「OCN インターネットとGMOとくとくBBは何が違うの?」
「どっちを選んだらいいのか分からない・・」
ドコモ光を申し込む上で悩ましいのがプロバイダ選びですよね。
ドコモ光のプロバイダは20種類以上ありますが、特に人気が高いのが公式プロバイダのOCN インターネットと高額キャッシュバックで有名なGMOとくとくBBです。
結論から言うと、どちらがおすすめできるかは状況によって変わります。この記事では、料金・速度・キャンペーンなど軸にOCN インターネットとGMOとくとくBBを徹底比較。
ドコモ光のプロバイダが決まらない人は、ぜひ参考にして下さいね。
OCN インターネットとGMOとくとくBBは、ドコモ光公式プロバイダの中で人気度は2強と言える存在。そのため、本記事はまさに頂上決戦と言えるでしょう。
総合比較
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
キャッシュバック | 1ギガ:37,000円 (転用は32,000円) 10ギガ:55,000円 (事業者変更は42,000円) (転用は37,000円) | ・オプションなし:10,000円 |
キャッシュバック 受け取り時期 | 開通から4か月後 | |
月額料金 1ギガ | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 | |
月額料金 10ギガ | 6,380円 | |
最大通信速度 | 1ギガプラン:1Gbps 10ギガプラン:10Gbps | |
IPv6 | 対応(無料) | |
スマホセット割 | ドコモ・irumoで適用可 (最大1,100円割引) | |
工事費 | 戸建て:22,000円 マンション:16,500円 ※現在はキャンペーンで無料 | |
初期費用 | 契約事務手数料3,300円 | |
契約期間 | 2年(自動更新) | |
違約金 | 1ギガ解約:戸建て 5,500円/マンション 4,180円 10ギガ解約:5,500円 | |
独自オプション | ウイルスソフトなど ※OCNインターネットの方が種類豊富 | |
実測値 (ダウンロード) | 平均:305.97Mbps 有線:421.43Mbps 無線:228.44Mbps | 平均:282.69Mbps 有線:394.48Mbps 無線:217.59Mbps |
実測値 (アップロード) | 平均:317.18Mbps 有線:436.44Mbps 無線:237.51Mbps | 平均:333.1Mbps 有線:475.64Mbps 無線:270.97Mbps |
平均ping値 | 18.01ms | 19.21ms |
サポート | 訪問サポート 遠隔サポート | 訪問サポート |
ルーターレンタル (1ギガ) | あり(無料) ※13カ月で返却不要 | あり(無料) ※37カ月で返却不要 |
ルーターレンタル (10ギガ) | レンタルは無いが 市場価格の3/1以下で格安購入可 | 月額309円でレンタル可 |
モバイルWi-Fiレンタル | なし | あり |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ | GMOインターネット株式会社 |
先に結論を見たい人はこちら▼
比較項目①キャンペーン・キャッシュバック
申し込みを決める大きな動機となるのがキャンペーンですよね。ここでは、キャッシュバック額に着目して、どちらのキャンペーンがお得なのか徹底比較していきます。
キャッシュバックのお得度は契約内容で変わる
OCN インターネット・GMOとくとくBB共にキャンペーンの目玉は高額キャッシュバックです。2025年1月時点の、キャッシュバック額を比較してみましょう。
キャッシュバック額の比較
OCNインターネットのキャッシュバック
- ドコモ光1ギガ:最大37,000円のキャッシュバック
- ドコモ光10ギガ:最大55,000円のキャッシュバック
GMOとくとくBBのキャッシュバック
・オプションなし:10,000円
・ドコモ光+dアニメストア:12,000円
・ドコモ光+Lemino:12,000円
・ドコモ光+DAZN for docomo:15,000円
・ドコモ光+スカパー!:15,000円
・ドコモ光+ひかりTV:18,000円
・ドコモ光+ひかりTV+DAZN for docomo:35,000円
・ドコモ光+Lemino+ひかりTV+DAZN for docomo:64,500円
※10ギガプランは20,000円増額
※他社の違約金を最大15,000円還元あり
※連絡希望日時を平日14~17時に指定すると500円増額
※キャッシュバック額は新規・転用・事業者変更共通
※キャッシュバックの最大額は100,000円
OCNインターネットは転用(フレッツ光から乗り換え)・事業者変更(光コラボ事業者から乗り換え)の場合は減額があるものの、オプションを考慮しないシンプルなキャッシュバック内容です。
一方で、GMOとくとくBBは、オプション加入状況によってキャッシュバック額が変動。10ギガプランにすると更に増額される仕組みです。
キャッシュバック条件の違い
- OCNインターネットは契約形態(新規・転用・事業者変更)によってキャッシュバック金額が異なる。
- GMOとくとくBBは新規・転用・事業者変更に関わらず、オプション加入状況でキャッシュバック金額が決まる。
GMOとくとくBBならではの特典
- 他社からの乗り換え時の違約金を最大15,000円還元
- 連絡希望日時を平日14~17時に指定すると500円のキャッシュバック増額
- キャッシュバックの最大額は100,000円と高額
シンプルさと自由度の違い
- OCNインターネットはシンプルに契約形態のみでキャッシュバック額が決まる。
- GMOとくとくBBはオプション加入の組み合わせ次第で、キャッシュバック額を自由にカスタマイズできる。
以上から、OCNインターネットはシンプルにまとまった金額のキャッシュバックを望む人に、GMOとくとくBBはオプションを組み合わせて高額キャッシュバックを狙いたい人におすすめと言えます。
他社からの乗り換え時の違約金還元もGMOとくとくBBならではの魅力的な特典です。
どっちのキャッシュバックが優れているのか
結論から言うと、状況によってお得度が変わるため一概にどちらが良いとは言えません。
OCN インターネットはシンプルにキャッシュバックを受け取りたい人や1ギガプランで十分な人におすすめで、GMOとくとくBBはオプションを組み合わせて高額キャッシュバックを狙いたい人や10ギガプランを検討している人、他社からの乗り換えを考えている人におすすめと言えます。
OCNインターネットのキャッシュバックが向いている人
シンプルに特典を受け取りたい人:
OCN インターネットは契約形態(新規・転用・事業者変更)のみでキャッシュバック額が決まるため、オプション加入を考えずにシンプルにキャッシュバックを受け取れます。
1ギガプランで十分な人:
1ギガプランのキャッシュバック額はGMOとくとくBBより高額です。
GMOとくとくBBのキャッシュバックが向いている人
オプション加入を検討している人:
GMOとくとくBBはオプション加入の組み合わせで、キャッシュバックがより高額となります。オプションを活用したい人はお得になる可能性が高いです。
他社サービスからの乗り換えを検討している人:
GMOとくとくBBには他社からの乗り換える時の違約金を最大15,000円還元する特典があります。違約金負担を抑えて乗り換えたい人におすすめです。
平日の日中に連絡可能な人:
GMOとくとくBBは連絡希望日時を平日14~17時に指定すると、キャッシュバックが500円増額。平日に連絡可能な人は、お得になります。
キャッシュバックの受け取りやすさは同じ
キャッシュバックの受け取りは、OCN インターネット・GMOとくとくBB共に開通から4か月後が目安です。どちらも無料提供されるプロバイダのメールアドレス宛に案内が届きます。
光回線のキャッシュバックは長いケースで2年待つこともあるため、4か月で受け取れるのは非常にスピーディーと言えるでしょう。
比較項目②通信速度・対応エリア
インターネットを使用する上で欠かせない指標が通信速度です。ここでは、
- ダウンロード
- アップロード
- Ping値
- IPv6の対応状況
- 対応エリア
を軸に徹底比較してみます。
ダウンロードはOCN インターネットが速い
まず、ダウンロード(下り)の平均速度を比較してみましょう。
平均速度(1ギガプラン)の比較
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
全体平均 | 305.97Mbps | 282.69Mbps |
有線接続 | 421.43Mbps | 394.48Mbps |
無線接続 | 228.44Mbps | 217.59Mbps |
ご覧の通り、全体平均はOCN インターネットの方が速いです。OCN インターネットは、Tier1 IPバックボーンという高度な通信技術をアジアで唯一使用しており、速度の優位性が高くなっています。
Tier1 IPバックボーンとは?
Tier1とは、インターネットの品質を上流のプロバイダに頼らずに、自らコントロールできる世界規模の広帯域IPバックボーンを保有するISPグループのことを指します。
Tier1を保有するのは世界で数社のみで、OCNを運営するNTTコミュニケーションズはアジアで唯一のTier1ステータス保持者です。
OCNのIPバックボーンの特長:
- つねにゆとりある帯域を確保し、現状のトラフィックから半年後の需要を予測して設備を拡充
- 全伝送路・設備を完全に二重化し、故障時にも迅速に別経路に切り替え可能
- 国内外の豊富な外部接続を有し、国内の主要ISPとはプライベートピアで接続
- 最先端技術を積極的に取り入れ、IPv4とIPv6の両方に対応したデュアルネットワーク
Tier1の優位性:
一般的なバックボーンを保持するプロバイダに比べ、Tier1のOCNでは以下のメリットがあります。
- データの通信渋滞が起きにくく、常に高速通信が可能
- 他のネットワークとの接続性に影響されず、高品質で安定したインターネット環境を提供可能
参考:時間帯別の速度比較
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
朝 | 391.86Mbps | 339.01Mbps |
昼 | 403.76Mbps | 425.86Mbps |
夕方 | 346.12Mbps | 299.67Mbps |
夜 | 303.21Mbps | 258.13Mbps |
深夜 | 415.71Mbps | 362.52Mbps |
アップロードはGMOとくとくBBが若干速い
次に、アップロード(上り)の速度を見ていきましょう。
平均速度(1ギガプラン)の比較
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
全体平均 | 317.18Mbps | 333.1Mbps |
有線接続 | 436.44Mbps | 475.64Mbps |
無線接続 | 237.51Mbps | 270.97Mbps |
アップロード速度については、GMOとくとくBBの方が若干速い結果となりました。
動画をアップロードする仕事などを行っている人は、OCN インターネットよりGMOとくとくBBを使った方が快適と感じるでしょう。
ただ、ダウンロードと同様ですが両者に大きな差はありません。計測の時期によっては、順位が入れ替わると思われます。
参考:時間帯別の速度比較
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
朝 | 354.03Mbps | 358.59Mbps |
昼 | 437.62Mbps | 491.95Mbps |
夕方 | 372.1Mbps | 364.57Mbps |
夜 | 336.42Mbps | 327.32Mbps |
深夜 | 419.73Mbps | 393.06Mbps |
Ping値はOCN インターネットが若干有利
Ping値は、インターネット上での応答速度を意味します。速度のbpsと違い、値が低い方が優秀です。
OCN インターネットとGMOとくとくBBのPing値を比べてみましょう。
平均Ping値
- OCN インターネット:18.01ms
- GMOとくとくBB:19.21ms
※参照元:みんそく
約1.2msの差ですが、Ping値はOCN インターネットの方が優秀との結果でした。
差はわずかなので大きく気にする必要はありませんが、少しでも低いPing値を求めるならOCN インターネットを選んだ方がいいかもしれません。
Ping値は、いわゆる遅延(ラグ)に関わるため、FPSや格闘系のオンラインゲームなどで重要となります。
IPv6はどちらも無料で対応
IPv4 over IPv6は、OCN インターネット・GMOとくとくBBともに無料で対応しています。
IPv6の接続サービス名は、OCN インターネットはOCNバーチャルコネクト、GMOとくとくBBがv6プラスとなっています。いずれも、IPv6通信を利用できると考えてOKです。
大容量のインターネット通信を楽しめます。
対応エリアは1ギガ・10ギガともに同じ
OCN インターネットとGMOとくとくBBの対応エリアはどちらも変わりません。
ドコモ光はフレッツ光回線を使用する全国対応のサービスとなっており、プロバイダによってエリアが変わることはないため安心して下さい。
10ギガの対応エリアもOCN インターネット・GMOとくとくBB共に同じですが、注意点として10ギガは提供地域が限られます。
詳しくはNTT(東日本/西日本)でご自身のエリアを検索してみましょう。
比較項目③利用料金・サポート
OCN インターネットとGMOとくとくBBの利用料金について、
- 月額基本料
- 初期費用
- 違約金
- オプション
- 工事費
- サポート
の項目で比較してみましょう。
参考:ドコモ光の料金(OCN インターネット・GMOとくとくBB共通)
月額料金 | ||
---|---|---|
1ギガ | 10ギガ | |
月額料金 (2年定期契約) | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 | 6,380円 |
最大通信速度 | 1Gbps | 10Gbps |
スマホセット割 | 適用可 ※最大1,100円割引 | |
工事費 | キャンペーンにつき無料 ※通常22,000円 | |
初期費用 | 3,300円 |
月額基本料は同じ
OCN インターネット・GMOとくとくBB共に月額基本料は変わりません。料金プランは、1ギガ(最大1Gbps)と10ギガ(最大10Gbps)から選択しますが、どちらも同料金です。
月額基本料の比較
プラン | OCN インターネット | GMOとくとくBB |
---|---|---|
1ギガ | 戸建て:5,720円 マンション:4,400円 | |
10ギガ | 6,380円 |
ドコモ光は20種類以上のプロバイダが存在しており、タイプA/B/Cによって料金が少し異なります。OCN インターネットとGMOとくとくBBは共にタイプAに属しており料金は同じです。
ちなみに、タイプAはタイプB・Cより安いため、最もお得なプロバイダ分類となっています。
初期費用は同じ
ドコモ光の契約時は、OCN インターネット・GMOとくとくBB共に初期費用が発生します。金額はどちらも同じです。
初期費用(契約事務手数料)
- OCN インターネット:3,300円
- GMOとくとくBB:3,300円
ちなみに、他のプロバイダもすべて初期費用の金額は統一されています。初期費用はドコモ光に限らず、ほとんどの光回線サービスで支払いが必須です。
契約期間・違約金は同じ
OCN インターネット・GMOとくとくBB共に契約期間は2年です。2年後に自動更新されますが、更新月以外に解約すると違約金が発生します。
違約金の金額はどちらも変わりません。
違約金の比較
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
1ギガを解約 | 戸建て:5,500円 マンション:4,180円 | |
10ギガを解約 | 5,500円 | |
契約期間 | 2年(自動更新) |
更新月に解約した場合は、違約金はかかりません。
独自オプションはOCN インターネットが充実
ドコモ光電話やドコモ光テレビなどドコモが提供するオプションの他に、プロバイダ独自のオプションがあります。
OCN インターネットとGMOとくとくBBを比較すると、OCN インターネットの方がオプションの充実度が高いです。
オプション比較
OCN インターネット
- OCNプレミアムサポート:月額660円
- ウイルスバスター クラウド 月額版:月額627円 ※1年無料
- マイポケット:月額330円
- メールウイルスチェック:月額220円
- 迷惑メールブロックサービス:月額220円
- OCN開通とことんサポート:訪問料5,500円/回~ ※初回無料
GMOとくとくBB
- 訪問サポート:訪問料6,600円/回~ ※初回無料
- マカフィーマルチアクセス:月額550円 ※1年無料
有料サポートを受けたい人や迷惑メール関連のオプションを利用したい人は、OCN インターネットを選んだ方が安心できるでしょう。
工事費はどちらも無料
工事費は、OCN インターネット・GMOとくとくBB共に22,000円かかります。しかし現在は、ドコモ提供の公式特典により工事費は無料です。
一般的な光回線では、工事費と同額の割引を分割で受けることによる実質無料ですが、ドコモ光の工事費は残債が残らない完全無料となっています。
スマホセット割はどちらも対応
ドコモまたは格安プランのirumoでスマホを利用中の人は、スマホセット割を適用できます。割引額は、OCN インターネット・GMOとくとくBB共に変わりません。
スマホセット割
料金プラン | 割引額 (1人あたり) | |
---|---|---|
eximo | 1,100円 | |
irumo | 3GB以上 | 1,100円 |
0.5GB | 割引なし | |
5Gギガホ プレミア/5G ギガホ | 1,100円 | |
ギガホ プレミア/ギガホ | 1,100円 | |
5Gギガライト/ギガライト | 5GB以上 | 1,100円 |
~3GB | 550円 | |
~1GB | 割引なし |
多くのプランで、毎月1,100円の割引を受けられます。
どちらも訪問サポートがある
安心してインターネットを継続利用するなら、サポートは非常に重要です。OCN インターネットとGMOとくとくBBのサポートメニューを比較してみましょう。
OCN インターネットとGMOとくとくBBは、両者ともに訪問サポートを初回無料で提供しています。
訪問サポートの内容
OCN インターネットのサポートメニュー
- インターネット接続設定(有線)
- 無線LANクライアント設定
- ゲーム機器接続設定(無線)
- 家庭用複合プリンターの印刷設定
- 無線LANアクセスポイント設定
- OSアカウント設定・OS初期設定
- Microsoftアカウント申込代行
- ウイルス対策ソフト導入設定
- ひかりTV接続設定
GMOとくとくBBのサポートメニュー
- インターネット接続設定
- Wi-Fi設定
- メール設定
- ひかりTV接続設定
- dtvインストール・接続設定
どちらも、基本的なインターネット接続設定は対応しています。光回線の開通を行えるか心配な人でも安心です。
サポートメニューの充実度はOCN インターネットの方が上と言えるでしょう。プリンター・ゲーム機・OSなどの設定も行ってくれます。
遠隔サポートはOCN インターネットのみ
主に電話を使った遠隔サポートは、OCN インターネットのみ利用できます。オプション料金は月額660円で、サービス名はOCNプレミアムサポートです。
こちらのオプションは、PCに限らずスマホやタブレットなど様々な通信機器の不明点を台数無制限で解決してくれます。年中無休(9時から21時まで)で通話料はかかりません。
専用アプリを使って遠隔操作も行ってくれるため、心強いオプションです。
比較項目④ルーターレンタルの条件
Wi-Fi通信を利用する際は、ルーターが必須となります。
基本的にルーターは自分で用意する必要がありますが、プロバイダ特典によりOCN インターネットとGMOとくとくBBは無料レンタルが可能です。詳しく見ていきましょう。
どちらも無料で一定期間を超えると返却不要
OCN インターネットとGMOとくとくBBは、それぞれ無料でWi-Fiルーターをレンタルできます。
Wi-Fiルーターの無料提供
OCN インターネット | GMOとくとくBB | |
---|---|---|
レンタル料 | 0円 | |
返却不要となる期間 | 13か月以上 | 37カ月以上 |
ルーターの性能はどちらも最新のWi-Fi規格やIPv6に対応しており高性能です。OCN インターネットは1年、GMOとくとくBBは3年を超えると返却不要となります。
10ギガは契約期間によってお得度が変わる
10ギガプランの場合は、10Gbps対応ルーターが必要です。無料レンタルは両者とも行っておらず、OCN インターネットは格安価格で販売、GMOとくとくBBは有料でレンタルを利用できます。
10Gbps対応ルーターの提供
- OCN インターネット:最安6,980円で購入可
- GMOとくとくBB:月額309円でレンタル可
どちらがお得かは契約期間によって変わるため何とも言えません。
ドコモ光を約2年以上利用するならOCN インターネットがお得で、それ以下の契約期間ならGMOとくとくBBの方がお得です。
開通前のモバイルWi-FiレンタルはGMOとくとくBBのみ
GMOとくとくBBでは、モバイルWi-Fiの無料レンタル(最大3カ月)を行っています。このサービスは、工事が完了するまでネットが使えない状況を回避するためのものです。
開通までレンタルWi-Fiでやり過ごそうと考えていた人は、モバイルWi-Fiを借りてネット環境を無料で整えることができます。
なお、OCN インターネットにはモバイルWi-Fiのレンタルサービスはありません。
OCN インターネットとGMOとくとくBBはどちらがおすすめ?
結論をまとめると、OCN インターネットとGMOとくとくBBはそれぞれおすすめな人が異なります。どちらに申し込むか迷っている人は以下を参考にして下さい。
OCN インターネットがおすすめな人
OCN インターネットは、以下に当てはまる人におすすめです。
- オプションに加入なしでキャッシュバック特典を受け取りたい
- ドコモ提供の公式プロバイダを使いたい
- ダウンロード速度にこだわりたい
- 手厚いサポートを受けたい
まず、OCN インターネットはドコモが提供する公式プロバイダなので安心感があります。OCNは光回線やプロバイダ事業の実績も豊富で、通信事業者としての信頼度も高いです。
キャッシュバックについては、オプション加入などの条件なしでシンプルに受け取りたい人がおすすめ。オプションに加入しない場合のキャッシュバック額は、GMOとくとくBBを大きく上回ります。
速度については、ダウンロードが若干GMOとくとくBBより有利となっています。Ping値もわずかですが低いので、オンラインゲーマーの人にもおすすめです。
その他、サポート面についてはGMOとくとくBBを上回っているため、安心を重視するならOCN インターネットを選ぶべきでしょう。
\オプション不要でキャッシュバック /
GMOとくとくBBがおすすめな人
GMOとくとくBBは、以下に当てはまる人におすすめです。
- オプション加入でキャッシュバック額を最大化したい
- 他社の違約金(撤去工事費含む)の還元を受け取りたい
- 少しでもアップロード速度にこだわりたい
- 開通前にモバイルWi-Fiを無料レンタルしたい
まずキャッシュバックについてオプション加入ありで乗り換えるならGMOとくとくBBの方がお得になる可能性が高いです。ドコモ光と合わせて、DAZN for docomoやひかりTVなどエンタメオプションも同時加入する予定なら、GMOとくとくBBを検討しましょう。
合わせて、GMOとくとくBBは、他社から乗り換える人に向けて違約金負担を行っています。テレビ・電話オプションの撤去費用も負担してくれるため、利用したい人に向いています。
注意点として、オプション加入なしのキャッシュバック額はOCN インターネットが上なので気を付けましょう。
その他、OCN インターネットにはないモバイルWi-Fiの無料レンタルサービスを使いたい人もGMOとくとくBBがおすすめです。
\ 開通までWiFiレンタル /
まとめ
この記事では、ドコモ光の人気プロバイダであるOCN インターネットとGMOとくとくBBを徹底比較してみました。両者で共通点は多いものの、細かく見るとそれぞれ特徴が分かれます。
OCN インターネットは速度やサポート面で有利です。GMOとくとくBBはオプション加入ありでのキャッシュバックがお得となっています。
どちらか迷うのであれば、ドコモ公式プロバイダであるOCN インターネットの方が無難でしょう。
ただ、GMOとくとくBBも非常に優秀なプロバイダなので候補に入れることをおすすめします。