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法人向けWi-Fiの選び方とおすすめサービス|光回線・置き型・ポケット型を徹底比較

2025年10月29日

法人向けWi-Fiの選び方とおすすめサービス|光回線・置き型・ポケット型を徹底比較

新しく会社を立ち上げるとき、まず整えておきたいのがインターネット環境です。

業務効率の向上やリモートワークの推進、顧客サービスの充実など、Wi-Fiは法人活動の土台となる重要なインフラです。

しかし、光回線・置き型Wi-Fi・持ち運びWi-Fiといった選択肢があり、それぞれ特徴や導入方法が異なるため、自社に合ったサービスを選ぶことが大切です。

本記事では、法人向けWi-Fiの種類や導入のメリット、注意点、さらにおすすめのサービスについてわかりやすく解説していきます。

法人向けWi-Fiの種類と特徴

法人向けのWi-Fiには大きく分けて3つのタイプがあります。

それぞれに特徴があり、利用シーンや導入スピード、安定性などが異なります。

ここでは「光回線」「置き型Wi-Fi」「持ち運びWi-Fi」の3種類について、その基本的な特徴を見ていきましょう。

光回線(固定回線)


光回線は有線接続のため安定性が高く、大容量データのやり取りにも強いのが特徴です

オンライン会議やクラウドサービスの利用、大人数での同時接続など、法人利用に適した環境を提供します。

ただし、開通には工事が必要で導入までに時間がかかる点には注意が必要です。

置き型Wi-Fi(ホームルーター)


置き型Wi-Fiは工事不要で、コンセントに差すだけですぐに利用できるのが魅力です。

導入スピードが速いため、立ち上げ直後で早急にインターネット環境を整えたい法人に適しています。

一方で、電波状況によっては通信品質に差が出る場合があります。

持ち運びWi-Fi


持ち運びWi-Fiはコンパクトで携帯性に優れ、外出先や出張先でもインターネットを利用できる点が強みです。

バッテリー駆動で柔軟に活用できますが、通信容量や速度に制限があるプランも多いため、自社の利用スタイルに合わせて選ぶ必要があります。

Wi-Fiを導入するメリット

法人がWi-Fi環境を整えることで、業務の効率化からコスト削減、顧客対応力の向上まで、さまざまなメリットが得られます。ここでは代表的な3つのポイントを紹介します。

業務効率の向上


Wi-Fiがあればクラウドサービスやビジネスアプリの利用が円滑になり、生産性が向上します。

また、社員同士や顧客とのオンライン会議もスムーズに実施でき、業務のスピード感が増します

コスト削減と柔軟な働き方の実現


安定したWi-Fi環境はリモートワークやモバイルワークを支え、オフィス維持費や移動コストを削減します。

業務スタイルに合わせた柔軟な働き方を実現できるのも大きな利点です。

顧客対応力の強化


法人Wi-Fiはキャッシュレス決済や来店客向けのフリーWi-Fi提供にも活用でき、顧客サービスの質を高めます。

信頼性の高い通信環境は、取引先や顧客からの安心感にもつながります。

導入時の注意点

Wi-Fiは法人にとって欠かせないインフラですが、導入する際にはいくつか気をつけたいポイントがあります。ここでは特に重要な3つの注意点を紹介します。

導入スケジュールの確認


光回線は開通工事が必要なため、利用開始までに数週間かかる場合があります。

一方、置き型やポケットWi-Fiは即日利用できるケースが多いですが、長期的に十分な環境を提供できるかを事前に検討する必要があります。

オフィス環境との相性


建物の構造や周辺エリアの電波状況によって、通信の安定性や速度は大きく変わります。

また、社員数や接続するデバイスの数が多い場合は、容量や速度が十分かどうかを確認しておくことが大切です。

働き方を見据える


人員の増加やオフィス移転といった将来の変化に対応できるサービスを選ぶことも重要です。

短期的な導入コストだけでなく、長期的な料金や契約条件も踏まえて検討することで、安心して使い続けられます。

法人向けおすすめWi-Fiサービス

法人向けのWi-Fiには多くのサービスがありますが、それぞれ強みや導入のしやすさが異なります。

ここでは「光回線」「置き型Wi-Fi」「持ち運びWi-Fi」の3タイプに分けて、代表的なサービスとその特徴をご紹介します。

光回線(固定回線)


オフィスで安定した高速通信を確保したい法人に最も適しているのが光回線です。

大容量データのやり取りや大人数での利用でも安定し、業務基盤として安心感があります。

サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用工事料契約期間特徴
フレッツ東西     約4,500〜6,000円1Gbps    約800円〜3,000円約19,800円 2年   全国対応、信頼性が高い、プロバイダ選択可
BiZimo光約4,000〜5,500円1Gbps事務手数料3,300円約19,800円   2年法人向けプランが充実、コスト重視におすすめ
ソフトバンク光約5,000〜6,500円1Gbps事務手数料3,300円約26,400円2年スマホセット割で通信費削減可能

フレッツ東西

引用元:フレッツ東西
サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用工事料契約期間特徴
フレッツ東西    約4,500〜6,000円1Gbps    約800円〜3,000円約19,800円2年   全国対応、信頼性が高い、プロバイダ選択可

フレッツ東西は、NTT東日本・西日本が提供している光回線サービスです。

全国的に利用できるエリアの広さと、安定した通信品質が大きな魅力です。最大1Gbpsの高速通信に対応しているので、オンライン会議やクラウドの利用、大容量データのやり取りもスムーズ。

さらに複数のプロバイダを自由に選べるため、自社に合った料金やサービス内容を組み合わせやすい点も安心です。

BiZimo光

引用元:BiZiMo
サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用工事料契約期間特徴
BiZimo光    約4,000〜5,500円1Gbps  事務手数料3,300円約19,800円2年   法人向けプランが充実、コスト重視におすすめ

BiZimo光は、法人向けに特化したプランが充実している光回線サービスです。

月額料金は比較的リーズナブルで、コストを重視したい企業にも導入しやすいのが大きな魅力です。最大1Gbpsの高速通信に対応しているため、オンライン会議やクラウド業務なども安心して利用できます。

安定した通信環境を確保しつつ、コストパフォーマンスを重視したい新設法人におすすめの回線です。

ソフトバンク光

引用元:SoftBank光
サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用工事料契約期間特徴
ソフトバンク光  約5,000〜6,500円1Gbps  事務手数料3,300円約26,400円2年   スマホセット割で通信費削減可能

ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供している光回線サービスです。

最大の特徴は、ソフトバンクのスマホとセットで利用すると通信費が割引になる「おうち割 光セット」。

社員のスマホ利用と合わせて契約すれば、毎月の通信コストを大きく抑えることができます。

最大1Gbpsの高速通信に対応しており、クラウド業務やオンライン会議も快適に行えます。サポート体制も充実しているため、安心して導入できる光回線です。

置き型Wi-Fi(ホームルーター)


置き型Wi-Fi(ホームルーター)は工事不要で、コンセントに差すだけですぐに使える手軽さが魅力です。新設法人や移転直後で「今すぐネット環境を整えたい」という場合に適しています。

サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用契約期間  特徴
BizAir約4,000〜5,000円下り最大612Mbps程度事務手数料3,300円2〜3年法人特化型、工事不要で即日導入可能
シンプルフリーWi-Fi約3,500〜5,000円下り最大1Gbps(エリアにより変動)事務手数料3,300円2年工事不要、シンプル料金体系で導入しやすい
ドコモ home 5G約4,950円下り最大4.2Gbps(5Gエリア)事務手数料3,300円契約期間なし5G対応で高速通信、将来的な拡張性が高い

BizAir

引用元:BizAir
サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用契約期間特徴
BizAir約4,000〜5,000円下り最大612Mbps程度事務手数料3,300円2〜3年法人特化型、工事不要で即日導入可能

BizAirは、法人向けに設計された置き型Wi-Fi(ホームルーター)です。

工事が不要で、コンセントに差すだけですぐに使える手軽さが大きな魅力です。オフィス開設直後や急ぎでネット環境を整えたい場合にもスムーズに導入できます。

下り最大612Mbpsの通信速度に対応しており、通常の業務利用には十分でしょう。法人専用のサービス設計となっているため、安定した利用環境とサポート体制を求める企業におすすめです。

シンプルフリーWi-Fi

サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用契約期間   特徴
シンプルフリーWi-Fi約3,500〜5,000円下り最大1Gbps(エリアにより変動)事務手数料3,300円2年工事不要、シンプル料金体系で導入しやすい

シンプルフリーWi-Fiは、工事不要ですぐに使える置き型Wi-Fi(ホームルーター)です。

月額料金は約3,500〜5,000円と手頃で、名前のとおり料金体系もわかりやすいため、初めてWi-Fiを導入する法人でも安心して利用できます。

最大1Gbpsの高速通信に対応しており、オフィス業務からオンライン会議まで幅広くカバー出来ます。コストを抑えながらシンプルに導入したい法人にぴったりの選択肢です。

ドコモ home 5G

引用元:ドコモhome5G
サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用契約期間 特徴
ドコモ home 5G約4,950円下り最大4.2Gbps(5Gエリア)事務手数料3,300円契約期間なし5G対応で高速通信、将来的な拡張性が高い

ドコモ home 5Gは、工事不要で使える最新の置き型Wi-Fi(ホームルーター)です。

契約期間の縛りがなく、必要に応じて柔軟に利用できるのも大きな魅力です。オフィス開設直後にすぐ使いたい法人や、将来の事業拡大を見据えて柔軟に通信環境を整えたい企業におすすめです。

持ち運びWi-Fi


外出や出張が多い法人に向いているのが持ち運びWi-Fiです。コンパクトで携帯でき、場所を選ばずにインターネット接続を確保できます。

サービス名月額料金(目安)最大速度初期費用契約期間特徴
BizPLUS約3,500〜5,000円下り最大150〜1,000Mbps事務手数料3,300円2〜3年法人サポートが手厚い、出張利用に最適
UQ WiMAX約4,000〜4,800円下り最大2.7Gbps(5G)事務手数料3,300円2〜3年容量無制限プランあり、全国展開
Y!mobile Pocket WiFi約3,800〜4,500円下り最大988Mbps事務手数料3,300円2年コスト重視の法人向け、小規模事業者に最適

BizPLUS

引用元:BizPLUS
サービス名  月額料金
(目安)
最大速度初期費用契約期間  特徴
BizPLUS約3,500〜5,000円下り最大150〜1,000Mbps事務手数料3,300円2〜3年法人向けサポートが手厚く、業務利用に特化

BizPLUSは、法人専用に設計された持ち運びWi-Fiです。

一般的なポケットWi-Fiと違い、法人利用を前提にしたプランやサポート体制が整っているのが大きな強みです。

導入から運用まで手厚いサポートが受けられるため、IT担当者がいない小規模な企業でも安心して利用できます。月額料金は約3,500〜5,000円と手頃で、比較的低コストで導入できます。

出張や営業活動などオフィス外での利用が多い法人に、特におすすめの持ち運びWi-Fiです。

UQ WiMAX

引用元:UQ WiMAX
サービス名   月額料金
(目安)
最大速度初期費用契約期間  特徴
UQ WiMAX約4,000〜4,800円下り最大2.7Gbps(5G)事務手数料3,300円2〜3年容量無制限プランあり、全国展開で安定感

UQ WiMAXは、モバイルWi-Fiの中でも特に「通信容量の自由度」と「利用エリアの広さ」で選ばれている持ち運びWi-Fiです。

また、UQはKDDIグループのネットワークを活用しているため、地方でもつながりやすく、外出先での利用が多い法人にも安心して導入できます。

Y!mobile Pocket WiFi

サービス名月額料金
(目安)
最大速度初期費用契約期間   特徴
Y!mobile Pocket WiFi約3,800〜4,500円下り最大988Mbps事務手数料3,300円2年コスト重視の法人向け、小規模事業者に最適

Y!mobile Pocket WiFiは、コストを抑えて導入したい法人にぴったりの持ち運びWi-Fiです。

月額料金が比較的安く、小規模事業者やスタートアップでも利用しやすいのが魅力です。

下り最大988Mbpsに対応しており、外出先でのメールやWeb会議、業務アプリの利用には十分な性能です。また、Y!mobileはソフトバンクの回線を利用しているため、全国的に安定した接続が可能となります。

初期導入費用も抑えられるので、コストと利便性のバランスを重視する法人におすすめです。

法人におすすめなWi-Fiを選ぶ際のポイント

法人でWi-Fiを導入する際は、単に料金や速度だけでなく、業務環境や将来の利用を見据えて選ぶことが大切です。ここでは特に重要となる3つのポイントを紹介します。

対応エリアを確認する


まず、自社の所在地や利用地域がサービス提供エリアに含まれているかを必ず確認しましょう。

特にモバイル系Wi-Fiは電波状況によって大きく左右されるため、実際の利用場所で安定して接続できるかどうかを事前にチェックすることが重要です。

通信速度で比較する


業務に必要な通信速度を満たしているかを確認することは欠かせません。

カタログに記載されている「最大速度」だけで判断するのではなく、実際の利用環境での安定性や口コミ、提供会社の実績なども考慮することで、安心して業務に活用できます。

料金とコストバランスを見る


月額料金だけでなく、初期費用や解約金、サポート体制を含めた総合的なコストバランスを見極めることが大切です。

法人契約では、個人契約にはない管理機能や専用サポート窓口が用意されている場合もあるため、こうした付加サービスも含めて検討すると安心です。

まとめ

新しく法人を立ち上げるとき、Wi-Fiは事業を始めるための大切な土台になります。

光回線・置き型Wi-Fi・持ち運びWi-Fiにはそれぞれ特徴やメリットがあり、自社の働き方に合ったサービスを選ぶことが大切です。

導入の際は、対応エリアや通信速度、料金のバランスをしっかり比べながら、長く安心して使える環境を整えることが、スムーズな事業運営につながります。


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