MANOMA(マノマ)は、ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社が提供する新しいスマートホームサービスです。特に家族やペットの様子をいつでも管理できて、防犯機能も備えるスグレモノです。
カメラやセンサーなどの複数のIoT機器とスマートフォンアプリを連携させることで、家族やペットの見守り、おうちの防犯、家事のサポートなど、安全で便利な暮らしを実現します。
MANOMAの特長は、様々な機器を1つのアプリで一括管理できること。住環境やニーズに合わせて機器を自由に組み合わせられるので、ライフスタイルに合ったスマートホームを構築できます。
家族の外出・帰宅、ドアの開閉、家電の操作などをタイムラインで確認したり、異常検知時にはスマホに通知が来るので、いつでもどこでも家の様子がわかります。
また、MANOMAから提供されるAIホームゲートウェイには、Wi-Fiルーター(ホームルーター)としての機能もあります。
この記事では、実際にMANOMAを契約してみて、その使い心地を細かくレビュー。使用して分かった特徴やデメリットもまとめています。
MANOMAを利用するか迷っている、あるいは評判が気になる方は、ぜひ参考にして下さいね。
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【専門家が解説】MANOMAを実際に使って体験レビュー
全体の感想として、MANOMAを使いこなすまでに少し時間はかかるものの、慣れてしまえば非常に快適です。
MANOMAアプリの中に情報が集約されているのもスマート。今回は導入していませんが、Qrio Lockを玄関に取り付ければ、遠隔で施錠ができます。
その他、MANOMAには紹介しきれない便利機能が多数あり。機能性を考えると、スマートホーム導入にかけるコストとして十分安いと言い切れます。
各機器のレビュー
MANOMAに契約してみました。使ってみた機器は、
- AIホームゲートウェイ
- 室内コミュニケーションカメラ
- スマート家電リモコン
の3点です。
設定の流れとしては、MANOMAアプリをインストールしたあと、アプリ内に機器を登録していきます。
司令塔となるAIホームゲートウェイがこちら。
次世代を想起させるシンプルなデザイン。家のインテリアにも溶け込みます。
アレクサがビルトインされているため、側面はスピーカーとなっています。
室内コミュニケーションカメラはこちら。
室内カメラの使用感
レンズ部分が開閉式となっており、録画中は開きます。録画中はスマホでLIVE映像を流せます。
画質はそれほど良くありませんが、思った以上に広角です。
防犯や家族とのコミュニケーション目的なら十分。マイク付きなので双方向で話すこともできます。
ちなみに、我が家はハリネズミを飼っているので、ペットの様子を撮影しています。
スマート家電の使用感
近年、話題となっているスマート家電。自宅のあらゆる家電をネットに接続して、スマートな暮らしを実現できます。
MANOMAのスマート家電リモコンを使えば、簡単に家電と連携できます。
あまり凄そうには見えませんが、このリモコンがあれば自宅の家電(IOTデバイス)を連携できます。
スマート家電非対応の家電製品は連携不可
連携方法は、MANOMAアプリ内からデバイスを選択するだけ。型番で検索できます。
これで、テレビ、エアコン、ロボット掃除機、照明などスマホをリモコン化して動かせます。
さらに、MANOMAはアレクサが付いているので、声で指示を出すことも可能に。「アレクサ、テレビ点けて」といえば、ちゃんと点けてくれます。
MANOMAは位置情報も登録できるので、「自宅周辺に着くと自動でエアコンをかける」といった使い方も可能に。実際やってみると、想像以上に快適でした。
MANOMAアプリに情報が集約される
MANOMAの提供機器は、すべてアプリ内に情報を集約することができます。ブラウザではなくアプリでの管理なのでUIも抜群。
こちらがトップ画面です。
中央にはカメラ映像が表示。警戒モードをONにすれば、動体検知システムが稼働して防犯機能を高められます。
その他、MANOMAには便利なメニューが使えます。
例えば、レシピは家族の帰宅や外出の自動通知、戸締まり確認、帰宅後の音楽再生といった機能が使えます。
自分なりにMANOMAをカスタマイズできる楽しい機能です。
なお、MANOMAアプリに登録した機器は一覧表示。
ここから、各機器の詳細設定を行えます。
AIホームゲートウェイにアレクサ機能あり
MANOMAは、Amazon AlexaやGoogleアシスタントなどのAIスピーカーとも連携可能。「アレクサ、リビングの電気をつけて」「OK Google、エアコンを27度にして」など、声でも家電を思いのままに操れます。
音声だけでなく、AIスピーカーのタイマー機能と組み合わせるのもおすすめ。「アレクサ、1時間後に照明を消して」と言えば、指定した時間に自動で消灯。ついつい忘れがちな消し忘れ防止に役立ちます。
MANOMAのAIホームゲートウェイに「アレクサ」と呼びかけると、青LEDが点灯。
指示を出すと、アレクサがあれこれ動いてくれます。音楽をかけたり天気を聞いたり、Amazonのお買い物を手伝ってくれたり。
通常のアレクサとの違いはMANOMAに連携(スマートホームスキルの有効化)できること。
MANOMA&アレクサに連携すると、自宅の家電や付属の室内コミュニケーションカメラも声で動かせます。
「戸締まりを確認して」といった指示出しもOKです。
ちなみに、アレクサはAmazon Musicが内蔵。アーティスト名の指名はもちろん、「オシャレな曲かけて」など選曲もしてくれます。
他にも、人感センサー付きのMANOMA照明器具なら、AIと連携させて在宅時と外出時で自動的に最適な明るさに調整したり、センサーが反応したら家族のスマホに通知を送ったりと、アイデア次第で活用の幅が広がります。
カメラは映像だけでなく双方向の会話もできる
スマートホーム実現の肝となる室内コミュニケーションカメラ。
防犯機能として使うのもありですが、離れた家族とリアルタイムに会話できるのもメリット。
どれくらい声が届くかテストしてみたのですが、2~3メートルなら離れて話しかけてもOK。マイクの感度が高く、しっかりと声を拾ってくれました。
なお、カメラの録画はmicro SDに保存されます。
録画のON/OFFやデータの消去は、すべてMANOMAアプリから操作できます。
置型なので工事不要
MANOMAは置型Wi-Fiとして利用できます。ネットの繋げ方は簡単。AIホームゲートウェイの裏面にSIMカードを挿入するだけです。
置型Wi-Fiは工事が要らないのが大きな特徴。イメージとしてはソフトバンクエアーに近いでしょうか。
光回線は宅内・屋外の工事が必要なので1ヶ月以上待たされることがよくありますが、MANOMAなら製品が届いたその日から利用可能です。
MANOMAがおすすめな人とは?
実際の体験を通して、MANOMAをおすすめできる人を以下にまとめました。
- 外出中でも家族・ペットの状況を把握したい
- 家族の位置情報を管理したい
- アレクサで家電製品を動作させたい
- セコムを入れるほどではないけど防犯機能を高めたい
- 工事不要の置型Wi-Fiを導入したい
- 小さな子どもに留守番させたい
- 鍵の受け渡しなしで家事代行やハウスクリーニングを頼みたい
利用シーンとして最も多くなるのが、高齢の両親あるいは小さな子供がいる家族です。
MANOMAは家族の位置情報の把握から防犯機能まで備えるため、外出中でも安心。また、室内コミュニケーションカメラがあれば万一のことがあっても、すぐに対応できます。
防犯カメラは双方向で会話可能。防犯だけでなく、家族間のちょっとした会話にも便利です。
その他、MANOMAはWi-Fi機能を備えるため自宅のネット環境を整えたい方にも便利。
Wi-Fiルーターとしての機能はずば抜けているわけではありませんが、スマートホーム&スマート家電システムを併用できる点は、他社にはないメリットです。
自宅のWi-Fi&スマートホーム環境を一挙に導入できるので効率的です。
また、特徴として、IOTデバイスの組み合わせが可能。防犯だけでなく、自宅の家電をスマホあるいはアレクサで稼働させることができます。
今後主流になるであろうスマート家電をいち早く導入したい方にも向いています。
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MANOMAの評判はどう?一般ユーザーの口コミを考察
MANOMAを実際に利用している人の口コミや評判はどうなのでしょうか。ここでは、MANOMAの良い評判と悪い評判を見ていきましょう。
MANOMAの良い評判
MANOMAの良い評判としては、以下のような声が挙げられます。
- 家族とのコミュニケーションが取りやすくなった
- スマートスピーカーとWi-Fiルーター、防犯機能が1つのサービスにまとまっているのが便利
- 家の娘とスマホなしでも音声でやり取りできるのが嬉しい
- 専門スタッフによる設置・設定代行サービスが実質無料なので、機器の設置に不安がある人でも安心
- 契約期間の縛りや解約違約金がないので、お試し感覚で気軽に利用できる
MANOMAを導入することで、家族間のコミュニケーションが円滑になったり、生活が便利になったりと、満足度の高い声が多数見られました。
以下、実際の口コミをいくつかご紹介します。
ソニーのMANOMAの設定してるんだけど、エアコンとか照明をスマホでオンオフ出来るようになった
引用:X
MANOMAがあれば、今までこうだったらいいのに~と
感じていたことが実現できることに感動ですペットも大事な家族の一員です
外出している間の可愛い愛犬の様子が確認できるのはうれしいです子どもが大きくなったらお留守番でも活用したいです
引用:X
私は家族と離れて暮らしています。
引用:X
両親も高齢になってきたので、
MANOMAとてもいいなとおもいました!
玄関の鍵を閉めて出掛けたかを忘れて
引用:X
何度家に戻ったことか・・・
心配性な人間にとってMANOMA
のサービスは夢のような世界ですね~(^^♪
利便性の高さが口コミから伺えます。外出中でも、高齢の両親やペットの様子が分かるのは便利との声が。また、玄関の鍵やエアコン、テレビを遠隔操作できることに対しても好評でした。
MANOMAの悪い評判
一方で、MANOMAの悪い評判も一部見受けられました。
- カメラの画質があまり良くない
- センサーの反応が鈍いことがある
- 光回線ほど高速ではない。最大通信速度は光回線の4分の1程度
- キャッシュバックがない
カメラやセンサーの性能に関する不満や、通信速度が光回線ほど速くないという指摘がありました。また、キャンペーンの種類でキャッシュバックを期待する人にとっては物足りなく感じるかもしれません。
勧誘の悪評は昔の話
現在は落ち着いていますが、サービス立ち上げ時は勧誘がありました。筆者のケースでは、契約中のNURO光から電話営業がありました。
たまたまホームセキュリティに興味があったので契約しましたが、サービスが不要な人にとっては迷惑な勧誘と感じたことでしょう。一部地域では訪問営業も行っていたそうです。
しかし現在は、テレビCMやWEB広告で主に集客しています。ユーザー数もだいぶ増えており、以前のような勧誘は滅多にありません。
MANOMAの口コミ総まとめ
MANOMAの口コミを総合的に見ると、利便性や使いやすさに対する評価が高いことが分かります。家族とのコミュニケーションが取りやすくなったり、スマートホーム化を手軽に始められたりと、生活の質の向上を実感している人が多数いました。
ただし、機器の性能面では、カメラの画質やセンサーの反応速度に不満を感じるユーザーも一定数いるのが事実です。また、通信速度が光回線ほど速くないことを理由に、自宅のメインのインターネット回線としてMANOMAを使うのは難しいという意見もありました。
普通にネットが繋がればいい人なら問題ありませんが、オンラインゲームを楽しみたい人などは物足りないかもしれません。
総じてMANOMAは、手軽にスマートホーム化を始めたい人や、家族の見守りを手厚くしたい人におすすめのサービスと言えるでしょう。
MANOMAのWiFi速度は遅いのか?
MANOMAは、ソニーが提供するスマートホームサービスですが、Wi-Fiルーターとしての機能も備えています。ただし、通信速度に関しては口コミでは不満の声が目立ちます。
ここでは、MANOMAのWi-Fi速度について詳しく解説していきます。
MANOMAはWi-Fiルーターとして使用できる
MANOMAの中核となるのが「AIホームゲートウェイ」です。このAIホームゲートウェイには、LTE通信機能とWi-Fiルーター機能が搭載されています。SIMカードを挿入するだけでインターネットに接続でき、家中にWi-Fi環境を構築できるのが特長です。
ただし、MANOMAのWi-Fiは、高速・大容量の通信には不向きとされています。あくまでスマートホーム機器をつなぐためのものであり、動画のストリーミングなど、大容量のデータ通信を頻繁に行うのには適していないのです。
期待できる実効速度
では、MANOMAのWi-Fiではどの程度の速度が出るのでしょうか。実際に測定してみたところ、ダウンロードは2〜15Mbps程度、アップロードは2〜3Mbps程度となりました。
測定結果
- ダウンロード:2〜15Mbps
- アップロード:2〜3Mbps
光回線と比べると、下り速度は4分の1から10分の1程度と言われています。YouTubeの動画視聴程度なら問題ありませんが、オンラインゲームをプレイしたり、大容量ファイルをダウンロードしたりするのは厳しいかもしれません。
速度制限はあるのか
MANOMAのWi-Fiオプションで利用できる「nuroモバイルHome Wi-Fi」には、「3日で10GB」という通信量の制限があります。この制限を超えると、通信速度が700kbps以下に制限されてしまいます。
1日あたり3GB程度なら問題ありませんが、動画の視聴が多い家庭や、家族の人数が多い場合は注意が必要です。制限にかかると、Webサイトの表示にも時間がかかるようになります。
速度向上のための設定方法
MANOMAのWi-Fi速度が遅いと感じたら、まずは設置場所を見直してみましょう。AIホームゲートウェイは、なるべく部屋の中央に配置し、電子レンジや他の無線機器から離すのがポイントです。
また、AIホームゲートウェイ底面に印字されているSSIDとWPAキーを使って、スマホなどを接続し直すのも効果的。電波が混雑しているチャンネルから、比較的空いているチャンネルに切り替わることで、速度が改善する可能性があります。
それでも速度が改善しない場合は、有線LANでの接続を検討してみてください。AIホームゲートウェイにはLANポートが備わっているので、パソコンなどは有線で繋ぐことをおすすめします。
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MANOMAのカメラや遠隔操作の特徴とは?
ここでは、MANOMAの中でも特に重要な役割を担う、カメラとセンサー機能について詳しく解説します。
室内カメラは高画質で防犯対策となる
MANOMAの室内コミュニケーションカメラは、ソニーの高感度CMOSセンサーを搭載。昼夜を問わず、鮮明な映像を撮影できます。最低被写体照度は0.1ルクスと、薄暗い室内でも人の動きを捉えられるほどの高感度を誇ります。
また、人感センサーによる侵入者検知機能も備えています。留守中に人の動きを検知すると、自動で撮影を開始し、スマホに通知を送信。リアルタイムに室内の様子を確認できるので、万が一の際にも素早く対応できます。
プライバシーへの配慮も欠かしません。家族の帰宅を検知すると、自動でカメラのシャッターが閉じる仕組み。在宅時の撮影ON/OFFも、家族ごとに設定可能です。安心と安全を両立した、優れたカメラ機能と言えるでしょう。
Qrioやセンサーで家の状況をリアルタイムに把握
室内カメラに加えて、MANOMAではQrioやセンサーも活用して、家の状況を把握します。
例えば、Qrio Lockをドアに設置すれば、施錠状態をアプリで確認できます。外出先から「鍵、閉めたっけ?」と不安になっても、すぐに確認し、必要なら遠隔で施錠できるのです。
開閉センサーを窓などに取り付ければ、窓の開閉状況もアプリで把握可能。留守中に窓が開いていれば、通知でお知らせしてくれます。設置は簡単で、本体とマグネットの間隔が1.5cm未満になるよう、両面テープなどで貼り付けるだけ。
家族の在宅状況を知るのに役立つのが、Qrio Smart Tagです。これを持ち歩いてもらうだけで、帰宅や外出をアプリが自動検知。「今どこにいるの?」と尋ねる手間が省けます。
スマート家電との連携で実現するスマートホーム生活
MANOMAは、スマート家電とも連携し、音声やアプリから操作できます。例えば、外出先から「アレクサ、マノマでエアコンをつけて」と指示すれば、帰宅前に部屋を快適な温度に保てます。
また、室内カメラの温湿度センサーと連動させることで、設定した温度になったら自動でエアコンを起動したり、温度や湿度の変化をグラフで可視化したりできます。
ペットを留守番させる際や、離れて暮らす高齢の家族の部屋の温度管理に役立ちます。
他にも、家族の帰宅をきっかけに照明をつけたり、お気に入りの音楽を流したりするなど、シーンに合わせた家電の自動制御が可能。カメラやセンサーとの連携により、MANOMAは、便利で快適なスマートホーム生活を実現してくれるのです。
スマホで家電を操作!MANOMAのリモコン機能の使い方
MANOMAのリモコン機能を使うには、専用の「スマート家電リモコン」が必要です。これをテレビやエアコンなどの家電に向けて設定すれば、スマホアプリから電源のオン・オフや細かな操作が可能になります。
設定方法は簡単。MANOMAアプリの「デバイス」メニューから「スマート家電リモコン」を選び、リモコンを家電に向けてボタンを押すだけ。赤外線信号を学習させることで、各ボタンに機能を割り当てられます。
あとはアプリのリモコン画面から、直感的に家電を操作できます。部屋ごとに分けて登録しておけば、「リビングのテレビをつける」「寝室のエアコンを消す」など、場所を指定した操作もスムーズです。
普段使うシーンをまとめて登録できる「レシピ」機能も便利。帰宅時に「ただいまレシピ」を実行すれば、エアコンをつけて照明を調整するなど、お決まりの操作を一括で行えます。
外出先からの遠隔操作に対応
MANOMAなら、外出先からでも自宅の家電を操作できるのが大きな魅力。アプリを開けば、まるでそこにいるかのように機器を制御できます。
例えば、真夏の暑い日に帰宅する前にエアコンをつけておけば、到着したときには部屋が快適な温度に。寒い日に暖房をつけておくのも効果的です。照明を点けて、まるで誰かが家にいるように見せかけるのも防犯対策になります。
また、MANOMAのカメラ機能を使えば、ペットの様子を外出先から確認できるのもポイント。エアコンや照明を操作して、ペットに快適な環境を作ってあげられます。
家族への連絡にも役立ちます。アプリの通話機能を使えば、家にいる家族とすぐに話せます。「アレクサ、MANOMAで家族を呼んで」と話しかければ、家族のスマホに通知が届くので、呼び出しにも使えます。
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注意したいMANOMA(マノマ)のデメリット2つ
MANOMAには、以下のデメリットがあるため注意して下さい。
- 初期設定が面倒くさい
- サポートが有料サービス
初期設定がやや面倒
MANOMAを実際に使ってみて、骨が折れると感じたのが初期設定です。
手順の説明は分かりやすいのですが、思うように上手くいかず・・。特に、AIホームゲートウェイをネット接続させるときは手間取りました。
手順取りに進めてもエラーになってしまい、結構イライラしましたね。
ただ、アプリを再起動したらすんなりと設定できました。何が悪かったのか原因は分かりません。
結局、5分あれば終わる初期設定に1時間くらいかかりました。
その他、室内コミュニケーションカメラは設置の必要あり。電源を取るので、配線も考慮しなければなりません。
今から申し込む方は、初期設定の訪問サポートを無料で利用できます
技術サポートが有料
MANOMAで技術的なサポートを受ける場合は有料サービスとなります。利用できるのはMANOMA解決サポートです。
解決サポートは365日利用できるのですが有料扱いなのが残念。
海外ではサポートに対して料金が発生するのが当たり前ですが、日本ではまだまだサポート=無料の文化が根付いています。
MANOMAの機能についてあれこれ質問したいなら、有料の解決サポートに加入する必要があるため注意しましょう。
MANOMAの申し込みと初期設定の流れ
ここでは、MANOMAの申し込みから初期設定、基本的な使い方までを解説します。
MANOMAの申し込み手順
MANOMAの申し込みは、公式サイトまたは電話で行えます。公式サイトからの申し込みは以下の手順で進めます。
- MANOMA公式サイトにアクセスし、「申し込み」ボタンをクリック
- 利用するプランを選択(セレクトプランまたはセキュリティセット)
- 必要事項を入力(氏名、住所、連絡先など)
- クレジットカード情報を入力
- 申し込み内容を確認し、送信
申し込み完了後、登録したメールアドレスに受付完了メールが届きます。メールに記載された情報を必ず確認しましょう。
申し込みから約1週間程度で、MANOMA機器が自宅に届きます。機器を受け取ったら、MANOMAアプリのダウンロードと初期設定を行います。
初期設定の手順
MANOMAの初期設定は、専用アプリ「MANOMAアプリ」から行います。アプリは、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。
アプリをインストールしたら、以下の手順で初期設定を進めましょう。
1.MANOMAアプリを起動し、ログイン画面でメールアドレスとパスワードを入力してログイン
2.「初期設定ウィザード」をタップし、画面の指示に従って設定を進める
3.AIホームゲートウェイとスマホを接続
- 付属の電源アダプターをAIホームゲートウェイに接続し、起動
- アプリの指示に従ってAIホームゲートウェイとスマホをWi-Fi接続
4.各種デバイスの登録
- アプリの「デバイス」メニューから、室内カメラやスマートロックなどを登録
- 登録時は各デバイスに付属の説明書を参照しながら進める
5.設置場所の設定
- 登録したデバイスを設置する場所を選択(リビング、玄関など)
以上で初期設定は完了です。設定中に不明点があれば、お問い合わせフォームから問い合わせると良いでしょう。
今なら初期設定の代行サービスを利用できる
MANOMAを契約すると、オプションで「初期設定代行サービス」が利用できます。専門スタッフが自宅を訪問し、機器の設置や設定、アプリとの連携などを代行してくれるサービスです。
通常、このサービスには16,500円の費用がかかりますが、セレクトプランと同時に申し込むと実質無料で利用可能。機器の設置や設定に自信がない人も、プロにお任せで安心して始められます。
基本的な使い方
MANOMAアプリのホーム画面には、家族の在宅状況や最近のできごとが表示されます。また、ホーム画面下部のメニューから各機能にアクセスできます。
よく使う機能は以下の通りです。
よく使う機能
- デバイス:登録したデバイスの状態確認や操作
- タイムライン:家族の帰宅や外出、センサー反応などの履歴を時系列で表示
- レシピ:帰宅時や就寝時など、特定のシーンに合わせてデバイスを自動制御
- 通知:デバイスの反応や家族の帰宅などをプッシュ通知
また、AIスピーカーと連携させれば、音声で家電を操作したり、家族を呼び出したりすることも可能です。
MANOMAなら、アプリひとつで家中のデバイスを管理できるので、スマートホーム初心者にもおすすめ。ぜひ、MANOMAで安全で便利な暮らしを始めてみてください。
MANOMAの料金プラン・基本情報
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | MANOMA(マノマ) |
提供会社 | ソニーネットワークコミュニケーションズライフスタイル株式会社 |
サービス概要 | IoT機器とスマホアプリを連携し、家族やペットの見守り、防犯対策、家電操作などを実現するスマートホームサービス |
主な機能 | 1.家族の外出・帰宅通知 2.カメラやセンサーによる見守り・防犯 3.家電の遠隔操作・自動制御 4.異常検知時のスマホ通知 |
料金プラン | ・セレクトプラン:事務手数料2,750円、月額基本料金2,618円+機器レンタル料 ・セキュリティセット:3か月980円から利用できるセットプラン |
最低利用期間・解約違約金 | セレクトプランは最低利用期間・解約違約金なし (※一部オプション除く) |
機器設置・設定 | 専門スタッフによる設置・設定代行サービスあり (有料オプション、セット申込で実質無料) |
サポート体制 | ・MANOMA解決サポート:電話でのトラブル相談(有料) ・MANOMAチャットサポート:チャットでの問い合わせ(無料) |
サービス開始 | 2018年10月 |
支払い方法 | クレジットカード |
主なオプション | ・nuroモバイルHome Wi-Fi ・セコム駆け付けサービス ・MANOMA訪問サポート ・MANOMA解決訪問サポート |
海外利用 | 不可 |
MANOMAの料金詳細「セレクトプラン」について
MANOMAには、機器の組み合わせを自由に選べる「セレクトプラン」があります。
事務手数料2,750円、月額基本料金2,618円(初月無料)に加え、選んだ機器のレンタル月額料金がかかります。最低利用期間や解約違約金はないので、気軽に始められるのが魅力です。
月額基本料金2,618円(2か月目以降)
※以下のサービスを含む
- AIホームゲートウェイレンタル
- MANOMAスマートフォンアプリ
- セコム駆けつけサービス
主な機器のレンタル月額料金は以下の通り。
- 室内コミュニケーションカメラ:440円
- スマート家電リモコン:220円
- Qrio Lock(スマートロック):660円
- 開閉センサー:110円
ライフスタイルに合わせて必要な機器を選んで、スマートホームを始められます。
最大3カ月980円!防犯初心者は「セキュリティセット」がおすすめ
MANOMAのセキュリティセットは、自宅の防犯対策を手軽に始められるお得なプランです。プラン詳細は以下の通りです。
料金
事務手数料:2,750円
月額利用料:
- 1〜3か月目:980円/月
- 4か月目以降:3,278円/月
最低利用期間・解約違約金:12か月以内に解約した場合、違約金11,000円
機器セット
- AIホームゲートウェイ×1個
- 室内カメラ×1台
- 開閉センサー×2個
オプション
- 初期設定代行サービス:無料で利用可能
セキュリティセットなら、月額980円から最大3か月間利用できます。4か月目以降は通常の月額利用料3,278円(セレクトプラン+追加機器レンタル料)に切り替わります。
カメラやセンサーなどがセットになっているので、自宅の防犯対策をトータルでカバー。専門スタッフによる設置・設定代行サービスも実質無料なので、機器の設置に不安がある人でも安心して始められます。
AIホームゲートウェイとは何か
AIホームゲートウェイとは、ソニーが提供するスマートホーム向けのホームゲートウェイ機器のことです。主な特徴は以下の通りです。
主な特徴
- LTE通信機能を搭載しているため、ネット回線が不要。SIMカードを挿入することで、モバイルネットワーク経由でインターネットに接続できる。
- Amazon Alexaに対応したスマートスピーカー機能を内蔵。音声でスマートホーム機器を操作できる。
- Wi-Fiルーター機能も備えているので、家中にWi-Fi環境を構築できる。工事不要でスマートホームを導入可能。
- Bluetooth、Z-Waveなど、IoTデバイス向けの無線通信規格に対応。様々なセンサーやスマートデバイスと接続して、一括管理・制御できる。
- 専用アプリ「ソニーのAIホームゲートウェイ設定アプリ」から、各種設定や機器の操作が行える。
- 本体サイズは45mm×135mm×135mmとコンパクト。消費電力は最大30W。
以上のように、AIホームゲートウェイは通信機能とスマートスピーカー、IoT機器の管理機能などを1台に集約した、スマートホームのハブとなる機器です。
ネット回線の工事なしで手軽にスマートホーム環境を構築できるのが特長と言えます。
解約時に違約金はあるか
セレクトプランには最低利用期間や解約違約金がありません。もし途中で解約する場合も、違約金を支払う必要はなく、その月の月額料金の日割り分のみ発生します。
ちなみに以前は、2年以内の解約で8,250円の違約金が発生していました。
ただし、利用開始後に機器を追加で申し込んだ場合は、その追加機器ごとに2年間の最低利用期間が適用されます。この期間内に解約すると、追加機器1つにつき2,200円の解約違約金がかかるので注意が必要です。
留守中に家事代行サービスなどが受けられる
オプションなので別途料金はかかりますが、MANOMAでは家事代行やハウスクリーニングサービスを依頼することができます。
依頼できるサービス
- ダスキン メリーメイド
- ベアーズ
- おそうじ本舗
- 麻布ペット
- マイシェフ
MANOMAと上記のサービスを連携させるメリットとして、
- 当日の立ち会い不要
- 鍵の施錠・開錠を遠隔操作
- カメラでモニタリング可能
があります。利用シーンとして、外出中に自宅の掃除や料理の提供、ペットのお世話をしてくれるのは便利。
鍵の受け渡しが不要なので、立ち会い時間を拘束される面倒もありません。
参考:旧プランについて
以下のプランは受付が終了しているため、現在は申し込めません。
レンタルプラン
- 初月:2,750円
- 2~37ヶ月:2,650円
- 38ヶ月~:3,938円
※提供機器:AIホームゲートウェイ・選択した機器
お試しプラン
- 料金:30日間1,980円
- 初期費用・工事費:0円
- お試し期間中の解約:0円
- 継続する場合の料金:2カ月目以降3,278円
まとめ
この記事では、MANOMA(マノマ)について詳しく解説してきました。
MANOMAはスマートホームを導入できる次世代のサービスです。IoT機器とアプリの連携により、手軽にスマートホーム機能を導入できるのが特長と言えます。目的に合わせたプランの選択や、手厚いサポート体制も魅力の一つです。
スマホで家族の状況や防犯システムを管理できるのは画期的。さらに、スマート家電でIOTデバイスを操作できるのも便利です。
司令塔となるAIホームゲートウェイは、Wi-Fiルーターだけでなくアレクサの機能も使えます。MANOMA×アレクサの組み合わせで、さらに用途が広がりますよ。
月額料金もお手頃なので、スマートホームサービスを導入したい方はMANOMAを検討してみましょう。
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