「IIJmioに乗り換えるにはどうすればいいの・・?」
IIJmioでは、他社から乗り換え(MNP)と同時にスマートフォンを購入すると、特価セールで大幅な割引が受けられます。
たとえば、人気のAndroidスマートフォンやiPhone SEなどが一括500円、1万円台などの安価で手に入るキャンペーンが定期的に実施されています。
ただ・・・乗り換えようと思っても、いざ手続きするとなると不安ですよね。一人で開通手続きができるのが、心配かと思います。
しかしご安心を。一つ一つ手順を踏めば、確実に乗り換えられます。
今回はIIJmioへ乗り換えたい方に向けて、電話番号を維持できるMNP転入の手順を徹底解説。詳しい申し込み手順から注意点も合わせて詳しく説明していきますね。
また、本記事ではIIJmioの最新キャンペーンの内容や適用条件などをまとめました。どのキャンペーンを選ぶべきかも合わせて、参考にして下さい。
IIJmio乗り換えで利用できるキャンペーン

2025年9月現在、一番お得なキャンペーンは、スマホ大特価セールです。このキャンペーンさえ適用できれば、他はスルーしても問題ありません。
端末セールは音声通話SIMをMNPで契約し、同時に端末を購入すると適用されます。
具体的な割引額や最新対象機種は、IIJmio公式キャンペーンページで必ず確認してください。
端末割引系が圧倒的に充実
IIJmio恒例のスマホ大特価セールです。他社からMNPで音声通話SIMに乗り換え、同時に対象端末をセットで購入すると端末代が大幅に割引されます。
格安SIM全体の中で最高レベルの端末セールなので、このキャンペーン目当てにIIJmioを利用する価値は十分にあります。
新規契約やデータSIMの申し込みでは適用されないので注意して下さい。
IIJmioは販売端末の種類が非常に多く、上記以外にもセール対象の端末がたくさんあります。すべてのセール端末は公式サイトにてご確認ください。
なお、本キャンペーンが適用されるのは1契約者(mioID)あたり1台までです。同時に複数台申し込んだ場合は、割引額がもっとも大きい端末のみ適用されます。
また、以下のケースでは対象外となるため注意して下さい。
対象外
- 量販店やネット通販で購入したエントリーパッケージを利用して申し込んだ場合
- 初期契約解除制度を利用した場合
- 過去1年にIIJmioの端末セールを利用した場合
端末セールは非常にお得なため、在庫切れになることがよくあります。目当ての端末は在庫があるうちに早めに購入しましょう。
最新モデルから型落ち機種までラインナップが豊富で、タブレットやモバイルルーターも対象になる場合があります。
月額料金・オプション割引
IIJmioでは、音声SIMの契約時に月額料金が一定期間割引されるキャンペーンをよく実施しています。
例えば、5GBプランは通常950円ですが、最初の3ヶ月間は500円で使えます。10GBや20GBなどのほかのプランでも同様の割引があるため、最初はとてもお得に始められます。
また、通話定額オプション(5分・10分・かけ放題)も一部期間無料で利用できる場合があります。
新機種発売記念・ブランド別キャンペーン
IIJmioでは、OPPOやmotorola、arrowsなどの人気ブランドの新端末発売記念キャンペーンも頻繁に開催されています。
新しく発売されたスマートフォンを、乗り換え契約と一緒に購入することで大幅な値引きが受けられる特典です。
たとえば、通常4万円~7万円台の機種がキャンペーン期間中は2万円台や3万円台で購入できるなど、非常にお得です。
ブランドごとのキャンペーンは期間限定や台数限定の場合が多いため、欲しい新機種が出た場合は早めにチェック・申込みしましょう。
ファミリー通話割引で家族同士の通話料が20%OFF
同一のmioIDで契約している家族同士の通話料が20%OFFになる割引サービスです。IIJmioの通話料は通常11円/30秒ですが、ファミリー通話割引が適用されれば8.8円/30秒になります。
専用アプリや申し込みは不要です。条件を満たしていれば、自動的に通話料が割引されます。
なお、家族同士でも別々のmioIDでIIJmioを契約している場合は割引されません。必ず、同一mioIDで契約してください。
IIJmioひかりとのセット割(mio割)

IIJmioの光回線サービス「IIJmioひかり」とIIJmioのSIMサービスのセット割です。
同じmioIDでIIJmioひかりとIIJmioのSIMサービスを利用するのが条件です。別々のmioIDで契約した場合はセット割が適用されません。
申し込みは不要です。適用条件を見たせば自動的に割引が適用されます。
なお、割引はIIJmioひかり1回線に対して660円です。IIJmioのSIMを複数契約しても、割引額は増えないので注意しましょう。
IIJmioの乗り換えキャンペーンに関する注意点
IIJmioのキャンペーンに関する注意点は以下の通りです。
- 最安110円で買えないセールが多くなってきている
- BIC SIM含め店頭に100円端末が並ぶことはない
- 新規契約はキャンペーン対象外のケースがある
最安110円で買えないセールが多くなってきている
以前まで、IIJmioでは一括110円で購入できる端末が多くありました。
しかし、2019年に電気通信事業法が改正され、現在は端末セット購入時の割引上限が22,000円に制限されています。
この規制はIIJmioも対象のため、現在は一括110円で買える端末がほぼありません。
ただし、一括500円など圧倒的な低価格は継続中
一括110円で買える端末はなくなったものの、一部の端末は一括500~980円で購入できます。IIJmioのセールが他の格安SIMより圧倒的に安いことに変わりはありません。
端末を安く買いたいなら、やはりIIJmioがおすすめです。
BIC SIM含め店頭に100円端末が並ぶことはない
IIJmioは一部の家電量販店でも契約できるほか、ビックカメラと提携して「BIC SIM」というサービスも展開しています。
店頭でも端末セールなどのキャンペーンを実施していますが、WEBと同じく一括100円の端末はありません。
新規契約はキャンペーン対象外のケースがある
最近の端末セールは、他社から乗り換え(MNP)でないと適用できないケースが多くなっています。
理由は様々だと思いますが、解約→再契約で繰り返しセールを狙う人を防ぐことも目的となっているでしょう。MNPが条件に付く場合、当然ながら新規契約は対象外です。
また、他社から乗り換えでも、新しい電話番号を取得する場合は新規契約となりセール対象外となってしまうため注意して下さい。
IIJmioに乗り換える前のチェックポイント
IIJmioに乗り換える前に、以下のポイントを事前にチェックしておくとスムーズに契約できます。
- 手持ちの端末をそのまま使うか、それとも新たに購入するか?
- 申し込みに必要なものを準備しているか?
- オンラインと店舗のどちらで契約するか?
- IIJmioに乗り換えるベストタイミング
手持ちの端末をそのまま使うか、それとも新たに購入するか?
IIJmioでは、
- 手持ちの端末をそのまま使う(SIMのみ契約)
- 新たに端末を購入する
どちらのパターンでも乗り換えが可能です。あとから機種変更することもできるため、できるだけ低コストで乗り換えたいなら手持ちの端末を利用した方がいいでしょう。
新しい端末が欲しい人は、IIJmioでSIMカードとセット購入しましょう。iPhone・Androidの人気機種を割引価格で購入可能です。
別の販路で端末を用意しても構いませんが、セット契約の方が安い上に注文が1回で済むので楽ですよ。
IIJmioは端末代金が安い(セール中なら110円~)ので、SIMのみ契約より端末セット契約がおすすめ
申し込みに必要なものを準備しているか?
IIJmioに申し込む前の準備として、
- 本人確認書類
- クレジットカード
を用意しておくとスムーズです。本人確認書類は運転免許証、マイナンバーカードなどがおすすめです。
住所記載なしのパスポートや健康保険証は補助書類(公共料金支払いの領収書か住民票)も合わせて必要となります。
クレジットカードについては、必ず契約者本人のものを用意しましょう。家族内でも他人名義のカードは使用できません。
オンラインと店舗のどちらで契約するか?
IIJmioの契約窓口は、オンラインと店舗の2通りあります。結論から言うと、オンライン契約がおすすめです。
その理由は、店頭窓口が非常に少ないこととキャンペーンをすべて享受できるからです。
IIJmioは、店舗展開には消極的で店頭窓口は家電量販店がメインとなります。家電量販店によっても受付がない場合もあり、足を運んでみないと契約できるかは分かりません。
また、店舗契約だとキャンペーンを受けられない可能性があります。待ち時間がかかるのも難点です。
本当にオンラインで申し込めるか不安・・といった人もご心配なく。この記事にたどり着ける検索能力があるのなら、まったく問題ありません。
申し込みの難易度としては、アマゾンや楽天市場でアカウントを作るのと同じレベルです。
IIJmioに乗り換えるベストタイミング
IIJmioは初月が日割りなので、いつ乗り換えても損はありません。ただし、乗り換え前の携帯会社で解約月の料金を満額請求される場合があります。
そう考えると、月末に近い方がお得かもしれません。大きく損することはないので、あまり考えすぎなくても大丈夫ですよ。
なお、ドコモ・au・ソフトバンクをはじめ多くの携帯会社では違約金が撤廃されています。解約月の費用はIIJmioの契約事務手数料しかかからないため、安心してください。
申し込みから開通まで!IIJmioにMNP転入する手順
現在の電話番号を維持したままIIJmioに乗り換えるにはMNP転入を行います。

全体の流れは以下の通りです。
- IIJmioに申し込む
- 開通手続きを行う
- SIMカードを挿入する
- APN設定を行う(SIMのみ契約)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
手順1:IIJmioに申し込む
以下、詳しい申し込みの流れです。
申し込みの流れ
- IIJmioの公式サイトにアクセス
- 「お申し込み」をタップ
- mio会員の登録を行う(未会員の場合)
- 端末セットかSIMのみ契約か選択
- 回線(タイプD・タイプA)、料金プラン、オプションを選択
- 契約者情報・クレジットカード情報を入力
- 本人確認書類をアップロード
タイプD・タイプAで迷う場合は、速度の安定度が高いタイプDがおすすめです(au端末を使う人のみタイプA推奨)。
本人確認書類のアップロードは、スマホで撮影して構わないので鮮明な写真をアップしましょう。写真が不鮮明だと審査に落ちてしまいます。

有効な本人確認書類(どれか一点)
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 健康保険証+補助書類
- 特別永住者証明書
- パスポート+補助書類
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
- 在留カード
- マイナンバーカード
- 身体障害者手帳
- 療育手帳+補助書類
- 精神障がい者保険福祉手帳
補助書類(どちらか)
- 公共料金領収書(都市ガス、電気、水道)
- 住民票(マイナンバーの記載がないもの)
※発行から3ヶ月以内で、申込者本人の氏名・現住所が記載されているもの
MNP予約番号の取得は原則不要
2023年5月以降、IIJmioは「MNPワンストップ」に対応済み。 今は 予約番号入力なしでMNP転入可能です(ただし一部MVNOや旧契約からは番号入力が必要な場合あり)。
手順2:開通手続きを行う
注文したSIMカードは、およそ2~3日で到着します。

開通方法は、IIJmioオンデマンド開通センターに連絡するだけです。
IIJmioオンデマンド開通センター
0120-711-122(年中無休 9:00~19:00)
開通センターに電話をかけると自動ガイダンスが流れます。MNP転入の場合は「2」をプッシュ。
その後、電話番号とSIMカードのICCIDの入力が求められます。ICCIDはSIMカード台紙にて確認できますよ。

入力が終わったら開通手続きは完了です。10分程度で回線切り替えが終わります。
回線切り替え後、以前の携帯会社との契約は自動解除。こちらから連絡を入れる必要はありません。
なお、開通手続きを行わなかった場合は、MNP予約番号の有効期限が切れるタイミングで自動開通となります。
何らかの理由で開通できないときは、問い合わせるか自動開通を待ちましょう。
手順3:SIMカードを挿入する
IIJmioのSIMカードが届いたら、慎重にSIM台紙から取り外しましょう。なるべく金属の部分に指紋を付けない方がいいです。

SIMカードを取り外したら、端末に挿入します。多くの機種は端末の側面にSIMスロットが付いています。Android端末はmicroSDスロットと間違わないように注意して下さい。

iPhoneはSIMピンを使ってSIMトレイを開けます。SIMピンはAmazonや家電量販店で購入できますが、今すぐSIMトレイを開けたいならクリップの先端を利用するといいですよ。
壊れない程度に強く押し当てるとSIMトレイを取り出すことが可能です。端末セット契約の人は、SIMカードを挿入できたら乗り換えは完了です。
なお、万一SIMカードが入らなかった場合は、SIMサイズを間違えているので、マイページからSIM交換の手続きを行いましょう。
手順4:APN設定を行う(SIMのみ契約)
SIMのみ契約の人は、このあとIIJmioの電波を受信するために必要なAPN設定を行います。
ほとんどの端末は自動設定なので、何もやることはありません。

手動入力が必要になった場合は、以下の手順を行うかまたはIIJmio公式アプリにて設定のインストールを行いましょう。
iPhone手動設定の手順
iPhone・iPadは1社しかAPNを読み込めないため、他社のAPNがある場合は事前に削除しておきます。
au Wi-Fiなど大手キャリアのAPNは残しておいても構いません。
削除方法は「設定」→「一般」→「プロファイル」から削除したいAPNを選択。「プロファイルを削除」をタップして下さい。
※事前準備としてiPhoneをWi-Fi接続して下さい。APN構成プロファイルはオンラインでインストールするため、Wi-Fi接続が必要です。

「このWEBサイトは設定を開いて構成プロファイルを表示しようとしています。許可しますか?」の表示が出たら「許可」を選択して下さい。

パスコードの入力を求められたら、iPhoneのロック解除ナンバーを入力してください。



以上でiPhoneのAPN設定は完了です。正しくAPNがインストールできたか確認したい場合は、「設定」→「一般」→「プロファイル」から確認しましょう。
ちなみに、iPhoneはIIJmioユーザー向けアプリ「IIJmioクーポンスイッチ」からもAPN設定が可能です。
専用アプリでAPN設定する手順
- Wi-Fiに接続する
- 「IIJmioクーポンスイッチ」をインストール
- アプリを立ち上げて「ヘルプ」をタップ
- 「構成プロファイルのインストール」をタップ
- インストール画面に切り替わったら「インストール」をタップ
- パスコードを入力
- 承諾画面で「次へ」をタップ
- 警告画面で「インストール」をタップ
- インストール完了画面で「完了」をタップ
Android手動設定の手順

設定アプリ(歯車マーク)から「モバイルネットワーク」をタップしましょう。
※モバイルネットワークの場所・表記は機種によって異なる場合あり


アクセスポイントの編集画面に入り、以下のAPN情報を入力します(タイプA・タイプD共通)。
(1)名前 | 任意の名前 |
---|---|
(2)APN | iijmio.jp |
(3)ユーザ名 | mio@iij |
(4)パスワード | iij |
(5)認証タイプ | PACまたはCHAP |
※タイプDにて上記で設定できない場合は、
- MVNOの種類:SPN
- MVNO値:NTT DOCOMO
を追加で入力して下さい。

APN一覧に、設定したIIJmioのAPNが表示されていることを確認しましょう。
以上で、Android端末のAPN設定は完了です。
タイプAの場合は、端末によってAPN設定のときに「このユーザーはアクセスポイントを使用できませんと表示」とエラー表示されます。
この表示が出ても普通に設定できるので無視して大丈夫です。
IIJmioに申し込みできないときの確認事項
何らかの原因でIIJmioに申し込めないときは、以下の項目を確認して下さい。
①手持ちのクレジットカードや銀行口座が利用不可の状態になっている
→【対処法】別のカードや銀行口座を使う
②古いブラウザ(更新されていないIEなど)を使っている
→【対処法】新しいブラウザ(ChromeやSafari)を使う
③サーバー障害やトラブルが起きている
→【対処法】時間をずらして申し込む
④自宅以外の住所を登録している
→【対処法】自宅の住所を登録する
⑤キャッシュ(ネットに保存された一時データ)が破損している
→【対処法】ブラウザの履歴メニューからキャッシュをクリアする
⑥名義が一致していない
→【対処法】MNP転入する人・契約者・支払いの名義をすべて揃える
上記を試しても申し込めない状況なら、IIJmioに問い合わせましょう。
IIJmioにMNP転入する際の注意点
IIJmioに乗り換えるには、以下の注意点があります。
- MNP予約番号の有効期限を7日以上残す必要あり
- オンライン申し込みは即日開通ができない
- 名義を揃えて乗り換える
- キャリアメールの付与がない
MNP予約番号の有効期限を7日以上残す必要あり
MNP予約番号を発行できたら、必ず1週間以内にIIJmioに申込みましょう。
MNP予約番号には15日の有効期限がありますが、IIJmioでは7日以上有効期限が残っていないと申し込みできません。
うっかり有効期限切れすると、またMNP予約番号を再取得しなくてはなりません。
物理SIMだと即日開通ができない
オンライン契約でも物理SIMだと配送期間があるため、即日開通はできません。SIMカードの受け取りに2~3日かかります。
どうしても即日開通を行いたいならeSIM申し込みまたは店舗契約を選びましょう。eSIM契約なら最短即日開通可能(本人確認完了後すぐに発行されるため)。
店舗の場合は、IIJmioは専門店を持っていないため、家電量販店のSIMフリーカウンターの利用が主です。
注意点として、店舗契約だとキャンペーンを十分に受け取れない可能性があります。
オンライン契約でも不通期間は生じない
IIJmioでは、物理SIMによるオンライン契約でも空白期間(不通期間)無しで乗り換えられます。理由は、回線切り替えの手続き(MNP転入)は、SIMカード到着後に行うからです。
そのため、SIMカードが届くまでの間は、乗り換え前の携帯会社で通話もデータ通信も使えますよ。
名義を揃えて乗り換える
IIJmioにMNP転入する場合、MNP予約番号を取得する人と契約者の名義は揃えておく必要があります。
よくあるミスが、夫の名義で契約していた携帯電話からMNP予約番号を取得。その後、妻が自分名義でIIJmioに申し込むケースです。
この場合は、以前の携帯会社で夫から自分(妻)に名義変更をしておく必要があります。
あるいは、IIJmioの申し込みを夫に手続きしてもらい、利用者登録(実際に携帯電話を使用する人)に妻の名前を登録する方法もあります。
家族内でも自分名義にしてから申し込んだ方がいい
IIJmioでは、結婚などを理由に改姓したときを除いて名義変更の手続きができません。そのため、名義変更を行うならIIJmio乗り換え前の携帯会社で行いましょう。
家族内でも、後々のことを考えると自分名義に変えてからIIJmioに乗り換えた方が無難です。
キャリアメールの付与がない
IIJmioではキャリアメールの付与がありません。そのため、ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換える人は注意しましょう。
キャリアメールの代わりは、Gmailなどフリーメールサービスで代用できます。
なお、どうしてもキャリアメールを引き継ぎたい場合は、月額330円の「メールアドレス持ち運びサービス」に加入すればドコモ・au・ソフトバンクからメールアドレスを引き継げます。
IIJmioにMNP転入するメリット
- 手持ちのiPhoneがそのまま使える
- 違約金なしで乗り換えられる
- 即完売のスマホセールが熱い
- ちょうどいい中容量の8GBが1,518円
- 家族でデータをシェアできるから無駄がない
手持ちのiPhoneがそのまま使える
iPhoneユーザーなら、「IIJmioに乗り換えると、今使っているPhoneは使えなくなるの・・?」と不安になることでしょう。
結論から言えば、IIJmioでも手持ちのiPhoneを使えます。IIJmioで購入することもできますが、買い替える必要はありません。
IIJmioで使えるiPhone
- ドコモ・SIMフリー版:iPhone 5s以降
- au・ソフトバンク版:iPhone 6s以降
au・ソフトバンク版は、SIMロック解除機能が搭載されている6s以降(最新までOK)で対応。au・SIMフリー版なら、6以前の機種でも利用可能です。
ただし、実際には最新iOSサポートが切れた旧モデルは実用不可なので、古すぎるシリーズは使わないようにしましょう。
違約金なしで乗り換えられる
こちらはIIJmioだけに限らないメリットですが、現在ドコモ・au・ソフトバンクをはじめほとんどの携帯会社では違約金やMNP転出手数料を撤廃しています。
以前は、auやソフトバンクの旧プランに加入中の人は約1万円程度の違約金が発生する場合がありましたが、2022年4月から無料化されました。
わざわざ更新月を調べて、違約金0円のタイミングを狙う必要はありませんよ。
即完売のスマホセールが熱い
IIJmioは、頻繁に端末セールを行っています。運が良ければ、一括110円の端末もあり。
セール時期中は即完売するほどの盛り上がりを見せます。
「SIMカード(回線)だけでなく新しい端末も欲しい、だけど費用はかけられない・・」といった方には大助かりです。

110円ほど安くなくても、1万円以上の値引きは日常茶飯事。ポイント還元ではなくシンプルな値引きである点も評価できます。
また、IIJmioは端末の取り扱い数が非常に多く、約40種類から自分に合った1台をじっくりと吟味できます。
人気の機種は一瞬で在庫が切れる
ちょうどいい中容量の8GBが1,518円
IIJmioは、他の格安SIMではあまり提供の無い8GBプランを契約できます。料金は月額1,518円です。
現在の格安SIMは、メインのデータ容量が3GB以下の小容量か20GB以上の大容量に分かれます。そのため、IIJmioのような中容量を提供している格安SIMは貴重です。

中容量といえど「10~15GBでは多すぎる、かといって5~6GBじゃ物足りない」といった方には8GBがピッタリ。IIJmioなら申し込めます。
家族でデータをシェアできるから無駄がない
IIJmioは、家族間でデータ容量をシェアできます。
使いどころとしては、「子供のデータが足りなくなった、あるいは夫のデータが余りすぎた」といったときに、シェア機能を使って無駄なくデータを使いきれます。

また、シェア機能を使えば料金をお得にすることも可能に。例えば、4人家族で全員8GBに加入すると月額料金の総額は1,518円×4人で6,072円に。
これを一人が20GBで契約して、残り3人が4GBプランに加入すると月額料金の総額は5,302円となります。
どちらも総データ量は32GBで、家族同士で自由にシェアできるので4GBプランの人でも実際は4GB以上使用できます。
同じ4人家族×総データ量32GBの組み合わせでもお得
- シェアなし → 8GB×4人=6,072円
- シェアあり → 20GB×1人+4GB×3人=5,302円※
※あとからシェア機能を活用してデータ容量を均等に分けることができる
データシェアの利用条件は、同じmio IDでグループを組むだけ。オプション料金はかからず、グループの追加や解除はいつでも自由に手続きできます。
家族ではなく一人で複数端末を使い分けたい(スマホ+タブレットなど)場面でもシェア機能が使えますよ。

IIJmioに乗り換えた後のデータ移行はどうする?
手持ちの端末をそのまま使い回すなら、データ移行は不要です。しかし、IIJmioで新たに端末を購入するなら自分でデータ移行を行います。
以下、パターン別にデータ移行の手順を解説したので参考にして下さいね。
iPhoneからiPhone
iPhone同士のデータ移行はクイックスタートが便利です。
新iPhoneは初回起動でなければクイックスタートを使えません。初回起動でない場合は、いったん初期化してください。

新iPhoneの言語選択に入ると旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」と表示されるので「続ける」をタップしましょう。
旧iPhoneでカメラが立ち上がるので新iPhoneにかざします。円形のアニメーションをファインダーの中央に収めてください。
新iPhoneに旧iPhoneのパスコードを入力します。
Apple PayやFace IDなど、その他の設定が表示されるので入力していきましょう。スキップしてあとから設定することも可能です。
すべての設定が終わったら、データ転送が始まります。
AndroidからAndroid・iPhoneからAndroid
データ移行先がAndroidなら、Googleドライブを使ったデータ移行がおすすめです。

端末の設定アプリを開いて「システムと更新」→「バックアップと復元」をタップ。「Googleにバックアップ」をONにしてください。


新端末でGoogleドライブアプリをインストールして、作成したアカウントでログインしましょう。
すると、バックアップしたファイルが表示されるので、必要なファイルをダウンロードしてください。
AndroidからiPhone
AndroidからiPhoneにデータ移行するときは、アップル公式アプリ「iOSに移行」が便利です。

iPhoneの初期起動にて「Appとデータ」が表示されるので「Androidからデータを移行」をタップします。その後、10桁か6桁のコードが発行されるので、そちらをメモします。
Android側で「iOSに移行」を立ち上げて、取得したコードを入力します。
どのデータを移行するか、Android側で選択しましょう。
IIJmioの乗り換えキャンペーンに関するQ&A
IIJmioのキャンペーンに関するQ&Aをまとめました。
キャンペーンでスマホを買って即解約するのはあり?
キャンペーン適用で端末セットを購入した後、ペナルティなしで即解約はできますがおすすめはしません。ギガプランは契約縛りがなく、違約金・MNP転出手数料も無料です。
最低利用期間(利用開始月の翌月末日)を過ぎればいつでも解約できます。しかし、短期間で解約すると転売目的とみなされ、今後IIJmioを契約出来なくなる恐れがあります。
転売目的はもちろん、そうでない場合も契約してからの即解約は避けたほうが良いでしょう。
短期解約者への内部ブラックリスト運用が厳格化されており、再契約を試みても拒否される=実質的なペナルティとなる場合が多いです。また、キャンペーン毎に独自の最低利用期間/割引除外規定があることも。特価端末を目的とした短期利用はリスクがあります。
解約後の再契約は割引対象になる場合がある
条件を満たせば解約後の再契約でも端末割引を適用できます。
また、短期解約を繰り返している場合は転売目的とみなされ、申し込みがキャンセルされる可能性もあります。
機種変更向けのキャンペーンはある?
IIJmioでは既存契約者向けのキャンペーンが実施されています。MNP転入者向けのセールほどではありませんが、端末代の割引やギフト券のプレゼントといった特典が利用可能です。
端末のみ購入でセールを狙える?
IIJmioの端末セールはMNP転入による回線契約とのセットが基本です。そのため、端末のみ購入ではセールを利用できません。
端末単体でも特別価格で購入できるキャンペーンが実施されることもあります。ただ、その場合も端末セールほどは安くなりません。
複数契約でも適用される?
キャンペーンによって異なります。例えば端末セールは「1契約者(mioID)あたり1台まで」と制限されており、複数台購入しても割引は1台しか適用されません。
また、すでにmioIDを持っている人が別のmioIDを取得して申し込む場合も対象外です。
店舗でもキャンペーンを受けられる?
店舗独自のキャンペーンは受けられますが、端末セールなど一部のキャンペーンはIIJmio公式サイト限定です。基本的にはWebで申し込んだ方がお得なキャンペーンを利用できます。
キャンペーンが適用されないときは、どうすればいい?
キャンペーンが適用されない時は、適用条件を満たしていない可能性があります。細かい条件はキャンペーンによりますが、主に次のようなパターンだとキャンペーンが適用されません。
- ギガプラン以外のプランを申し込んだ
- データSIMを申し込んだ
- 複数回線申し込んだ
- 過去1年以内に同様のセールを利用していた
申し込んだ後にキャンペーンが適用されないことが分かっても、どうすることもできません。
IIJmioを申し込む際は、キャンペーンの適用条件を満たしているかをしっかり確認した上で申し込んでください。
ビックカメラやヨドバシカメラでもキャンペーンはある?
ビックカメラはIIJmioと提携した「BIC SIM」を提供しています。BIC SIMでも端末セールやデータ増量といったキャンペーンが実施中です。
一方、ヨドバシカメラでもIIJmioの契約やSIMカード再発行などができます。ただし、ビックカメラと違い端末セールなどのキャンペーンは実施していません。
店舗によっては独自キャンペーンを実施しているかもしれませんが、基本的にはIIJmio公式(オンライン)のキャンペーンのほうがお得です。
どうしても店舗で申し込む場合はビックカメラを利用しましょう。
IIJmioのMNP転入に関するQ&A
初月料金は日割り?
IIJmioの利用開始月は日割り請求です。そのため、月末に乗り換えても、1ヶ月分の月額料金が課金されることはありません。
ただし、通話定額オプション(かけ放題)には日割りがないので注意しましょう。
乗り換えに必要な手数料はいくら?
IIJmioに乗り換える際は以下の費用がかかります。
乗り換え費用
- 現在の携帯会社の解約金:0~1,100円
- MNP転出手数料:0円
- IIJmioの初期費用:約3,500~3,800円
まず、現在の携帯会社に払う費用として解約金とMNP転出手数料があります。
最近は0円の事業者も増えてきましたが、一部手数料が発生するケースもあるので気になるなら問い合わせてみましょう。
IIJmio側の費用としては、契約事務手数料とSIMカード発行手数料がかかります。
安くない金額ですが、契約事務手数料はキャンペーンで半額または1円になることがありますよ。
MNP転入に必要な日数はどれくらい?
IIJmioのMNP転入に必要な日数は2~3日です。申し込みは即日で終わりますが、SIMカードや端末が届くまでの配送期間があるため少し時間が空きます。
SIMカードの配送を待っている間は、契約中の携帯会社で通話もネットも使用可能です。不通(空白)期間はありません。
IIJmioの回線に切り変わるのは、SIMカード到着後に開通手続き(回線切替)を行ってからとなるため安心して下さい。SIMカード配送が遅れても心配無用です。
申し込み後にキャンセルできる?
IIJmioでは、原則申し込み後のキャンセルを受け付けていません。ただし、音声通話SIMでの申し込みなら8日以内に限り初期契約解除(クーリングオフのような制度)の対象となります。
申請は、オンラインまたは書面にて行います。オンラインは初期契約解除の申請ページから手続き可、書面ならIIJサポートセンター(0570-09-4400)に連絡しましょう。
電話帳を簡単に移行させる方法はある?
IIJmioで新しい端末を購入した後、とりあえず電話帳だけ簡単に移行させたい・・といった場合はGoogleアカウントを使うのが便利です。
Android・iPhone間でも移行が可能です。
Googleアカウントで電話帳を移行させる手順

同期できるデータ一覧から「連絡先」を右へスライドしてください。以上で旧端末側の操作は終了です。
新しい端末を起動したら、旧端末と同じGoogleアカウントでログインしましょう。すると、電話帳が自動同期されます。
以上で電話帳の移行は完了です。上手く移行できない場合は、新端末側でGoogleアカウントの同期がOFFになっていないか確かめてみましょう。
SIMロック解除は必要?
ほとんどの機種で不要です。
SIMロック解除不要
- 端末セットでIIJmioに契約する
- ドコモ端末をタイプDで使う
- SIMフリーのスマホ(アップルストアのiPhoneなど)を使用する
- 2021年10月以降に発売されたキャリア端末を使用する
古い端末を使う方は、動作確認端末ページからSIMロック解除の有無をチェックしておくといいですよ。
SIMロック解除の手順ですが、オンラインから手続きすれば手数料は無料です(ショップで手続きすると手数料あり)。
SIMロック解除の際に必要なIMEI番号(製造番号)は、
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」
- Android:「設定」→「端末情報」→「IMEI」
にて確認できます。
まとめ
IIJmioに乗り換えるには、公式サイトから申し込んで開通手続きを行います。
MNP転入にかかる時間はおよそ物理SIMの場合は2~3日。オンラインで申し込んでも、不通期間は生じないので安心して下さいね。
また、IIJmioでは端末割引、月額割引、ブランド別などさまざまなキャンペーンを展開しています。
注意点としてMNPを利用せず新規でIIJmioを契約する場合、キャンペーンの対象外になるケースがあります。
例えばIIJmioのキャンペーンでもっともお得なのは端末セールですが、端末セールはMNPでの乗り換えが条件です。新規で端末セットを購入した場合、割引が適用されません。
契約・乗り換えを検討されている方は、公式サイトのキャンペーン情報を確認することをおすすめします。