審査なしは誤解!楽天モバイルで審査に落ちる人の共通点とは?

楽天モバイルの審査に落ちない申し込み方法

この記事のポイント

  • 楽天モバイルは審査基準が緩く時間もかからないが、審査落ちする人がいるのも事実
  • 楽天モバイルの審査に落ちる原因は、携帯ブラックである、本人確認書類に不備があるといった共通点あり

「楽天モバイルに申込みたいけど、審査落ちしたらどうしよう・・」

楽天モバイル(UN-LIMIT)の申込みは審査があります。そこで気になるのが、審査落ちのパターン。

せっかく申し込んでも、契約できなかったら何の意味もありませんよね。

そこで、今回はできる限りの情報を集めて楽天モバイルで審査落ちするパターンを徹底分析。審査に通らなかった方の共通点を洗い出しています。

事前に審査基準を知っておくことで、審査に落ちるリスクを最小限に留められますよ。ぜひ、ご参考に。

再申し込みの方も役立ててください。

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目次

楽天モバイルの審査内容とは?

楽天モバイルの審査とは、どのような感じなのか。まずは、審査内容について概要を理解していきましょう。

「楽天モバイルは審査なし」と噂されているが本当か?

結論から言うと「審査なし」という噂は誤りです。実際には、契約時に審査が行われます。

主な審査内容

契約審査(回線審査)

  • 新規契約や乗り換え時に行われる
  • 他社での滞納がなければほぼ通過できる

分割審査

  • 端末を分割払いで購入する場合に行われる
  • SIMのみの契約では不要
  • 金融ブラックリストに載っていなければほぼ通過できる

なぜ「楽天モバイルは審査なし」との誤解が広まったのか?

あくまで予測ですが、以下の理由から楽天モバイルは審査なしとの誤解が広まったのだと思われます。

  • 審査にほぼ通過できる
  • 10万円未満の端末が多く分割審査が通りやすい
  • SIMのみの契約や端末の一括払いであれば、金融ブラックリストに該当していても契約できる人が多い
  • 大手キャリアと比較して、楽天モバイルの審査基準が緩いと感じる

ちなみに、楽天カードも審査が緩いクレジットカードとして有名です。ユーザー数を重視する楽天は、グループ全体の傾向として審査のハードルが低く設けられているのだと思われます。

分割払い(最大48回)の審査について

楽天モバイルの分割払い審査は、端末を分割で購入する際に行われる信用審査です。この審査はSIMのみ契約の人が受ける契約審査とは別で、より厳格な基準が適用されます。

審査基準が厳しくなると予想されるケース

  • 10万円以上の端末を分割で購入
  • 長期の分割払いを選択

逆に、10万円未満の端末購入や分割回数が少ないときは審査基準が緩くなると思われます。

可能なら一括払いに変更することで、より審査に通りやすくなるでしょう。

審査難易度は低い

審査があると言われると身構えてしまいますが、楽天モバイルで実際に審査落ちする人はごく少数です。ほとんど気にしなくていいレベルと言えます。

同じ楽天グループの楽天カードもめったに審査落ちすることが無いクレジットカード。

ユーザー数をとにかく増やしたい楽天は、よほどのことがない限りサービス入会を断られることはありません。

収入審査はないので、無職(専業主婦、学生)でも申し込める

ただし、一部の人が審査落ちしているのも事実

一方で、少数ながら審査落ちする人がいるのも事実です。楽天モバイルにとって一番怖いのが利用料金の未納。

そのため、未納・滞納リスクが高い人を対象に審査が厳しくなっていきます。とは言え、カードローンなどの金融機関と違い、収入や家族状況の審査はありません。

チェックされるのは、本当に契約者本人の申し込みか?過去の滞納状況は酷くないか?が主です。

口座振替はやや不利

どちらかと言えば不利のレベルですが、クレジットカード払いに比べて口座振替は審査落ちの可能性が高まります。

その理由は、楽天モバイルにとって料金の徴収リスクがあるからです。

クレジットカード払いの場合は、未納でもクレジットカード会社が楽天モバイルに支払いを代行してくれます。未納リスクはありません。

対して口座振替払いは、利用者が料金を滞納すると楽天モバイルにお金が入りません。クレジットカード払いと違って、第3者の決済代行もなし。

そのため、未納料金の回収も自社で行う必要があり余計なコストが膨らみます。

口座振替は端末代金の支払いがそもそもできない

楽天モバイルをはじめ多くの格安SIMで嫌っている口座振替。クレジットカード払いと比べて料金未納リスクが高まるため致し方ありません。

楽天モバイルでは、口座振替の料金未納リスクを考慮して端末代金の支払いを認めていません。一括払いはもちろん分割払いも利用不可です。

口座振替にて端末代金の支払い不可
(楽天モバイル公式より)

SIMカードとセットで購入できる端末(SIMフリースマホ)ですが、支払い方法で口座振替を選んだ方は代金引換で一括払いする必要があります。

楽天モバイルにとって、高価な端末代金の滞納は絶対に避けたいゆえの措置でしょう。

審査基準から少し話がそれましたが、楽天モバイルがいかに口座振替を警戒しているかはよく分かって頂けたと思います。

審査時間は当日内で終わることが多い

気になる審査の時間・日数ですが、基本は当日内に終了します。公表していないので具体的な時間は分かりませんが、数時間で機械的に処理をしていると予想できます。

そう言い切れる理由は、申し込み翌日にはSIMカードの発送準備が始まっているからです。以上の経験から、審査に要する時間は数時間程度であると断定できます。

審査状況の確認ページはない

審査状況の確認ページは用意されていません。

審査結果の発表もなし。SIMカード発送の連絡にて審査通過が分かる仕組みです。

未成年(18歳未満)は店舗申込みなので、その場で審査

18歳未満の未成年は、楽天モバイルでオンライン申し込みができません。保護者同伴のもと店舗申込みの必要があります。

店舗申込みの場合は、その場で審査が完了します。

審査に落ちるとメールか電話で連絡あり

審査に落ちた方は、メールまたは電話で連絡が来ます。本人確認書類の不備などケアレスミスが原因の場合は、改善手段を教えてくれます。

その場合は、再申し込みすればOK。一度審査落ちしたからといって、二度と楽天モバイルに契約できないわけではないので安心して下さい。

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楽天モバイルで審査に落ちる人の特徴

楽天モバイルでは、審査が緩いとはいえ一定数は審査落ちする人がいます。

審査に落ちる人の特徴

  • 他社滞納がある(携帯ブラック)
  • 本人確認書類に不備がある
  • MNP予約番号の発行者と名義が異なる
  • 短期間に複数回線を申し込む
  • クレジットカードの滞納履歴がある
  • 短期解約を繰り返している
  • MNP予約番号の有効期限が切れている

詳しく見ていきましょう。

他社滞納がある(携帯ブラック)

他社の携帯料金(月額料金だけでなく端末割賦金の未払いも含む)を滞納している方は楽天モバイルの審査に落ちる可能性があります。

数回の料金滞納は問題ありませんが、強制解約になった方や端末にネットワーク利用制限をかけられた方は特に注意が必要です。俗にいう携帯ブラックの人が該当します。

一番悪質なのが利用料金の踏み倒しで、ブラックリストに載ると5年は消えません。滞納後でも料金をさかのぼって支払えば、ブラックリスト入りを免れる可能性があります。

コメント欄でも他社滞納が理由で申し込みを断られたとの情報を頂きました。

今回楽天モバイルに申し込んだところ、「他社での未納があるため」申し込みをキャンセルさせていただきますとの事でメールでお断りされました

※当サイトへのコメントより

他社滞納が思い当たる方は先に清算しておくか、せめて支払いの意思を伝えておいた方がいいでしょう。

補足:信用情報機関(金融)のブラックリストは関係ない?

稀にクレジットカード会社から決済拒否されることがあります。携帯料金の支払いに限らず、過去のあらゆる滞納状況で判断されます。

気になる方は有料にはなりますが、

にて信用情報の開示請求を依頼できます。ちなみに、楽天モバイルでは自己破産した方や過去に金融トラブルを起こした方でも契約できているとの情報があります。

携帯料金の支払い滞納に比べると、あまり厳しくないのかもしれません。

本人確認書類に不備がある

本人確認書類に不備があると審査落ちします。よくあるのが、

  • アップロードした写真が不鮮明
  • 記載されている住所が古い

の2点です。アップロード写真についてですが、ピントぼけと光の反射には十分に注意して下さい。

部屋の中で撮影すると、灯りで白とびすることがよくあります。

また、住所にも注意が必要です。引っ越ししたばかりの方は特に注意。事前に住所変更を済ませておきましょう。

自宅以外の住所を登録しないように

SIMカードを職場で受け取りたいから自宅以外の住所を登録する・・といった契約は不可能です。楽天側にとってみれば、本人確認書類と別住所だと怪しさしかありません。

必ずSIMカードの送付先と本人確認書類の住所は揃えましょう。

MNP予約番号の発行者と名義が異なる

現在の電話番号を引き継いで楽天モバイルに申し込むならMNP予約番号の取得が必要です。このとき、名義に気を付けて下さい。

例えば夫の名義でスマホを契約していた妻の場合。名義変更せずにMNP転出手続きを行うと、夫名義でMNP予約番号を発行することになります。

この状態で、楽天モバイルに妻名義で申し込めば、MNP予約番号の発行者と名義が異なるため審査落ちします。

MNP予約番号の発行者と契約者の名義は必ず揃えましょう。

なお、楽天モバイルでは、同一人物以外の名義変更ができません。名義変更するならMNP転出元の携帯会社で手続きを行って下さい。

支払い名義(クレジットカード・口座)は、18歳以上なら本人でなくてもOK

短期間に複数回線を申し込む

楽天モバイルでは同一名義(同一ユーザID)で最大5回線まで契約できます。ただし、一度に5回線を契約してしまうと審査落ちのリスクが高まります。

通常は一気に複数回線は申し込まないので、警戒されてしまいます。これは他の携帯会社も同様です。

複数回線を契約したい場合でも、まずは1回線からスタートした方がいいでしょう。その後、できれば数カ月開けてから2回線目以降を申し込むと確実です。

どうしても最初から複数回線を申し込みたい場合は、最も信頼度の高いクレジットカード払いを選ぶのが無難です。

クレジットカードの滞納履歴がある

楽天モバイルでは、契約者の支払い能力を確認するために信用情報機関の情報を参照していると思われます。

クレジットカードの滞納は、信用情報機関の「事故情報」として記録されています。この事実は契約者の信用度を大きく下げる要因となり、楽天モバイルの審査に悪影響を及ぼします。

特に、過去5年以内の滞納履歴がある場合は、審査に落ちる可能性が高いと考えておきましょう。

もちろん、滞納分をすべて支払うと信用情報は改善します。ただし、支払いを済ませても、信用情報の回復には一定の時間がかかる場合があるため注意が必要です。

短期解約を繰り返している

楽天モバイルだけでなく携帯キャリアは、短期解約を繰り返すユーザーを好ましく思っていません。特に、キャンペーン・キャッシュバック目的で契約・解約を繰り返す行為は、厳しく監視されています。

短期解約の目安は一般的に180日(約6ヶ月)以内の解約とされています。この期間内に解約を繰り返すと、携帯会社間で共有されるブラックリストに登録される可能性が高まります。

こちらのブラックリストは、信用情報機関と違い自分で登録状況を調べることができません。

ただ、1回だけの短期解約であれば、大きな問題にはならないでしょう。しかし、複数回にわたって短期解約を繰り返すユーザーは、警戒されるため審査落ちの可能性が高まります。

ちなみに、短期解約を繰り返すと楽天モバイルだけでなく、他社の契約も拒否される可能性が高くなってしまいます

MNP予約番号の有効期限が切れている

MNP予約番号(他のキャリアから楽天モバイルへ乗り換える際に必要な重要な番号)は有効期限があります。期限切れのMNP予約番号では楽天モバイルへの乗り換えができません。

楽天モバイルでは、MNP予約番号の有効期限が7日以上残っていることが必要です。有効期限が7日未満の場合、申し込みが完了せず審査落ち。再度MNP予約番号を取得する必要があります。

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楽天モバイルの審査に落ちない申し込み方法

最後に、楽天モバイルの審査に少しでも通りやすくするためのコツをまとめました。以下の項目をクリアしていれば審査は問題ないでしょう。

  • クレジットカード所有者はカード払いを選択
  • 他社滞納の心当たりがあるなら先に清算を済ませる
  • 申し込み前に本人確認書類をしっかりチェック
  • MNP予約番号の発行者と同一名義で申し込み
  • 一気に複数回線を申し込まない

まず、支払い方法はクレジットカードを持っているなら素直にカード払いにしましょう。楽天モバイルに限らず、やはりカード払いは審査に有利です。

他社滞納の心当たりがあるなら、事前に清算しておくべき。一括返済が難しくても、支払いの意思だけは伝えておいた方がいいですよ。

滞納情報は、携帯会社間で共有されているため隠すことはできません。

その他は、やはり本人確認書類の不備には要注意。運転免許証の方は、裏面のアップロードも忘れずに。

以下、各項目についてさらに詳しく説明します!

クレジットカード所有者はカード払いを選択

クレジットカードを所有している場合、カード払いを選択することで審査に通りやすくなります。クレジットカードの所有自体が一定の信用力を示すため、審査において有利に。

クレジットカードの利用履歴や支払い状況が良好であれば、楽天モバイルの審査に落ちることはまずありません。

楽天カードを使用する場合は、楽天グループ内で信用情報が共有されるため、さらに審査に有利になる可能性があります。

一方、口座振替を選択すると、楽天にとっては支払い能力の判断が難しくなるため、審査がより厳しくなる傾向があります。

そのため、クレジットカードを所有している場合は、迷わずカード払いを選択しましょう。

他社滞納の心当たりがあるなら先に清算を済ませる

携帯電話会社は、滞納情報を業界内で共有しています。そのため、楽天モバイルは申込者の他社での支払い状況を確認することができます。もし滞納があると、支払い能力や信用度が低いと判断され、審査に悪影響を及ぼします。

滞納の心当たりがある人は、楽天モバイルに申し込む前に清算を済ませましょう。

過去に強制解約された経験がある場合は、特に注意が必要です。強制解約の記録は長期間残る可能性あり。未払金があるなら、元の携帯電話会社に連絡を取り清算することが重要です。

申し込み前に本人確認書類をしっかりチェック

申し込み前に本人確認書類をしっかりチェックすることで、審査に落ちるリスクを大幅に減らすことができます。

まず、使用する本人確認書類が有効期限内であることを確認しましょう。期限切れの書類は受け付けられません。また、書類の記載情報が最新であることも重要です。

特に、住所変更後の場合は、新しい住所が記載された書類を用意する必要があります。

次に、書類の記載内容と申込情報が完全に一致していることを確認しましょう。氏名、住所、生年月日などの情報が申込フォームの入力内容と一文字も違わず同じであることを確認してください。

画像をアップロードする際は、全体が鮮明に写っていることを確認。文字が読みづらかったり写真が不鮮明だと、審査に時間がかかったり、再提出を求められたりする可能性があります。

MNP予約番号の発行者と同一名義で申し込み

ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイル・UQモバイルなどから乗り換える人は、MNP予約番号の取得は不要(MNPワンストップの制度により)

MNP予約番号は、現在契約している携帯電話会社から発行されます。この番号の発行者名義は、契約者名義と同じにする必要があります。楽天モバイルに申し込む際は、名義を完全に一致させましょう。

例えば、現在の契約が家族名義なのに、自分名義で楽天モバイルに申し込もうとすると、名義の不一致が発生し、審査に落ちる可能性が高くなります。

このようなケースは、事前に名義変更を行ってから、MNP予約番号を取得する必要があります。

一気に複数回線を申し込まない

一気に複数回線を申し込むと、審査に落ちる可能性が高くなります。

楽天モバイルは、不正利用や転売目的の契約を防ぐため、同一名義での契約回線数に制限を設けています。一般的に、同一名義で9回線までの契約が可能とされていますが、一度に多数の回線を申し込むと、不審に思われる可能性があります。

また、複数回線を同時に申し込むと、各回線の審査が個別に行われるため、全ての回線が承認されるとは限りません。

さらに、一度に多くの回線を申し込むと支払い能力に不安があると判断される可能性があります。

そのため、複数回線が必要な人は、まず1回線を申し込み、審査に通過してから順次追加の回線を申し込むことをおすすめします。

まとめ

楽天モバイルの審査は厳しくありませんが、審査落ちする人がいることも事実です。審査落ちする人にはいくつかの共通点があります。

住所や名義の登録が違っていたり、一度に複数の回線に申し込んだりすると審査落ちのリスクが高まります。

また、クレジットカードに比べて口座振替の方が不利であることも覚えておきましょう。

とはいえ、実際はほぼ審査に落ちることはほぼありません。安心して楽天モバイルに申し込んで大丈夫ですよ。

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