」と明記されています。そのため、完全な無制限ではありません。

しかし、常識的な範囲内であれば速度制限を気にせず使えるでしょう。災害時など緊急事態が起きた場合を除いては、完全データ使い放題です。

工事不要ですぐに使える

WiMAXを契約すると、最短で契約したその日から利用できます。即日利用できるのは家電量販店やUQスポットなど店舗で契約した場合のみですが、郵送でも1~2日待てば発送されます。

急ぎでネットを使いたい人におすすめのサービスです。工事をしたくない・できない人に最適のインターネットといえるでしょう。

光回線だと工事を待たなければなりません。繁忙期には、2カ月以上待つこともあります。また、工事NGの物件では、そもそも光回線を契約できません。

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WiMAXのデメリット

デメリットを理解したうえで契約の判断をすれば、トラブルにつながるリスクも軽減できます。

  1. 通信が不安定になるときがある
  2. 海外では利用できない

通信が不安定になるときがある

無線通信になる以上仕方のないことではありますが、速度が安定しないときがあります。状況によっては接続が途切れてしまうことも。

不便さを感じたくない安定性を重視する人にはあまり向きません。

ただし、近年はauの4G/5G通信を併用できるようになっため、地下やビルの中で通信が不安定になることは減っています。

なお、有線接続ができるホームルーターなら、持ち運びは難しくなりますが安定性は高まります。

海外では利用できない

WiMAXは国内専用のサービスです。海外旅行や海外出張の際は使用できません。

クラウドSIMのポケット型WiFiは海外で利用できるため、WiMAXも同様に使用可と勘違いする人は少なくありません。

海外利用を想定している際はWiMAXを契約しないようにしましょう。

WiMAXがおすすめな人

次のいずれかに当てはまる人は、WiMAXがおすすめです。

  • 手軽に快適な通信環境を手に入れたい人
  • 光回線の工事ができない、待てない人
  • 引っ越しが多い人
  • 外出先で頻繁にインターネットを利用する人
  • auかUQモバイルのスマホを利用中の人

手軽に快適な通信環境を手に入れたい人

WiMAXは手軽に快適な通信環境を手に入れたい人におすすめ。端末が届いたら、ルーターの電源を入れるだけですぐに使えます。

プロバイダによっては最短即日で発送してくれるため、早ければ申し込んだ翌日に通信環境を整えることも可能。

その他の通信サービスでも手軽に通信環境を構築できるケースがありますが、モバイル向けデータ通信の通信速度はWiMAXには敵いません。

WiMAXは他のポケット型WiFiに比べると通信速度が高速です。

手間をかけず、できるだけ通信品質の良好な高速インターネット回線をお探しの人にピッタリです。

光回線の工事ができない、待てない人

何らかの理由で光回線の工事ができない人、あるいは開通するまで待てない人にもWiMAXはピッタリです。

光回線を利用する際は、光ファイバーを自宅に引き込むため開通工事を行う必要があります。

建物の構造に問題がある、賃貸住宅で大家さんから許可が取れないなどの理由で開通工事ができない物件にお住まいなら、光回線を利用できません。

また、光回線は申し込みから開通工事が終わるまで早くても数週間~1ヶ月はかかります。

WiMAXなら開通工事が不要です。テレワーク移行で今すぐ回線が必要な状況など時間が無いこともあるでしょう。

どんな物件でも導入できますし、最短で翌日には利用開始できます。

引っ越しが多い人

WiMAXなら物件を退去する際の撤去工事は不要です。引っ越しが多い人でも無駄な費用がかかりません。

一人暮らしの学生さんや、単身赴任するサラリーマンでも安心して利用できます。

具体的な引っ越し日は決まっていないものの、今後1年以内に退去を予定している人なども、固定回線を引くよりWiMAXを利用した方がいいですよ。

外出先で頻繁にインターネットを利用する人

WiMAXは外出先で頻繁にインターネットを使う人に向いています。モバイルルーターを選べば利用場所を問いません。

外に持ち出せば、自宅以外の場所でもネット接続可能。5G対応エリアなら通信速度も速く、仕事も遊びも快適にこなせます。データ消費量を気にする必要もありません。

なお、ホームルーターはコンセントがある場所でしか使えませんが、提供エリア内なら自宅以外でも使用OKです。

auかUQモバイルのスマホを利用中の人

auやUQモバイルのユーザーは、WiMAXを契約するとセット割が適用されて毎月のスマホ代が割引されます。

WiMAXのスマホセット割とは
割引名割引額(月額)
auauスマートバリュー最大1,100円
UQモバイル自宅セット割

どちらもWiMAX1回線につき、最大10回線までスマホセット割を適用できます。例えば家族4人なら、毎月最大で4,400円の割引です。

au/UQモバイルユーザーがモバイルインターネット回線を利用するなら、セット割があるWiMAXを選びましょう。

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WiMAXをおすすめしない人

WiMAXにはメリットもあればデメリットや注意点もあるため、すべての人におすすめできるわけではありません。

  1. 本格的にオンラインゲームを楽しみたい人
  2. データ通信をあまり使わない人
  3. 短期間だけポケット型WiFiを使いたい人

本格的にオンラインゲームを楽しみたい人

オンラインゲームを本格的に遊びたい人には、WiMAXをおすすめできません。

WiMAXはモバイル回線を利用するインターネットサービスです。無線時の通信速度は光回線並みに速いものの、応答速度(Ping値)安定感では光ファイバーには及びません。

WiMAXでオンラインゲームをプレイするとラグが発生しやすくなります。FPSや格闘ゲーム、レースゲームなどでは致命的です。

オンラインゲームを本格的に遊ぶなら、固定回線を検討してください。

データ通信をあまり使わない人

データ通信をあまり使わない人がWiMAXを使うと割高になる可能性があります。

WiMAX +5Gの料金プランはデータ通信が使い放題です。その代わり、他の月〇〇GBまでと上限があるポケット型WiFiと比べると月額料金がやや高めです。

例えば月20GBなど大容量のデータ通信を必要としない人は、コスパが合わず勿体ないです。

短期間だけポケット型WiFiを使いたい人

WiMAXは2~3年の継続利用がメインとなっています。契約期間や違約金は無しのプロバイダが増えましたが、短期解約すると端末代の残債を支払わないといけません。

そのため、短期利用だと総額の費用が高額になる可能性があります。

短期間だけポケット型WiFiを利用したいなら、契約期間の縛りがない、または端末をレンタルできるサービスがおすすめです。端末をレンタルできる5G CONNECTやFreeMaxを検討してください。

レンタルの場合、月額に数百円のレンタル料金が上乗せになりますが、自由に解約できるうえ常に最新端末を使用できます。

あるいは、初期費用&違約金が0円で、端末代金もキャンペーンで実質1円の楽天モバイルのポケット型WiFiを利用した方がいいでしょう。

WiMAXのエリア

WiMAXは田舎で繋がるの?

ここではWiMAXのエリアについて解説。お住いの地域(自宅)がエリア内かどうか調べ方についても説明していきます。

人口カバー率は99%

現行のWiMAX +5GはWiMAX2+回線とau回線(au 4G LTE/5G)に対応しており、全国各地をカバーしています。

全国カバー率は99%にも及び、よほど山間部でなければ田舎でも利用できます。

以前のWiMAXは繋がりにくいとの悪評が目立ちましたが、最新のWiMAX+5Gでは、通信エリアが大幅に改善されました。

電波強度
電波強度が高い

地下鉄など、これまでWiMAXが繋がりにくかった場所でも、電波が入ります。auスマホと同じエリアが繋がると考えてOKです。圏外になることは、ほぼありません。

5Gの対応状況について

現在のWiMAXは、5G通信に対応しています。エリアは、東京、名古屋、大阪など都市部を中心に展開されています。

5Gの利点は超高速・大容量・低遅延を実現できること。逆にデメリットとして高い周波数帯を使用するため、電波の直進性が高く障害物に弱い特徴があり、屋内や地下では電波が届きにくくなります。

ですがWiMAXなら、5Gエリア外でもサービスエリアが広い従来の4G回線(WiMAX 2+、au 4G LTE)が併用されるため、通信が安定しています。

今後の5Gエリアについては、UQコミュニケーションズが整備を進めていき順次拡大される予定です。

スマホの大手キャリアも、全国カバー率90%以上を目指して5G基地局を増設中。au回線を利用するWiMAXは、auの5Gエリア拡大に伴い恩恵を受けられるでしょう。

注意点として、WiMAX 2+の一部エリアでは、5G化に伴って4G回線の仕様変更が入り最大通信速度が440Mbpsから220Mbpsに変更されます。

出典:BIC WiMAX「5Gサービス開始に伴うWiMAX 2+の最大速度の変更について

5G SA(スタンドアロン)での通信に対応

5G SA(スタンドアロン)は、5G専用のコアネットワークと基地局で構成されており、

  •  Sub-6(6GHz以下)やミリ波(28GHz)をなど広帯域周波数帯を活用した超高速・大容量通信
  • 4Gの設備を使用しないため超低遅延や多数の同時接続が可能

といった特徴があります。

WiMAXでも、5G SA対応端末(Speed Wi-Fi 5GシリーズならX12以降)なら提供エリアが限られるものの、5G SA通信が可能です。

出典:ドコモ「テクニカルジャーナル」 / au「5G SAとは

エリア検索の方法

WiMAXを使用できるエリアは、UQ WiMAX公式の「対応サービスエリア」のページにて確認できます。

ページ内では全国のエリアマップが用意されており、地図上で4G/5G回線のエリアを色分け確認できます。気になる方は都道府県からお住まいの地域を調べてみましょう。

WiMAXのエリア検索
WiMAXのエリア検索

地図の見方としては、

  • 赤色:5G(Sub6)
  • オレンジ色:5G(NR化)
  • 黄色:4G

の判定となります。自分の地域が最低でも4Gエリア内に入っているかどうかを確認してください。

地図を拡大して色が付いていないエリアはWiMAX回線が入りません。

エリアマップは、拡大・縮小や移動が自由にできるため、職場や学校など利用予定の場所も詳しくチェックできます。

ピンポイントエリア判定は停止中

以前、指定した場所を〇✕などでピンポイント判定してくれるツールがUQ WiMAXの公式サイトで用意されていましたが、現在はなくなっています。

プラスエリアモードでauプラチナバンドが使える

プラスエリアモードとは、auのプラチナバンド(Band 18/26)を利用できるモードのことです。障害物に強く、建物内や山間部など電波が届きにくい場所でも安定した通信を行えます。

当サイトで計測したところ、安定感だけでなく通信速度も約20%アップしました。

プラスエリアモード

追加のオプション料金として月1,100円が発生しますが、月30GBまでプラチナバンドでの通信が可能。オプションは月単位で加入できるため、プラスエリアモードを使用したい月だけ利用するのもありでしょう。

なお、WiMAX2+のプラスエリアモード(旧名:ハイスピードプラスエリアモード)は、上限の7GBを使い切ると128kbpsに速度制限にかかっていましたが、WiMAX+5Gでは、その制限ルールは撤廃されています。

ちなみに、WiMAX+5Gでは通常時でもauの4G/5G回線を使用できるため、無理に利用しなくても十分快適です。

万が一繋がらなければ無料でキャンセルできる

万が一、WiMAXを契約したけど繋がらなかった場合は、通信サービスのクーリングオフとも言える初期契約解除の制度を適用可。

契約から8日以内であれば無料でキャンセルOKです。本来なら解約するとコストがかかりますが、違約金はかかりません。

ただし、事務手数料3,300円はかかります。また、初期契約解除の申し込みは原則郵送で行うため送料がかかる可能性もあることを覚えておきましょう。

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WiMAXの体験レビュー

ここでは、編集部が実際にWiMAXを使用して、通信速度を中心にレビューを行ってみました。

WiMAXの速度とは

あくまで理論値となりますが、WiMAXの通信速度は

  • ホームルーターが最大4.2Gbps
  • モバイルルーターが最大3.9Gbps

とされています。現在は、従来のWiMAX 2+と比べて約3倍の速度に。ただし、この数値は実際の通信環境によって大きく変動します。

口コミを調査すると、ホームルーターは約180~210Mbps、モバイルルーターは約80~120Mbpsくらいの速度になるようです。

様々な条件下で実効速度を計測

ここから、実際にWiMAXを契約して速度を計測していきます。

計測に使うのは、WiMAX専用のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiという5G対応端末です。

地下街の計測結果

都心にお住まいの方は、地下街を通る機会が多いことでしょう。実際に地下を歩きながら計測してみました。

地下で計測

平均速度:約60Mbps

au回線を併用しているおかげなのか、一度も途切れることなく500mほどの地下街を抜けることができました。

レストランやカフェなど地下の店内でも、問題なく使用可能です。

マンション内の計測結果

続いて、マンションでWiMAXの速度を計測してみます。部屋は高層マンションの17階です。

WiMAX+5Gを計測

平均速度:約70Mbps

ベランダだけでなく部屋内でも速度は変わりませんでした。YoutubeやNetflixなどの高画質動画も途切れることなく楽しめます。

日によっては100Mbpsを超えました。

バス内での計測結果

続いて、バスで移動中に速度を測ってみます。

バスでWiMAXを計測

平均速度:約60Mbps

結果は地下街で計測した時と同じ60Mbpsほどで、途中で電波が途切れることはなく安定。

20分以上乗車しましたが、特に速度の変化は起こりませんでした。

混雑した状況での計測結果

次は、休日の混雑したカフェ内で測定してみます。都心の人気店なので、人が非常に多く隣との距離も近い状況です。

カフェで速度測定

平均速度:約20Mbps

やはり電波の混信が起きたのか、計測結果はやや遅めの20Mbpsほどに。それでも、日常的な用途に困るほどではありません。

仕事でZOOMミーティングを行いましたが、一度も途切れることなく会話できました。

プラスエリアモードの計測結果

auのプラチナバンドを使用できるプラスエリアモードをONにして、マンション内から測定してみました。

プラスエリアモードで計測

平均速度:約85Mbps

同じ場所で測定(プラスエリアモードなし)したとき約70Mbpsだったので、15Mbpsほど速くなりました。

正直、体感だと大きな違いは分かりませんが、やはりプラチナバンドを使うことにより電波の強度が上がっているようです。

アップロード速度の計測結果

今度はダウンロードだけでなくアップロード速度を計測してみます。

アップロードの速度

平均速度:約40Mbps

結果は約40Mbpsで十分な速さ。InstagramやTikTokにコンテンツを投稿できます。

ホームルーターの計測結果

ここまでモバイルルーターの測定を行ってきましたが、WiMAXホームルーターも契約したので実力を確かめてみることに。

WiMAXホームルーターの速度測定

平均速度:約90Mbps

平均速度は約90Mbpsで安定。結果が悪いときでも80Mbpsは切りませんでした。光回線のWi-Fi接続と比べても、あまり差はありません。

【結論】WiMAXは快適である

様々な条件で速度測定を行ってきたまとめとして「WiMAXは快適である」との結論に至りました。

理由は、測定結果の数値だけでなく体感でも遅延なしでLINE・SNS・オンライン会議・動画視聴を行えたからです。

WiMAXの使い方

体験レビューの最後に、WiMAXの使い方をまとめておきます。

モバイルルーターの使い方

WiMAX端末

モバイルルーターの使い方は、

  1. 電源をONにする
  2. 通信機器にSSIDとパスワードを入力する(初回のみ)

以上で完了します。一度設定した機器は自動接続となるため、2回目からは設定不要で電源を入れるだけとなります。

電源はタイプCのUSBケーブルを使うため、ほとんどの方はスマホ用の充電機器をそのまま使用可能です。

ホームルーターの使い方

ホームルーターの使い方

ホームルーターの使い方は、

  1. 電源ケーブルをコンセントに挿す
  2. 通信機器にSSIDとパスワードを入力する(初回のみ)

以上で完了します。通信可能な状態になると、端末正面の緑のランプが点灯します。点灯を確認後、通信機器側でSSIDとパスワードを入力すればネットに繋がります。

WiMAXの契約方法

WiMAXの申し込みから利用開始までの流れは以下の通りです。

  1. 契約先を選ぶ
  2. 契約内容を決めて申し込む
  3. 端末を受け取り利用開始

どのWiMXプロバイダを選んでも、ほぼ同じ手順となります。

手順1:契約先を選ぶ

WiMAXの主な契約先は、以下の通りです。

  • UQ WiMAX(公式)
  • auショップ
  • 家電量販店
  • プロバイダ ※おすすめ

UQ WiMAX・auショップ・家電量販店は店舗で契約できるため安心感がありますが、料金はやや高め。

オンライン限定の申し込みになりますが、割引やキャッシュバックが充実するプロバイダ契約が最もお得です。手続きは5~10分程度で完了します。

手順2:契約内容を決めて申し込む

契約先が決まったら、料金プランと端末(モバイルルーターまたはホームルーター)を選択。

詳しい申し込みの流れは以下の通りです。

オンライン申し込みの流れ

  1. WiMAXプロバイダの公式サイトにアクセス
  2. プラン・端末を選択し、申し込みフォームに必要事項を入力
  3. 支払い情報を登録し、重要事項説明書を確認
  4. 申し込み完了後、確認メールが届く

店舗申し込みの流れ

  1. 最寄りの店舗(UQスポット、auショップ、家電量販店など)に来店
  2. 店員と相談しながらプラン・端末を決定
  3. 必要書類を提示して手続きを行う

料金プランはデータ使い放題のワンプラン(ギガ放題などの名前が多い)が基本なので、選択に迷うことはないでしょう。一部のWiMAXプロバイダでは、Netflixパックなどのプランが用意されています。

支払い方法は各窓口により異なりますが、クレジットカード・口座振替が基本です。端末代金は代金引換による一括払いを選べます。

本人確認書類の提出を求められたときは、運転免許証やマイナンバーカードを掲示して下さい。

手順3:端末を受け取り利用開始

端末はオンライン契約なら自宅に配送、店舗契約ならその場で受け取れます。

手元に届いたら初期設定としてUIMカードを挿入して下さい。ホームルーターは電源ケーブルの接続が必要です。

あとは、端末側面や液晶画面に記載されているSSID・パスワードを確認して、スマホやパソコンにWiFi接続すればOKです。

WiMAXに関するよくあるQ&A

最後に、WiMAXに関するよくある質問をまとめました。

端末スペックの着目ポイントは?

WiMAX端末を選ぶ際、基本的に最新機種であれば問題ありませんが、性能にこだわりたい人は以下のスペック項目を確認しましょう。

  • 最大通信速度
  • 同時接続台数
  • バッテリー容量
  • サイズ
  • 重量

最大通信速度は、現行モデルなら1Gbps以上あるのでどの機種を選んでも十分な速度が出ます。

接続する端末の数が多い人は、同時接続台数も要チェック。最低でも10台以上は接続できる機種を選びたいところです。

バッテリー容量は、最新機種では4,000mAh程度が標準で連続通信時間は約9~16時間ほど。5,000mAhを超える機種なら、さらに安心です。

サイズ・重量は軽量でコンパクトな端末が便利。200g以下なら問題ないでしょう。

初期費用はいくらかかる?

契約時に発生する初期費用は、WiMAXプロバイダを選ぶ際の大事なポイント。具体的に必要な費用は、以下の通りです。

  • 契約事務手数料:3,300円(すべてのプロバイダで必要)
  • 端末代金:約28,000円(端末無料特典ありのプロバイダなら負担なし)

端末無料特典のあるGMOとくとくBB WiMAX・BIGLOBE WiMAX・カシモWiMAXなどは、初期費用が3,300円のみとなります。

なお、Broad WiMAXやVision WiMAXなど一部のプロバイダでは、指定オプションに加入しないと別途2万円ほどの初期費用が加算されます。必要な初期費用は契約時に明示されるため、しっかりと確認してから申し込みましょう。

WiMAXがエリア外だったときの代替手段は?

WiMAXがエリア外だったときの代替手段は、いくつかの選択肢があります。以下、手段ごとにメリット・デメリットを仕訳してみました。

手段メリットデメリット
クラウドSIM対応
ポケット型WiFi
広範囲で利用可能通信速度がやや遅い
テザリング手軽に利用可能スマホのデータ容量消費
Wi-Fiレンタルサービス短期間利用に適している長期契約には割高

光回線やホームルーターは持ち運びできないため除外しています。

現実的な選択肢としては、クラウドSIM対応のポケット型WiFiを使うことでしょうか。

大手キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイル)の回線を利用するため、圏外になる心配はほぼありません。

ただしデメリットとして、WiMAXより速度が遅くデータ容量の上限も最大100GBまでとなります。その代わり、WiMAXより安く端末購入が不要なケースが多いです。

不安な方は、30日のお試し期間があるMUGEN WiFiや1,980円から申し込める縛りなしWiFiを利用してみるといいでしょう。

WiMAXが繋がらないときの対処法は?

WiMAXは日本国内であればどこでも利用できますが、ビル群の中・山間部・新幹線など高速で移動する車両内では電波が拾えず繋がりにくくなるときがあります。

その場合の対処法として、以下を試してみて下さい。

対処法備考
ルーターを再起動一時的な不具合を解消できる可能性あり
SIMカードの抜き差し正しく挿入されているか確認
通信障害の確認公式の障害情報ページにアクセス
エリア外かどうか確認エリアマップで現在地をチェック
周波数帯の切り替え2.4GHz・5GHz切り替えを行う
SSIDとパスワードの確認入力内容が正しいかチェック
ルーターの設置場所変更窓際や高い場所に移動させる
速度制限・料金未払いの確認契約状況やデータ容量をチェック
サポートセンターへ連絡契約先のプロバイダに問い合わせる

何を試していいか分からないときは、ルーターの再起動や設置場所の見直しから始めましょう。周辺に電子レンジなど電波干渉の原因となる機器がある場合は、距離を離してください。

まとめ

WiMAXはどのプロバイダでもエリアや速度は同じです。基本的には、実質月額料金が安いプロバイダを選びましょう。あわせてサポート体制や契約縛りの有無なども確認すれば、自分に合ったプロバイダが見つかるでしょう。

中でもおすすめなのはGMOとくとくBB WiMAXとなっています。料金やキャンペーンなどのバランスがよく、初心者~上級者まで誰でも契約しやすいです。

料金が安いのはもちろんですが、大手運営なのでサポート体制に安心感があります。

WiMAXは以前よりも対応エリアが拡大しており、現在は地方・田舎でも利用できます。本記事を参考に、あなたにピッタリのWiMAXプロバイダを選んでみてくださいね。

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