【povo2.0完全ガイド】料金プラン・口コミ評判・メリットデメリットを徹底解説

povoの評判

「povo2.0が気になるけど、実際どうなの・・?」

povo(ポヴォ)とはKDDIが提供するauの格安プランです。KDDIとシンガポール企業のCircles Lifeによる協業で誕生しました。

サブブランドのUQモバイルと違い、povoはauの料金ラインナップの1つです。2021年3月にpovo1.0としてスタートし、2021年9月から現在のpovo2.0へ変更されました。

最大の特徴は月額基本料が0円から始められること。契約後にユーザーがデータ通信量やかけ放題などのサービスをトッピングという形で自由に追加していきます。

シンプルな料金プランに加えて、24時間のデータ使い放題など独自のトッピング機能を利用できます。

申し込みから契約後の手続きまですべてオンラインで完結。初心者には向きませんが、オンライン手続きに抵抗がない人ならむしろ余計な手間がかからないためおすすめです。

また、povo2.0は自由にデータ通信量を追加できます。とくに3GBや20GBが安く設定されています。

通信速度も速いので、動画視聴やゲームをたくさん利用するヘビーユーザーでも満足できるでしょう。初期費用なしで月額0円から始められるのも大きなメリットです。

その他、通話専用または予備回線として保有するのもおすすめですよ。

今回は、povo2.0の速度や評判ついて徹底考察。メリットだけでなくデメリットも深く追求していきます。最終的に、どんな人におすすめできるか評価しているので、ぜひご参考に。

目次

povo2.0の料金プラン

まずはpovo2.0の料金プランの基本情報を見ていきましょう。

povoの基本情報
月額基本料0円
事務手数料無料
※同一名義で6回線以上契約する場合は3,850円
データ容量0GB※要トッピング
最大通信速度
(0GBの時)
128kbps
国内通話料22円/30秒
契約縛りなし
違約金0円
支払い方法クレジットカード/Paidy

povo2.0は基本の月額料金が0円です。そのままでは最大128kbpsの低速通信しか使えませんが、「トッピング」と呼ばれるオプションを購入することで、高速通信が使えるようになります。

必要な時だけトッピングを追加し、柔軟に運用できるのがpovoの特徴です。

トッピングを利用しない限りは、0円のまま維持できます。予備回線や電話専用回線を格安で保有したい人にピッタリです。

ただし、180日以上に渡ってトッピングの購入等がないと利用停止になるため、ずっと0円のまま運用はできません。

利用できるトッピングはいくつか種類あります。

  • データトッピング
  • 通話トッピング
  • 海外データトッピング
  • 今だけのトッピング

「今だけのトッピング」は期間限定で利用できるお得なトッピングです。ラインナップは随時変わるので、最新情報をpovoの公式サイトからチェックしましょう。

本記事では、常時購入できる3つのトッピングについて詳しく解説します。

データ追加(使い放題やまとめ買い)のトッピング

povoでデータ通信(高速通信)が使えるようになるトッピングです。

主なトッピング

トッピング名料金(1回あたり)
データ使い放題(7日間)12回分9,834円
データ使い放題(24時間)330円
データ使い放題(6時間)250円
データ追加360GB(365日間)26,400円
データ追加300GB(365日間)24,800円
データ追加120GB(365日間)21,600円
データ追加150GB(180日間)12,980円
データ追加60GB(90日間)6,490円
データ追加30GB(30日間)2,780円
データ追加20GB(30日間)2,700円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加1GB(7日間)390円
データ追加1GB(180日間)1,260円

短期間だけ使える小容量から半年間利用できる大容量まで、幅広いトッピングが用意されていますね。

いずれも有効期限があります。データ繰り越しには対応しておらず、有効期限を過ぎるとその時点でトッピングが無効です。トッピングがなくなった場合は、手動で再購入しないといけません。

ただし、「データ追加3GB」のみオートチャージに対応しています。有効期限が切れるかデータ容量がなくなった場合は、データ追加3GBトッピングが自動で購入されます。

データ使い放題が特徴的

トッピングの中でもユニークなのがデータ使い放題です。

例えば、以下のようなシチュエーションで活用できそうですね。

データ使い放題(24時間)の活用例

  • 引っ越し直後でインターネット回線を使えない
  • 旅行や出張などで一時的にデータ通信をたくさん使う
  • 急遽、外出先で容量が大きいファイルをアップロードする

一時的にインターネット回線が使えないときやドラマ・アニメを一気見したいとき、あるいは出張や旅行などで短期間にデータ通信をたくさん使いたいときに便利です。

通話トッピング

povoでは、国内通話がお得になる「通話トッピング」も用意されています。

トッピング名月額料金
5分以内通話かけ放題550円
通話かけ放題1,650円
留守番電話330円

通話トッピングは他社の通話オプション同様、解約しない限り毎月自動的に継続されます。データトッピングのように、毎回購入する必要はありません。

かけ放題は、いずれもアプリ経由不要で、キャリアと同じ高品質なサービスです。

海外データトッピング

海外データトッピングを購入すると、海外160以上の国・地域でデータ通信が使えます。

海外データトッピングは、大きく3種類に分類できます。

  • エリアトッピング
  • レギュラートッピング
  • ワイドトッピング

エリアトッピングは、特定の国・地域でデータ通信が使えるトッピングです。1つの国・地域のみに行くなら、料金を抑えられます。

エリアトッピング

対応の国・地域データ容量有効期間料金
韓国1GB3日間680円
3GB7日間1,980円
アメリカ1GB3日間760円
3GB7日間2,200円
ヨーロッパ(イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー)1GB3日間840円
3GB7日間2,430円
台湾1GB3日間680円
3GB7日間1,980円
中国・香港・マカオ1GB3日間680円
3GB7日間1,980円
タイ・ベトナム1GB3日間760円
3GB7日間2,200円
シンガポール・マレーシア1GB3日間840円
3GB7日間2,430円

レギュラートッピングは90以上の国・地域で使えるトッピングです。複数の国を訪れる際に使いましょう。

レギュラートッピング

データ容量有効期間料金
0.5GB24時間640円
1GB3日間1,480円
2GB5日間2,880円
3GB7日間4,280円
5GB14日間7,080円
10GB30日間9,800円

ワイドトッピングは、レギュラートッピングの対象エリアを含む160以上の国と地域に対応します。

ワイドトッピング

データ容量有効期間料金
0.3GB30日間6,980円

レギュラートッピングの対象外になっている国を複数訪れる場合に利用しましょう。

なお、音声通話・SNSはトッピングなしでも海外200以上の国・地域で利用できます。ただし、国内に比べると通話料・SMS送信料が高いため、使い過ぎには注意してください。

通話料は30秒あたり22円

povo2.0で国内通話を利用すると、30秒あたり22円の通話料がかかります。これは大手キャリアや他の格安SIMと同じですね。電話をたくさんかける場合はかけ放題トッピングを追加しましょう。

国内SMSは1通あたり3.3~33円の送信料がかかります。送信料は文字数に応じて変動し、例えば70文字以内なら3.3円、604~670文字なら33円です。受信料はかかりません。

povo2.0の評判をアンケート調査

povo2.0の評判をアンケート調査してみました。

  • 利用料金
  • 回線速度
  • サービス
  • サポート
  • 繋がりやすさ

をそれぞれ考察していきます。さらに、povo2.0を選んだ理由について、実際の契約者に詳しく話を聞いてみました。

【調査概要】

  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:povo2.0の利用経験がある男女100人以上
  • 調査地域:全国
  • 調査期間:2025年8月23日~2025年9月5日

利用料金は予想以上の高評価

povo2.0の料金に関するアンケート調査

povo2.0の料金に関しては、「悪い」「非常に悪い」と回答する人が皆無となっており、非常に高評価であることがわかります。ざっくりと回答をまとめると、

  • 維持費がとにかく安い
  • 格安SIMと組み合わせやすい

など、安さに加えてpovo2.0独自のプラン内容を評価する声も。基本料金がほぼ0円などpovo2.0独自のプラン内容を評価する回答が多くありました。

ずっと0円で保有することはできないものの、半年間に一度トッピングするだけなので維持費はほとんどかかりません。

トッピングによる自由度も高く、他の格安SIMと併用している人も多いようですね。

回線速度は普通以上が92%超え

povo2.0の速度に関するアンケート調査

続いては速度に関する評判ですが、普通以上が92%を超える結果に。良い以上でも過半数を超えており、満足度の高さが伺えます。

回答をまとめると、以下となりました。

  • データトッピングなしは遅い
  • データトッピング利用中は高速で快適
  • お昼や夕方も安定している

一部で、データトッピングなしの状態(最大128kbps)では遅すぎるという意見がありましたが、これは無課金状態なので仕方ないでしょう。

データ通信を使う場合はデータトッピングが必須と言えます。

データトッピング適用中は通信速度が速いとの評価が多くを占めています。お昼や夕方など、他の格安SIMだと速度が低下しやすい時間帯も安定しているようです。

通信速度を重視する人でも問題なく使えますね。

サービス内容は満足度の高さが伺える結果に

povo2.0のサービスに関するアンケート調査

サービス内容に対しても、およそ9割が普通以上の満足度。特に好評だったのが、データ容量をもらえるギガ活です。

ギガ活は対応店舗にて商品購入と共にデータ容量をゲットできるサービスですが、コンビニやドラッグストアなど、日常で使うお店が多く対象になっている点が評価されています。

サポートは普通が6割で多数派

povo2.0のサポートに関するアンケート調査

povo2.0のサポートについては普通が6割となっており、3割が好評で1割が悪いとの結果でした。やはり店舗サポートがないため、一部の人にとっては不満が残るでしょう。

それでも、オンラインサポートがしっかりしているため、全体としては概ね好評との評判でした。

繋がりやすさは問題なしの高水準

povo2.0の繋がりやすさに関するアンケート調査

続いては電波の繋がりやすさについての評判です。ざっと回答をまとめると、

  • 地下や屋内でも電波が繋がる
  • 5G対応エリアも格段に広がっている

といったポジティブな回答が目立ちました。実際、「良い」「非常に良い」で66%を占めています。本家auと同じ回線のため、地下や屋内でも問題なく使えるようです。

対応エリアが発展途上と言われていた5Gですが、2025年時点でサービス提供がだいぶ進んでおり、5Gに繋がる人が増えています。

一方、少数派ではあるものの地下鉄車内や大型商業施設など、一部の場所では電波が繋がりにくかったとの回答もあります。

無線通信ゆえ、通信環境によっては繋がりにくさを感じることもあるようです。ただしこれは、他社も同じことが言えるため、povo2.0が特別繋がりにくいわけではありません。

povo2.0を選んだ理由

povo2.0を選んだ理由

povo2.0はauが提供するサービスなので、auユーザーからの乗り換えが理由としては最も多かったです。

ただそれ以外にも、非常に多い意見として挙がっていたのが、サブ回線としての利用用途。

povo2.0は、データを使わない月は維持費が0円で、かつ事務手数料や解約金もかからないため、無料で電話番号を手に入れられます。

サブ回線を欲しい人にとってこの条件は、povo2.0を契約する大きな動機となっています。また、料金面以外に安定して通信ができる品質面で選んだ人もいらっしゃいました。

povo2.0の口コミを考察

povo2.0を利用する前に知っておきたいのが口コミですよね。

ここでは、当サイトが独自に集めた口コミにて、実際の利用者の評価を徹底検証。良い口コミだけでなく悪い口コミも含めてリアルな声をご紹介していきます。

悪い口コミ

  • トッピングの種類が豊富で魅力的だが、期間限定のものがあり、タイミングが合わないときに不満を感じる
  • トッピングの購入や通話料が180日間ないと解約される可能性がある
  • エリアカバーがドコモよりも劣っていると感じることがあり、山間部などでの通信が不安定な場合がある
  • アプリケーションの動作がクラッシュしたり遅くなることがある
  • オンライン契約とトッピングシステムは、スマホを使いこなせる人向けと感じる
  • eSIMから物理SIMに変更する際の手続きが煩雑で手数料がかかることが不便だと感じた
  • 店頭でのサポートがないため、オンライン操作に不慣れな人や高齢者には契約が難しい

povo2.0の悪い口コミを総括すると、トッピングのシステムやサポートがオンライン限定に限られることに慣れることができなければ厳しいとの評価に収まるでしょう。

独自の料金システムやアプリを使ってWEB完結できる利便性はpovo2.0の強みであるものの、使いこなせない人にとっては不満と感じてしまいます。

実際口コミでも、店舗で相談できないことやネットが苦手な人には難しいとの声が挙がっていました。

そのほか、少数派の意見としてはeSIMから物理SIMへの変更に手間取ったことや、au圏外の地域では繋がらないなどの口コミが見られました。

店舗で相談できない

直接店舗に行って相談できる人がいないので簡単に変更できるとはいえ機械に苦手意識がある方は難しいと感じると思います。


短期間のトッピングがやや少ない

長期間のトッピングの量が多く、短期間で価格の安いものが比較的少ないのでコスパ良くトッピングしようと思うとまとめて料金を支払う必要があるので、急な出費になってしまいます。


キャリアメールの提供がない

キャリアメールを使用することができず、キャリアメールを継続して使用しようと思うとメール持ち運びプランに入って月額を支払わないといけないので、もったいなく感じます。


サポートに頼りなさを感じた

はじめ、povo2.0の設定がうまくいかずに説明書通りやっても、私のスマホではうんともすんとも、povo2.0に切り替えることができずに困っていました。そこで、povo2.0のサポートにチャットで聞いたのですが、最終的に原因がわからないと言われてこちらに丸投げされてしまいました。結局、自分でネットで調べて設定をすることができましたが、サポートの知識不足が悪いと感じました。povo2.0のサポートするスタッフの知識をもっと深めてほしいと思いました。


当たり前だが無課金だとかなり遅い

お金を払っていないので当然ではあるが、無課金状態でのモバイルデータ通信はかなり遅い点。ある程度トッピング課金しないままの期間が過ぎれば自動解約されてしまう点。上記の問題により、電話番号を維持しておきたいという寝かせ用途としてはあまり向かなそう。


ネットが苦手な人は難しいかも

私自身は特にデメリットを感じていないが、強いて言えばネットでの申し込みのみとなるので、ネットが苦手で疎い人の場合だとアレルギーが強く出るかもしれない点はデメリットに感じるものと思う。わかる人は手間ではないが、実際私自身も最初は少し苦労した。また、機種変時も自分で機種を準備しなければならず、更にはデータなども自分で入れる必要があるため、苦手な人はデメリットに感じると思う。(店舗でも対応はしてくれない)


盗難にあったときのセキュリティが不安

トッピングと呼ばれるギガを購入する際にボタンひとつで購入が完了します。金額に関わらずパスワードの入力が必要ないため、誰でも購入が可能です。便利ではありますが、盗難にあったりしたらと考えるとセキュリティ面で不安です。

「短期間のトッピングが少ない」との不満について補足

以前は24時間以内など超短期のトッピングばかりでしたが、現在は「1GB/7日間」やイベント連動の小口トッピングが増加。状況は改善されています。

良い口コミ

料金とトッピング

  • トッピングは柔軟性があり、企業コラボも豊富で低価格
  • トッピングの購入がアプリから簡単にできる
  • 自分に合った料金設定が可能
  • 基本料金が0円で、必要な時にトッピングを選んで支払うことができる


サブ回線の利便性

  • サブ回線として運用しやすく、必要に応じてトッピングを購入可能
  • 180日を超える場合はメールでお知らせがあり、サブ回線として利用がしやすい
  • デュアルSIM運用やeSIM対応で利便性が高い


その他

  • ポップで可愛らしいデザインのアプリで操作もしやすい
  • au回線を使用しており、通信速度や通話品質が高い

良い口コミで目立つのは、安さはもちろんのこと他社にはないpovo独自のユニークなプランを推す声が多数。

トッピングで柔軟にプランを組めるため、外出が好きな月は出費を抑えられるといった利点を活かしている人が多くいました。

また、基本料0円なので維持費がかからない点を評価する口コミも。

povo2.0はサブ回線として使用する人が非常に多く、トッピング&基本料0円の組み合わせはサブ回線として最適であるとの意見がよく見られます。

それでいて、通信品質は大手キャリアと変わらないため、通信・通話がいつでも安定している素晴らしさを挙げる口コミも見られました。

もっと早く変更すればよかった

キャリア契約していた時よりも値段が安くなりました。ギガも月に使う分を考えて、自分がストレスなく使用できる分、その都度選べるのがありがたいです。今月あまり使用しない月やプロモーションコードがある月はかなり安く、0円近くで済ませることができるので固定費の節約になり、もっと早く変更すればよかったと思っています。SIMカードの変更も簡単で家族にも変更をすすめてSIMの変更を手伝ってあげればすぐに変更できます。キャンペーン中はギガ購入でからあげくんがもらえたり、Amazon Primeを使用できたりするのでかなりお得です。


ほぼ0円で電話番号を維持

ほぼ0円で電話番号を維持できています。正確には、半年で220円の課金ですが、これで維持できます。通信障害とかで連絡とれなくなったり通信できなくなるのは、仕事でこまるから、2台持ちで運用しています。それだけでも最高なんですが、半年10ギガ2200円でも運用できるので、ナビゲーションとして活用できるのは、トラックの運転手としては、すごく助かります。家に帰れないときは、1日使い放題を購入して動画をみたりできる。


0円で収まる月がある

スマホ価格が安くなりました。トッピングでギガ数を選べますが、Wifiがある場所が多くなってきたので、そこまで高い価格のトッピングを買う必要もないし、クーポンでギガがもらえることもあり0円で収まる月もあります。長期間でまとめて購入するものであればかなり安くギガも十分あるので、今までのスマホ料金プランよりもストレスもなく料金も安くなりました。


機械が苦手でも設定できた

SIMの変更や手続きも簡単で家族にもすすめましたが、機械が苦手な母でも私でも設定ができました。


キャリアから切り替えても快適

キャリアからの移行だったので、まず単純に値段が安くなったのがよかったです。早く切り替えればよかったと感じました。キャリアからの移行手続きが、オンラインで完結できるのが楽で非常によかったです。通信速度がキャリアよりも劣るという口コミもあったが、特に問題を感じることはなく快適に使うことができました。


アプリが使いやすい

アプリから料金や使用容量を簡単に確認できるので使いやすかったです。私はあまり容量を使わないのでこのサービスは使わなかったが、追加の容量の購入もアプリから簡単にできるというのもよかったです。


ギガを無料で手に入れられる

毎月の携帯料金がびっくりするほど安くなりました。月額料金がかからず、必要なギガの料金だけでいいので、月に1000円以内で済むこともあり、助かっています。また、ギガ活というものがあり、指定された店舗でauペイで支払うと、あとギガをもらうことができます。そのため、必要なお買い物や飲食をしながらギガを無料で手に入れることができて、さらにお得にスマホを使用することができています。とにかく、povo2.0を使ってから、料金の面で助かっています。


電波の心配がない

auの回線を使用しているため電波がよく、都市部だけでなく山間や海沿い、田舎などでも問題なく電波が入る点がいいなと感じています。楽天モバイルのサブ回線として利用しており、楽天回線では電波が不安定な場所の時にau本体の回線と同様に利用可能なpovoを利用するようにしています。他の格安SIMの場合は3大ブランドの回線を借りて利用しているだけに安定さが違うと考えています。回線速度もかなり早く、昼間などのピークタイムでは大手キャリアと何の遜色もなく使用することができるので通信速度にも満足しています。


副回線として便利に利用できている

目的が副回線での利用なので、使わない月の利用料金が0円にできるのは助かります。料金プラン(トッピング)が豊富で、よく使うのは出張時にデータ使い放題(24時間)を利用しています。電波の入りも他社よりも良いですし、回線速度に関しても極端なストレスを感じたことはありません。


実質毎年の料金は無料

基本料金0円でも半年に一回は料金が発生するようにしなければいけなかったが、オプションでローソンのからあげくん2個セットの通信パケット追加オプションがあって、からあげくん2個買うのとほぼ変わらない料金でそのオプションがつけられたため、実質毎年の料金は無料であるところは非常に良かったと思った。また、他にも24時間使い放題パケット170円でcoke-on自販機で使える一本無料チケットがついていたりと非常にお得なオプションもあったりしてよかった。


空いたお金を貯金やたまの贅沢に回せるようになった

従来のキャリアよりも半分くらいの料金となり、夫婦で変えて大変満足しています。当初は繋がりにくいと聞いていたが私はそのようなことは全くなく、不便さを感じたことは一切ありません。その空いたお金は貯金やたまの贅沢に回せるので日々の生活も少し豊かになったような精神面でもメリットを感じています。周りの友人や同僚でキャリアユーザーには変えた方がお得な旨言っており、みんなから感謝されています。


外出予定に合わせて利用料金を調整できる

外出する予定のない月は請求が0円の月もあり、ライフスタイルに合わせて利用できる点が一番良かったです。今では外に出ることが多くなったのでまとめて半年分のデータ通信料を購入しました。まとめて購入することにより利用する頻度の調整ができたり、少しお得に購入することができます。最初の手続きも簡単でSIMカードの取り寄せや事前の予約などややこしい手続きは一切ありませんでした。携帯番号も以前の番号を使うことができるので、本当に思っていたより簡単だったのでもう少し早く初めていれば良かったなと思いました。

povo2.0のデメリット・注意点

  • ほぼ0円で維持できる
  • トッピングで自由にカスタマイズできる
  • 通信速度が速い
  • eSIM対応でサブ回線にピッタリ
  • 事務手数料や違約金が無料
  • 13歳から契約できる
  • 小容量のプランを組める
  • #ギガ活でデータ容量をチャージできる
  • 契約事務手数料・解約金が無料
  • eSIMに対応

トッピングなしだと速度が遅い

povoは、トッピングなしなら追加料金なしで使えます。しかし、データトッピングなしだと、通信速度が最大128kbpsとかなり遅めです。

最大128kbpsだとLINEのトーク(テキストのみ)やメールなどがやっとで、Webサイト閲覧やSNSもままなりません。動画視聴やゲームなどはほぼ利用不可です。

予備回線として保持する場合や電話専用回線であれば、トッピングなしでも良いでしょう。しかし、少しでもデータ通信を使うなら、トッピング追加は必須です。

180日間以上トッピングの購入等がないと利用停止になる

ドコモだけだと心許ないからバックアップ用回線がほしい。au回線で基本料金0円のpovoが第一候補だけど、180日課金なしだと契約解除になる可能性があるのが面倒。

引用:X

povoは月額基本料金が0円ですが、ずっと0円のまま維持することはできません。180日の間、以下のいずれかの条件を満たさなかった場合は、利用停止となります。

  • 条件①:有料トッピングを購入する
  • 条件②:国内通話料/ SMS 利用料、その他所定の従量料金の合計額が660円以上である
  • 条件③:ローソンやAmazonなどで購入したコードを利用する

簡単に言えば、180日に一度は何かしらのトッピングを購入しないといけません。

利用停止の対象になると、事前にメールまたはSMSで「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が届きます。

利用停止から30日の間に有料トッピングを購入しなかった場合、契約が解除されるので注意しましょう。

有料トッピングであれば金額は問わないため、できる限り安いトッピングを買えば費用を抑えつつ維持できます。たとえば半年に1回データ使い放題6時間を購入しても、年間500円程度しかかかりません。

auの家族割引やセット割は対象外

povoはスマートバリューが無いなら、ahamoでもLINEMOでもいいんじゃないか、自宅の光回線だってどこでもいいんじゃないかと今気付いた。

引用:X

povoはauのサービスですが、auが実施している割引の対象外です。

対象外の主な割引

  • auスマートバリュー
  • 家族割プラス
  • 家族割
  • au PAY カードお支払い割
  • スマイルハート割引
  • auまとめトーク/auまとめライン

povoはauよりも料金が安いので、割引なしでもお得に使えます。ただし、家族にauを継続する人がいる場合、「家族割プラス」の割引額が減る可能性があるので注意してください。

たとえば使い放題プランを家族3人で利用すると、「家族割プラス」により1人あたり月額1,210円の割引です。

このうち1人がpovoへ移行すると、家族割プラスの対象回線が2回線になるため、割引額も660円に減ってしまいます。

povoへ乗り換える前に、割引の対象外になっても問題ないかを必ずチェックしましょう。

店舗や電話サポートなし

povoはショップで申し込みできないし、サポートできないと言われ、さらに現契約から変えると家族割使えなくなると聞き辞めました。

引用:X

povoはオンライン専用プランなので、サポートも原則オンライン(チャット)のみです。電話や店舗でのサポートは受けられません。コスト削減のためオンラインだけの取り扱いです。

申し込み手続きや、各種変更手続き(eSIMの再発行など)もすべてオンラインで実施します。店舗で対面によるサポートを受けたい人には向きません。

チャット質問

スマホに慣れている人なら問題ありませんが、対面サポートを受けたい人やシニア層には厳しいかもしれません。

キャリアメールが付与されない

通常、auを契約すると「@au.com」のアドレスが付与されます。しかし、povo2.0ではメールアドレスが提供されません。

キャリアメールが必要なサービスを利用している人は注意してください。なお、povo2.0でもGmailやiCloudメールなどフリーメールの使用は可能です。

ちなみに、auのサブブランドであるUQモバイルでは月額220円でキャリアメールが用意されています。どうしてもキャリアメールが欲しいならUQモバイルも検討しましょう。

月額330円でキャリアメールの持ち運びができる

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルでは、キャリアメールが付与されます。解約後、povo2.0でもキャリアメールを引き続き使いたい場合は、月額330円で維持することが可能です。

auメール持ち運び
各キャリアからメール持ち運びができる

どうしてもキャリアメールを手放せない人は、この方法を利用しましょう。

端末セットの取り扱いなし

povoでは、端末セットの取り扱いがありません。利用するスマホは自分で用意しないといけませんし、機種変更する場合は家電量販店やネット通販などで購入する必要があります。

povoで利用する端末を購入する際は、au回線に対応している機種を買いましょう。公式サイトの対応機種・端末に記載されている端末であれば問題なく使えますよ。

選択肢が多くて分かりづらい

povo1.0は月20GBのプラン1本で、データトッピングも2種類しかありませんでした。しかし、サービス内容が複雑で少し分かりづらくなっています。

選択肢は増えましたが、毎月一定のデータ通信量を利用する人からすると分かりづらく毎回チャージするのも面倒です。

povo2.0はある程度スマホに詳しく、自分に適切なプランを選べる人向けと言えます。

LINEの年齢認証ができない

povo、LINEの年齢認証非対応なんやって
滅多に会われへん友達にメールでLINE ID送ったのに永遠に登録してもらえへんやん 致命的欠陥では……?

引用:X

povo1.0ではLINEの年齢認証ができましたが、povo2.0ではできません。ID検索および電話番号による友だち追加は不可能です。

しかしながら、年齢認証ができなくてもLINEは使えます。QRコードやSMSなど別の方法で友だち追加しましょう。

なお、すでに年齢認証済みの端末でpovo2.0を使う場合は、そのまま年齢認証済みの状態が維持されます。ID検索も問題なく使えますよ。

キャンペーンがあまりお得ではない

povo2.0はpovo1.0や他社と比べるとキャンペーンがイマイチです。過去のpovo1.0では高額なキャッシュバックを実施していました。

また、ライバルであるahamoやLINEMOでもポイント付与やキャッシュバックなどを定期的に実施しています。

今のところ、povo2.0のキャンペーンはデータトッピング時のデータ通信量が増量される特典がメインです。他社のキャンペーンと比べるとパッとしません。

データ繰り越しができない

povoに変えようかなと思ったけどUQの繰り越しプランの方がお得かなぁ

引用:X

povo2.0はデータ繰り越しに対応していません。余ったデータ容量は翌月に持ち越せないので注意して下さい。

そもそも、povo2.0のデータトッピングは、使えるデータ容量と有効期限が設定される仕組みなので、繰り越しの概念がありません。

繰り越しありがいいなら同じKDDIグループのUQモバイルの方がおすすめです。

povo2.0のメリット・特徴

  • トッピングなしだと速度が遅い
  • 180日間以上トッピングの購入等がないと利用停止になる
  • auの家族割引やセット割は対象外
  • 店舗や電話サポートなし
  • キャリアメールが付与されない
  • 端末セットの取り扱いなし
  • 選択肢が多くて分かりづらい
  • LINEの年齢認証ができない
  • キャンペーンがあまりお得ではない
  • データ繰り越しができない

ほぼ0円で維持できる

POVO好き
ギガ活好き
0円で終われるの好き

引用:X

povoにしたらだいぶ安くなるよ、遅いと思ったことないし、休みの日だけ使い放題とかもできるし

私は家にWiFiある引きこもりだからほぼ0円で済んでる!色んなサイトのメールアドレス変更が少し面倒だったけど!!

引用:X

povo最大のメリットは、月額基本料金が0円であることです。トッピングを利用しない限り、追加料金は一切かかりません。文字通り、0円のまま維持できます。

そのままだと128kbpsの低速通信しか使えないとはいえ、一切コストをかけずに保有できるのは驚きです。

トッピングなしでも音声通話はちゃんと使えますし、通信速度は遅いもののデータ通信もOKです。コストをかけずに、電話専用回線や予備回線として運用できます。

ただし、180日以上トッピングの購入等がないと利用停止になるため、完全0円のまま維持はできません。

トッピングで自由にカスタマイズできる

何とか娘のスマホのプランをpovoに変更してしまわないと。

コスパが半端ないんで。

引用:X

povoでは、好きな時に好きなだけトッピングを購入できます。自分のライフスタイルに合わせて、プランを自由にカスタマイズできるのがメリットです。

たとえば3GBトッピングを定期購入して3GBプランとして利用しつつ、旅行や出張などでデータ通信をたくさん使う時だけデータ使い放題24時間を追加する、といった使い方ができます。

通話トッピングだけを追加し、電話専用回線として使うのも良いでしょう。一時的にデータ通信を使いたくなったら、データ使い放題24時間(330円)やデータ追加1GB(7日間/390円)を購入すればOKです。

このように、他の格安SIMではできない柔軟な運用ができます。

通信速度が速い

左:家の回線速度
右:5G環境のpovo2.0回線速度
家の方が18倍も遅い…!
てかpovoの5G凄え!

引用:X

mvnoからpovoに移ったらめちゃ速い。価格というより色々変なオプション付けられるのが嫌でmvnoにしてたから、povoやahamoみたいなシンプルなのはとても良い

引用:X

キャリアをPovoに変えたけど回線はやはりと言うべきか速い

引用:X

povoはauと同じ回線を使っているため、通信速度が安定しています。さらにauの5G通信にも対応済みです。対応エリア内なら5Gによる高速通信を利用できます。

実際に「みんなのネット回線速度(みんそく)」のデータを参照し、povoの時間帯別速度を見てみましょう。

時間帯Ping下り上り
48.05ms113.12Mbps17.25Mbps
41.42ms82.34Mbps13.5Mbps
夕方42.99ms120.85Mbps19.85Mbps
38.95ms137.07Mbps23.48Mbps
深夜39.47ms156.67Mbps24.11Mbps

回線が混雑するお昼でも下りで80Mbps以上の速度を記録しています。その他の時間帯はいずれも100Mbps以上ですね。

また、5Gに繋がったときは200~300Mbpsのスピードが出ています。この速さは光回線と同等のレベルです。

以前は、平均50Mbpsくらいだったので速くなりました。体感上は、大手キャリアと変わらないでしょう。

これだけの速度なら、ゲームや動画視聴なども快適に楽しめます。povoはデータ通信が使い放題になるトッピングも多いので、スマホのヘビーユーザーにもおすすめです。

auの電波が入りにくい場所は当然ながら遅くなるので注意して下さい。電波の干渉や通信障害など、特殊な状況下でなければ十分に満足できる通信品質です。

eSIM対応でサブ回線にピッタリ

povoはSIMカードだけでなくeSIMにも対応しています。eSIMは物理的なSIMカードなしで利用できる、スマホ本体に埋め込まれているタイプのSIMです。

SIMカードの配送を待たなくても良いため、最短で申し込んだ当日に開通できます。

また、iPhoneシリーズやPixelシリーズなど、eSIM対応スマホであれば物理SIMカードとのデュアルSIM運用も可能です。格安で運用できてeSIMに対応しているpovoは、サブ回線にもピッタリでしょう。

実際に、筆者は別の格安SIMをメインで利用し、povoをサブとして使っています。メイン回線のデータ容量がなくなった時に、povoのデータトッピングでカバーできるのが便利ですね。

事務手数料や違約金が無料

povoは事務手数料や違約金が無料です。契約時も解約時も、余計な費用はかかりません。

ただし、同一名義で累計6回線以上契約する場合は、3,850円の事務手数料がかかります。複数回線契約する場合は、5回線を超えないようにしましょう。

MNP予約番号を取得せずに電話番号を引き継げる「MNPワンストップ」に対応しており、乗り換える際の手続きが簡単なのもうれしいポイントです。

13歳から契約できる

povoは13歳から契約できます。

ライバルであるahamoやLINEMOは18歳以上からしか契約できませんが、povoなら未成年での契約もOKです。

申し込み者の家族名義のクレジットカードを登録できるので、クレジットカードを持てない年齢でも安心して申し込めます。

小容量のプランを組める

povoに切り替えてみた
安い!

引用:X

povo2.0は大容量プランだけでなく小容量プランを組めるのみ魅力です。

例えばデータ追加3GBを利用することで、実質月額990円で利用できます。

1週間でいいなら1GBだけ利用することも可能です。ライトユーザーはもちろん、月や日によって利用するデータ通信量にばらつきがある人にもピッタリと言えます。

#ギガ活でデータ容量をチャージできる

povoにしてからローソンで買い物するようになってしまった
ずっと楽天ペイ使ってたけどaupayに変更
これでスマホの月額が抑えられるなんてね #ギガ活

引用:X

たばこ吸う人はローソン、au PAYで買えば一箱で #povo #ギガ活 で300MBもらえるよなあ。強いなあ。

引用:X

#ギガ活とは日常の買い物やサービス利用でギガ(データ通信量)が貯まるサービスです。

ギガ活

例:ローソン来店で1GBチャージ。すき家、ドトール、マツモトキヨシ、ココカラファインなどもギガ付与あり。

対象店舗を頻繁に使うなら、それだけで通信量を賄うこともできます。

契約事務手数料・解約金が無料

povoは転入転出の手数料かからないのか。凄いな。

引用:X

povo2.0では契約事務手数料・解約金が原則無料です(1年で6回線を超える契約は有料)。MNP転出手数料もかかりません。

契約時も解約時も無駄な費用がかからないため、気軽に契約できます。合わなければ即解約できるので安心ですね。

完全無料でお試しできる

手持ちの端末がpovo2.0で動作するか分からない、契約しても長期的に続けられるか不安・・といった場合、povo2.0なら完全無料でお試しできます。

その理由は、上述の通り契約事務手数料と解約金がかからないからです。もし、安全に試したいときは、MNP乗り換えではなく新規契約を選ぶといいでしょう。

新規契約なら、現在の携帯会社の契約を残したまま、povo2.0に申し込めます。申し込み後にpovo2.0を試してみて、気に入ったら次はMNP乗り換えを行うといいでしょう。

本料0円の状態でも、低速通信にはなりますが、電波の繋がりやすさや通話品質をテストできます。

eSIMに対応

povoに変更手続完了!
eSIM楽チン

引用:X

povo2.0はeSIM(バーチャルなSIMカード)の申し込みに対応しています。携帯会社によっては、まだeSIM非対応なので対応しているのは貴重です。

eSIM申し込みの場合は、QRコード読み取りで初期設定を行います。iPhoneシリーズだと、XS/XR以降でeSIMに対応していますよ。

なお、eSIMで申し込む場合はpovo2.0を利用する端末以外のスマホやパソコンが必要です(初期設定で使用)。事前に用意しておきましょう。

povo2.0がおすすめな人とは?

次のような人にはpovo2.0がおすすめです。

  • オンラインでの手続きに抵抗がない
  • 月によって消費するデータ容量がバラバラ
  • 自分好みにカスタマイズしたプランを選びたい
  • 通信速度を重視したい
  • かけ放題は任意で選びたい
  • 格安でサブ回線を保有したい

オンラインでの手続きに抵抗がない

povo2.0はオンライン専用プランです。申し込みはもちろん、契約後の手続きもすべてオンラインで実施します。

オンラインの手続きに抵抗がある人や対面サポートが必要な人だと、ハードルが高いでしょう。

逆に言えば、ほとんどの手続きがオンラインで完結するためお店に行ったり電話したりする手間が省けます。オンラインでの手続きに抵抗がない人にとっては、むしろメリットですね。

月によって消費するデータ容量がバラバラ

月によって消費するデータ容量がバラバラな人にもおすすめです。povo2.0は自分で好きなトッピングを追加できます。

例えば在宅ワーク中心でデータ通信をあまり使わなそうな時は3GB、出張や旅行で出かける機会が多くなりそうなら20GBなど、その時の都合に合わせてデータ容量の調整が可能です。

24時間データ通信が使い放題になるトッピングもあるので、「引っ越しでインターネットが使えない時だけ固定回線代わりに使う」といった応急処置的な使い方もできます。

他社でも途中でプラン変更できますが、基本的には翌月からの適用になるため、すぐにデータ容量を増やしたいときに対応できません。povo2.0なら必要な時に必要なデータ容量を即座に追加可能です。

自分好みにカスタマイズしたプランを選びたい

自分好みに料金プランをカスタマイズしたい人にも向いています。

カスタマイズ例

  • 3GBトッピングを定期的に追加して格安の3GBプランとして使う
  • かけ放題のみを追加して電話専用回線として使う
  • 予備回線として他社と併用する
  • スポーツの国際大会が開催されている時だけ使い放題パックを利用する

上記以外にも、工夫次第でいろいろな使い方ができますよ。

通信速度を重視したい

povo2.0は通信速度を重視する人にもおすすめです。

データトッピングを追加すれば、本家auにも負けない速度が出ます。安定感も抜群で、お昼や夕方も速度が落ちません。

「スマホ代を安くしたいけど、格安SIMで遅くなるのは困る」という人でも安心です。

かけ放題は任意で選びたい

かけ放題を任意で選びたい人にもpovo2.0はおすすめです。povo2.0はかけ放題もトッピングとして用意されており、5分かけ放題と無制限かけ放題を自由に追加できます。

申し込んだ当月から適用されるので、「普段はかけ放題なしで運用し、電話をたくさんかける時だけ追加する」といったことも可能です。

格安でサブ回線を保有したい

povo2.0はメイン回線だけでなくサブ回線としてもおすすめです。

基本料金がほぼ0円なので、ほとんどコストをかけることなく維持できます。さらにトッピングで自由にカスタマイズできるので、

  • ほぼ0円維持で通信障害に備える
  • かけ放題を追加して電話専用回線として使う
  • メイン回線で容量を使い切った時にデータトッピングを使う

といったように、自分の用途に合わせた使い方ができて便利ですよ。

チャットサポートが丁寧で安心できる

povo2.0のサポートはオンラインチャットのみです。受付時間が長く、SIMカードの紛失・盗難については24時間サポートしてくれます。

サポートがチャットだけだと不安かもしれませんが、対応が丁寧と評判です。筆者もエラーが起きて困ったときも迅速かつ丁寧に対応してくれました。安心して利用できますよ。

povo2.0をおすすめしない人とは?

一方で、povo2.0がおすすめできない人は以下の通りです。

  • トッピングするのが面倒
  • 店舗でサポートを受けたい
  • キャリアメールが重要
  • 家族割やauスマートバリューが大事

トッピングするのが面倒

トッピングするのが面倒だと感じる人には、向きません。

かけ放題トッピングは一度加入すると自動的続されますが、データトッピングは自動継続されません。期限が切れたら、その都度トッピングしないといけません。

トッピングが面倒だと感じる人は、他社の定額プランを利用しましょう。

店舗でサポートを受けたい

店舗でサポートを受けたい人にも、おすすめできません。

povo2.0のサポートはチャットのみです。店舗での取り扱いがないため、対面による手厚いサポートは受けられません。

ある程度のトラブルは自分で解決できる人向けですね。

キャリアメールが重要

キャリアメールが重要だという人にも向きません。

povo2.0にはキャリアメールが用意されていません。大手キャリアで利用しているキャリアメールを使う場合は有料(月額330円程度)の持ち運びサービスへの加入が必要です。

せっかく安いpovo2.0に乗り換えるのに、無駄な費用がかかってしまいます。

家族割やauスマートバリューが大事

家族割やauスマートバリューといったauの割引サービスを受けたい場合もおすすめできません。

これらの割引はpovo2.0に乗り換えると対象外です。割引の対象回線数にもカウントされないため、auを継続する家族の月額料金が高くなる可能性もあります。

割引を維持したい場合は、povo2.0に乗り換えずauに留まりましょう。

povo2.0の申し込み手順

povo2.0はオンライン専用プランのため、店舗や電話では申し込めません。初めてだとハードルが高く感じるかもしれませんが、実際にはとても簡単に申し込めます。

ここでは申し込み手順を見ていきましょう。

povo2.0はeSIM申し込みに対応

eSIMとはスマホ本体に内蔵された一体型のSIMです。通常の物理的なSIMカードと違い、申し込んでから配送されるのを待つ必要がありません。最短で、申し込んだその日のうちにpovo2.0を利用開始できます。

iPhoneやPixelシリーズなど、eSIM対応スマホなら他社の物理SIMとpovo2.0を併用することも可能です。

さまざまなメリットがあるeSIMですが、次のようなデメリットもあります。

  • 対応機種が限られる
  • 設定がSIMカードよりも複雑
  • 機種変更する際に再発行手続きが必要

申し込む場合は、事前にeSIMに対応していることをチェックしておきましょう。

また、povo2.0はオンライン専用プランなので、eSIMの設定も自分でする必要があります。スマホに不慣れな場合は、設定が簡単な物理SIMカードがおすすめです。

新規契約/他の携帯会社からMNP乗り換えする流れ

他の携帯会社からpovo2.0へMNP乗り換えする流れは以下の通りです。

  1. 本人確認書類とクレジットカードを用意する
  2. povo2.0アプリでメールアドレスを登録する
  3. 画面の指示に従って申し込みを進める
  4. eKYC(本人確認)を実施する
  5. SIM開通手続きを実施する

povo2.0は申し込み時にMNPワンストップに対応しています。ほとんどの大手キャリア・サブブランド・主要MVNOは対応済みで事前にMNP予約番号を取得する必要がありません。

申し込みはpovo2.0アプリから実施します。Google PlayまたはApp Storeからアプリをダウンロードし、画面の指示に従って申し込みを進めてください。

物理SIMの方は、SIMカードを受け取ったら開通手続きが必要です。

povo2.0アプリの「SIMカードを有効化する」をタップし、SIMカード台紙裏のバーコードをスキャンしてください。開通手続きが終わったらSIMカードを端末に挿し変えましょう。

MNPワンストップに対応していない事業者から乗り換える場合は、事前にMNP予約番号を取得する必要があります。MNP予約番号の発行に2~3日かかることもあるので、なるべく早く発行しましょう。

Androidスマホの方でAPNの手動設定が必要な場合

設定アプリを起動し「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「詳細設定」→「アクセスポイント名」の順に進んでください。画面右上の「+」をタップし、以下のAPN情報を登録します。

項目入力事項
名前povo2.0
APNpovo.jp
APNプロトコルIPv4 / IPv6

あとは保存したAPNをタップして、APN設定が完了です。APN設定の手順は機種によって異なるので、詳しくは端末の取扱説明書等も参考にしてください。

iPhoneはAPN設定が不要ですが、iOSを最新バージョンへアップデートする必要があります。古いバージョンのiOSを利用している場合は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」からアップデートしてください。

本人確認でかかる時間の目安

povo2.0の本人確認は、早ければ申し込んでから数時間で完了します。eSIMの場合は最短即日で利用開始できますし、SIMカードの場合も最短で申し込んだ翌日にSIMカードを受け取ることが可能です。

ただし、キャンペーンなどで申し込みが殺到したり、本人確認書類に不備があったりした場合は本人確認に時間がかかります。余裕を持って申し込みましょう。

機種変更したくなったら、どうすればいいか

auと違い、povo2.0では端末を購入できません。povo2.0利用中に機種変更したくなったときは、他の場所で新しい端末を購入してください。

端末を購入できる主な場所

  • auオンラインショップ
  • 家電量販店
  • ネット通販
  • フリマアプリやネットオークション

auオンラインショップでは端末の単体購入も可能です。割引プログラムを利用し、最新機種をお得に購入することもできますよ。

家電量販店やネット通販でSIMフリースマホを購入しても良いでしょう。

povo2.0に関するQ&A

povo1.0との違いは?

トッピングは従来のpovo1.0でもありましたが、さらに自由度・柔軟性が増しています。

povo2.0povo1.0
月額料金0円~2,728円
毎月のデータ通信量0GB~20GB
最低速度128kbps1Mbps
支払い方法クレジットカード
ペイディ払い
クレジットカード
口座振替(auからの乗り換えのみ)
家族割プラス対象外対象
契約できる年齢13歳以上20歳以上
LINEの年齢認証不可※可能
※ 既にLINEの年齢認証を済ませているスマホならpovo2.0乗り換え後でも使用可

現在申し込めるのはpovo2.0のみ

povo1.0は月額2,728円で20GBの通信量を利用できます。そこにデータトッピングおよび通話トッピングを追加する仕組みでした。

対してpovo2.0は月額基本料が無料になりました。最低速度は遅くなってしまいましたが、無料から契約可能です。

従来のpovo1.0と比べるとやや複雑にはなりましたが、自由度と柔軟性は大きく向上。自分のスタイルに合わせてサービスをカスタマイズしたい人にピッタリです。

テザリングは利用できる?

povo2.0ではテザリングを使えます。タブレットやパソコンの大画面で動画を視聴するといったことが可能です。申し込みは不要で、追加料もかかりません。

データ使い放題24時間パックもテザリングに対応していますよ。

povo1.0から移行できる?

専用ページから変更手続きすれば、povo1.0からも移行できます。注意点として、支払い方法は引き継げません。

口座振替で支払っている人はクレジットカードかペイディの登録が必要です。

また、povo1.0は受付を終了しているため、povo2.0へ変更した後は戻せません。変更するなら慎重に判断してくださいね。

エントリーコードで申し込める?

povo2.0では一部家電量販店などでエントリーコードが用意されています。申し込みと同時に3GBや20GBトッピングが利用可能です。

ただし、エントリーコードから申し込んでもとくに割引等はありません。トッピングも契約直後から利用できるので、無理にエントリーコードから申し込む必要はないでしょう。

SIMロック解除は必要か?

auで購入したスマホはSIMロック解除が不要です。他社で購入したスマホは、購入時期によって異なります。

  • 2021年10月1日以降に他社で購入した機種:SIMロック解除が不要
  • 2021年9月30日以前に他社で購入した機種:SIMロック解除が必要

他社のSIMロックがかかった機種ではpovo2.0を使えません。povo2.0へ乗り換える前に、SIMロックを解除しておきましょう。

iPhoneなど対応機種の確認方法は?

povo2.0の対応機種は公式サイトの対応機種・端末から確認できます。auで発売された機種はもちろん、他社販売の機種やSIMフリーモデルなど、多種多様な機種が動作確認済みです。

利用できない機能や必要な追加設定なども記載されているので必ずチェックしてください。

電波が繋がらない(通話できない)ときはどうすればいい?

povo2.0で電波が繋がらない(通話できない)ときは通信障害が起きている可能性があります。

通信障害が発生しているかを確認したいときは、公式サイトの重要なお知らせ・トピックスページにアクセスしてください。通信障害が発生した場合、「重要なお知らせ」タブに障害情報が掲載されます。

また、X(旧Twitter)を利用している場合は公式アカウントもチェックしてみてください。Xにも、通信障害の情報が投稿されています。

デビットカードは利用できる?

povo2.0ではデビットカードを利用できません。公式サイトに「デビットカードは使えない」とハッキリ記載されています。

しかし、インターネット上には「デビットカードで申し込めた」という口コミがあります。あくまでも非公式な情報であり、実際に申し込めるかは分かりません。

povo2.0を確実に利用したいなら、クレジットカードかペイディ払いを用意してください。

解約(MNP転出)する手順は?

解約ページにアクセスし、次のいずれかのボタンを押してください。

  • povo2.0からau/UQに変更の場合
  • povo2.0から他社へMNPする場合
  • povo2.0を解約する場合

MNP転出(auまたはUQモバイルへの変更を含む)したい時は「povo2.0からau/UQに変更の場合」または「povo2.0から他社へMNPする場合」を選択し、他社を申し込めばOKです。

「MNPワンストップ」に対応する事業者に乗り換える場合、povo2.0側で何かしらの手続きをする必要はありません。直接、乗り換え先の事業者を申し込んでください。

MNPを利用せず解約する場合は「povo2.0を解約する場合」ボタンを押し、画面の指示に従って手続きを進めましょう。

名義変更はできる?

結婚などで苗字の変更があった場合のみ、名義変更できます。運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれか1点を用意したうえで、チャットサポートへ問い合わせてください。

家族内での名義変更(譲渡)はできません。いったんpovo2.0を解約し、新しい名義で契約してください。

povo2.0からauに戻れる?

いつでもpovo2.0からauに戻れます。auオンラインショップから申し込むか、auショップで手続きしてください。

紹介コードやプロモコードはどこで取得できる?

紹介コードは、すでにpovo2.0を利用している他のユーザーから取得できます。

SNSやブログなどで紹介コードをシェアしているユーザーも多いので、周りにpovo2.0ユーザーがいない場合は活用してみましょう。

プロモコードはキャンペーンや、「ギガ活」対象のお店を利用するともらえることがあります。X公式アカウントでもたまにプロモコードを配布しているので、定期的にチェックしてみましょう。

eSIMの再発行はできる?

povo2.0アプリからeSIMを再発行できます。

再発行手順

  1. povo2.0アプリを起動する
  2. 左上の「人型マーク」→「契約管理」の順に進む
  3. 「SIM再発行」をタップする
  4. 「SIM再発行申請フォーム」で「eSIM」を選び、再発行理由と生年月日を入力する
  5. 「次へ進む」をタップし、本人確認(eKYC)を実施する
  6. 契約情報を登録する

iPhoneからiPhoneへの機種変更でeSIMの再発行が必要な場合は「クイック設定」を利用すると、簡単に再発行できます。

新しいiPhoneで「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信を設定」→「近くのiPhoneから転送」の順に進んでください。

今まで使っていたiPhoneの画面に「電話番号を転送」と表示されたら、あとは画面の指示に従って手続きを進めましょう。

auから乗り換えでかえとくプログラムやかんたん決済は継続される?

auからpovo2.0へ乗り換えても、かえトクプログラムやauかんたん決済など一部のサービスは継続可能です。

継続されるサービス

  • かえトクプログラム/スマホトクするプログラム
  • auかんたん決済
  • 各種端末補償サービス

ただし、povo2.0におけるauかんたん決済(通信料金合算支払い)ではau PAY残高チャージ、au PAYマーケット、auオンラインショップなど一部サービスが利用できません。

対象外のサービスを利用している場合は、povo2.0へ乗り換える際に別の支払い方法へ変更してください。

まとめ

povo2.0は月額基本料が0円で、データ通信量やかけ放題などのトッピングを自由に追加する新しいサービスです。

予備回線として0円で維持する、データ使い放題24時間でドラマやアニメを一気見する、150GBトッピングを活用して格安の20GBプランとして使うなど、さまざまな使い方ができます。

従来のpovo1.0と比べるとやや複雑になりましたが、柔軟性と自由度は各段にアップしました。自分のスタイルに合わせて使い方を工夫できる人なら、povo2.0をお得に利用できるでしょう。

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