「楽天ポケット型WiFiが気になるけど、実際どうなの・・?」
「本当に使えるかどうか詳しいレビューが見たい!」
楽天ポケット型WiFi(Rakuten WiFi Pocket)は楽天モバイルから発売されているオリジナルのモバイルルーターです。楽天回線を使ってデータ無制限で通信できることがメリットです。
特徴としては薄型で持ちやすく16台まで同時接続できるので、メインで使うスマホだけでなく、パソコンやタブレットにも接続できます。
コンパクトかつ軽量ボディが魅力的。小さいのに、バッテリーはまずまずの容量を搭載しています。
連続通信時間は最大10時間です。なお、SIMフリーモデルなのでSIMロックはかかっておらず、他社のSIMカードを挿して使うこともできます。
2025年9月時点は、端末代金が一括1円で購入可能。しかも、手ごろな料金でデータ通信を無制限に使えます。
しかしながら、本当に使える代物なのか気になりますよね。そこで今回は、楽天ポケット型WiFiを実際に購入して徹底レビュー。
実効速度はもちろん、デメリットについても深く言及していきます。口コミや評判が気になっている方は、ぜひご参考に。
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楽天ポケット型WiFi(Rakuten WiFi Pocket)を専門家が実機レビュー

ここから、外観デザインと速度の実機レビューをしていきますね。今回2Bのレビューを行いますが、2Cとの違いはUSBタイプの違いだけなので、2Cの購入を検討にしている人もご参考に。
また、Rakuten WiFi Pocket Platinumを検討している方も、外観はほぼ同じでプラチナバンド圏外であれば速度は変わらないので、本レビューが参考になるかと思います。
見た目はコンパクトで可愛らしい
こちら、購入したRakuten WiFi Pocketです。

同梱物としては、本体の他に説明書と充電用のUSBケーブルが含まれています。
第一印象としては、小さくて軽い。


100g程度しかないので、持っている感覚がないくらいの重量です。側面が角張ってなく、丸いので可愛さもあり。
名刺サイズとまでは言いませんが、胸ポケットに入るほどのコンパクトさです。
設定は自動で完了する
Rakuten WiFi Pocketに限らず、ポケット型WiFiを使ううえで気になるのが使い方。特に自分で設定できる心配になりますよね。
Rakuten WiFi Pocketの設定はSIMカードを入れて電源を入れるだけ。自動設定なので、難しい操作は必要ありません。
詳しい設定手順は以下の通りです。

付属のSIMカードを台紙からmicroサイズで切り離して、端末側面のSIMスロットに挿入して下さい。SIMスロットは爪で開閉できるので、SIMピンは不要です。

SIMセットできたら、端末側面の電源ボタンをONに。そのまま何もせずに、数十秒待つと自動的に設定が完了します。
※バッテリー切れの場合は、付属のUSBケーブルで充電しておく
以上で設定は完了です。
なお、SSIDの変更など細かな設定を行いたい場合は、接続している通信機器から「192.168.0.1」にアクセスして変更して下さい(通常は変更しなくてOK)。
ネット接続の手順
設定が終わったら、いよいよネット接続に入ります。以下、詳しい接続手順です。

Rakuten WiFi PocketのSSID・パスワードは、付属のシールまたは端末内の画面にて記載されています。端末から確認するときは、側面の「WPS」のボタンを押してください。
スマホやPCなど、ネット接続したい機器のWi-Fi設定を開きましょう。すると、SSIDが見つかるのでタップして下さい。
※SSIDが表示されないときは、端末の電源が入っているか要確認

最後に、確認したパスワードを入力すればOKです。スマホの場合は、「接続済み」などの表記で確認できます。
これで、ネット接続は完了です。
QRコードから接続する場合
Rakuten WiFi Pocketでは、従来のSSID・パスワードを入力する方法の他に、QRコードを使った接続方法が使えます。
手順は、端末の電源を入れた後に、「WPS」のボタンを数回押して下さい。すると、ネット接続用のQRコードが表示されるので、iPhone・Androidのスキャンアプリから読み込みましょう。

読み込みが終わればネットに自動接続されます。パスワードを入力する手間が省けて簡単です。
実測値は問題ない速さ
気になる通信速度を測ってみましょう。ずばり、実測値の結果はこちらです。

測定結果
- ダウンロード速度:17.3Mbps
- アップロード速度:5.93Mbps
- Ping値:20ms
上記は5Gはではなく、4G通信の速度です。結論は、速くも遅くもない普通の速さです。WiMAXよりは遅いものの、ドコモやソフトバンク回線を使うクラウド系のポケット型WiFiとはほぼ同じ速度です。
正直、10Mbpsいけば御の字かと思っていましたが想像以上の速さ、17.3Mbpsを記録しました。
この速度なら、WEBサイトやSNS閲覧はもちろん動画やゲームもストレスなく楽しめます。Youtubeも高画質で再生可能で、テレワークとしても十分使える速度です。
一方でアップロード速度はイマイチでした。Youtuberなど、ファイルをネット上にアップする仕事の方には向かないでしょう。
まとめとしてアップロードがメイン、プロのオンラインゲーマー、トレーダーの方でなければ必要十分なスピードです。
他の人の口コミとほぼ同じ速度
今回、たまたま測定結果が良かっただけかもしれないので、みんなの口コミも調べてみることに。

みんそくによると、平均速度は18.63Mbps(500件以上の口コミから算出)と出ており今回の測定とほぼ同じ結果に。
時間帯による極端な速度低下も見られず、10Mbps~22Mbpsあたりで落ち着いています。
結論として速度については安かろう悪かろうを覚悟していましたが、満足できる快適さでした。良い意味で期待を裏切ってくれましたね。
感想:普通のポケット型WiFiを求める人にはうってつけ
全体的な感想として、決してハイスペックではないものの、普通に使えるポケット型WiFiを探している人にとってはうってつけだと感じました。
コンパクトで軽いため持ち運びに便利で、それでいて速度もそこそこ快適です。もちろん、WiMAX +5Gなどには適いませんが、コスパを考えると十分すぎるほどの性能です。
あとで詳しく説明しますが、端末代は1円なのでコストを照らし合わせると現ポケット型の中では最強クラスの高コスパと言えるでしょう。
在庫切れが多発する理由もよく分かります。

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楽天ポケット型WiFiに関する口コミ・評判

楽天ポケット型WiFiを実際に使うユーザーの口コミ・評判を見ていきましょう。
通信速度に関する評判
- 高画質のオンラインゲームでも特に動作が固まることなく楽しめている
- 平均で25Mbps以上の速度が出るため、一般的な利用には支障がない
- 速度は建物や利用シーンによって異なるが、通常のネット利用であれば十分な品質
引用:アンケート調査
引用:X
入院に備えて楽天モバイルのRakuten Wi-Fi Pocket 2C買った。 自宅だと電波悪いけど、病院では良好だった。これでいけそう。 念のためAterm MP02LNの中古もポチったんだけど、使わなくて済むかな。
ようやく終わりが見えて来た… 休日を全く休日してない… てかネットもいつ開栓すんねん!!!!!! ポケットWiFi生活いつまで続くんや!!!!! 楽天にはガチ感謝。 結構動画もサクサクなので、助かってる
引用:X
楽天ポケット型WiFiの通信速度に関しては、オンラインゲームなどの高負荷な利用でも問題なく快適に利用できているという声が多数見られました。
平均速度は25Mbps以上で、一般的なインターネット利用には十分な速度が出ているとの声。ただし、建物内や利用シーンによって速度が変動することもあるため、常に高速通信が可能というわけではないようです。
とはいえ、これはどのWiFiサービスでも変わりません。通常のネット利用であれば品質面で不満を感じることは少ないと言えるでしょう。
料金に関する評判
- 月額料金は利用量によって変動するため、誰にとっても納得感のある料金設定
- 事務手数料が無料で、端末代金1円キャンペーンにより初期費用がほぼ0円で利用可能
- データ無制限プランとしては最安の料金設定
引用:アンケート調査
手続きの事で楽天モバイル行って、まさかのポケットWiFi1円で購入して契約してしまった。
引用:X
料金プランに魅力を感じ楽天モバイルのwifiを契約。池袋、雑司が谷周辺は問題なしです。群馬の自宅で使えればOK
引用:X
楽天ポケット型WiFiの料金体系は、利用したデータ量に応じて月額料金が変動する仕組みになっています。そのため、ライトユーザーからヘビーユーザーまで、自分の利用スタイルに合った料金で利用できると好評です。
また、事務手数料が無料なうえ、端末代金が1円で購入できるキャンペーンを実施しているため、初期費用を抑えて利用を始められる点も魅力です。
他社の無制限プランと比較しても最安クラスの料金設定なので、コストパフォーマンスの高さが評価されています。
接続の安定性に関する評判
- 1日に2回ほどネットワークが切れることがあるが、再起動すると繋がる
- Nintendo Switchでの対戦中にネットワークエラーが増えた
- 2.4GHz帯のWiFiを使用中は、電子レンジなどの電波干渉で度々切断することがある
引用:アンケート調査
楽天モバイル回線でモバイルルーター導入、あまり良い結果にならなかった。 Rakuten WiFi Pocket 2Cは安くて操作もシンプル、ただ4Gしか掴まないのとWiFiが2GHzしか飛ばせない。でもシンプル。
引用:X
楽天ポケット型WiFiの接続安定性については、若干の不安定さを指摘する声もありました。1日に数回ほどネットワークが切断されてしまうことがあるようですが、端末を再起動することで改善するとのこと。
ゲーム機を接続して利用する場合は、対戦中にエラーが発生しやすくなる傾向もあるようです。また、2.4GHz帯のWiFiを使う場合は電子レンジなどの電波干渉の影響を受けやすく、接続が不安定になりがちな点には注意が必要です。
とはいえ、通信が完全に途切れてしまうことは少なく、概ね安定して利用できていると言えそうです。
端末の発送に関する評判
テザリングで容量100GB使い果たしそうだったので、仕方なくポケットWiFiを頼んでた。楽天モバイルさん発送早かったマジありがとう 25日の夜に頼んで26日の夜には発送されて27日昼には届いた!発送遅くなくて良かったぁ!!これで生きられる……!!!引用:X
昨日楽天モバイルにPocket WiFi契約に行ったら品切れで入荷未定と言われてすごすごと帰って来たんだけど、今朝ネットで申し込みしたらもう発送されたらしい。明日受取せねば。 引用:X
端末の発送に関しては「発送が早かった」という口コミが見受けられました。楽天モバイルでは、申し込んでから最短2日で端末が届きます。
審査状況や混雑具合にもよりますが、早ければ申し込んだ翌日にはWiFi環境が手に入るでしょう。
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楽天ポケット型WiFiのメリット

楽天モバイルのポケット型Wi-Fiのメリットは以下の通りです。
- プラチナバンドに対応
- 端末代金が1円(2回線目以降も可)
- データ無制限でネットが使える
- 月額料金が激安
- 従量制プランなので無駄がない
- 最大10時間以上バッテリーが持つ
- 複数端末を同時に接続できる
- サイズがコンパクトで小さい
- ひと目でデータ消費量が分かる
- 海外でも2GBまで無料で利用できる
- Rakuten最強プランはSPUの対象
プラチナバンドに対応
Rakuten WiFi Pocket Platinumでプラチナバンドのエリアに入ると、安定した通信が実現します。
プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯域を指す通称で、以下のような特徴があります。
- 障害物を回り込みやすく、ビルの中や地下でも電波が届きやすい
- 空気中の水分による電波の減衰が少ない
- コンクリート壁などを透過する力が強い
- 少ない基地局でもエリアをカバーできる
楽天モバイルは2024年6月からプラチナバンドの商用サービスを開始しました。これにより、楽天ポケット型WiFiでも以下のようなメリットが期待できます。
- 建物内や地下でも安定した通信が可能になる
- より広いエリアで電波がつながりやすくなる
- 通信品質の向上により、快適なインターネット接続が楽しめる
プラチナバンドは周波数が低いため通信速度は他の周波数帯に劣りますが、10~50Mbps程度の速度は出るので、動画視聴やオンラインゲームにも十分対応できます。
今までと比べて、楽天ポケット型WiFiはつながりやすさと実用性を兼ね備えた、より魅力的なサービスになったと言えるでしょう。今後エリアが順次拡大されていくことで、さらに利便性の高いモバイルWiFiルーターとして評価されていくと思われます。
端末代金が1円(2回線目以降も可)

楽天ポケット型WiFiはキャンペーンにより1円で購入できます。通常価格は10,820円(変動の場合あり)です。
初めて申し込む人はもちろん、すでに楽天モバイルを申し込んでいる人が2回線目に申し込む場合も1円キャンペーンが適用されます。
罠となる条件はない
他のポケットWi-Fiサービスでも、キャンペーンで端末代が無料になることはあります。しかし、他社の場合は2~3年の契約縛りがあり、短期間で解約すると違約金がかかるのが一般的です。
楽天モバイルなら端末を1円で購入しても、契約縛りや違約金は一切ありません。
ただし、端末のみ購入はできません
初めての申し込みなら、さらにポイントが貰える
楽天モバイルの申し込みが初めてなら、2,000~5,000ポイントプレゼント(時期により変動)のキャンペーンも併用可能です。
Wi-Fiルーターを実質タダで貰えるうえ、ポイントまで付与されます。それでいて初期費用や違約金は一切かかりません。
使用してみて合わなければ無料で解約できるので、初めてポケットWi-Fiを試したい人にもぴったりです。
データ無制限でネットが使える
楽天ポケット型WiFiなら月額3,278円でデータ通信が使い放題です。使い放題のポケットWi-Fiは他にもありますが、月額料金は4,500円前後が相場です。
データ無制限プランを比較
サービス名 | 月額料金 (データ無制限) |
---|---|
楽天モバイル | 3,278円 |
WiMAX2+※ | 4,268円 |
WiMAX +5G※ | 4,818円 |
Y!mobile | 4,818円 |
ご覧の通り、楽天モバイルは圧倒的な安さ。月額割引などのキャンペーン適用は不要で、この金額です。
ポケット型Wi-Fiの多くは無制限といいながら、実際には「直近3日間で10GBまで」などの速度制限があります。
しかし、楽天モバイルにはそのような一律の速度制限がありません。災害など緊急時を除けば文字通りデータ通信を無制限に使えます。
月額料金が激安
Rakuten最強プラン+ Rakuten WiFi Pocketの組み合わせは、無制限のポケット型WiFiの中で月額料金が最安級です。
他の無制限プランの多くは4,000~5,000円前後の料金がかかります。
キャッシュバックや月額割引などのキャンペーンが用意されているサービスも多いのですが、それらを含めても月額料金は実質3,000円台後半です。
楽天モバイルなら複雑な割引等なしで、いつでも安くデータ無制限に使えます。
無制限のポケット型WiFiを格安で使いたいなら検討しましょう。
他社は端末代が有料、もしくはレンタル式です。月額料金以外に端末代・レンタル料がかかりますが、楽天モバイルは一括1円で端末を購入できます。
従量制プランなので無駄がない
楽天モバイルの料金(Rakuten最強プラン)は変動制なので、データをあまり使わない月は料金が安くなります。
例えば15GBしか使わなかった月は2,178円で済みますし、20GBを超えた月は定額(3,278円)で無制限に使えます。
データ通信量を3GB未満に抑えれば、月額1,078円で維持できます。旅行や出張に備えて、予備回線として保有しておくのにもピッタリです。
最大10時間以上バッテリーが持つ
楽天ポケット型WiFiはコンパクトながら電池持ちがよく、最大10時間バッテリーが持ちます。一度充電すれば、丸1日は電池切れの心配はいりません。
スリープ状態での連続待受時間は最大300時間。使い方によっては1回の充電で2~3日は持ちますよ。
複数端末を同時に接続できる
楽天ポケット型WiFiは最大16台まで接続できます。スマホはもちろん、タブレットやパソコン、ゲーム機なども同時に接続可能です。
複数の機器でインターネットを楽しみたい人や、家族で住んでいる人に向いています。
サイズがコンパクトで小さい
Rakuten WiFi Pocketは本体サイズがコンパクトです。片手でも楽に持てますし、ポケットにもすっぽり入ります。
重量も106gと軽量です。ここ最近のスマホの重量が160~200g前後なので、スマホよりも軽いですね。どれくらい軽量なのか、他のWi-Fiルーターとサイズ・重量を比較してみました。
サイズ比較
端末 | サイズ | 重量 |
---|---|---|
Rakuten WiFi Pocket | 107.3x 63.8 x 15 (mm) | 約106g |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 128 x 64 x 11.9 (mm) | 約125g |
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 111 x 62 x 13.3 (mm) | 約127g |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 147.2 x 76 x 10.9 (mm) | 約203g |
Pocket WiFi 803ZT | 112 x 67.5 x 15.6 (mm) | 約153g |
Pocket WiFi 5G A102ZT | 141 x 69 x 15.9 (mm) | 約240g |
こうして比較すると、Rakuten WiFi Pocketがいかに小さく軽いかが分かります。
ひと目でデータ消費量が分かる
データ消費量によって支払う金額が変わる楽天モバイル。便利なシステムですが、今どれくらいデータを使っているのかチェックが面倒なら萎えますよね。
ですが、楽天ポケット型WiFiでは電源を付けた瞬間にデータ消費量が分かります。

今月の支払い額も、わざわざmy 楽天モバイルにログインしなくても把握できるのがいいですね。地味ですが、こうした気遣いは嬉しいものです。
海外でも2GBまで無料で利用できる
楽天モバイルは国際ローミングに対応しており、毎月2GBまでは海外でも無料で利用できます。データ容量は多くないものの、追加料なしで使えるのは大きなメリットでしょう。
仕事などでたまに海外へ行く人に向いています。国際ローミングの利用方法も簡単です。
Rakuten WiFi Pocket場合、設定画面からいったん通信をオフにした後、「国際ローミング」を有効にします、あとは現地に着いた後に通信をオンにするだけですぐに使えます。
Rakuten最強プランはSPUの対象
Rakuten最強プランは楽天市場のポイント還元率がアップする「SPU」の対象です。
楽天モバイルのポケット型Wi-Fiを契約するだけで、楽天市場の還元率が大幅アップされます。
以前は会員ランクに応じてポイント還元率が変動していましたが、現在は誰でも楽天市場で高還元率になります。
普段から楽天市場で買い物しているなら、利用はマストでしょう。
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楽天ポケット型WiFiのデメリット・注意点
さまざまなメリットがある楽天モバイルのポケット型Wi-Fiですが、次のようなデメリットもあります。
- 5G通信が非対応
- プラチナバンドに繋がりにくい場所がある
- 端末から接続中のエリアを確認できない
- 最高クラスの性能ではない
5G通信が非対応
楽天モバイルは5Gサービスを提供していますが、Rakuten WiFi Pocket(Platinum含む)の場合、利用できるのは4G回線のみです。残念ながら5G通信に対応していません。
仮に5G対応エリアに住んでいても、利用できるのは4G通信に限られます。
ただ、実効速度は必要十分なので、5G非対応はさほどデメリットではないでしょう。
プラチナバンドに繋がりにくい場所がある
プラチナバンド対応により一部都市/地域では屋内・地下も安定化してきていますが、「全国完全対応」はまだ進行中です。
首都圏なら問題ありませんが、地方や山間部の一部はプラチナバンドが繋がりにくい可能性があります。
ただし、サービスエリアはほぼ全地域をカバー(人口カバー率は99.9%)できています。電波が届かない場所はほぼありません。
端末から接続中のエリアを確認できない
接続中のエリアを端末側で確認できないのもデメリット。
端末のディスプレイには電波強度や接続している機器の数、バッテリー容量といった情報を表示できますが、どちらの回線(楽天回線・パートナー回線)に接続されているかは表示されません。
接続エリアを確認する場合はAndroid版「my 楽天モバイル」を確認する必要があります。
接続エリアの確認方法
- Rakuten WiFi PocketからSIMカードを取り出す
- SIMカードをAndroidスマホに挿し替える
- Android版「my 楽天モバイル」アプリを起動する
- トップページから接続エリアを確認する
いちいちSIMカードを取り出す必要があるので、かなり面倒です・・。また、SIMサイズも合わないので余計に面倒です。
iOS版のmy 楽天モバイルではそもそも対応エリアの確認ができません。
上記の方法が使えない場合はデータ通信を少しだけ利用して、my 楽天モバイルからパートナー回線のデータ通信量を消費しているかチェックしましょう。
現在は楽天回線でもパートナー回線でもデータ通信を無制限に使えるようになりました。接続中の回線を確認できないのは、それほどデメリットではないと言えます。
最高クラスの性能ではない
楽天ポケット型WiFiはWi-Fiルーターとしては最高性能ではありません。
特に、
- 最大通信速度が150Mbps止まり
- 5GHz帯に対応していない
の2点が劣ります。最大通信速度150Mbpsについて、他のポケットWi-Fiと比べると遅いですね。
また、Rakuten WiFi Pocketは5GHz帯にも対応していません。5GHz帯は2.4GHz帯と比べると他の機器と干渉しにくく、通信が安定するのがメリットです。
他のモバイルルーターでは5GHz帯に対応しているモデルが増えているので、現行モデルで対応していないのは残念です。
以下、主要なWi-Fiルーターと性能比較してみました。
Wi-Fiルーターの性能比較
ルーター | 最大通信速度 (下り) | 5GHz |
---|---|---|
Rakuten WiFi Pocket (楽天モバイル) | 150Mbps | 非対応 |
Speed Wi-Fi HOME L02 (WiMAX2+) | 1.0Gbps | 対応 |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi (WiMAX +5G) | 2.2Gbps | 対応 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 (WiMAX +5G) | 2.7Gbps | 対応 |
Pocket WiFi 5G A102ZT (ワイモバイル) | 2.4Gbps | 対応 |
他社製品では最大通信速度が1Gbpsを超えることも珍しくありません。また、ほとんどの製品で5GHz帯に対応しています。
性能重視の上級者なら、WiMAXなど他のモバイルルーターを検討すべきでしょう。
楽天ポケット型WiFiがおすすめの人

口コミ・評判やメリット・デメリットから、楽天ポケット型WiFi(Rakuten WiFi Pocket)がおすすめな人を以下にまとめました。
- 実質無料でポケット型Wi-Fiを試したい
- 毎月のデータ消費量にばらつきがある
- 安くデータ無制限のポケットWi-Fiを使いたい
- テザリングでは難しい同時ネット接続を行いたい
- スマホは別キャリアだけど楽天回線を使ってみたい
- 光回線の工事待ち期間など短期でネット契約をしたい
上記から2個以上当てはまっていたら試すべし
Rakuten WiFi Pocketは、とにかく安く利用できるのが最大のメリットです。端末代はキャンペーンにより1円ですし、月額料金も無制限なのに3,278円しかかかりません。
データ消費が少ない月は最安0円まで自動調整されます。毎月のデータ消費量にばらつきがある人でも無駄がありません。
スマホを別のキャリアを使いつつ、データ無制限の楽天回線を使いたい方にもおすすめ。
スマホのテザリングだとiPhoneで5台、Androidスマホでも多くて8~10台しか接続できません。一方で、Rakuten WiFi Pocketは最大16台まで接続可能です。
同居人あるいは家族とネット接続をシェアするのにも便利ですね。
実質無料でポケット型Wi-Fiを試したい
楽天モバイルでは、キャンペーンを利用することで端末代金が実質1円になります。さらに、契約事務手数料も無料のため、初期費用をほぼかけずにポケット型Wi-Fiを試すことができます。
利用してみて自分に合わないと感じた場合も、解約金は一切かからないので、お試し感覚で始められるでしょう。
毎月のデータ消費量にばらつきがある
楽天ポケット型WiFiは、月間のデータ使用量に応じて段階的に料金が変動する仕組みです。3GB以下の月は1,078円、20GBまでは2,178円、20GB以上でも3,278円と上限が設定されています。
使う月と使わない月で料金が変わるので、毎月の通信量にばらつきがある人にもおすすめです。
安くデータ無制限のポケットWi-Fiを使いたい
楽天モバイル以外にも無制限で利用できるポケット型WiFiはありますが、その中でも最安値水準の料金プランとなっています。
WiMAXやドコモのポケット型WiFiなどと比較しても、月額料金や端末代金の安さが際立っています。無制限プランでコストを抑えたい人に最適です。
テザリングでは難しい同時ネット接続を行いたい
Rakuten WiFi Pocketは最大16台までの機器を同時接続可能です。スマホのテザリングでは同時接続数に限りがあることが多いため、家族でネットを共有したり、オンラインゲームの対戦をしたりする際に通信が不安定になりがちです。
ポケット型WiFiなら、大人数で安定したネット環境を利用できます。
スマホは別キャリアだけど楽天回線を使ってみたい
楽天エリアは順次拡大中で、プラチナバンドの商用サービスも開始されました。スマホは他社回線のままでも、ポケット型WiFiだけ楽天回線にすることで、エリアの広さや通信品質を試すことができます。
使ってみて問題なければ、後からスマホも楽天に乗り換えるのも良いでしょう。
光回線の工事待ち期間など短期でネット契約をしたい
楽天ポケット型WiFiには最低利用期間がなく、解約金もかかりません。引っ越し先で光回線の開通を待つ間の繋ぎとして利用したり、一時的に出張先などで使ったりといった短期利用に向いています。
2年縛りや高額な解約金が発生する他社サービスに比べ、利用期間を自由に決められる点が魅力です。
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楽天ポケット型WiFiがおすすめでない人
一方で以下に当てはまる人は、楽天ポケット型はおすすめサービスと言えません。
- 最高スペックの性能を重視する
- 楽天回線に対して不安がある
最高スペックの性能を重視する
楽天ポケット型WiFiは、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの通信速度を誇りますが、これは他社の最新機種と比べるとやや見劣りします。例えば、他社の機種ではあくまで理論値ですが下り最大1.2Gbps、上り最大75Mbpsほどの高速通信が可能です。
また、Rakuten WiFi Pocketは5G通信に対応していません。スマホでの5G通信が普及しつつある中、常に最新の高速通信を求めるユーザーにとっては物足りなさを感じるかもしれません。
オンラインゲームや動画配信など、大容量のデータ通信を快適に行いたい方は、他社の5G対応モデルを検討した方が良いでしょう。通信速度と最新規格対応にこだわるなら、楽天ポケット型WiFiはおすすめできません。
楽天回線に対して不安がある
楽天ポケット型WiFiは、基本的に楽天回線エリアでの利用が前提となります。一部エリアではau回線も使えますが、ドコモ回線やソフトバンク回線のようなカバー率は期待できません。
都市部なら問題ありませんが、地方や山間部では圏外になることも多いでしょう。Rakuten WiFi Pocketの口コミでも、「圏外になることが多い」「つながりにくい」といった不満の声が見られました。
また、楽天回線はまだ新しいため、トラブル時の対応力に不安を感じる人もいるかもしれません。実際のユーザーからも「サポートの対応が良くない」という評判もあります。
安定性とサポート面で信頼できる大手キャリアの回線を使いたい方には、楽天ポケット型WiFiはおすすめできません。エリアの広さと回線品質を重視するなら、WiMAXなど他社サービスを検討すべきでしょう。
楽天ポケット型WiFiの料金・キャンペーン情報

端末代金はほぼかからない
楽天モバイルでは、回線と同時申込でRakuten WiFi Pocket を1円で購入できるキャンペーンを実施しています。
通常、端末単体価格は1万円以上ですが、このキャンペーンを利用することで、わずか1円で手に入れることができます。
キャンペーン利用時の注意点
このキャンペーンは大変お得な内容ですが、ひとりにつき1点までの適用となっています。
また、不正利用や不正転売などの目的でキャンペーンを適用した場合は、申し込みがキャンセルされる可能性もあるので注意が必要です。
かかる費用は通信費のみ
楽天ポケット型WiFiの料金プランは「Rakuten最強プラン(データタイプ)」となります。
このプランはデータ消費量に応じて月額料金が自動的に変動します。
プラン内容
データ利用量 | 月額料金 |
---|---|
3GB以下 | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
月額3,278円でデータ通信を無制限に利用可能。この価格でデータ使い放題のポケットWi-Fiを実現できます。
利用するデータ通信量が少ない月は月額料金が安くなるのがメリット。
普段は無料で保有しておき旅行や出張の時だけ使い放題のポケット型WiFiとして利用する、といった使い方が可能ですよ。
なお、ユーザーからは「普段使うデータ通信量が少ない人にも納得感のある料金」「どれだけ使っても最大3,278円なのは魅力的」といった声が聞かれ、料金体系への満足度は高いようです。
初期費用はかからない
楽天モバイルのポケット型WiFiは、キャンペーンを利用すれば端末代金が実質1円になるだけでなく、契約事務手数料も無料です。
そのため、初期費用はほぼかからずに利用を始められます。
月々のお支払いは、クレジットカードやデビットカード、口座振替などを選べるので、自分に合った方法を選択しましょう。
解約時の違約金は1年以上の利用で無料
1年以上の契約なら、いつ解約しても違約金は発生しません。1年未満の解約は約1,000円の契約解除料がかかります。
使ってみて自分に合わないと感じたら、金銭的負担を抑えて解約できるのは嬉しいポイントですね。
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楽天ポケット型WiFiの端末の種類

現在販売されている端末は「Rakuten WiFi Pocket Platinum」です。スペックを詳しく見ていきましょう。
Rakuten WiFi Pocket Platinumの特徴とスペック
項目 | 仕様 |
---|---|
色 | ホワイト |
サイズ | 約65 x 約96.5 x 約15.3 (mm) |
重量 | 約103g |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
連続待受時間 | 約260時間 |
連続通信時間 | 約10時間 |
バッテリー容量 | 2,440mAh |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 b/g/n |
対応周波数帯 | LTE:B1/3/7/18/19/26/38/41 WCDMA:B1/2/19 プラチナバンド:B28 |
最大同時接続台数 | 16台 |
SIMタイプ | nanoSIM (SIMフリー) |
Rakuten WiFi Pocket Platinumは2024年7月に新登場した最新モデルです。ポケットにすっぽり入るコンパクトボディが魅力です。
最大の特徴は、プラチナバンドに対応していること。プラチナバンドとは、700MHz~900MHzの周波数帯域の通称で、障害物に強く建物内や地下でも電波が届きやすいのが特徴です。
サイズは約65 x 約96.5 x 約15.3mmとコンパクトで、重さは約107gと軽量。連続通信時間は約10時間、最大16台までの機器を同時接続できます。
下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速通信が可能で、オンラインゲームや動画視聴も快適に楽しめるでしょう。
もっと速いルーターもありますが、動画視聴やSNS、音楽ストリーミングなどであれば十分こなせます。
Rakuten WiFi Pocket 2C/2Bは販売終了
項目 | 仕様 |
---|---|
色 | ホワイト/ブラック |
サイズ | 約63.8×約107.3×約15 (mm) |
重量 | 約107g |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
連続待受時間 | 約300時間 |
連続通信時間 | 約10時間 |
バッテリー容量 | 2,520mAh |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 b/g/n |
対応周波数帯 | LTE:B1/3/7/18/19/26/38/41 WCDMA:B1/2/19 |
最大同時接続台数 | 16台 |
SIMタイプ | microSIM (SIMフリー) |
Rakuten WiFi Pocket 2Cは、Rakuten WiFi Pocket Platinumの前モデルにあたります。プラチナバンドには対応していませんが、その他のスペックはほぼ同等です。
本体サイズは約64.8 x 約107.3 x 約15.0mmで、重さは約107g。連続通信時間は約10時間、同時接続台数は最大16台と、Platinumと変わりません。通信速度も下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsを誇ります。
カラーはホワイトとブラックの2色展開。USB端子はType-Cを採用し、多くのスマホと共通のケーブルで充電できる点が便利です。
「Rakuten WiFi Pocket 2B」の個人向け販売も現在終了となっています。
2Cとの主な違いは、USB端子がmicro USBだったこと。本体サイズもわずかに小さく、重さは1g軽い106gでした。スペック面では2Cとほぼ同等の性能を有していました。
中古品なら入手できる可能性もありますが、USB端子の違いを考慮すると、現行モデルのPlatinumを選ぶのがおすすめです。
参考:初代Rakuten WiFi Pocketについて
こちらも終売していますが、参考として初代Rakuten WiFi Pocketの情報を記載しておきます。
項目 | 仕様 |
---|---|
色 | ホワイト ブラック |
サイズ(mm) | 約94.5×約61.2×約17.1 |
重量 | 約100g |
最大通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
連続待受時間 | 約300時間 |
連続通信時間 | 約10時間 |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11 b/g/n |
対応周波数帯 | LTE:B1/3/8/11/18/19/21/28/41 WCDMA:B1/5/6/8/19 |
最大同時接続台数 | 10台 |
SIMタイプ | 標準SIM (SIMフリー) |
スペックを見比べると、現行モデルと性能はさほど変わっていません。最大通信速度やWi-Fi規格はほぼ同じです。
対応周波数帯が少し異なりますが、楽天モバイルを利用する上ではほとんど差はありません。
それでも、最大同時接続台数が10台から16台に増えたのが、大きな進化と言えるでしょう。
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楽天ポケット型Wi-Fiを申し込む手順
ここでは実際に申し込む手順を解説します。
STEP1.申し込みに必要なものを準備する
まずは楽天モバイルの申し込みに必要なものを準備してください。
必要なもの
- 本人確認書類
- 楽天会員のユーザーID/パスワード
- クレジットカードまたは銀行口座情報
本人確認書類として使えるのは以下の書類です。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 身体障がい者手帳+補助書類
実際に利用できる書類は本人確認の方法によって異なります。詳細は公式サイトもチェックしてください。
なお、Rakuten最強プランには音声通話機能が付かないデータタイプも用意されています。
データタイプなら本人確認が不要ですが、Rakuten WiFi Pocketを一括1円で買えるキャンペーンが適用されません。
一括1円で買うためにも、通常の音声対応プランで申し込むのがおすすめです。
STEP2.公式サイトで「購入する」ボタンを押す
必要なものを準備したら楽天モバイルの公式サイトから申し込みます。Rakuten WiFi Pocketの製品ページにアクセスし「購入する」を押してください。

STEP3.希望のカラーと支払い方法を選択し、カートに追加する

「購入する」ボタンを押すとカラーと支払い方法の選択画面になります。カラーはホワイトとブラックの2種類があるので、お好きな方を選んでください。
支払い方法は48回払い、24回払い、1回払いの3つです。回線とセットで契約するなら一括1円になるので「一括価格」を選択しましょう。
最後に「カートに追加する」を押してください。カートに追加すると「スマホ交換保証プラス」も自動的に追加されます。不要な場合は「削除」を押して外しておきましょう。
STEP4.プランを選択する

端末をカートに入れたら、次はプランの選択です。
といっても、料金プランは1つしかないため簡単に選択できます。「続けてプラン選択へ進む」→「プランを選択する」の順に押せばOKです。
その後、オプションとSIMタイプの契約画面に移ります。オプションは任意のものを選択しましょう。
Rakuten WiFi PocketはeSIMに対応していません。SIMタイプは「SIMカード」を選択してください。選択が終わったら「この内容で申し込む」を押します。
STEP5.楽天アカウントにログインする
楽天アカウントへのログイン画面に移行します。IDとパスワードを入力し、ログインしてください。
まだ楽天アカウントを持っていない場合は「楽天会員に新規登録(無料)してサービスを利用する」を押してアカウントを作成しましょう。
STEP6.契約者情報の確認をする
続いて契約者情報の確認です。楽天会員に登録されている情報(名前、生年月日、住所)が表示されます。
契約者情報と本人確認書類の情報に差異があると申し込めないため、登録情報に誤りがないか念入りにチェックしてください。
問題がなければ「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れます。
STEP7.本人確認書類をアップロードする

続いて本人確認です。楽天モバイルでは、全部で4つの本人確認方法が用意されています。
- 楽天銀行に提出済みの書類で確認
- 書類画像をアップロードで確認
- AIかんたん本人確認(eKYC)
- 受け取り時に自宅で確認
楽天銀行で本人確認を実施済みの場合は「楽天銀行に提出済みの書類で確認」がおすすめです。楽天モバイルへ書類を提出する必要がありません。
それ以外の場合は「書類画像をアップロードで確認」または「AIかんたん本人確認(eKYC)」がおすすめです。
ただし、オンラインで本人確認する「eKYC」は運転免許証とマイナンバーカードしか対応していません。
運転免許証もマイナンバーカードもない場合は、本人確認書類の画像を撮影してアップロードしましょう。
STEP8.電話番号の選択
次に電話番号の選択になります。Rakuten WiFi Pocketを利用する場合は電話が不要なので「新規電話番号を取得」を押してください。
3つの電話番号が表示されますが、どれを選んでもOKです。
STEP9.受け取りと支払い方法を選択する
最後に受け取りと支払い方法の選択です。自宅以外で受け取りたい場合は、受け取り方法の「変更」を押して、受取先の住所を入力してください。
支払い方法は楽天会員情報に紐づいているカードが反映されます。プランの支払いと製品の支払いに利用する支払い方法を選択してください。
新しいクレジットカードを登録したい場合は「新しいカードを利用(自分名義)」または「新しいカードを利用(他人名義)」を、口座振替を利用する場合は「口座振替」を選択し、画面の指示に従ってクレジットカード/口座情報を登録しましょう。
プランおよび端末代の支払いに楽天ポイントを使えます。楽天ポイントを利用する場合は「すべてのポイントを使う」または「一部のポイントを使う」にチェックを入れてください。
あとは「この内容で申し込む」を押せば、申し込みは完了です。
楽天ポケット型Wi-Fiの解約方法
続いて、楽天モバイルの解約方法もチェックしておきましょう。
STEP1.「my楽天モバイル」にログインする
楽天モバイルはmy 楽天モバイルから解約します。
公式サイトにアクセスし「my 楽天モバイル」を押してください。楽天アカウントへのログイン画面になるので、IDとパスワードを入力してログインしましょう。
STEP2.「契約プラン」「その他のお手続き」「解約」を選択
my 楽天モバイルにログインしたら「契約プラン」を押します。「各種手続き」の中の「その他のお手続き」内にある「各種手続きへ進む」を押してください。
「解約のお手続き」内の「解約」を押して、解約手続きを進めましょう。
STEP3.解約手続きを行なう
解約の注意事項が表示されます。注意事項をよく読み、問題がなければ「次へ進む」を押してください。
製品保証サービスを利用している場合は、継続利用するかどうかの選択画面が出てきます。不要な場合は「解約する」にチェックを入れ「次へ進む」を押しましょう。
もう一度、解約にともなう注意事項が表示されます。すべての項目にチェックを入れたら「次へ進む」を押してください。
STEP4.アンケートに回答し解約手続きを完了させる
最後に簡単なアンケートが表示されます。アンケートに答えたら「解約内容を確認する」を押してください。
ワンタイムパスワードの入力画面になります。
登録メールアドレスに「[楽天モバイル]ワンタイムパスワード発行完了のお知らせ」が届くので、メールに記載されているパスワードを入力して「認証する」を押しましょう。
申込み内容を確認し、問題がなければ「解約を完了する」を押してください。これで、解約が完了です。
楽天ポケット型Wi-Fiと他社を比較
ポケット型Wi-Fiは楽天モバイル以外にもたくさんの種類があります。代表的なポケット型Wi-Fiを比較してみましょう。
MUGEN WiFiとの違い
まずはMUGEN WiFiとの比較です。
MUGEN WiFiの「クラウドSIMプラン」はドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応します。楽天モバイルよりも広い範囲で利用でき、月額料金もほぼ同じです。
楽天回線・au回線が入りづらい場所にいる人はMUGEN WiFiのクラウドSIMプランを検討しましょう。
ただし、MUGEN WiFiでデータ通信を利用できるのは月間100GBまでに限られます。さらに2年間の契約縛りがあり、2年以内に解約する場合は違約金を支払わないといけません。
短期間だけ利用したい人、100GB以上の大容量通信を利用したい人には楽天モバイルがおすすめです。
AiR-WiFiとの違い
次にAiR-WiFiと比較してみましょう。
AiR-WiFiは20GBプランが1,958円と、楽天モバイルよりやや安く設定されています。クラウドSIM対応で楽天モバイルより繋がりやすいのも大きなメリットです。
月20GBで済むライトユーザーで、繋がりやすさを重視する人に向いています。
一方、AiR-WiFiも無制限プランがありません。楽天モバイルならAiR-WiFiの100GBとほぼ同じ月額料金でデータ通信が使い放題なので、月100GBを超えるなら楽天モバイルがおすすめです。
また、AiR-WiFiには1年間の契約縛りがあり、縛りなしにする場合は月額330円のオプションに加入する必要があります。契約縛りを気にせず使いたいなら、楽天モバイルが安上がりです。
MONSTER MOBILEとの違い
続いてはMONSTER MOBILEとの比較です。
MONSTER MOBILEは4つのデータ容量が用意されています。このうち無制限プラン以外は楽天モバイルより割安です。
毎月のデータ容量が100GB未満で、とにかく安く使いたい人には向いています。
無制限プランは楽天モバイルのほうが約1,500円も割安です。無制限プランを安く使いたいなら、楽天モバイルを利用しましょう。
なお、MONSTER MOBILEには2年間の契約縛りがあります。縛りなしプランもありますが、その場合は楽天モバイルよりも割高です。
契約縛りを気にせず使いたい人にも、楽天モバイルがピッタリです。
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楽天ポケット型Wi-Fiでよくある質問
最後に、楽天モバイルのポケット型Wi-Fiでよくある質問をまとめました。
Rakuten WiFi Pocketをバンド3(楽天回線)接続に固定するには?
少しマニアックな情報ですが、Rakuten WiFi Pocketを楽天回線だけに繋がるようにしたい、といった方のための設定方法です。手順としては、管理画面にアクセスしてバンド3のみ接続するよう固定します。
3分もあればパソコン・スマホのいずれからにて設定できますよ。以下、詳しい手順です。

Rakuten WiFi Pocketを接続した通信機器から192.168.0.1(検索窓に入力)にアクセスして下さい。アクセス後、「admin」と入力して管理画面にログインできます。

LTE項目を「ON」→「OFF」にして一旦ネットを遮断します。
LTE項目下の「設定」にアクセス。その先のページで「ネットワーク選択」をタップして下さい。

回線一覧が表示されるので「Rakuten 44011」を選びます。

LTE項目を「OFF」→「ON」に戻しましょう。
以上で完了です。「Rakuten 44011」を選択する場面ですが、楽天回線エリア内に居ないと選べないので注意して下さいね。
楽天モバイルのSIMカードはスマホでも使用可能ですか?
楽天モバイルのポケット型Wi-Fiで利用するSIMカードはスマホでも使えます。ただし、SIMカードサイズが異なる可能性があるので注意してください。
例えばRakuten WiFi Pocket 2CのSIMカードサイズはmicroSIMですが、最近のスマホはほとんどの機種がより小さいnanoSIMです。
スマホで利用するためにnanoSIMサイズに切り取った場合、そのままではRakuten WiFi Pocket 2Cで再利用できません。
SIMカードサイズは端末によって異なります。スマホでもSIMカードを使いたい場合は、事前に対応するSIMカードサイズをチェックしましょう。
他社のSIMカードを『Rakuten WiFi Pocket』に入れて使用可能ですか?
Rakuten WiFi PocketにはSIMロックがかかっていないため、他社のSIMカードを入れて使えます。
ただし、ソフトバンク回線のプラチナバンドには対応していないため、利用するならドコモ回線かau回線を用意しましょう。
また、他社SIMの利用は動作保証対象外です。自己責任での利用になるため、設定なども自分でする必要があります。
端末に必要な充電時間は?また、連続通信時間は?
Rakuten WiFi Pocketの充電に必要な時間は約3.5時間です。それなりに時間がかかるので、余裕を持って充電しましょう。
連続通信時間は約10時間です。
WiMAXとどちらがおすすめですか?
通信速度と繋がりやすさを重視するならWiMAXがおすすめです。WiMAXはauの4G LTE/5Gに対応しているため、全国の幅広いエリアで使えます。
5G対応エリアなら、通信速度も高速です。
一方、月額料金の安さを重視する人、契約縛りを気にせず使いたい人には楽天モバイルをおすすめします。WiMAXの月額料金は4,000~5,000円前後と、楽天モバイルより割高です。
さらに、プロバイダによっては契約縛りがあります。楽天モバイルなら契約縛りがありません。
まとめ
楽天モバイルのポケット型Wi-Fiなら、月額3,000円台でデータ通信が使い放題です。プランとセットなら端末代が一括1円ですし、契約事務手数料や違約金もかかりません。
データ通信をあまり使わない月は約1,000円に収まります。モバイルルーターとしては決して高性能ではありませんが、必要十分な速度が出ます。
特に大きなデメリットがなく、安くて使いやすいサービスと言えるでしょう。安さ重視の人、端末代をかけたくない人にはおすすめです。
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