自宅でインターネットを利用する手段は複数ありますが、その中でも通信品質に優れるのが光回線です。
しかし、光回線はとにかく種類がいっぱいあります。たくさんありすぎて、比較しきれませんよね。
ですが、選び方は意外にもシンプルです。基本的には提供エリアと、スマホとのセット割を重視して選べば失敗しません。
セット割を利用できない場合は、そもそもの月額料金が安い光回線を選びましょう。

この他にも地域限定サービスやゲーミング回線など、別の選び方もあります。
国内最大手の光回線であるフレッツ光は、個人向けではあまりメリットがありません。フレッツ光と同じ品質・提供エリアでお得に使える光コラボならおすすめできます。
マンションやアパートで光回線を利用する際は、まずはエリア検索で該当する物件が表示されるかチェックしてください。
それ以外の方法としては光コンセントの有無を確認したり、不動産会社に確認したりするのも有効です。設備が導入済みなら申し込めます。
本記事では実質月額料金が安く、そのうえでサービスも速度も満足できるおすすめ光回線を厳選してご紹介します。
ご自宅の環境やニーズに合わせて、ぜひ最適な1社を選んでみてくださいね。
光回線のおすすめランキング(戸建て/マンション共通)
さっそく、2025年6月時点での光回線の総合おすすめランキングをご紹介していきます。
サービス名 | 回線種別 | 通信速度 | 月額料金(戸建て) | 月額料金 (マンション) | 契約期間 | 高額キャッシュバック | セット割 | 提供エリア |
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NURO光 | 独自回線 | 非常に快適 | 5,200円 | 3,850円 | 2年 | あり | ソフトバンク/ワイモバイル | 北海道・関東・関西・東海など |
GMOとくとくBB光 | 光コラボ(NTT) | 快適 | 4,818円 | 3,773円 | なし | あり | なし | 全国 |
auひかり | 独自回線 | 非常に快適 | 5,610円 | 4,455円 | 3年 | あり | au/UQモバイル | 全国(東海・関西除く) |
ドコモ光 | 光コラボ(NTT) | 快適 | 5,720円 | 4,400円 | 2年/なし | あり | ドコモ | 全国 |
ソフトバンク光 | 光コラボ(NTT) | 快適 | 5,170円 | 4,180円 | 2年/5年 | あり | ソフトバンク/ワイモバイル | 全国 |
楽天ひかり | 光コラボ(NTT) | 普通 | 5,280円 | 4,180円 | 3年 | なし | なし | 全国 |
ビッグローブ光 | 光コラボ(NTT) | 快適 | 5,478円 | 4,378円 | 3年/2年 | あり | au/UQモバイル | 全国 |
マンション・戸建てでおすすめ度は変わりません。回線選びに迷ったときは、この中から選んでみてください。
ランキングの根拠となった評価項目
①通信速度・安定性
実際の通信速度(ダウンロード・アップロード)や回線の安定性は、インターネット利用の満足度に直結します。
公式スペックではなく、実測値や口コミも参考にして実態に即した評価を行いました。
②月額料金・コストパフォーマンス
基本料金だけでなく、長期的な総支払額やコストパフォーマンスも比較ポイントとして考慮。割引やキャンペーンを含めて、実際にかかる費用を評価しています。
③キャンペーン特典・割引
キャッシュバックや工事費無料など、初期費用や月額料金を実質的に下げる特典を評価しています。
④契約期間の縛り・解約条件
契約期間の長さや違約金の有無、解約時の条件も比較のポイントに加えています。
⑤サポート対応・信頼性
トラブル時のサポート体制や運営会社の信頼性も、長期利用を考えるうえで重要なので比較項目に加えました。
⑥利用者数・口コミ評価
当編集部が実施した、口コミ・アンケート調査の結果も信頼性の指標になるため、評価に加えています。
①NURO光

月額料金 | ・戸建て(2ギガ):5,200円 ・戸建て(10ギガ):5,700円 ・マンション(2ギガ):3,850円 ・マンション(10ギガ):4,400円 |
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事務手数料 | 3,300円 |
工事費 | 44,000円(戸建て・マンション共通) ※分割払い+特典適用で実質無料(戸建て36回、マンション24回) |
契約期間 | ・戸建て:3年契約(2ギガ・10ギガ) ・マンション:契約期間なし(2ギガ・10ギガ) |
スマホセット割 | ・ソフトバンク:最大1,100円割引/月 ・ワイモバイル:最大1,650円割引/月 |
主なキャンペーン内容 | ・工事費実質無料 ・キャッシュバック ・Wi-Fiルーター・セキュリティ無料 |
提供エリア | 北海道、関東、東海、関西、中国、九州 ※一部エリアを除く |
解約金 | ・戸建て(2ギガ・3年契約):3,850円 ・戸建て(10ギガ・3年契約):4,400円 ・マンション:解約金なし ※工事費残債・撤去費用(11,000円)が発生する場合あり |
NURO光は、ソニーグループが提供する高速・高品質な光回線サービスです。最大2Gbpsまたは10Gbpsの超高速通信を実現し、特にオンラインゲームや大容量データ通信に強みがあります。
月額料金は戸建てで5,200円、マンションで3,850円からとコストパフォーマンスも高く、プロバイダ料金やWi-Fiルーターも標準装備。
提供エリアは北海道・関東・東海・関西などに限られますが、エリア内であれば非常におすすめできるサービスです。
\キャッシュバック特設ページ /
NURO光の魅力
- 独自のG-PON技術とダークファイバー活用で混雑耐性が高い
- 工事費無料キャンペーンを常に実施
- 「おうち割 光セット」で最大1,650円/回線割引(家族10回線まで適用可)
- 専用ゲームサーバーとの直結回線を保有し対戦型ゲームに最適
- マンションプランは契約縛りなし
NURO光は、他社と比較して通信速度の速さが際立っています。独自のG-PON規格やダークファイバーを活用した回線構成により、最大2Gbpsから10Gbpsの高速通信が可能です。
回線混雑が少なく安定した速度を維持できる点が大きな魅力。
実測値も他の光回線より良好な数値を記録しており、通信速度に関しては業界トップクラスと言えます。
また、月額料金も安価で速さだけでなく安さを求める人にも向いています。
Wi-Fiルーターやセキュリティサービスも標準で付属。工事費実質無料やキャッシュバックなど、キャンペーンもお得です。
ソフトバンクのスマホユーザーならセット割も適用でき、通信費全体を抑えられるのも強み。家族のスマホ代も割引の対象です。
以前はソフトバンクのみセット割の対象でしたが、現在はワイモバイルも対象です。
マンションタイプは、以前は利用人数によって月額料金が変動する仕組みでしたが、現在は固定料金となるシンプル化。戸建てタイプと比べて契約縛りがありません。
NURO光の注意点
- 開通までに時間がかかる
- 全国どこでも利用できるわけではない
- ONU(ルーター一体型端末)の機種が選べず、性能にばらつきがある
- 引越しや撤去時に追加費用が発生する可能性がある
NURO光は開通工事に時間がかかりやすい点が大きなデメリットです。
工事が2回必要で、申し込みから実際に使えるようになるまで2~3か月以上かかるケースも珍しくありません。
また、全国どこでも利用できるわけではなく、提供エリアが限られているため、契約前に自宅が対応しているか確認が必要です。
マンションタイプは提供エリア内でも設備が導入されていないと使えません。
さらに、設置されるONU(ルーター一体型端末)は機種を選べず、性能にばらつきがあり、場合によっては期待した速度が出ないこともあります。
その他、引越しや撤去時には追加費用が発生する場合があるため注意が必要です。
NURO光がおすすめな人
- 高速回線を求める人
- オンラインゲームや高画質動画視聴を快適に楽しみたい人
- 大容量のデータを頻繁にアップロード・ダウンロードする人
- 提供エリア内に住んでいる人
NURO光は、とにかく高速で安定したインターネット環境を求めている人におすすめです。フレッツ光回線ではなく独自回線を利用するため安定しています。
特に大容量のデータを頻繁に扱う方や、オンラインゲームや高画質動画をストレスなく楽しみたい方には最適です。
オンラインゲームはもちろんテレワークなどで速度を重視する人でも満足できるでしょう。
また、ソフトバンクユーザーでセット割を活用したい人や、マンション・アパートなど集合住宅に住んでいる方にも向いています。
提供エリア内で、通信速度やコストパフォーマンスを重視する方には非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
一番お得な契約窓口は公式サイトの特設ページ
NURO光の一番お得な契約窓口は公式サイトです。特設ページから申し込むと最大85,000円のキャッシュバックをもらえます。
一部の代理店ではもっとも高額なキャッシュバックを実施していますが、指定オプションへ加入必須など条件が厳しめです。
他の申込窓口と比べて、無条件で高額なキャッシュバックが受け取れるのが魅力。複雑な条件なしで確実に受け取れますよ。
さらに、工事費が実質無料でWi-Fiルーターも無料で付帯するため初期費用がほとんどかかりません。
その他にも無料設定サポートなどキャンペーンが豊富です。
\キャッシュバック特設ページ /

②GMOとくとくBB光

月額料金 | ・戸建て(1ギガ):4,818円 ・マンション(1ギガ):3,773円 ・10ギガ(戸建て・マンション共通):5,940円 |
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事務手数料 | 3,300円(新規申込時) |
工事費 | ・戸建て:26,400円 ・マンション:25,300円 ・無派遣工事:2,200円 ※24~36回分割+同額割引で実質無料 |
契約期間 | 契約期間の縛りなし |
スマホセット割 | なし (mineoは同時申込特典あり) |
主なキャンペーン内容 | ・キャッシュバック ・工事費実質無料 ・Wi-Fiルーター無料レンタル |
提供エリア | 全国 (NTTフレッツ光提供エリアに準拠) |
解約金 | なし |
GMOとくとくBB光は、フレッツ光回線を利用した光コラボサービスで、全国エリアに対応しています。
月額料金が業界最安水準で、契約期間の縛りや解約金がないため、短期利用や引っ越し予定のある方にも安心です。
IPv6対応で混雑時も高速通信が可能、Wi-Fiルーター無料レンタルや高額キャッシュバックなど特典も充実しています。
GMO光アクセスとの違い
GMO光アクセスとGMOとくとくBB光は名称が異なるだけで、サービス内容や月額料金は同じです。
GMO光アクセスが正式名称で、「GMOとくとくBB光」はプロバイダ名を冠した愛称・ブランド名として使われています。
GMO光アクセスの口コミ
何も気にしなくていいので、楽だし安いし。ただ、GMOpoint付かないのが悲しい。
引用:価格.com
安いと思います。他の所と比べても十分安いと感じます。
引用:価格.com
安い!月額税込3,883円が変更なしでルータもWi-Fiルーターも無償でレンタル。回線速度に対してかなりリーズナブルでオススメ
引用:価格.com
20年以上?YahooBBのADSLだったけど、9月でADSL終了なので、とうとう光にしたぁっ。ガラケーとADSLが自慢だったので寂しいけど、めちゃ回線速い。4K動画と同時にネトゲやっても凄く軽い。GMO光アクセスで契約したけど、無料でNECのルーターも使えるしv6プラス接続でかなり快適になった
引用:X
GMOとくとくBB光の魅力
- 戸建て4,818円/マンション3,773円で業界最安水準
- IPv6プラス最適化で混雑時間帯でも速度維持
- 高額キャッシュバックがもらえる
- NTT回線エリアなら工事不要で即日開通できる可能性あり
- 最新Wi-Fiルーターが無料で貸与される
GMOとくとくBB光は、戸建てもマンションも相場より安い価格で使えます。口コミでも安さを評価する声が多くありました。
例えば一般的な光回線の戸建てタイプは月額5,400円~5,800円ですが、GMOとくとくBB光は4,818円で利用できます。
ドコモ光やソフトバンク光と比べると、毎月約900円、1年間で10,000円近い差が出る計算です。長く使えば使うほど、その差は大きくなりますよ。
36ヶ月利用すれば工事費が実質無料になるほか、契約期間の縛りもありません。どのタイミングで解約しても違約金は0円です。
また、全国対応で、v6プラスによる混雑時間帯の速度低下を抑えた快適な通信が可能です。
Wi-Fiルーター無料レンタルや高額キャッシュバックなどキャンペーンも充実しており、コスト重視の方におすすめです。
格安SIMユーザーにも人気があります。月額料金だけでなく、初期費用やルーター代も節約可能です。
GMOとくとくBB光の注意点
- 夜間や混雑時に通信速度が低下することがある
- サポートセンターが繋がりにくく、対応が遅い場合がある
- キャッシュバックの受け取り手続きがやや複雑
- 大手キャリアのスマホセット割がない
GMOとくとくBB光は、夜間や混雑時に通信速度が低下することがある点がデメリットです。
サポートセンターがフリーダイヤルではなく、繋がりにくい・対応が遅いと感じる利用者もいます。
キャッシュバックの受け取り手続きが複雑で、申請期限を過ぎるともらえないことがあるため、注意が必要です。
また、スマホセット割がないため、スマホとのセットでお得にしたい方には向いていません。
大手キャリアやそのサブブランドを利用している場合は、セット割がある光回線のほうが安くなります。
GMOとくとくBB光がおすすめな人
- 月額料金の安さを最優先したい人
- 契約期間の縛りがない光回線を探している人
- 高額キャッシュバックなどの特典を活用したい人
- シンプルな料金体系とプロバイダ一体型サービスを求める人
GMOとくとくBB光は、格安SIMユーザー大手キャリアの格安プラン(ahamo/povo/LINEMO)など、スマホセット割がなくても安い光回線を契約したい方におすすめです。
契約縛りがないので、いつでも違約金を気にせず解約できるのも安心ですね。
また、他社回線からの乗り換えを検討している方や、乗り換え時の違約金や工事費残債をカバーしたい方にも向いています。
月額料金の安さを重視する方や、シンプルなサービスを求める方にも適した回線です。
全国各地で利用できるため独自回線系や地域限定の光回線が使えない人にもピッタリです。
公式WEB契約で高額キャッシュバック含む豪華特典あり
GMOとくとくBB光の申し込みは公式サイトがおすすめです。
お得なキャンペーンを利用できまるだけでなく、申し込みで分からないことがある場合は電話で無料相談も可能です。
③auひかり

月額料金 | ・戸建て(1ギガ・ずっとギガ得プラン):1年目5,610円/2年目5,500円/3年目以降5,390円(3年契約) ・戸建て(1ギガ・ギガ得プラン):5,720円(2年契約) ・戸建て(10ギガ):6,468円(3年契約) ・マンション(VDSL方式):4,180円(2年契約) ・マンション(光配線方式):3,740円(2年契約) |
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事務手数料 | 3,300円 |
工事費 | ・戸建て:41,250円(実質無料・36回分割で月額割引) ・マンション:33,000円(実質無料・24回分割で月額割引) |
契約期間 | ・戸建て:3年または2年契約(プランによる) ・マンション:2年契約 |
スマホセット割 | ・auスマートバリュー(最大1,100円割引) ・UQモバイル自宅セット割(最大1,100円割引) |
主なキャンペーン内容 | ・工事費実質無料 ・キャッシュバック(プロバイダ・代理店経由) ・他社違約金補填 |
提供エリア | ・戸建て:北海道・東北・関東・甲信越・北陸・中国・四国・九州 ・マンション:全国(導入済み物件のみ) |
解約金 | 4,730円 ※工事費残債・撤去費用(11,000円)が発生する場合あり |
auひかりはKDDIが運営する光回線で、対応エリアではフレッツ光/光コラボに劣りますが、混雑の少ない高速通信が特徴です。
最大10Gbpsのプランも用意されており、家族での同時利用や大容量通信にも強いです。
マンション向けは複数のタイプがあり最大通信速度や月額料金がそれぞれ異なります。どのプランになるかは建物によって決まっています。
提供エリアは全国ですが、関西・中部地方では利用できない場合があるため、事前確認が必要です。また、沖縄に在住の方は、auひかり ちゅらが契約窓口となります。
\ 高額キャッシュバック /
auひかりの魅力
- 混雑時速度低下が少ない
- 1Gbps/10Gbpsに加え5Gbpsプランを提供
- 沖縄は専用サービス「auひかり ちゅら」がある
- サイバー攻撃検知システム標準装備(中小企業向け)
- au PAY ゴールドカードとセットでポイント還元
フレッツ光や光コラボは利用者が多く混雑によって速度が低下しやいのですが、auひかりはKDDI独自の回線を使っているため、他社と回線設備を共有せず安定した高速通信が期待できます。
通信品質は業界トップクラスで、複数人や多端末での同時利用でも快適さを維持できる点が評価されています。
最大通信速度はドコモ光やソフトバンク光と同じですが、実測値ではauひかりの方が優秀です。
au(povoは対象外)ユーザーは「auスマートバリュー」、UQモバイルユーザーは「自宅セット割」が適用され、スマホ代が割引されます。
割引は、最大10回線まで適用されます。たとえば家族5人なら、毎月5,500円の割引に。
1ギガ・10ギガに加えて5ギガの中間プランも用意されており、利用スタイルに合わせて最適な速度を選べるのも魅力です。
さらにau PAY ゴールドカードを持っている人は、最大10%ポイント還元されます。
他社違約金や工事費無料などのキャンペーンも豊富です。初期費用を抑えつつ契約できます。
auひかりの注意点
- 提供エリアが限定されており、中部・関西など一部地域では利用できない
- 解約や引越し時に工事費残債や撤去費用が高額になる場合がある
- マンションの設備やプランによって通信速度や選択肢が限られる
- au・UQモバイル以外のユーザーはセット割の恩恵がない
auひかりは、提供エリアが限定されており、特に中部・関西地域では利用できない可能性があります。
対応エリア外に住んでいるau/UQモバイルユーザーは後述するビッグローブ光を検討してください。
また、解約や引越し時に工事費の残債や撤去費用が高額になることがあり、短期間の利用には向きません。
マンション・アパートは、建物の設備やプランによって通信速度や選択肢が限られることがありタイプVやタイプEは通信速度が最大100Mbpsに制限されます。
設備が導入されていないマンションでは利用できないため、申し込める人は限定的です。提供エリア検索から、事前にチェックできます。
auひかりがおすすめな人
- auまたはUQモバイルのスマホユーザー
- 独自回線で混雑の少ない高速通信を使いたい人
- 戸建てやマンションで安定したネット環境を求める人
- 関東や沖縄など提供エリア内に住んでいる人
auひかりは、auやUQモバイルのスマホを利用している方に特におすすめです。セット割の恩恵が大きく、通信費を抑えたい方に最適です。
auユーザーでなくても、auひかり対応の集合住宅に住んでいる方なら大変おすすめ。
また、auひかりは光コラボよりも通信速度に優れています。現在のネットの速度に不満がある方にもピッタリです。
とくにフレッツ光から乗り換えると、速度の違いを体感できるでしょう。
10Gbpsなどの超高速プランを利用したい方にもおすすめできます。
auひかりのプロバイダは「GMOとくとくBB」がベスト
プロバイダは複数から選択可能で「au one net」以外も選べます。
auひかりの一番お得な契約窓口は、プロバイダの1つである「GMOとくとくBB」です。公式プロバイダの中でも特にお得な特典が充実しています。
特典内容
- 最大114,000円のキャッシュバック
- 高性能Wi-Fiルータープレゼント
GMOとくとくBBは実店舗を持たず、WEB上でサービスを販売・提供しているため、店舗運営費などを削減し、その分ユーザーへの特典として還元。目玉は高額なキャッシュバックです。
最大限もらうためにはauひかり電話への加入が必要ですが、未加入でもほぼ満額の受け取りが可能。実質月額料金ではかなりお得に契約できます。
さらに高性能Wi-Fiルーターまでもらえます。他社違約金の負担や工事費実質無料など、auひかり公式のキャンペーンも併用可能です。
\ auひかり公式プロバイダ /

④ドコモ光

月額料金 | ・戸建て(1ギガ):5,720円 ・マンション(1ギガ):4,400円 ・10ギガ:6,380円 |
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事務手数料 | 3,300円 (新規・転用・事業者変更共通) |
工事費 | 無料キャンペーン中 ※転用・事業者変更も無料キャンペーン対象 ※追加工事費が発生する場合あり |
契約期間 | 2年定期契約(自動更新)または契約期間なし(割高) |
スマホセット割 | ドコモの対象プランでスマホ1回線につき最大1,100円/月割引(家族最大20回線まで) ※ahamo・ahamo光は対象外 |
主なキャンペーン内容 | ・工事費無料 ・キャッシュバック ・乗り換え時の解約金補助 ・dポイント還元 |
提供エリア | 全国 (フレッツ光と同等のエリア) |
解約金 | 2年定期契約:戸建て5,500円、マンション4,180円、10ギガ5,500円 ※契約更新月(満了月+翌2ヶ月)は無料 ※契約期間なしプランは解約金なし |
ドコモ光は、NTTドコモが提供する光コラボレーションサービスで、NTTフレッツ光の回線網を利用し全国に対応しています。
月額料金は標準的ですが、ドコモのスマホとセットで最大20回線まで割引が受けられるのが大きな特徴です。
プロバイダを自由に選べるため、通信品質やサービス内容も自分に合ったものを選択できます。
通信速度も年々速くなっており、現在は平均350Mbps以上を記録(800Mbpsを超える人も)。
1Gbpsと10Gbpsのプランがあり、家族利用や引っ越しが多い方にも向いています。フレッツ光や他の光コラボから乗り換える場合は原則工事不要です。
ドコモ光の口コミ
よかったぁ。
引用:X
ドコモ光になっても速度全然落ちてない
これでルーターも自分ので使えるし、
スマホ代もやすくなるし
そもそも回線代も安くなるし
いいこと尽くし★
さよならSB
おいでませドコモ
家族がドコモ光入ったからスマホ月額1100円安くなったやったね!
引用:X
ドコモ光 割引対象回線が1回線しかないけど
引用:X
dカードゴールド でのポイントバックが
月々1000P以上(家族カード分含む)
会費11000円は軽くペイできる
(家族カードは1枚無料だから)
気になったので調べたらドコモ光(IPv4接続)で下り336.68Mbps(非常に速い)・上り237.04Mbps(非常に速い)。
引用:X
ドコモ光4400円高い気がするから解約したさある。
引用:X
一人暮らし、オンラインゲーム、YouTube中心のわいは何が良いのやら。
\ 最大115,000円キャッシュバック /
ドコモ光の魅力
- ドコモスマホ20回線まで最大1,100円永年適用
- 全国99.9%エリア対応で災害時優先復旧体制あり
- IPv6プラス対応プロバイダが多数あり自由選択可
- 新規/転用ともに最大22,000円の工事費が全額免除
- dカード GOLDユーザーは10%ポイント還元
ドコモ光は、ドコモユーザーにとって唯一無二のセット割が大きなメリットです。
家族も含めて最大20回線まで毎月1,100円の割引が永年適用されるため、通信費を大幅に節約できます。
さらに、フレッツ光回線を利用する光コラボなので、全国各地で使えます。
NURO光やauひかりが使えないエリアでも利用できる可能性が高いでしょう。引っ越しや転勤が多い方にも安心。
全国各地のマンション・アパートでも使えます。
プロバイダを20社以上から自由に選べるため、通信品質やサービス内容も自分に合ったものを選択できます。
また、dカード GOLDユーザーはドコモ光利用料の10%がdポイントとして還元されます。スマホもドコモなら、ポイント還元だけで年会費の元を取ることが可能です。
ドコモ光の注意点
- ドコモスマホ以外のユーザーだと料金メリットが少ない
- プロバイダによって速度やサービス品質に差がある
- 開通までに時間がかかることがある
- サポートセンターが繋がりにくいことがある
ドコモ光のデメリットとしては、ドコモのスマホユーザー以外には料金面でのメリットが少ないことが挙げられます。
セット割が適用されないため、他社の光回線と比べて割高になることも。
ドコモ以外のユーザーがあえてドコモ光を利用するメリットはあまりありません。
また、プロバイダの選択肢が多い反面、どれを選べばよいか迷いやすく、プロバイダによって速度やサービス品質に差が出ることもあります。
さらに、申し込みから開通までに時間がかかる場合があり、サポートセンターへの問い合わせが繋がりにくいという声も見られます。
ドコモ光がおすすめな人
- ドコモのスマホを家族で利用している人
- 全国どこでも安定した光回線を使いたい人
- プロバイダを自分で選びたい人
- 他社からの乗り換えで工事費や解約金の負担を抑えたい人
ドコモユーザーならまず検討したい光回線です。ドコモのサービスと組み合わせることで真価を発揮します。
複数の光回線とセット割を組めるau・ソフトバンクと違い、ドコモとのセット割があるのはドコモ光に限られます。ドコモユーザーなら一択ですね。
セット割による大幅な通信費の節約が可能で、家族全員のスマホ料金を抑えたい方には大きなメリットがあります。
また、全国対応のNTTフレッツ光回線を利用しているため、引っ越しや転勤が多い方や、どこでも安定した回線を使いたい方にも適しています。
提供エリアを気にせず使いたい人にもピッタリです。
プロバイダを自分で選びたい方や、工事費無料や高額キャッシュバックなどの特典を重視する方にも向いています。
ドコモ光のおすすめプロバイダ(契約窓口)は2つ
ドコモ光を契約する際、お得な窓口として以下の2つのプロバイダがおすすめです。いずれも、プロバイダ独自のお得な特典を利用できます。
おすすめ①GMOとくとくBB
- 最大115,000円円のキャッシュバック
- 無線LANルーターのレンタル料金が無料(37カ月目から返却不要)
- セキュリティソフト「マカフィー・マルチアクセス」が12カ月無料
- 訪問サポートが初回無料
おすすめ②OCN インターネット
- 最大55,000円のキャッシュバック
- 無線LANルーターのレンタル料金が無料(13カ月目から返却不要)
- セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド 月額版」が12カ月無料
- 訪問サポートが初回無料
- OCN独自の接続方式で他のプロバイダより高速
GMOとくとくBBは、ドコモ光のプロバイダの中でも特にお得な特典が充実しています。
キャッシュバック額はオプション加入に応じて変動する仕組みとなっており、最大115,000円のキャッシュバック額となっています。
OCN インターネットは、ドコモが直接提供するプロバイダです。オプション加入なしで満額のキャッシュバックを受け取れます。サポートも充実しており、安心感を求める人にもおすすめです。
両プロバイダともに、ドコモ公式の工事費無料他社から乗り換えでdポイント還元(2万円分以上)などの特典も併用できます。
プロバイダ特典と両取りできるだけ、ドコモ公式ページやドコモショップから申し込むよりもお得でよ。
\ 最大115,000円キャッシュバック /
\ ドコモ公式提供で安心 /

⑤ソフトバンク光

月額料金 | ・戸建て(1ギガ):5,720円(2年契約) ・マンション(1ギガ):4,180円(2年契約) ・10ギガ:6,380円(2年契約) ※契約期間なしプランは戸建て6,930円、マンション5,390円 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 (新規・転用・事業者変更共通) |
工事費 | 戸建て:31,680円/マンション:4,620円 (新規・転用・乗り換えで実質無料キャンペーンあり) |
契約期間 | ・2年自動更新プラン(24ヶ月) ・5年自動更新プラン(60ヶ月/光テレビ加入必須) ※契約期間なしプランも選択可 |
スマホセット割 | ソフトバンク・ワイモバイルのスマホで「おうち割 光セット」適用、1回線あたり毎月550~1,100円割引(最大10回線まで) |
主なキャンペーン内容 | ・工事費実質無料(新規・転用・乗り換え) ・高額キャッシュバック ・他社解約金補助 |
提供エリア | 全国 (NTTフレッツ光提供エリア) |
解約金 | ・2年契約:戸建て5,720円、マンション4,180円、10ギガ6,380円 ・5年契約:戸建て5,170円(1ギガ)、5,830円(10ギガ) ※契約期間なしプランは解約金なし |
ソフトバンク光は、NTTフレッツ光の回線を利用した光コラボサービスです。
独自回線の光回線が対応エリア外で使えない人でも安心。対応エリアはフレッツ光と同じなので、全国各地で利用できます。
また、ソフトバンクだけでなくワイモバイルでもセット割通信費を大幅に節約できます。
IPv6高速通信や高額キャッシュバック、工事費実質無料など、キャンペーンも豊富。プロバイダがセットになっており、シンプルな契約でインターネットを始められます。
ソフトバンク光の口コミ
ソフトバンク光とワイモバイルで月1200円くらい割引入るのありがてえ
引用:X
ソフトバンク光の機械がとどいた
引用:X
これでワイモバイルが1000円割引なので地味に良い
ワイモバイルの請求額が急に上がっててビックリ。ややこしいけど問い合わせたらおうち割光セットが適用外れてた。ソフトバンク光のオプション加入しないとダメらしい。手続き面倒だったけど付け直して料金下げた。面倒だけどこれで月額ずっと下がるので固定費削るのオススメです。
引用:X
ソフバン光契約してたから。
ソフバン契約時に、
ソフトバンク光のおうち割申込して、適用できたのに、、実際は、オプション追加しないといけないらしい
なら、申込時にはじいてくれよ。
引用:X
\ 高額キャッシュバック /
ソフトバンク光の魅力
- IPv6ハイブリッドで4K/8Kストリーミング最適化
- 他社より高額な解約金全額負担サービスがある
- 「おうち割 光セット」でワイモバイルも割引対象
- ソフトバンク光テレビと連動した録画予約・スマホ連携機能あり
- 法人向けにリモートワーク向けVPNオプションや専用サポート窓口がある
ソフトバンク光は、ソフトバンクやワイモバイルのスマホユーザーにとって、セット割による通信費の大幅な節約が可能な点が最大の魅力です。
また、他社からソフトバンク光へ乗り換える際に解約金(違約金)や撤去工事費が発生した場合は、最大10万円まで負担してくれます。
同様のキャンペーンは他社にもありますが、上限10万円は最高クラスの金額。引っ越しなどでどうしても光回線を乗り換える必要があるとき負担してくれるのはありがたいです。
IPv6高速ハイブリッド接続を利用可能で、他の光コラボ回線よりも高速・低遅延のインターネット環境を実現。同時接続時も快適にインターネットを使用できます。
工事費実質無料や高額キャッシュバックなど、キャンペーンも豊富で、乗り換えや新規契約のハードルが低いのも特徴です。
ソフトバンク光の注意点
- ソフトバンク・ワイモバイル以外のユーザーはメリットが薄い
- プランやオプションが複雑でわかりづらい
- サポートセンターの対応が悪い、繋がりにくいという評判が多い
- 無線LANルーターは別途オプション契約や自分で用意が必要
セット割を適用できないなら、あえてソフトバンク光を使うメリットは薄いでしょう。ソフトバンク光単体で見ると、月額料金は特別安いわけではありません。
また、プランやオプションが複雑で分かりづらく、不要なオプションが自動で付いてくることもあるため、契約時には内容をしっかり確認する必要あり。
ソフトバンク光のセット割を利用する際は指定オプションへの加入が条件です。
さらに、サポートセンターの対応が悪い、繋がりにくいという口コミが多く、通信が不安定になることや、無線LANルーターは別途オプション契約や自分で用意する必要がある点も注意が必要です。
ソフトバンク光がおすすめな人
- ソフトバンクやワイモバイルのスマホユーザー(NURO光対象外)
- 家族全員の通信費をまとめて節約したい人
- 長期間同じ住居で利用する予定の人
- 高額キャッシュバックや乗り換え特典を重視する人
スマホセット割による通信費の節約を重視する方や、家族全員で通信費をまとめて抑えたい方におすすめできます。
正直、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら、NURO光(ソフトバンクのセット割適用OK)の方がおすすめです。しかし、NURO光は提供エリアが限られています。
光コラボであるソフトバンク光は全国で使えるため、NURO光が対応エリア外なら代替案としておすすめです。
また、通信速度や安定性を重視する方、乗り換え時の工事費や違約金負担を避けたい方にも適しています。
全国対応で導入の敷居が低く、幅広い層におすすめできるサービスです。フレッツ光や他の光コラボを利用しているなら、工事なしで乗り換えられます。
公式窓口より高額キャッシュバックを受け取れる「GMOとくとくBB」
ソフトバンク光の契約窓口でもっともお得なのはGMOとくとくBBです。独自のキャンペーンを実施しています。
GMOとくとくBBは、ソフトバンク光の月額料金自体は他社と変わりませんが、キャッシュバックやキャンペーンが充実しているので、実質月額で比較するとかなりお得に契約できます。
特典内容
- 最大50,000円のキャッシュバック
- Wi-Fiルータープレゼント
- 開通前のモバイルWi-Fi無料レンタル
指定オプションへの加入といった条件はありません。契約者は誰でも特典を受けられます。
もちろん、ソフトバンク光の公式キャンペーンも併用可能です。
また、無料の高性能Wi-Fiルーターで、より快適なインターネット環境を手に入れられるでしょう。
ソフトバンク光への申し込みを検討中なら、ぜひGMOとくとくBBをチェックしてみてください。
\ ソフトバンク公式プロバイダ /

⑥楽天ひかり

月額料金 | ・戸建て:5,280円 ・マンション:4,180円 ※執筆時点、10ギガプランは提供なし |
---|---|
事務手数料 | 880円 ※転用・事業者変更は1,980円 |
工事費 | ・22,000円(派遣工事あり・新規) ・11,660円(派遣工事なし・配線調整あり) ・3,300円(派遣工事なし・配線調整なし) ※キャンペーンで実質無料の場合あり |
契約期間 | 2年契約 (自動更新) |
スマホセット割 | なし ※楽天モバイルとのセット割はないが、「最強おうちプログラム」で毎月1,000ポイント還元あり |
主なキャンペーン内容 | ・楽天市場SPU2倍 ・楽天モバイルとセット契約時、毎月ポイント還元 |
提供エリア | 全国 (NTTフレッツ光提供エリアに準拠) |
解約金 | ・戸建て:5,280円 ・マンション:4,180円 ※更新期間(契約満了月+翌月・翌々月)は無料解約可 |
楽天ひかりはNTTフレッツ光の回線を利用した光コラボサービスで、全国エリアに対応しています。
料金は比較的安価で、シンプルなプラン設計が魅力。スマホとのセット割はありませんが、楽天モバイルと一緒に利用すると毎月1,000ポイント還元。
工事費は分割払いとなりますが、キャンペーンを利用できる時期なら0円です。
楽天ひかりの魅力
- 楽天市場でポイント2倍還元
- 楽天モバイル連携で追加特典
- 事務手数料880円(他社の1/4)で解約金なし
- 全国カバーで地方都市でも安定接続
- 楽天ペイ・楽天トラベルなどサービス間連携で優遇あり
楽天ひかりは、楽天経済圏のユーザーにとって非常にお得な光回線です。
契約するだけで楽天市場のポイント還元率が常に2倍になり、楽天モバイルや楽天カードと併用すればさらにポイントアップが狙えます。
月額料金や事務手数料も安く、工事費無料キャンペーンも実施されているため、コストパフォーマンスに優れています。
NTTフレッツ光回線を利用しているので全国エリアで安定した通信が可能で、地方でも安心して利用できます。
楽天ひかりの注意点
- 無線ルーターを自分で用意しないといけない
- キャッシュバックなどの高額特典がない
- 10ギガプランが提供されていない
- サポートセンターが繋がりにくい、対応が遅い
楽天ひかりは、無線ルーターを自分で用意する必要があり、対応ルーターが限られているため初心者にはややハードルが高いです。
また、他社のような高額キャッシュバック特典がなく、料金面での魅力がやや薄いです。10ギガプランが提供されていないため、通信速度にこだわる方には物足りない場合も。
さらに、サポートセンターが繋がりにくい、対応が遅いという評判もあり、トラブル時の対応に不安が残ります。
楽天ひかりがおすすめな人
- 楽天モバイルや楽天経済圏を活用している人
- 他社光コラボからの乗り換えを検討している人
- ポイント還元やキャンペーンを重視する人
- 全国エリアでシンプルな料金体系を求める人
楽天ひかりは、楽天会員や楽天市場をよく利用する方に最適な光回線です。楽天モバイルとのセット特典があるのも楽天ひかりだけ。
ポイント還元を重視する方や、通信速度よりもコストパフォーマンスを重視する方におすすめできます。
また、電力系光サービス(eo光など)が使えない西日本の地域・物件に住んでいる方や、シンプルな料金体系を求める方にも向いています。
契約窓口は公式サイトか楽天モバイルショップのみ
楽天ひかりの代理店取扱いは終了しており、現在は公式サイトまたは楽天モバイルショップ(実店舗)のみが申し込み窓口となっています。
なお、公式サイトなら、最新キャンペーンを簡単に確認できます。過去には、月額料金が開通月から6カ月間無料になるキャンペーンなど実施されていました。
⑦ビッグローブ光

月額料金 | ・戸建て(1ギガ):5,478円(3年プラン) ・マンション(1ギガ):4,378円(3年プラン) ・10ギガ(戸建て・マンション):6,270円(スタート割・継続利用特典適用時、通常6,820円) |
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事務手数料 | 3,300円 |
工事費 | ・新規申込:28,600円(分割割引で実質無料) ・転用・事業者変更:工事不要で0円 |
契約期間 | ・3年プラン(36カ月自動更新) ・2年プラン(24カ月自動更新) |
スマホセット割 | ・auスマートバリュー(最大1,100円割引) ・UQモバイル自宅セット割(最大1,100円割引) ※ビッグローブ光電話契約必須 |
主なキャンペーン内容 | 工事費実質無料キャンペーン 高額キャッシュバック(時期・申込窓口により最大40,000円程度) 乗り換え時の違約金補助 |
提供エリア | 全国 (NTTフレッツ光提供エリアに準拠) |
解約金 | ・3年プラン:4,230円 ・2年プラン:3,360円 ※契約満了月+翌2カ月は無料解約可 |
ビッグローブ光は、大手通信事業者であるBIGLOBEが提供する光コラボです。全国で利用できます。
月額料金が特別安いわけではありませんが、高額なキャッシュバックとセット割により、実質月額は割安な部類です。
ビッグローブ光の口コミ
au光にエリアチェックしてもらったら対象外で、BIGLOBE光ならいけるって言われた
引用:X
新居のマンションがauひかりに対応してなくて結局BIGLOBE光になった。
引用:X
一応、申込みに至った経緯説明してなるべく最短で工事してもらえるように手配してもらった
今後の引越し先でも工事費無料なのと、4万円キャッシュバックが決め手で、BIGLOBE光公式にした。SoftBankAirと月額そんなに変わらんし、解約金かかるけど、キャッシュバックあるのでよいかな。
引用:X
引越すたびにリサーチやら契約手続きやらするのが面倒なので、長く使えそうな会社にした。
んあー!BIGLOBE光のキャッシュバック受取期限過ぎてるやんけ…回線微妙だし解約しようかな…
引用:X
ビッグローブ光のキャッシュバック申請忘れてた・・・。さすがに1年後は忘れちゃうよ。。。
引用:X
ただ、期日が過ぎた後に、ウォーターサーバ契約すればキャッシュバックもらえるよって電話が何よりむかつくな・・・。その電話くれるなら、キャッシュバックの申請切れる前にくれよ。。。
ビッグローブ光の魅力
- 10Gbpsプランの特典が大きい
- au/UQモバイルはスマホ代最大1,100円/回線割引(家族10回線まで)
- 4K/8K対応光テレビサービス(リモコン音声検索対応)あり
- メッシュ機能付きルーターをお得に購入できる
ビッグローブ光は、KDDIグループのため、auやUQモバイルユーザーはセット割が適用できます。毎月のスマホ料金を最大1,100円割引できるのが大きなメリットです。
IPv6通信対応で通信速度も速く、月額割引や高額キャッシュバック、工事費実質無料などのキャンペーンも豊富です。
キャッシュバックをもらうのに指定オプションへの加入といった条件はありません。
申し込めば誰でももらえます。高額なキャッシュバックが契約の決め手になったという人も。
また、フレッツ光や他の光コラボからの乗り換えも工事不要でスムーズに行え、サポート体制も充実。ネットや機器に詳しくない方でも安心して利用できます。
ビッグローブ光の注意点
- au/UQモバイル以外のユーザーは料金メリットが薄い
- 無線ルーターのレンタルが有料
- キャッシュバックの受け取りが約1年後
- 月額料金はそこまで安くない
ビッグローブ光は、auやUQモバイルユーザー以外には料金メリットが薄く、月額料金が最安水準ではないため長期利用では割高になる可能性も。
無線ルーターのレンタルが有料で、費用を節約したいときは自分で用意する必要あり。
また、ビッグローブ光の魅力である高額なキャッシュバックですが、受け取れるのは契約から約1年後です。かなり時間が空くため、受け取り忘れには注意が必要です。
ビッグローブ光がおすすめな人
- auひかり対応エリア外でスマホセット割を活用したい人
- 信頼性の高い大手運営の回線を使いたい人
ビッグローブ光は、au/UQモバイルユーザーでauひかりも地域限定の光回線も使えない人におすすめです。
口コミでは「auひかりが契約できないからビッグローブ光にした」という人が多くいました。
auひかりの対応が少ない関西や東海地方での利用もOKです。ビッグローブ光でセット割を適用させましょう。
また、サポート体制を重視する方や信頼性の高い大手運営の回線を使いたい方にも向いています。
乗り換え時のサポートも充実しており、安心感を重視する方にもおすすめのサービスです。
なお、ビッグローブ光の月額料金は特別安いわけではありません。au/UQモバイル以外のスマホを利用している人は他の光回線も検討してください。
申し込みは公式サイトが安心
ビッグローブ光の契約窓口でもっともおすすめなのは公式サイトです。代理店で申し込むと高額キャッシュバックがもらえない可能性があります。
代理店のキャッシュバックは公式よりも金額が低く、条件も複雑です。公式サイトなら複雑な条件がありません。
ビッグローブ光公式では、キャッシュバック以外にも月額料金の割引などキャンペーンを多数実施しています。工事費が実質無料なので、初期費用もお得です。

地域限定で申し込めるおすすめ光回線
光回線によっては対応エリアが決まっているサービスもあります。
利用できる人は限られますが、月額料金が安い・電気とセットで割引が効くなど、独自特典を利用できます。
また、回線種別は全て電力会社系の独自回線(さすガねっとは一部J:COMやNURO等も選択可)となっています。
全国エリア対応の回線と比べて通信品質が非常に良好なのが魅力。地域密着の手厚いサポートもありあります。
サービス名 | 回線種別 | 月額料金(戸建て) | 月額料金 (マンション) | 契約期間 | セット割 | 提供エリア |
---|---|---|---|---|---|---|
eo光 | 電力系独自回線 | 5,448円 | 4,070円 | 2年/長期 | au/UQモバイル | 関西地方 |
さすガねっと | 電力系・複数 | 5,390円 (Nプラン) | 4,070円 (Nプラン) | 2~3年 | ソフトバンク/au/UQモバイル/大阪ガス・電気 | 中部地方 |
コミュファ光 | 電力系独自回線 | 5,170円 | 4,070円 | 2年 | au/UQモバイル | 東海地方 |
BBIQ光 | 電力系独自回線 | 6,380円 | 4,510円~ | 3年 | au/UQモバイル/九州電力 | 九州地方 |
ピカラ光 | 電力系独自回線 | 4,950円~ | 3,740円~ | 2年/長期 | au/UQモバイル/四国電力 | 四国地方 |
メガ・エッグ光 | 電力系独自回線 | 5,720円 | 4,070円 | 2年 | au/UQモバイル/中国電力 | 中国地方 |
該当のエリアにお住いの方は、積極的に利用を検討してみて下さい。
関西地方「eo光」

月額料金 | ・戸建て(1ギガ):5,448円 ・マンション:配線方式・契約形態による ※Netflixパックも選択可 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 |
工事費 | 29,700円 (24回分割+同額割引で実質無料) |
契約期間 | 「即割」適用時:2年(最低利用期間) ※未適用時は1年 |
スマホセット割 | ・auスマートバリュー(最大1,100円割引) ・UQモバイル自宅セット割(最大1,100円割引) ・eo×mineoセット割(月額330円割引) |
主なキャンペーン内容 | ・月額料金割引(1ギガ/5ギガ/10ギガコース対象) ・工事費実質無料 ・他社違約金、撤去費用補填 |
提供エリア | 関西2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)+福井県の一部 |
解約金 | 5,110円(戸建て1ギガで即割ありの場合) ※最低利用期間満了月は解約金なし |
eo光(イオひかり)は、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する、関西地方および福井県の一部地域限定の光回線サービスです。
自社独自の光ファイバーネットワークとプロバイダーサービスを一体化しており、回線の品質や速度の安定性に定評があります。
1ギガ・5ギガ・10ギガの3コースから選べ、用途やライフスタイルに合わせて最適なプランを選択可能。
ネットだけでなく、光電話や光テレビなどのサービスもまとめて利用でき、手続きや管理が簡単になるのも特徴です。
au・UQモバイル・mineoユーザーはスマホとのセット割引が受けられるほか、eo電気や関電ガスとのセット契約でさらにお得になります。
eo光のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
通信速度の安定性が非常に高い 初年度から大幅割引 eo光が直接プロバイダサービスを提供するため、料金が分かりやすい au・UQモバイル・mineoとのセット割が利用可能 電気・ガスなど他サービスとまとめて契約できる | 月間データ通信量の上限あり eo光対応マンションが少ない 商品券や割引が中心で現金キャッシュバックが少ない |
メリットについて
eo光は、独自回線による安定通信と、初年度の大幅な月額割引が大きな魅力です。
戸建てタイプは2年間の最低利用期間がある「即割」を利用すると割安価格で利用できます。さらに「eo暮らしスタート割」の適用により、契約から12ヶ月間は大幅割引。
工事費も実質無料になります。
即割には2年間の最低利用期間が設定されていますが、それを過ぎればいつでも解約可能です。契約が自動更新される他の光回線よりも、契約縛りは緩いと言えます。
また、eo光は独自回線を利用する光回線なので、通信速度も良好です。
最大通信速度は光コラボ(ソフトバンク光やドコモ光など)と同じでも、実測値はeo光の方がが優れています。
デメリットについて
注意点として、月間のデータ容量が2~20TB(コースによる)を超えると最大通信速度を制限されることがあります。
オンラインゲームのヘビーユーザーや、テレワークで大容量ファイルのやり取りを頻繁にする人は要注意です。
とは言え、5TBを超えるデータ消費は、一般的なネット利用ならまず超えません。ヘビーユーザーでも使いきれないほどの大容量なので、実質データ使い放題と言えるでしょう。
その他、マンションタイプは設備導入済みの物件でのみ利用でき、なおかつ物件によって月額料金が異なります。
一部のマンションではVDSL方式となり、期待した速度が出ないケースもあります。事前に対応物件のチェックが必要です。
なお、現金キャッシュバックは少ないですが、月額割引や他社違約金補填など実質的な負担は軽減されます。
eo光がおすすめな人
- 通信品質を重視する人
- 関西圏のau・UQモバイル・mineoユーザーでスマホセット割を利用したい方
- ネット・電話・テレビ・電気・ガスなどをまとめてお得に使いたい方
- 高画質動画視聴やオンラインゲームなどを楽しみたい方
eo光は、関西・福井県エリアで安定した高速通信を求める方に最適です。
プロバイダー一体型で通信速度も安定しており、通信速度を重視する人にもピッタリ。
特に、関西在住でauひかりが使えないau/UQモバイルユーザーはまず検討したい光回線です。
auスマートバリューか自宅セット割(UQモバイルの割引)を適用すれば、スマホ代が毎月最大1,100円割引されます。
セット割適用後の月額料金はauひかりより安くなります。mineoユーザーも毎月330円の割引あり。
また、電気やガスなど生活インフラをまとめて管理したい方にも便利です。
高画質動画やオンラインゲームなど、ネットを積極的に活用したい方にもおすすめできます。

関西地方「さすガねっと」

月額料金 | 【Sプラン】 ・1~6ヶ月目:3,080円 ・7ヶ月目以降:5,500円 ※ガス・電気セット割適用時 【Nプラン】 ・1年目:2,970円 ・2年目以降:5,390円 【Nプラン(マンション)】 ・1年目:2,530円 ・2年目以降:4,070円 【Jプラン(10ギガ)】 6,930円 ※ガス・電気セット割適用時 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円(新規申込時) |
工事費 | 全プラン実質無料 |
契約期間 | ・Sプラン:3年(自動更新後は2年) ・Nプラン・Jプラン:2年(自動更新あり) |
スマホセット割 | ・Sプラン:ソフトバンク(最大1,100円割引) ・Nプラン・Jプラン:au・UQモバイル(最大1,100円割引) |
主なキャンペーン内容 | ・月額割引 ・他社違約金補填 ・Wi-Fiルーターレンタル割引 |
提供エリア | 大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県(関西2府4県) |
解約金 | ・Sプラン:1~3年目4,277円/4年目以降5,500円 ・Nプラン:戸建て4,565円/マンション3,245円(契約期間内) ・Jプラン(10ギガ):2年以内4,950円、更新後6,930円 |
さすガねっとは、大阪ガスが提供するインターネット回線サービスで、主に近畿地方(関西エリア)を中心に展開しています。
特徴的なのは、利用者のニーズや住居環境、スマホキャリアに合わせて選べる多彩なプラン構成です。
SプランはNURO光の回線を利用し最大2Gbpsの高速通信が可能、ソフトバンクのスマホとセット割が適用されます。
NプランはNTTフレッツ光を利用した光コラボで、最大10Gbps/1Gbpsの高速通信が可能、JプランはJ:COMの回線を利用しauやUQモバイルのスマホセット割が利用できます。
どのプランもガス・電気とのセット割があり、月額料金がさらにお得になります。
さすガねっとのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
住居や用途に合わせて複数の回線(NURO光、フレッツ光、J:COM)から選べる 主要スマホキャリアとのセット割が利用できる 大阪ガスのガス・電気とのセット割でさらに割引 サポート体制が手厚い | プラン内容がやや分かりにくい マンションの一部プランはVDSL方式で速度が遅くなる 現金キャッシュバックが少なく、割引や商品券が中心 |
さすガねっとは、利用者のライフスタイルやスマホキャリアに合わせて最適な回線・料金プランを選べる点が大きな魅力です。
大阪ガスの都市ガスや電気とまとめて契約すると割引されるほか、初年度は「スタート割」により月額料金が大幅に安くなります。新規契約者向けの割引特典も多数用意されています。
無料の駆けつけサポートや修理保証など、サポート体制も手厚く、初めてのネット契約でも安心です。
ただし、プランが多いため、契約前にしっかり比較・検討する必要があります。
さすガねっとがおすすめな人
- 大阪ガスの都市ガスや電気を利用している、またはまとめて契約したい方
- 関西地方でソフトバンク、au、UQモバイルのセット割を活用したい方
- ネットの開通や設定に不安があり、手厚いサポートを求める方
さすガねっとは、関西在住で大阪ガスの都市ガス・電気を使う方におすすめです。毎月330円割引されます。
スマホのセット割を活用できれば、さらに通信費を抑えられます。
関西ではauひかりが利用できないケースが多いため、au/UQモバイルユーザーにとっては貴重な選択肢と言えるでしょう。
複数の回線・料金プランから自分に合ったものを選べるため、速度重視の方やコスト重視の方、どちらにも対応できます。
開通時の無料サポートや修理保証もあり、初めてのネット契約や機器設定が苦手な方にも安心です。
\ 1年目から大幅割引 /

東海地方「コミュファ光」

月額料金 | ・戸建て(1Gbps):5,170円 ・マンション(1Gbps):4,070円 ・10ギガ:5,940円 ※スタート割・長期継続割引適用時 |
---|---|
事務手数料 | 770円 |
工事費 | 27,500円 ※キャンペーン適用で実質無料 |
契約期間 | 2年(自動更新) |
スマホセット割 | ・auスマートバリュー(最大1,100円割引) ・UQモバイル自宅セット割(最大1,100円割引) |
主なキャンペーン内容 | ・月額割引 ・高額キャッシュバック ・他社違約金補填 ・無線LANルーター無料レンタル ・セキュリティソフト標準提供 |
提供エリア | 愛知・岐阜・三重・静岡・長野の5県 |
解約金 | 契約期間内解約時、月額1ヶ月分 |
コミュファ光は、中部電力グループの中部テレコミュニケーション(ctc)が提供する、東海地方(愛知・岐阜・三重・静岡)および長野県限定の独自回線型インターネットサービスです。
NTTフレッツ光などの共用回線とは異なり、自社独自の光ファイバー網を使っているため、混雑しにくく、時間帯を問わず高速かつ安定した通信品質を実現。
最大10Gbpsの超高速プランも選択可能で、戸建て・マンションともに幅広い料金プランが用意されています。電話と光テレビのオプションも利用OK。
プロバイダ一体型サービスで手続きがシンプル、サポートも一括して受けられるのが特徴的です。
auやUQモバイルのスマホセット割も利用でき、東海地方で人気の高い光回線です。
コミュファ光のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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実測下り平均500~900Mbps超で安定 初年度割引やキャッシュバックなどキャンペーンが豊富 プロバイダ一体型で手続きやサポートが簡単 au・UQモバイルのスマホセット割が使える 無線LANルーターやセキュリティソフトが無料で利用できる | 引っ越しや転勤が多い人には不向き マンションによっては速度が出にくいことがある |
コミュファ光は、混雑時でも安定した高速通信を実現。最大10Gbpsプランも選べるため、速度重視のユーザーにも最適です。
実測平均速度も国内トップクラスです。
料金は初年度割引やキャッシュバックなどキャンペーンが充実。工事費は27,500円ですがキャンペーン適用で実質無料となります。
プロバイダ一体型のため、申し込みやサポートも一括で行えるため簡単。
スマホとのセット割も充実しており、auスマートバリューまたはUQモバイル自宅セット割を利用すれば、家族最大10回線まで毎月1,100円の割引が受けられます。
一方、提供エリアが限定されているため、東海地方・長野県以外に住んでいる方や、今後引っ越し予定のある方には向きません。
また、マンションの配線方式によっては期待した速度が出ない場合もあるため、契約前に確認が必要です。
コミュファ光がおすすめな人
- 高速インターネットで動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークを快適にしたい方
- auまたはUQモバイルのスマホユーザーでセット割を利用したい方
- キャンペーンを活用して初期費用や月額料金を抑えたい方
コミュファ光は、東海地方または長野県に住んでいて、高速かつ安定したインターネット環境を求める方におすすめ。
地域限定の光回線はいずれも通信速度が速いですが、コミュファ光はとくに高速です。通信速度を重視するユーザーにもピッタリですね。
リモートワークやオンラインゲーム、動画配信など、安定した高速回線を必要とする用途にも強く、コストパフォーマンスも高いです。
その他、auひかりがエリア外となる東海地方でKDDI系のセット割を利用したい方には、最有力の選択肢となります。
\ キャッシュバック窓口 /

九州地方「BBIQ光」

月額料金 | ・戸建て(1ギガ):1年目4,950円、2年目以降6,380円 ・マンション(1ギガ):1年目3,410円~5,280円、2年目以降4,510円~6,380円 |
---|---|
事務手数料 | 880円 |
工事費 | 39,600円 ※「標準工事費相当割」適用で実質無料 |
契約期間 | 2年または3年 ※「BBIQつづけて割」は3年契約 |
スマホセット割 | ・auスマートバリュー(最大1,100円割引) ・UQモバイル自宅セット割(最大1,100円割引) |
主なキャンペーン内容 | ・九電まとめて割 ・開通月無料 ・無線ルーター無料レンタル |
提供エリア | 九州7県 (福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島) |
解約金 | 契約期間内解約で月額料金1か月分 ※更新月(36~38か月目)は無料 |
BBIQ光(ビビック光)は、九州電力グループのQTnetが提供する九州地方限定の独自回線型光インターネットサービスです。
最大10Gbpsの超高速プランも選択でき、プロバイダー・セキュリティ・メールアドレスが全て込み。
光電話や光テレビなどのオプションも充実しています。
九州7県(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島)で利用可能です。
BBIQ光のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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独自回線で混雑しにくく実測で500Mbps以上の安定通信が可能 月額料金が九州エリア最安クラスで初期費用も安い プロバイダー料・セキュリティソフト・メールアドレスが月額料金に含まれる au・UQモバイル・QTモバイルのスマホセット割が利用可能 九州電力とのセット割引がある | マンションタイプは加入戸数によって月額料金が高くなる場合がある IPv6に一部しか対応しておらず、混雑時間帯に速度が低下することがある |
BBIQ光は、九州地方で独自回線による高速通信を実現。
フレッツ光や光コラボと異なり、九州電力独自の光ファイバー網を使っているため、混雑しにくく安定した通信が可能です。
ウイルス対策ソフトが複数台無料で、初期設定サービスやプロバイダメールアドレスも無料です。
ネットへの接続やメールソフトの設定を無料で実施してくれるので、パソコンに詳しくない人でも安心ですね。
auやUQモバイルとのセット割や、九州電力との電気セット割もあり、コストパフォーマンスが高いです。
注意点として、マンションタイプは同じ建物でBBIQ光を利用しているユーザー数によって料金が変動します。
契約時は安くとも、契約後に利用者が減って月額料金が高くなる可能性がある点には注意が必要です。また、IPv6未対応エリアがあり混雑時に速度低下する可能性があります。
BBIQ光がおすすめな人
- 九州地方に長く住む予定のある方
- 九州電力に加入中の方
- au・UQモバイル・QTモバイルユーザーでセット割を活用したい方
- 光電話や光テレビ、電気とのセット契約で生活インフラをまとめたい方
九州地方に住んでいる人にはBBIQ光が有力候補です。
九州電力ユーザーは「九電グループまとめてあんしん割」により、月額料金が330円(マンションタイプは110円)割引されます。
長期的に安定した高速インターネットを使いたい方にも最適。auやUQモバイル、QTモバイルのスマホユーザーはセット割で通信費を大幅に節約できます。
生活インフラをまとめて管理したい方や、初期費用・月額料金を抑えたい方にもおすすめです。

四国地方「ピカラ光」

月額料金 | ・戸建て(1ギガ):4,950円~ ・マンション(1ギガ):3,740円~ ※コースによって異なる |
---|---|
事務手数料 | 3,300円 ※キャンペーンで無料の場合あり |
工事費 | 27,500円 ※実質無料 |
契約期間 | 2年契約(自動更新) |
スマホセット割 | ・auスマートバリュー(最大1,100円割引) ・UQモバイル自宅セット割(最大1,100円割引) |
主なキャンペーン内容 | ・初期費用(事務手数料)無料 ・キャッシュバック ・長期割引制度 ・四国電力とのセット割 ・Wi-Fiルーター無料レンタル ・セキュリティソフト無料 |
提供エリア | 四国4県 (香川・愛媛・徳島・高知) |
解約金 | 割引適用後の月額料金1か月分 |
ピカラ光(Pikara光)は、四国電力グループのSTNetが提供する四国地方(香川・愛媛・徳島・高知)限定のインターネットサービスです。
最大10Gbpsの高速通信に対応し、戸建て・マンション向けに幅広いプランを展開しています。
プロバイダ一体型で、月額料金にはプロバイダ料・セキュリティソフト(ノートン)が含まれています。
光電話や光テレビ、四国民放の番組配信など地域密着のサービスも充実。四国エリアに特化した利便性とサポート体制が強みです。
ピカラ光のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
四国電力の電気とのセット割あり 独自回線で混雑しにくく、最大10Gbpsの高速通信が可能 地域密着型サポートや、地元テレビ局の番組配信サービスがある セキュリティソフトが無料 四国4県に特化したきめ細やかなサポート体制が整っている | 宅内調査と工事で2回立ち会いが必要 15ヶ月以内の短期解約は工事費残債+解約金が高額 Wi-Fiルーター無料レンタルは光電話契約が条件 他社からの乗り換え時に違約金補填キャンペーンがない |
ピカラ光は、四国エリアで独自回線による安定通信を実現しつつ、月額料金や初期費用を抑えやすい点が大きな魅力です。
四国電力とセットで利用すると「でんきといっしょ割」により、月額料金が1,100円(マンションタイプは880円)割引されます。セット割適用後の月額料金は最安級です。
四国電力以外を利用しているユーザーでも長期利用によって割引を受けられます。
auやUQモバイル、ピカラモバイル(旧Fiimo)とのセット割も利用可能。光電話や光テレビなど生活インフラをまとめて契約できるため利便性も高いです。
一方、四国外では利用できず、短期解約時の費用が高額なので、長期利用を前提とした方に向いています。
ピカラ光がおすすめな人
- 四国地方に長く住む予定のある方
- 月額料金や初期費用を抑えたいコスパ重視の方
- au・UQモバイル・ピカラモバイルユーザーでセット割を活用したい方
- 四国電力の電気を利用していて、まとめて割引を受けたい方
- 光電話や光テレビもまとめて使いたい方
ピカラ光は、四国エリアに長期間住む予定があり、月額料金や初期費用を抑えたい方に特におすすめです。
auやUQモバイル、ピカラモバイルのスマホユーザーはセット割で通信費を大幅に節約できます。
また、四国電力の電気とまとめて契約すればさらにお得です。
四国地方はauひかりの提供エリア内ですが、四国電力を利用しているならピカラ光を利用した方がお得です。
光電話や光テレビなどを一括管理したい方や、地元密着のサポート・サービスを重視する方にも向いています。

中国地方「メガ・エッグ光」

月額料金 | ・戸建て:5,720円 ・マンション:4,070円 ・メゾン:4,620円 |
---|---|
事務手数料 | 3,300円(税込) |
工事費 | ・戸建て、メゾン:38,500円 ・マンション(VDSL):23,100円 ※いずれもキャンペーン適用で実質無料 |
契約期間 | 2年(自動更新) |
スマホセット割 | ・auスマートバリュー(最大1,100円割引) ・UQモバイル自宅セット割(最大1,100円割引) |
主なキャンペーン内容 | 工事費実質無料(標準工事費相当割引) 新規加入割引(最大13,200円割引) 他社解約金最大80,000円還元(乗換支援) 10Gスタート割(10ギガプラン月額1,260円×12カ月割引) Wi-Fi6ルーターレンタル1年間無料 電気割プラス(中国電力利用で月額550円永年割引) 最大140,000円キャッシュバック(代理店経由)など |
提供エリア | 中国地方5県 (広島県・岡山県・山口県・鳥取県・島根県) |
解約金 | 割引適用後の月額料金1か月分 ※契約満了月(24カ月目+90日間)は無料 |
メガ・エッグ光は、中国電力グループのエネルギア・コミュニケーションズ(エネコム)が提供する中国地方(広島・岡山・山口・鳥取・島根)限定のサービスです。
最大10Gbpsの超高速プランも用意されており、戸建て・マンション向けに複数の料金プランが選べます。
プロバイダ料・セキュリティソフトが標準で含まれており、au・UQモバイルとのスマホセット割や中国電力との電気セット割も利用できるなど、コストパフォーマンスや地域密着型のサポート体制が特長です。
メガ・エッグ光のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
夜間でも高速・安定通信が可能 月額料金が安く、初年度割引や電気とのセット割でさらにお得 プロバイダ料・セキュリティソフトが標準装備 au・UQモバイルのスマホセット割で月額最大1,100円割引 サポート体制が充実し、地域密着型で安心 | 上り(アップロード)通信は1日30GBまでの制限あり メガ・エッグ 光ダブリューは回線種別が異なる スタッフ対応にばらつきがあるという評判がある |
メガ・エッグ光は、中国地方で最速クラス。NTTフレッツ光とは異なる自社回線を使っているため、混雑しにくく、夜間や休日でも安定した高速通信が可能です。
また、月額料金が安く、プロバイダ料・セキュリティ込みのシンプルな料金体系も大きな強み。
au・UQモバイルユーザーや中国電力の電気契約者はセット割でさらにお得に利用できます。
中国電力とセットで利用すると「メガ・エッグ でんき割プラス」が適用され、月額料金が550円割引。キャンペーンも豊富で、乗り換え時の負担も軽減されます。
一方、エリア外では利用できず、アップロード制限がある点などに注意が必要です。
なお、メガ・エッグ光は中国地方以外でも使える「メガ・エッグ 光ダブリュー」というプランが用意されていますが、そちらはフレッツ光回線を利用する光コラボです。
通信速度はメガ・エッグ光本家よりやや遅く、au/UQモバイルとのセット割も利用できません。
メガ・エッグ光がおすすめな人
- 中国地方のau・UQモバイルユーザーでスマホセット割を活用したい方
- 電気とネットをまとめて割引を受けたい方
- オンラインゲームや動画視聴などで安定した高速通信を求める方
メガ・エッグ光は、中国地方に長期的に住む予定があり、スマホセット割や電気とのセット割を活用して通信費を抑えたい方に特におすすめです。
動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなどにも最適。
プロバイダ料・セキュリティ込みでコスパも良く、キャンペーンも充実しています。

条件別でおすすめ光回線を比較
ここでは、条件別に光回線を徹底比較。安さ・速さなどにこだわる方向けに、おすすめサービスを紹介します。
とにかく安さにこだわりたい

光回線を利用するとき料金の安さが気になりますよね。そこで、人気の光回線を乗り換えや転用ではなく新規契約時の料金で比較してみました。
通常プランの料金相場は戸建てタイプで5,500円前後、マンションタイプで4,500円前後です。
安さを重視するなら、実質月額料金が戸建てタイプで月額4,000円台、マンションタイプで月額3,000円台の光回線を選びましょう。
月額料金を比較
まずは、キャッシュバックなどの特典を含めない、純粋な月額料金で算出してみます。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
GMOとくとくBB光 | 4,818円 | 3,773円 |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
フレッツ光 東日本 | 5,940円+プロバイダ料 | 3,355円~+プロバイダ料 |
フレッツ光 西日本 | 5,940円+プロバイダ料 | 3,795円~+プロバイダ料 |
ソフトバンク光 | 5,720円 | 4,180円 |
auひかり | 5,610円 | 4,455円~5,500円 |
NURO光 | 5,200円 | 4,400円 |
楽天ひかり | 5,280円 | 4,180円 |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 4,378円 |
So-net光 | 5,995円 | 4,895円 |
eo光 | 5,448円 | 4,070円 |
さすガねっと | 5,390円 | 4,070円 |
コミュファ光 | 5,170円 | 4,070円 |
実質月額料金で比較
実際の支払額に近い実質月額料金は、単純な月額料金だけでなく、初期費用や工事費、キャッシュバックや月額割引などのキャンペーン特典も加味して算出。
各社とも申込窓口やキャンペーン内容によって変動があるため、幅を持たせて表記します。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
GMOとくとくBB光 | 3,743円~5,343円 | 2,698円~4,290円 |
ドコモ光 | 4,500円~5,720円 | 3,900円~4,620円 |
フレッツ光 東日本 | 6,000円~6,700円 (プロバイダ込) | 3,900円~5,005円 (プロバイダ込) |
フレッツ光 西日本 | 5,200円~6,500円 (プロバイダ込) | 3,685円~4,895円 (プロバイダ込) |
ソフトバンク光 | 4,500円~5,720円 | 3,900円~4,400円 |
auひかり | 2,843円~5,134円 | 3,740円~5,500円 |
NURO光 | 4,000円~5,700円 | 2,090円~4,400円 |
楽天ひかり | 4,000円~5,280円 | 4,000円~4,180円 |
ビッグローブ光 | 3,949円~5,437円 | 3,058円~4,378円 |
So-net光 | 3,186円~5,400円 | 3,900円~4,928円 |
eo光 | 3,300円~5,610円 | 2,500円~5,447円 |
さすガねっと | 2,970円~5,830円 | 2,530円~4,070円 |
コミュファ光 | 2,980円~5,170円 | 2,450円~4,070円 |
GMOとくとくBB光、NURO光、ビッグローブ光、auひかり、So-net光などが、キャッシュバックや割引が充実しているため、実質料金が安くなる傾向があります。
なかでも、GMOとくとくBB光は、キャンペーン利用できなかったケースでも安いため非常におすすめ。
auひかりもキャッシュバック額が大きいため、キャンペーン適用次第ですが最安クラスが狙えます。
ただし、スマホとのセット割を利用できる場合はそちらを優先してください(ドコモ光やソフトバンク光など)。
月額料金が割高でも、スマホ+ネットのトータルでは他社より安くなるケースがあります。
マンション・アパートについてはNURO光の実質月額料金が2,000円台からと非常に安く、コストパフォーマンスが際立っています。
フレッツ光(東日本・西日本)は、プロバイダ料金が別途必要で、キャンペーンによる割引やキャッシュバックも少ないため、実質月額料金が他社より高くなります。
関西の方はeo光かさすガねっとが安い

地域系回線は、月額料金・実質料金ともに安く、通信品質でも高い評価を得ています。
初年度割引や工事費無料、セット割などを活用すると、戸建て・マンションともに3,000円台の実質料金も可能。
関西にお住まいの方は、他県からは申し込めないeo光かさすガねっとが安くておすすめです。
さすガねっとは、仮にガスとのセット割を利用できないとしても最安クラスです。
速度重視で動画やゲームを快適に楽しみたい
光回線を選ぶ際、月額料金の安さだけでなく、通信速度や安定性も非常に重要です。
特にオンラインゲームや高画質動画の視聴、リモートワークなどを快適に行いたい場合は、実測速度やPing値が安定している回線を選ぶことが不可欠です。
実効速度の比較
光回線 | 通信速度 |
---|---|
eo光 | 912Mbps |
コミュファ光 | 813Mbps |
NURO光 | 759Mbps |
GameWith光 | 736Mbps |
メガ・エッグ光 | 730Mbps |
ピカラ光 | 690Mbps |
ahamo光 | 650Mbps |
auひかり | 620Mbps |
enひかり | 510Mbps |
ソフトバンク光 | 483Mbps |
GMOとくとくBB光 | 444Mbps |
ビッグローブ光 | 442Mbps |
ドコモ光 | 430Mbps |
So-net光 | 380Mbps |
フレッツ光ネクスト | 362Mbps |
楽天ひかり | 304Mbps |
(2025年6月時点)
おすすめの光回線は、地域限定で独自回線を使用するNURO光、auひかり、コミュファ光、eo光、BBIQ光、ピカラ光、メガ・エッグ光などです。
全国対応ならGameWith光、hi-hoひかり with Gamesなどゲーム専用帯域を確保するゲーミング光回線が快適です。
通信速度が速いのはもちろん、安定感がありPing値が低い光回線は以下となります▼
おすすめ①NURO光
通信速度を重視する人にもっともおすすめなのがNURO光です。下り速度はで最大2Gbpsと、一般的な光回線の2倍です。
もちろんこれは理論値であり、実際に2Gbpsの速度が出ることはありません。しかし、理論上の最大速度が速いので実測値も良好です。
10Gbpsや20Gbpsの超高速プランも提供されています(エリア限定)。
FPSや格闘ゲームなどラグが致命的なジャンルでも快適なプレイが可能。有線接続に限定すると下りも上りも平均で700Mbps以上の速度が出ています。
おすすめ②コミュファ光
コミュファ光は中部電力系の独自回線で、最大10Gbpsのプランを選択できます。
実効速度は下り上りも全国トップクラス。夜間や休日でも安定した速度を維持できます。
また、ゲーミングカスタムというオプションがあり、低遅延・ラグ軽減を追求したゲーマー向けのサービスを利用可。
このオプションを使えば、FPSやMMORPGなどの対戦ゲームでもラグを抑えて快適にプレイできます。
おすすめ③eo光
eo光は関西電力グループの独自回線で、最大10Gbps・5Gbps・1Gbpsの各プランを提供しています。
実測値、Ping値ともに高水準で、オンラインゲームにも十分対応可能です。
ゲーミング専用プランはありませんが、ゲーミングPCやデバイスを月額でセット利用できるサービスがあり、10ギガ回線の性能を最大限活かせる環境を整えられます。
速度ランキングでは常に上位にランクインしており、関西地方ではトップ級の評価となっています。
おすすめ④GameWith光
GameWith光は、オンラインゲームやeスポーツ向けに設計された光回線サービスです。
一般的な光コラボと異なり、契約者専用の帯域を確保しています。
夜間やゲームの大型アップデートなどアクセスが集中する時間帯でも、通信速度の低下やラグ(遅延)が発生しにくいのが魅力。
フレッツ光回線をベースにしつつも、専用帯域の確保と最新通信方式によって、安定した通信品質と低遅延(低Ping値)を実現しています。
さらに高速な10Gbpsプランや、法人向けの専有型回線を個人向けに改良した「Proプラン」も利用可。全国から申し込める点も魅力です。
一人暮らし向けから選びたい
一人暮らしで光回線を利用する場合でも、基本的な選び方は大きく変わりません。
自分のスマホキャリアに合わせて、セット割が利用できる光回線を選ぶのが節約のコツです。
ただし、一人暮らしの場合は以下のポイントも確認しましょう。
住んでいる物件が対応しているか
集合住宅では、建物に導入されている光回線の種類によって契約できるサービスが限られます。
まずは大家さんや管理会社に、どの回線が導入済みか、工事が可能かを確認しましょう。
開通工事の許可が取れるか
賃貸物件では工事の許可が必要です。
法改正で工事拒否は難しくなったものの、建物の構造や規約次第で不可の場合もあります。
引っ越し予定があるか
引っ越しが多い人は、契約期間の縛りや工事費残債、撤去費用に注意。
学生や単身赴任中の人など短期間で引っ越す可能性がある人は、ホームルーター・モバイルWi-Fiも検討しましょう。
失敗しない光回線の選び方
光回線を選ぶ際は、以下のポイントに着目しましょう。
- スマホセット割を活用する
- キャンペーンで選ぶ
- 実質月額料金で比較する
- 全国的に有名なサービスを選ぶ
- 提供エリアを確認する
- オンラインゲームには通信速度とPing値が重要
スマホセット割を活用する
光回線は「スマホセット割」で選ぶのが基本です。対象のスマホと光回線をセットで利用すると、スマホ代が毎月割引されます。
主に大手3キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)およびそのサブブランドが対象です。
UQモバイルはauのサブブランドなので、auひかりをはじめとしたKDDI関連の光回線とセット割引「自宅セット割」が適用可能。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、ソフトバンク光の「おうち割 光セット」が使えます。
セット割が適用されると、スマホ代が1回線あたり平均550~1,100円前後割引(毎月)されます。
利用中のスマホキャリアに合わせてセット割対象の光回線を選ぶことで、通信費を大幅に節約できます。
また、家族も割引対象になります。ドコモは最大20回線、au・ソフトバンク・サブブランドは最大10回線まで適用されます。
執筆時点の主な割引内容は以下の通りです。
セット割対象光回線 | 最大割引額 (1回線/月) | 適用可能回線数 | 備考・条件 | |
---|---|---|---|---|
ドコモ | ドコモ光 | 1,100円 | 20回線 | ahamoは対象外、家族もファミリー割引グループで適用 |
au | auひかり、コミュファ光、eo光等 | 1,100円 | 10回線 | auひかり電話(月額550円等)加入が必須 |
ソフトバンク | ソフトバンク光、NURO光 | 1,100円 | 10回線 | 光BBユニット等オプション(月額550円等)加入必須 |
UQモバイル | auひかり、コミュファ光、eo光等 | 858円~1,100円 | 10回線 | プランにより割引額が異なる |
ワイモバイル | ソフトバンク光 | 1,188円 | 10回線 | ソフトバンク光との「おうち割 光セット」 |
楽天モバイル | 楽天ひかり | セット割なし | – | ただし楽天ひかりが1年無料(条件あり) |
ahamo/povo等 | enひかり | 110円 | – | 格安SIM向けの小規模割引 |
セット割を利用するには、対象のスマホと光回線の契約者が同一である必要があります。また、割引額はスマホのプランや時期によって異なるため、申し込み前に各社公式サイトで最新情報を確認してください。
注意点として、割引適用にはオプション契約が必要な場合があります(例:auひかりなら「ひかり電話」の契約が必須、ソフトバンク光なら「光BBユニット」等のオプション加入が必要)。
ただ、不要なオプションだったとしても、加入して割引を受けた方がお得です。
格安SIMユーザーはどうすればいいのか
格安SIMユーザー(ワイモバイル/UQモバイル除く)は、セット割がない場合が多いですが、enひかりなど一部で月額110円の割引が受けられます。
ただし、大手キャリアと違い割引額が低めです。
光回線とのセット割がある主な格安SIM
格安SIM | セット割のある光回線 | 割引(月額) |
---|---|---|
IIJmio | IIJmioひかり | 660円 |
enひかり | ahamo/povo | 110円 |
mineo | eo光 | 330円 |
格安SIMはもともと月額料金が安いため、セット割がなくても十分お得です。無理にセット割で選ぶ必要はありません。
キャンペーンで選ぶ
光回線をお得に利用するなら、各社が実施しているキャンペーンも必ずチェックしましょう。月額料金が高めの光回線でも、実質的な負担額を大きく抑えることが可能です。
特にキャッシュバックや工事費無料の特典は、数万円単位でお得になることも珍しくありません。
基本の月額料金が高くても、キャンペーンを含めることで他社より安くなるケースがたくさんあります。
現在、多くの光回線では以下のようなキャンペーンを展開しています。
- 高額キャッシュバック(10万円超の特典もあり)
- 月額料金割引(一定期間、毎月の料金が安くなる)
- 工事費無料(開通工事費が実質無料になる)
- 他社違約金や解約金の負担
- ルータープレゼントやWi-Fiルーターレンタル無料
キャンペーンの適用条件(オプション加入や受け取り手続きの有無、受け取り時期)は回線・窓口ごとに異なります。
目玉特典は高額キャッシュバックが主流で、10万円を超える特典を用意する事業者や代理店も存在します。
キャッシュバック額や条件は頻繁に変動しているため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をチェックしてください。
「工事費無料」は多くの回線で標準的な特典になりつつありますが、適用条件(開通期限など)があります。
乗り換え時の「他社違約金負担」や「解約金還元」も主要なキャンペーンの一つ。10ギガプランなど高速回線向けの特典も増えています。
契約窓口の選び方
光回線の契約窓口は「公式サイト」「代理店」「プロバイダ」など複数あり、同じ光回線であればどの窓口から選んでもサービス内容は変わりませんが、特典内容は窓口ごとに大きく異なります。
一般的には公式の特典にプラスしてオリジナル特典を受けられるプロバイダや代理店がお得です。

公式窓サイトやプロバイダは条件がシンプルで受け取りやすい傾向、代理店は高額特典が狙えるもののオプション加入条件や手続きが煩雑な場合が多いです。
内容と条件をしっかり比較して選びましょう。
実質月額料金で比較する

光回線を選ぶ際は、表面的な月額料金だけでなく、キャッシュバックや割引などのキャンペーンを加味した「実質月額料金」で比較することが重要です。
先述した通り、多くの光回線では、顧客獲得のためにキャッシュバックや月額割引、工事費無料といったキャンペーンを実施しています。
月額料金が多少高くても、これらの特典を活用することでトータルの支払い額を大きく抑えることができます。
実質月額料金は、初期費用や工事費などを合計し、キャッシュバックなどの特典を差し引いた総額を利用月数で割って算出します。
実質月額料金=(月額料金×契約期間+初期費用−特典総額) / 契約期間
※この計算式を使えば、契約期間全体でどれだけ支払うことになるかを正確に把握できます
このように、光回線の「本当の安さ」は実質月額料金で比較することで初めて分かります。
工事費や初期費用、キャンペーン特典を含めたトータルコストで比較し、最もお得な光回線を選びましょう。
全国的に有名なサービスを選ぶ
初心者や安心してインターネットを利用したい方は、知名度が高く、全国または広域でサービスを展開している大手の光回線を選ぶのがおすすめです。
大手事業者が運営する光回線(例:フレッツ光、ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり、ビッグローブ光、NURO光など)は、通信品質やサポート体制が充実しており、トラブル時にも迅速に対応してもらえるため、安心して利用できます。
一方で、知名度の低いマイナーな光回線や、悪質な勧誘を行う事業者も存在します。総務省も注意喚起を行っており、特に電話や訪問販売でのトラブルが報告されています。
無名な事業者を選ぶ場合は、十分に情報収集を行い、評判やサポート体制を確認してから契約しましょう。
大手運営ならサポート品質も高い
光回線を選ぶ際は、できる限り大手が運営するサービスを選ぶのが安心です。インターネット回線を使う上で、通信障害などのトラブルは避けられません。
大手事業者は24時間サポートや専用窓口を設けており、通信障害やトラブルが発生した際にも迅速に対応してくれます。
口コミや評判も参考にしつつ、サポート体制やサービス内容を比較して選ぶとよいでしょう。
無名な事業者や小規模なサービスもよりも、大手運営の光回線のほうが安心です。
提供エリアを確認する
光回線を選ぶ際は、まず自宅や利用予定地がサービスの提供エリア内かどうかを必ず確認しましょう。どれだけ通信速度や料金が魅力的でも、エリア外では契約できません。
光回線 | 提供エリア |
---|---|
フレッツ光/光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光など) | 全国 |
NURO光 | 22以上の都道府県 |
auひかり | 全国区だが戸建ては関西・中部で原則提供なし |
さすガねっと | プランごとに異なる |
コミュファ光 | 東海地方(愛知、岐阜、三重、静岡)+長野 |
ピカラ光 | 四国4県(徳島、香川、愛媛、高知) |
メガ・エッグ光 | 中国地方(鳥取、島根、岡山、広島、山口) |
BBIQ光 | 九州7県(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島) |
NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光は、全国ほぼ全域対応です。光コラボ(フレッツ光回線を利用した各社のサービス)も同様に全国で利用できます。
NURO光は北海道・関東(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城)・東海(愛知、岐阜、三重、静岡)・関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良)・中国(広島、岡山)・九州(福岡、佐賀)などの都道府県で利用可能です
ただし、同じ都道府県内でもエリア外の市区町村や建物も多いため、必ず公式サイトで住所ごとに確認が必要です。
auひかりは、全国の多くの地域で利用できますが、戸建てプランは関西・中部地方(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、愛知、岐阜、三重、静岡など)では原則提供されていません。
マンションタイプは沖縄を除く全国で利用可能ですが、建物ごとの対応状況によります。
引っ越し予定がある方は、全国対応の回線を優先的に検討しましょう
エリア内でも注意が必要
提供エリア内であっても、建物の設備や地域事情によっては利用できない場合があります。特にマンションや集合住宅では、建物ごとに導入状況が異なります。
必ず各社公式サイトの「エリア検索」や「住所検索」で、契約予定住所が対応しているか確認しましょう。
オンラインゲームには通信速度とPing値が重要
安さだけで選ぶと、通信品質が不十分な場合も。
オンラインゲームを本気で楽しみたいなら、通信速度・Ping値(応答速度)・安定性に妥協せず、自分のプレイ環境に合った高品質な光回線を選びましょう。
特にFPSや格闘ゲームなどリアルタイム性が高いゲームでは、Ping値が低いほどラグが少なくなり、勝敗にも直結します。
必要な通信速度とPing値の目安
- 通信速度(下り・上り):100Mbps以上
- Ping値:20ms以下(理想は15ms以下)
30~100Mbpsでも多くのゲームはプレイ可能ですが、安定して100Mbps以上出る回線を推奨。
通信速度が遅いとゲームのダウンロードやアップデート、プレイ中の読み込みなどにも時間がかかります。
Ping値について10ms以下はプロゲーマー水準、15ms以下ならほぼラグを感じず快適。20msを超えるとラグが気になる場面が増えます。
ちなみに、公式サイトなどでアピールされる「最大1Gbps~10Gbps」は理論値で、実際の利用環境では数百Mbps程度が多いです。実効速度は回線種別・利用者数・建物の配線方式・時間帯などで大きく変動します。
公式の「最大速度」は理論値であり、実際の利用環境ではその速度が出ることはほぼありません。
独自回線に優位性がある
独自回線とは、NTT東日本・西日本が提供する「フレッツ光」や、その回線を借りてサービス提供する「光コラボ」(ドコモ光、ソフトバンク光、楽天ひかりなど)とは異なり、通信事業者が自社で独自に敷設・管理している光ファイバー回線のことを指します。
簡単に言うと「フレッツ光の回線を利用しない回線」のことです。
主な独自回線には、NURO光、auひかり、J:COM(CATV系)、電力系(eo光、コミュファ光、メガ・エッグ光、ピカラ光、BBIQ光など)があります。
独自回線は提供エリアが限られるものの、フレッツ光/光コラボに比べて利用者が少ないため、回線が混雑しにくく通信速度が安定しています。
プロゲーマーやストリーマーの利用実績も豊富です。
フレッツ光や光コラボは全国エリア対応で、スマホセット割やキャンペーンが充実している一方、利用者が多いため混雑時に速度が低下しやすい傾向があります。
また、回線設備を共用しているため、独自回線と比べて速度面でやや不利になる場合があります。プロバイダやプランによっても速度・Ping値に差が出やすいです。
フレッツ光をおすすめしなかった理由

フレッツ光はNTT東日本/西日本が提供する光回線サービスです。全国各地をカバーしており、国内最大のシェアを誇ります。
知名度も高く大手の安心感もあることから、フレッツ光を検討している人もいるでしょう。しかし、結論から言うと個人向けの光回線としてはおすすめではありません。
ここではフレッツ光のメリット・デメリットを徹底考察。なぜ、おすすめランキングの選外になってしまったのか解説していきます。
フレッツ光は致命的なデメリットが多い
どの光回線サービスにもデメリットはありますが、フレッツ光の場合は内容が致命的です。
- 月額料金が高い
- スマホセット割がない
- プロバイダの別途契約が必要
- キャンペーンが少ない
- 通信速度が落ちやすい
月額料金が高い
フレッツ光は月額料金に加えて、プロバイダ料金(500~1,200円程度)が別途必要です。
一方、ドコモ光・ソフトバンク光・auひかりなどの「光コラボ」や独自回線は、プロバイダ込みで月額4,000~5,500円前後が主流。
仮に、割引やキャンペーンを適用できたとしてもトータルの料金面では他の光回線に劣ります。
スマホセット割がない
フレッツ光はドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリアのスマホセット割に非対応です。
例えば、ドコモ光ならドコモ、auひかりならau、ソフトバンク光やNURO光ならソフトバンクのスマホ料金が割引されますが、フレッツ光ではこの恩恵がありません。
単純な月額料金でもフレッツ光は他の光回線より高いのですが、スマホセット割を含めるとその差はさらに広がります。
プロバイダは別途契約が必要

フレッツ光は回線とプロバイダが別契約で、申込や請求も分かれます。
回線とは別に申し込まないといけないので手間がかかりますし、プロバイダ料がかかる分だけ料金も高くなります。
光コラボや独自回線はプロバイダ一体型が主流で、申し込みも請求も一本化されています。
キャンペーンが少ない
フレッツ光は高額キャッシュバック、Wi-Fiルーターのプレゼント、大幅な月額割引など、他社のような大型キャンペーンがほとんどありません。
法人向けには一部キャンペーンがありますが、個人向けは限定的です。
通信速度が落ちやすい
フレッツ光は利用者が非常に多く、特に夜間など混雑時に通信速度が低下しやすい傾向があります。
IPv6(IPoE)接続やプロバイダ選びで改善できる場合もありますが、平均速度は下り300~400Mbps台、夜間は300Mbpsを下回ることもあります。
一方で独自回線(auひかり・NURO光など)や光コラボの一部は、混雑時でも速度が安定しやすいです。
フレッツ光にはどんなメリットがあるのか
もちろん、フレッツ光にはデメリットだけでなくメリットもあります。
- 法人向けのサービスが充実している
- 無料サポートが手厚い
- 提供エリアが全国
法人向けのサービスが充実している
個人向けのイメージが強いフレッツ光ですが、実は法人向けのサービスが充実しています。例えば、NTT東日本なら以下のような法人向けサービスを利用可能です。
- ギガらくWi-Fi(セキュリティ・サポート付Wi-Fiサービス)
- AIよみと~る(手書き帳票のデータ化サービス)
- おまかせデータレスPC(クラウド保存型レンタルPCサービス)
- フレッツ・VPNプライオ(フレッツ網を利用したVPNサービス)
- まるらくオフィスサービス(ICT全般のサポート)
これらは一部で、他にもさまざまな業務効率化・セキュリティ強化のサービスが用意されています。
※外部参照:法人向けサービス紹介ページ(フレッツ光 東日本 / フレッツ光 西日本)
無料サポートが手厚い
フレッツ光では電話やインターネットでのサポートが無料。故障受付は24時間年中無休、通常の問い合わせも9時~17時で土日祝も対応しています。
利用者が困ったときにすぐ相談できる体制が整っています。
提供エリアが全国区
フレッツ光はNTT東日本・西日本を通じて、全国ほぼ全域(山間部など一部除く)で利用可能です。
他の光回線(auひかり、NURO光など)はエリアが限定されることがありますが、フレッツ光は地方や郊外でも導入できるケースが多いのが強みです。
引っ越し時も継続利用しやすい点もメリットです。
おすすめできるのは法人向けのみ
ここまでのメリット・デメリットを踏まえると、フレッツ光をおすすめできるのは法人向けのみです。
法人向けはサービスが充実しており、キャッシュバックなどのキャンペーンも実施されています。
法人向けのVPN・クラウド・セキュリティ・Wi-Fiなど多彩なオプションも揃っています。
大企業はもちろん、中小企業や個人事業主など幅広い形態の法人におすすめです。専用のサポート窓口があるのもメリット。
反対に、個人向けでフレッツ光を申し込むのはおすすめできません。月額料金が高く、スマホとのセット割もなし。
キャンペーンもほとんど実施されておらず、メリットがほとんどないと言えます。個人でフレッツ光の回線を使いたいなら、光コラボを選びましょう。
個人契約なら光コラボが有利
個人でフレッツ回線を使うなら光コラボ(NTTからフレッツ回線を借り受けて提供するサービス)がおすすめ。
回線自体はフレッツ光と同じです。そのため、対応エリアは全国区となります。
プロバイダ一体型なのでフレッツ光よりも月額料金がお得です。申し込み・請求が一本化されて手間が少ないのもメリット。
さらに各事業者がスマホセット割やキャンペーンといった独自の付加価値をプラスしています。
光コラボなら「フレッツ光と同じ品質でお得に利用できる光回線」となるわけですね。
光回線のマンション向けプランについて

最近では戸建て住宅だけでなくマンションやアパートなどの集合住宅でも光回線の利用が一般的になっています。
導入のハードルは年々下がっていますが、
- VDSL・LAN方式は速度が出ずらい
- 戸建てより速度が遅い傾向にある
- 光回線の工事ができないと断られるケースがある
- 事前に導入状況を確認しておく必要がある
などの注意点があります。
ここでは、光回線のマンション向けプランに申し込みたい人に対して、知っておくべき知識をまとめました。
配線方式によって最大通信速度が変わる
マンション・アパートで光回線を利用する際は配線方式に注意が必要です。通常、マンション・アパートでは電柱から共有スペースに光ファイバーが引き込まれます。
その後、共有スペースから各部屋まで繋げるわけですが、その際に利用するケーブル(回線)によって3つの配線方式に分かれます。
配線方式 | ケーブルの種類 | 最大通信速度 |
---|---|---|
光回線方式 | 光ファイバー | 10Gbps |
VDSL方式 | 電話回線 | 100Mbps |
LAN方式 | LANケーブル | 1Gbps |
この配線方式により、通信速度・Ping値や選べるプランが変わります。
各部屋まで光ケーブルでつなぐのは光配線方式のみ。VDSL方式は電話回線、LAN方式はLANケーブルで共用部分と各部屋をつなぎます。
VDSL方式とLAN方式は最大通信速度が遅いのがデメリットです。
LAN方式のマンションはあまりありませんが、VDSL方式のマンションはたくさんあります。VDSL方式の場合は光配線方式より最大通信速度が遅いため、当然実測値も遅いです。
配線方式の変更は原則不可
配線方式はその建物全体の問題なので、入居者個人で変更することはできません。どうしても変更したい場合は管理会社や大家さんへ相談してみましょう。
ただし、回線事業者の条件を満たさない場合や、建物の構造によっては光回線方式に変更できないこともあります。
例えば配管が狭くて光ファイバーを通せない場合は、光回線方式へ変更できません。
光回線方式(FTTH方式)

共有スペースから各部屋まで光ファイバーで接続する方式です。
光ファイバーだけで接続するため、ノイズの影響を受けにくく他の配線方式より通信速度が速いです。
マンション・アパートで快適にインターネットを利用したい場合は、光回線方式がもっとも理想的。
最近建てられたマンション・アパートの多くは光回線方式を採用しています。
しかし、古いマンション・アパートの場合は後述するVDSL方式やLAN方式が採用されていることも少なくありません。
VDSL方式

VDSL方式は共有スペースから各部屋まで電話回線で接続する方式です。既存の電話回線を利用するため、大掛かりな工事をせずに導入できるのがメリットです。
しかし、最大100Mbpsの速度しかでません。
しかも電話回線はノイズに弱いため、ノイズの影響でさらに通信速度が落ちることもあります。
古いマンション・アパートでは光回線方式の代わりにVDSL方式が導入されているケースが多いです。
ここ最近ではモバイルWi-Fiでも100Mbpsを越えるものが増えているため「これならモバイルWi-Fiのほうがいいのではないか」と思うかもしれません。
しかし、VDSL方式でも安定感はモバイルWi-Fiより優れているため、光回線を利用する価値はあります。
LAN方式

LAN方式は共有スペースから各部屋までLANケーブルで接続する方式です。ONU不要でLANケーブルを直接挿すだけで利用できます。
通信速度は設備や規格によりますが最大1Gbps。
ただし、物件によってはLAN方式でも100Mbpsの速度しかでません。また、1つの光ファイバーを共有することになるため、利用者が多くなると通信速度が遅くなります。
戸建てより速度が遅い傾向にあるが料金は割安
一般的に、マンションタイプの光回線は戸建てタイプよりも通信速度が遅い傾向にあります。
マンションタイプが戸建てより遅い主な理由
- 配線方式によっては最大速度が遅い
- 1つの回線を複数の住人でシェアする
配線方式による速度の制限についてはさきほど解説した通りです。
その他の理由としては、マンションタイプでは1つの光回線を複数の入居者でシェアすることが挙げられます。同時に利用する住人が多いほど、通信速度が遅くなるわけですね。
とくに利用者が増える夜間は通信速度が極端に遅くなるケースもあります。
しかし、利用料金は戸建てより割安です。
戸建ての料金は平均して4,500円~6,000円程度に対して、マンションタイプは3,500円~5,000円です。
なぜマンションタイプが安いのかというと、回線を複数世帯で共有するため、1世帯あたりの維持費や管理費が安くなることが主な理由。
工事内容が簡単で、共有部まで光ファイバーが引き込まれていれば宅内工事のみで済む場合が多いです。
戸建ては1本の光ファイバーを独占利用するため、維持費が高くなりやすいです。
マンション・アパートで光回線に契約する流れ
マンションタイプの光回線を契約する流れは以下の通りです。
全体の流れ
- マンションに光回線が導入済みか確認する
- マンション向けの料金プランで申し込む
- 光コンセント未設置なら光ケーブルの引き込み工事を行う
手順1:マンションに光回線が導入済みか確認する
まず、住んでいるマンションに希望する光回線(例:フレッツ光、ドコモ光、auひかり、NURO光など)の設備が導入されているかを確認します。
特にNURO光やauひかりは、ドコモ光やソフトバンク光といった光コラボに比べると導入済み物件が少ないため、公式サイトで郵便番号や住所を入力して提供状況を調べましょう。

物件によっては「インターネット対応」「光回線対応」と記載されている場合もありますが、使いたい回線が導入済みかは必ず公式サイトで確認してください。
手順2:マンション向けの料金プランで申し込む
設備導入が確認できたら、マンションタイプの料金プランで申し込みます。

申し込みは公式サイトや代理店の窓口から可能です。申し込み後、担当者から工事日程調整の連絡があるためスケジュールを調整して下さい。
物件によってはプロバイダが指定されている場合もあるので、希望のプロバイダが使えるか事前に確認しましょう。
手順3:光コンセント未設置なら光ケーブルの引き込み工事を行う
光コンセントが未設置の場合は、光ファイバーケーブルの引き込み工事が必要です。
工事は原則立ち合いが必要で、共用部から部屋まで配線し、光コンセントやONUを設置します。
工事の所要時間は1~2時間程度が一般的です。
マンションの規模や構造、回線の種類によっては、管理会社や大家の許可が必要になる場合があります。
工事の流れ
- 光ファイバーケーブルをマンションの共用スペースまで引き込む
- 部屋に光コンセントを設置
- 光コンセントまで光ファイバーケーブルを引き込む
- ホームゲートウェイ(ONU)を設置する
建物の構造や光回線によって多少違いはありますが、おおむね上記の流れで工事が行われます。
工事が完了し、光コンセントが設置されれば光回線を使えるようになります。
光コンセント設置済みなら工事不要で開通できる
部屋に光コンセント(光アウトレット)が既に設置されていれば、光回線の設備が導入されているため、原則追加工事なしにて開通可。
ONUを設置するだけなので、開通までの時間は大幅に短縮されます。
ただし、一部のケースでは、光コンセントが設置されていても共用部から部屋までの配線が撤去されている場合や、集合装置での追加工事が必要なケースもあります。
工事不要でも立ち合いが必要なときもある
事業者やプランによっては簡単な現地確認や機器設置のため、作業員の立ち合いが必要な場合があります(本人以外の立ち合いも可)。
立ち合い日当日の流れとしては、作業員の人を部屋に招いて光コンセントの位置を伝えます。
その後、作業員の人がONU(光回線の終端装置)やルータを光ケーブルに繋いで、ネットの状況を調べてくれます。特に問題なければ確認のサインをして終了です。
ONU(終端装置)やルータの設置・動作確認が終われば、10~15分程度で利用開始できます。
光回線未導入でも戸建てタイプで契約できる可能性がある
マンションやアパートで光回線の設備(マンションタイプ)が未導入の場合でも、戸建てタイプの光回線を契約できる可能性があります。
特に、中規模以下のマンションなら許可される確率が高まります。
戸建てタイプを契約する場合は、電柱から直接部屋まで光ファイバーを引き込む工事が必要です。
月額料金はマンションタイプよりも高くなる傾向がありますが、専有回線となるため通信速度や安定性が高いのがメリットです。
戸建てタイプ契約の流れ
- 管理会社・大家さん(分譲の場合は管理組合・理事会)に工事許可を申請
- 工事内容を説明し、承諾を得る(壁への穴あけや共用部の配線が必要な場合は特に注意)
- 光回線事業者に申し込み、工事日を調整
- 開通工事(屋外+宅内)を実施、必要に応じて撤去費用も確認
- 利用開始
建物の構造や規模、設備状況によっては工事自体ができない場合もあります。特に大型マンションや共用部の工事が厳しく制限されている場合は、導入が難しいこともあります。
また、分譲マンションの場合、管理規約で共用部の工事が厳しく制限されていることがあり、美観を損ねる工事や露出配線は認められないこともあります。
マンション・アパートでの工事内容
近年は全戸に直接光ファイバーを引き込む「全戸FTTH構成」や「FTTR(Fiber to the Room)」といった新しい方式も一部で導入が進んでいますが、1つの光回線を複数の入居者でシェアするのが主流です。
電柱から光ファイバーケーブルを建物に引き込むのは戸建てタイプと同じです。しかし、光ファイバーを直接部屋まで引き込みません。
マンションタイプでは光ファイバーをまず共有スペースに引き込みます。
そして、共有スペースから光ファイバーやLANケーブル、電話線などを用いて各部屋に回線を接続する仕組みとなります。

大家さんや管理会社に許可を取る必要はあるのか
許可が必要かどうかは、開通工事の有無で変わります。
設備導入済みかつ光コンセントが設置されている
→許可は不要
設備導入済みだが光コンセントが設置されていない
→念のため許可を取る
設備が導入されていない戸建てタイプの光回線を使いたい
→許可が必要
工事の規模や内容によって許可の要否が異なります。既に光コンセント設置済みで追加工事不要な場合は、原則許可は不要。
ですが、共用部や壁に穴あけ等の工事が必要な場合は、必ず大家さんや管理会社の許可が必要です。
許可を取らずに工事を行うと、トラブルや賠償請求の原因になるため絶対に避けましょう。
分譲マンションの場合は管理組合(理事会)の承認が必要なケースもあります。
マンション・アパートに光回線が導入済みか確認する方法

集合住宅で光回線を使うためには、光回線の設備が導入されている必要があります。
これから引っ越し予定の人は「入居してから光回線が使えないことを知った」なんて事態になりかねません。
ここではマンション・アパートで光回線が使えるか確認する方法について解説します。
結論から言うと、確認方法は以下の通りです。
- エリア検索ページから確認する
- 光コンセントの有無を確認する
- 不動産会社や大家さんに問い合わせる
- 賃貸情報の設備状況を確認する
エリア検索ページから確認する
光回線を利用するためには、住んでいる(あるいは利用予定の)マンションに設備が導入されている必要があります。
各光回線の公式サイトから、設備が導入されているかどうかをチェックしてください。フレッツ光の導入があれば、ほとんどの光回線事業者に契約できます。
フレッツ光 東日本の確認方法
フレッツ光 東日本エリアの、マンション導入状況は以下の方法で確認できます。

ページ内の「提供エリアの確認はこちら」に郵便番号を入力し「郵便番号から確認」を選択してください。

住所・番地を選択していきます。建物の形態では「集合住宅」を選択してください。

建物一覧の中から自分が住んでいるマンションを選択すると、設備が導入されているかどうかが分かります。
「ご指定の住所はフレッツ光の提供エリアです」と表示されれば、マンションタイプが導入されています。
フレッツ光 西日本の確認方法
フレッツ光 西日本エリアの、マンション導入状況は以下の方法で確認できます。


住所・建物を選択し「この住所で判定します」を押すと結果が出ます。判定結果が「ご指定の住所はフレッツ光のご提供エリアです」であれば設備が導入されています。
auひかりの確認方法
ドコモ光やソフトバンク光は光コラボ(フレッツ回線)なのですが、auひかりは独自回線なのでフレッツエリアとは異なります。
auひかりのマンション対応状況は以下の方法で調べましょう。

郵便番号を入力し、住居タイプで「マンション・アパートなど」にチェックを入れたら「提供タイプと料金プランの確認」を押してください。

住所を選択すると、その地域でauひかりマンションに対応している建物一覧が表示されます。その中に自分が住んでいるマンションがあれば利用可能です。
注意点として、auひかりはマンションによって利用できるプランが異なります。プランによって月額料金や通信速度が異なるので、利用できるプランの詳細も必ずチェックしてください。
光コンセントの有無を確認する
光コンセントは、光回線とONU(回線終端装置)を接続するための差し込み口です。

コンセント付近やエアコンダクトの近く、電話線の差込口付近などに設置されていることが多く、「光」や「光SC」と記載されている場合が一般的です。
電源やテレビアンテナなど、他のコンセントとまとめて設置されていることが多いです。
内見時には光コンセントの有無を確認し、不明な場合は不動産会社や管理会社に尋ねましょう。
不動産会社や大家さんに問い合わせる
入居前の方は直接聞いてみるのもおすすめ。
管理会社や大家さんは、建物の光回線導入状況や利用可能な回線事業者、工事の必要性などを把握していることが多いです。
賃貸情報の設備状況を確認する
賃貸物件の情報サイトや不動産会社の資料で「光ファイバー対応」「光ファイバー完備」「インターネット対応」などの表記があれば、何らかのインターネット回線が導入済みです。

ただし、どの事業者の光回線が利用できるか、部屋まで配線されているか、工事が必要かなどは明記されていないことが多いので、詳細は不動産会社や管理会社に確認しましょう。
光回線を導入できないときの代替案
光回線を導入するとき、建物の構造によっては工事ができないと断られるケースがあります。
また、賃貸物件では工事可能な物件でもオーナーから許可が下りず、利用不可となることも。
光回線の設備が導入できなかったときは、別のインターネット回線を検討しましょう。
代替案としておすすめできるのは、工事不要で利用できる
- ホームルーター
- ポケット型WiFi
となります。
ホームルーター(据え置き型WiFi)
ホームルーターは、据え置き型のルーターをコンセントに挿すだけですぐにインターネットが利用できるサービスです。
工事不要で、賃貸物件や工事が難しい環境でも簡単に導入できます。もちろん、大家さんや管理会社の許可も必要ありません。
光回線より通信速度が劣るものの、一般的な用途なら非常に快適。
後述するポケット型WiFiと同じく無線(電波)を利用する方式ですが、大型アンテナを搭載しており電波強度が強いです。
代表的な機種
- ドコモ home 5G(月額5,280円)
- WiMAX+5Gホームルーター(プロバイダによって料金が異なる)
- ソフトバンクエアー(月額5,368円)
メリット | デメリット |
---|---|
引越し時も住所変更のみで継続利用できる スマホとのセット割引がある場合も | 利用しすぎると速度制限がかかる可能性がある 5Gエリア外では速度が低下する 端末代は長期利用で実質無料になるが、短期解約時は残債が発生 |
光回線並みに速いドコモhome5Gがおすすめ

ホームルーターの中で特におすすめなのはドコモhome 5Gです。
ドコモの5G通信に対応しており、下り最大4.2Gbps以上と光回線並みの速度が出ます。
4Gエリアでも1.7Gbps以上と速いので、5G対応エリア外に住んでいても快適ですよ。
また、ドコモのスマホとセットで利用すると「home 5G セット割」により、ドコモのスマホ代が1,100円割引されます。ドコモ光の代わりにもピッタリですね。
端末代金はかかりますが、現在は月々サポートにより実質無料となっています。

ポケット型WiFi(モバイルルーター)
ポケット型WiFiは、持ち運び可能なバッテリー内蔵の無線ルーターです。
自宅でも外出先でも電源を入れるだけでインターネットを利用できます。
通信品質では光回線に劣りますが、ホームルーターと同様に開通工事は必要ありません。
代表的なサービス
WiMAX、Mugen WiFi、楽天モバイル、ソフトバンク、auなど
メリット | デメリット |
---|---|
持ち運びができ、外出先でも利用可能 キャンペーンで実質月額料金が3,000円台になることも | ホームルーターより電波が弱く、安定性や速度がやや劣る 有線接続ができない機種が多い |
料金と速度のバランスがいいWiMAXがおすすめ

ポケット型WiFiを利用するなら料金と速度のバランスが良いWiMAXがおすすめです。
高速通信を無制限に使えます。もっと安いポケット型WiFiもありますが、通信品質を考えるとWiMAXがベストでしょう。
本家UQ WiMAX以外にさまざまなプロバイダがサービスを提供しています。
また、au・UQモバイルのスマホとセットで利用するとセット割も受けられます。auひかりやビッグローブ光の代用としてもおすすめです。
通信速度はどのプロバイダを選んでも変わらないので、キャッシュバックや月額料金割引といったキャンペーンでプロバイダを選びましょう。
主なWiMAXプロバイダ

その他の選択肢
ホームルーターやポケット型WiFi以外の選択としては、
1.CATV(ケーブルテレビ)回線
→地域によってはケーブルテレビ回線もインターネット用途で利用可能
2.衛星インターネット
→山間部や離島など、他の回線が使えない地域で利用が進んでいる
などがあります。
ケーブルテレビ回線(CATV)
ケーブルテレビ(CATV)は、テレビ放送用の同軸ケーブル網を利用し、映像配信とインターネット接続を提供しています。
電柱から各戸近くまでは光ファイバーが引き込まれ、そこから宅内までは同軸ケーブルで接続する「HFC方式」が主流です。
メリット
- 光回線のエリア外でも利用できることが多い
- テレビサービスとセットで契約できる場合があり割安になることも
- 建物の構造に左右されにくい
デメリット
- 光回線(FTTH方式)に比べて通信速度が遅くなりがち(最大1Gbps程度が多い)
- 電気信号を増幅するアンプや電源供給機が必要で、豪雨や停電に弱い場合がある
おすすめの人
- 地域の光回線が未整備でもテレビ視聴もセットで利用したい方
- 通信速度よりも安定した映像配信を重視する方
衛星インターネット
スターリンク(Starlink)などの衛星インターネットは、地球低軌道を周回する多数の衛星を使い、地上のアンテナで通信を行います。
静止衛星を使う従来の衛星インターネットに比べて、遅延が大幅に減り高速通信が可能となっています。
メリット
- 山間部や離島など、地上回線が届かない地域でも高速インターネットが利用可能
- 設置工事はアンテナの設置のみで比較的簡単
デメリット
- 月額料金や端末代が高め
- 天候や障害物の影響を受けやすい
- 通信容量に制限がある場合がある
おすすめの人
- 光回線やケーブルテレビ回線が全く届かない地域に住む方
- 移動が難しい遠隔地での利用を想定している方
光回線をさらに格安で使うためのポイント
光回線を格安で使うために、以下の豆知識を覚えておきましょう。
- WiFiルーターはレンタルではなく自前で用意する
- 固定電話の通話料は光電話(IP電話)で安くする
- フレッツ光や光コラボを利用中なら転用・事業者変更を検討する
WiFiルーターはレンタルより自前購入がお得
多くの光回線サービスではWi-Fiルーターのレンタルが有料(月300~800円程度)です。しかもレンタルできる機種が限られており、最新機種を利用できないこともあります。
市販のWi-Fiルーターは5,000円~10,000円程度で購入でき、予算に合わせて機種や性能も自由に選べます。

最初こそ購入費用がかかりますが、一度購入すればそれ以降は追加費用がかかりません。自分で購入すれば長期的に見てコストを抑えられます。
ただし、プロバイダーによっては無料レンタルキャンペーンもあるため、契約時は特典も確認しましょう。
ルーター選びのポイント
ルーターを選ぶ際は、「IPv6対応」「最新または一世代前のWi-Fi規格」の製品を購入しましょう。
どちらか一方でも未対応だと、Wi-Fiの通信速度が遅くなり光回線の高速通信を活かせません。
固定電話は光電話(IP電話)で通話料を節約
固定電話を利用する人は、光回線と一緒に光電話(IP電話)を契約するのがおすすめ。光回線を利用した電話サービスで、オプションとして用意されています。
従来のアナログ電話に比べると、通話料が割安です。例えば、光電話の月額基本料金は500円前後、アナログ電話は2,000円前後が一般的です。
通話料も全国一律8.8円/3分(固定電話宛て)など、長距離通話や遠方への発信が多い場合に特にお得です。
フレッツ光や光コラボ利用中なら「転用」や「事業者変更」で節約
フレッツ光から光コラボへの切り替えを「転用」、光コラボ同士の乗り換えを「事業者変更」と呼びます。
光コラボは対応エリアがフレッツ光と同じなので、転用や事業者変更であればほぼ確実に利用可能です。
原則工事不要で初期費用を抑えつつ、月額料金やキャンペーン特典(キャッシュバックなど)を利用できるため、節約に有効です。
転用・事業者変更が可能な主な光コラボ事業者には、ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、So-net光、GMOとくとくBB光などがあります。
光回線の基礎知識
「そもそも光回線って何?」と疑問を抱く人に向けて、基礎知識を分かりやすく説明していきます。
また、具体的にどのような人におすすめで、どのような人は利用しない方がいいのかについても解説します。
光回線の仕組み
光回線とは、石英ガラスやプラスチックでできた光ファイバーケーブルを利用するインターネット回線のことを言います。
光ファイバーは光の反射や屈折を利用して、データを「光信号」として高速かつ大容量で送受信できる特徴があります。
従来の電話回線(ADSL)よりもはるかに速く、安定したインターネット通信が可能となっています。

ADSLなどのアナログ回線はノイズの影響を受けやすく、基地局から離れるほど通信速度が低下するという課題がありました。
一方、光回線は電磁波や外部ノイズの影響を受けにくく、距離による速度低下もほとんどありません。そのため、大容量のデータ通信にも最適です。
光回線を利用するには
光回線を利用するには、光ファイバーを自宅まで引き込む開通工事が必要です。新築や初めて導入する場合は、電柱から宅内まで専用ケーブルを敷設します。
集合住宅では、すでに共用部まで光ファイバーが導入されていれば、部屋までの配線工事だけで済む場合もあります。
光回線の種類
光回線は大きく「NTT系(フレッツ光・光コラボ)」と「独自回線」に分かれます。
どちらも高速・大容量通信が可能ですが、引っ越しや地方在住の場合は全国対応のNTT系、速度重視なら独自回線が向いています。
NTT系(フレッツ光・光コラボ)
フレッツ光はNTT西日本/東日本が提供しており、日本でもっとも有名な光回線とも言えます。全国規模で展開しており、対応エリアが非常に広いのが特徴です。
光コラボはNTTの回線を他社が借りて提供するサービスで、月額料金が安くなったり、スマホとのセット割など独自の特典が受けられます。

主な光コラボ
独自回線(NURO光・auひかり・電力系光回線など)
通信会社や電力会社が独自に敷設した回線を使うサービスです。
エリアは限定されますが、利用者数が少ないため回線混雑が起きにくく、実測速度が速い傾向があります。
光回線とWi-Fiの違い
Wi-Fiは電波を使った無線通信の種類の1つです。対応機器であれば、ケーブルを挿すことなくインターネットに接続できます。
よく勘違いしている人がいますが、あくまでもWi-Fiは接続方法の1つであり、インターネット回線そのものではありません。
- 光回線:インターネット回線の1つ
- Wi-Fi:インターネット回線に無線で接続するための方法の1つ
従って、Wi-Fiを利用するためには元となるインターネット回線の契約が必要です。
WiFiと聞くと、WiMAXやワイモバイルのポケット型WiFiを思い浮かべる人もいるかもしれません。
これらは電波によるデータ通信とWiFi機能を持つルーターをセットで利用するサービスです。外出先でインターネットを使いたい場合は利用しましょう。
光回線契約でもWiFiは利用できる
Wi-Fiを光回線で利用するためにはWi-Fiルーター(無線LANルーターとも言う)が必要です。
光回線を契約すると、自宅にONU(終端装置)が設置されます。ONUとWi-Fiルーターを接続することで、無線での高速インターネット通信を楽しむことが可能です。
光回線のメリット
光回線のメリットは以下の通りです。
- 通信速度が速い
- 速度制限がない
- 電話やテレビサービスも使える
光回線最大のメリットは通信速度の速さです。ADSLやケーブルテレビ回線など、他のインターネット回線よりも高速で、安定感もあります。
しかも光回線は基本的に通信速度や容量の制限がありません。高速通信を思う存分使えるので、オンラインゲームやテレワーク、長時間の動画視聴なども快適です。
オプションで光電話や光テレビなどのサービスも追加できます。
光電話はアナログ電話よりも利用料が安い、光テレビはアンテナなしで安定してテレビを視聴できるのがメリットです。
光回線の注意点
光回線の注意点は以下の通りです。
- 開通工事が必要
- 外出先では使えない
まず、利用開始には開通工事が必要であり、工事費が高額になるケースや、申し込みから開通まで1~2カ月程度かかることも珍しくありません。
特に賃貸住宅の場合、大家さんや管理会社の許可が必要になることがあり、希望の光回線を使えないこともあります。
また、光回線は自宅など設置した場所でのみ利用できる固定回線です。
外出先や旅行先でインターネットを使いたい場合は、モバイルWi-Fiやスマホのテザリング機能を活用する必要があります。
5Gと光回線はどっちが速い?
近年は5G(第5世代移動通信システム)が普及し、理論上の最大通信速度は20Gbpsと、光回線の10Gbpsプランを上回る数値が示されています。
しかし、5Gは無線通信のため、利用場所や環境によって速度や安定性が大きく変動します。建物内や基地局から遠い場所では速度低下や接続不安定が発生しやすいのが現状です。
利用する場所によっては速度が落ちるため、安定感は光回線に劣ります。
一方、光回線は有線接続のため外部ノイズや電波干渉の影響を受けにくく、常に安定した高速通信が可能です。
特に大容量データのやり取りや、安定した接続が求められるテレワーク、オンライン会議、クラウド利用、オンラインゲームなどには、依然として光回線が最適な選択肢となっています。
光回線がおすすめの人
次のような人には、光回線がおすすめです。
- 通信品質を重視する人
- ゲームやテレワークなどでガッツリとインターネットを使う人
光回線は通信速度が速く、安定感も抜群です。
しかも基本的にデータ通信が使い放題なので、オンラインゲームやテレワークなどで長時間インターネットを利用しても速度制限にかかる心配がありません。
高品質なインターネットを思う存分利用したいなら、光回線がピッタリです。
光回線がおすすめでない人
一方で、次のような人には光回線をおすすめできません。
- 開通工事ができない物件に住んでいる人
- 頻繁に引っ越しする人
- 自宅以外でもインターネットを利用したい人
光回線を利用する場合は開通工事が必要です。大家さんからの許可が下りないなど、開通工事ができない物件に住んでいる人は光回線を利用できません。
また、引っ越しが多い人だと引っ越すたびに開通工事が必要です。毎回工事するのは手間ですし、高額な工事費もかかります。
開通工事ができない人や引っ越しが多い人は、工事なしで使えるポケット型Wi-Fiかホームルーターを検討しましょう。
集合住宅でも許可なしで設置できますし、引っ越しの際もルーターを持ち運ぶだけでOK。自宅に光ファイバーケーブルを引くという特性上、光回線は自宅以外で利用できません。
外出先でもインターネットを使いたい人は、持ち運びが可能なポケット型Wi-Fiを契約してください。
光回線に関するよくあるQA
最後に、光回線に関するよくあるQ&Aをまとめました。
J:COM NETはおすすめでないの?
J:COM NETは、J:COM(ジェイコム)が提供するインターネット接続サービスです。
J:COMのケーブルテレビ局エリアを中心に、全国の主要都市で利用可能。2023年以降はNTT・auひかり回線も導入し、対応エリアが拡大中です。
ケーブルテレビ回線(同軸ケーブル)と光ファイバー回線の両方に対応しており、エリアや建物の設備状況に応じて最適な回線方式が選択されます。
主な回線タイプ
①J:COM NET(CATV回線)
J:COM独自のケーブルテレビ回線を利用。最大速度は320Mbpsまたは1Gbps。
②J:COM NET 光
J:COM独自または他社(auひかり・NTTフレッツ光)の光ファイバー回線を利用。最大1Gbps、5Gbps、10Gbpsの高速プランも選択可能。
※上記の他、J:COM NET 光 on auひかりやJ:COM NET 光(N)などauひかり回線やNTT回線を使った光インターネットも提供
光回線プランは上り・下りともに最大1Gbps~10Gbpsの高速通信が可能。
ケーブルテレビ回線(同軸)は最大320Mbps~1Gbpsですが、上り速度が10~100Mbpsと低め。
ですが、料金が安価なため、動画視聴やメール中心のライトユーザーには十分です。
J:COMモバイルやNetflixなど、他サービスとのセット割や期間限定の割引キャンペーンも多数実施中。地方局ごとにサポート体制が整っており、トラブル時の対応も迅速です。
J:COM NETがトップクラスにおすすめではない理由
NURO光・auひかり・ドコモ光・ソフトバンク光などの主要光回線と比べるとトップクラスのおすすめとは言えません。
- ケーブルテレビ回線は上り速度が極端に遅い(Ping値も高い)
- 光回線プランでも他社と比べてコスパや速度で劣る場合がある
- サービス内容がテレビ重視でネット単体の割安感に乏しい
- エリアや建物によって選べるプランが異なるため、分かりにくい
ただし、あくまで「トップクラスのおすすめではない」ということなので、J:COMユーザー(J:COMモバイル含む)や動画コンテンツが好きな人には十分にはおすすめできます。
J:COM NETはケーブルテレビ大手ということもあり、一緒に利用できるテレビサービスが充実しています。au/UQモバイルはセット割もあります。
地デジやBS/CSはもちろん、ドラマやスポーツ、アニメなどさまざまな専用チャンネルが用意されているのも魅力です。
@スマート光はおすすめでないの?
@スマート光は株式会社NEXTが運営する光コラボサービスです。
NTT東日本・西日本のフレッツ光回線網を利用し、プロバイダと回線がセットになっています。
基本プランは下り・上りともに1Gbps(マンションの設備によっては最大100Mbpsの場合あり)ですが、一部エリアでは最大10Gbpsの「@スマート光 10ギガ」も提供されています。
全国エリア対応で、フレッツ光が使える場所なら基本的に利用可能です。
最大の魅力は月額料金が業界最安クラスであること。特にマンションプランが安くコスト重視のユーザーに人気です。
また、契約期間・違約金なしで、いつでも解約可能。転勤や短期利用にも向いています。開通までの時期が早い(目安10日~2週間)のも特徴的です。
@スマート光がトップクラスにおすすめではない理由
以下の理由により、当記事の総合おすすめランキングには入りませんでした。
- 大手サービスと比べてブランド力・サポート面で劣る
- キャッシュバックや大型キャンペーンがない
- プロバイダメールアドレスがもらえない
- 通信速度・安定性は可もなく不可もなく
上記の他、Wi-Fiルーターのレンタルが有料で、無料レンタルやプレゼントがある他社と比べるとコスト面でやや不利です。また、スマホセット割もありません。
ただ、大手の手厚いサポートが不要で「とにかく安くシンプルに使いたい」「契約期間の縛りや違約金が嫌」という人にはとても向いています。
短期利用目的の方も、ぜひ検討してみて下さい。
So-net光はおすすめでないの?
So-net光は、ソニーネットワークコミュニケーションズが運営する光コラボです。
プロバイダ一体型で全国エリアに対応。3つの料金プランにから用途や利用状況に応じて選択できます。
プランをいつでも切り替えできるのが特徴です。
- Sプラン:月額料金が業界最安級。ライトユーザーや一人暮らし向け。
- Mプラン:標準的なコスパ重視プラン。家族利用や動画・ゲームも快適。
- Lプラン:ヘビーユーザーやテレワーク、複数台同時利用に最適。
また、契約期間の縛りや違約金が無い点もメリットとなります。
So-net光がトップクラスにおすすめではない理由
So-net光が総合おすすめの選外になってしまった理由は以下の通りです。
- 通信速度が他社より遅い・夜間の速度低下が目立つ
- 工事費やキャッシュバックを含めると他社よりコスパが悪い場合も
- サポート体制に不満の声がある
通信品質にムラがあることが、大部分の理由です。速度の遅さについては、以前からずっと指摘されています。
逆に言えば、この点に目をつむることができるのなら、申し込みを検討してもいいでしょう。
柔軟にプラン変更ができるため、月によってデータ使用量が変わる人など向いています。
工事費はどれくらいかかる?
光回線の工事費は、事業者や工事内容によって異なりますが、一般的な相場は15,000円~40,000円程度です。
例:フレッツ光やドコモ光は22,000円、auひかりは41,250円、NURO光は44,000円など。
高額ではありますが、工事費は実質無料になるキャンペーンが多く、月額割引やポイント還元で相殺されるケースがほとんど。
ただし、実質無料の条件として「2年~3年程度の継続利用」が必要なケースが大半です。途中解約時は残額の一括請求が発生するので注意しましょう。
申し込みから開通までの期間はどれくらい?
一般的な開通期間は2週間~1ヶ月程度です。
ただし、繁忙期(3~4月、9月など)は2ヶ月近くかかることもあるため、早めの申し込みが安心です。
既に設備導入済みの集合住宅や、工事不要のケースでは最短1週間程度で利用開始できる場合もあります。
ahamoユーザーにおすすめなのは「ahamo光」?
ahamoユーザーにはGMOとくとくBB光やNURO光など、実質月額料金が安く、通信速度も評判の良い光回線がおすすめです。
ahamoユーザー限定の「ahamo光」も月額料金が安めで選択肢の一つですが、必ずしも第一候補とは言えません。他のサービスと比較して選ぶのが賢明です。
なお、ahamoはドコモのサブブランドですが、光回線とのセット割引はありません。
テレビオプションは利用できる?
多くの光回線サービスでテレビオプション(ひかりTV、スカパー、光テレビ等)が利用可能です。
ひかりTV、スカパー!、J:COM、ソフトバンク光テレビ、ドコモ光テレビオプション、eo光テレビなど
その他、コミュファ光やピカラ光といった地域限定の光回線でも、テレビとのセット契約が可能です。
ただし注意点として、提供エリアや建物設備によっては利用できない場合もあるため、事前に確認しましょう。
また、auひかりのテレビサービスは地デジ・BS/CS非対応なので、気をつけてください。
開通工事で壁に穴は開いてしまう?
多くの場合、既存の配管やエアコンダクトを利用するため、新たに壁に穴をあけずに工事が可能です。
ただし、建物の構造によって配管やダクトが使えない場合や、外壁に光キャビネットや引留金具を取り付けるときは、ビス止めなどで壁に穴を開けることがあります。
建物を傷つけることになるので、必ず事前の許可を取ってください。
穴あけを避けたい場合は、事前に工事業者に相談し、粘着テープなどでの固定方法を依頼しましょう。たいていはOKしてくれますよ。
まとめ
以上、おすすめの光回線について解説しました。光回線は種類がたくさんあるため、いざ利用しようにもどれを契約すれば良いか分からないかもしれません。
安く光回線を使うならスマホセット割は外せません。ご自身のスマホのキャリアやサブブランドと相性の良い光回線を選ぶことで、トータルの通信費を大幅に節約できます。
また、キャッシュバックや月額割引などを含めた実質月額料金で比較することも大切です。
迷ったときは、ぜひ本記事で紹介したおすすめの光回線の中から選んでみてください。
もし、光回線を導入できないときはホームルーターやポケット型WiFiなど、工事不要のインターネット回線も検討しましょう。
どちらも電源を入れるだけですぐに使えます。