「IIJmio(みおふぉん)が気になるけど、実際どうなの・・?」
IIJmioはインターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する格安SIMサービスです。主に法人向けにインターネット接続サービスを提供してきたIIJですが、IIJmioは個人向けに展開。
IIJmio(アイアイジェーミオ)とそのまま読みますが、みおふぉんの愛称でも知られています。格安SIMの中でも屈指の安さを誇るIIJmio。古くからサービス提供を行っており、実績も抜群です。
しかしながら、いざIIJmioに申し込もうとすると不安になりますよね。やはり、口コミは事前に知っておきたいところです。
先に結論を言うと、IIJmioを強くおすすめしたいのが、端末セールで安くスマホを手に入れたい人と激安で格安SIMを使いたい人です。
端末セールは格安SIM全体で非常に安いことが有名。また、月額料金もお得です。
速度は多少遅くなる時間帯がありますが、日常レベルでスマホを使える程度でいいなら気にする必要なし。安さにこだわる方に向いている格安SIMと言えます。
デメリットに許容できるなら、十分に検討する価値がありますよ。
今回は、IIJmioの評判を徹底考察。メリットはもちろんデメリットや通信速度の評価まで細かくレビューしていきます。ぜひ、ご参考に。
IIJmioの料金プラン
IIJmioの料金プランは、大きく3種類あります。
- ギガプラン
- データプラン ゼロ(eSIM)
- 従量制プラン
ギガプランは、IIJmioの主流プランです。割安な月額料金で、低容量から大容量までカバーされています。
データプラン ゼロ(eSIM)は、月額165円で維持できるデータ通信専用のeSIMプランです。予備回線を格安で保持したい人に向いています。
従量制プランは、使ったデータ容量に応じて月額料金が変動するプランです。ギガプランに比べると月額料金が高いため、あまりおすすめではありません。これからIIJmioを利用するなら、ギガプランがおすすめです。
ギガプラン
ギガプランはIIJmioのメインプランです。月2GBから55GBまで、8種類のデータ容量で構成されています。
データ容量 | 音声SIM | データeSIM※ | データ※ | SMS |
---|---|---|---|---|
2ギガ | 850円 | 440円 | 740円 | 820円 |
5ギガ | 950円 | 650円 | 860円 | 930円 |
10ギガ | 1,400円 | 1,050円 | 1,300円 | 1,370円 |
15ギガ | 1,800円 | 1,430円 | 1,730円 | 1,780円 |
25ギガ | 2,000円 | 1,650円 | 1,950円 | 1,980円 |
35ギガ | 2,400円 | 2,240円 | 2,340円 | 2,380円 |
45ギガ | 3,300円 | 2,940円 | 3,240円 | 3,280円 |
55ギガ | 3,900円 | 3,540円 | 3,840円 | 3,880円 |
ライトユーザー向けの低容量から、ヘビーユーザー向けの大容量までしっかりカバーされています。月額料金も比較的リーズナブルなので、幅広い人におすすめです。
音声SIMとSMS付きSIMは、ドコモ回線とau回線から選べます。月額料金は同じなので、利用する端末に合わせて選びましょう。
データeSIMとデータSIMはドコモ回線のみです。
ギガプランは、全プランがデータ繰り越しに対応しています。余ったデータ容量を翌月に繰り越せるので、月末にデータ容量が余っても無駄になりません。
データプラン ゼロ(eSIM)
データプラン ゼロ(eSIM)は月額165円で維持できるデータ通信専用eSIMプランです。
月額料金 | 165円 |
---|---|
追加データ容量 1GB | 330円 |
追加データ容量 2~10GB | 495円 |
初期費用 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | 220円 |
データプラン ゼロ(eSIM)は、そのままではデータ通信を利用できません。毎月最大10GBまで、1GB単位で自由にデータ容量を追加する仕組みです。データ容量を追加しない場合は、月額165円で維持できます。
必要な時に必要な分だけ利用できるので、予備回線やサブ回線を格安で利用したい人におすすめです。
従量制プラン
従量制プランは、1ヶ月のデータ使用量に応じて月額料金が変動するプランです。
データ容量 | SMS機能付きSIM | 音声通話機能付きSIM |
---|---|---|
~1GB | 528円 | 1,298円 |
~2GB | 770円 | 1,540円 |
~3GB | 990円 | 1,760円 |
~4GB | 1,210円 | 1,980円 |
~5GB | 1,430円 | 2,200円 |
~6GB | 1,650円 | 2,420円 |
~7GB | 1,870円 | 2,640円 |
~8GB | 2,090円 | 2,860円 |
~9GB | 2,310円 | 3,080円 |
~10GB | 2,530円 | 3,300円 |
~11GB | 2,750円 | 3,520円 |
~12GB | 2,970円 | 3,740円 |
~13GB | 3,190円 | 3,960円 |
~14GB | 3,410円 | 4,180円 |
~15GB | 3,630円 | 4,400円 |
~16GB | 3,850円 | 4,620円 |
~17GB | 4,070円 | 4,840円 |
~18GB | 4,290円 | 5,060円 |
~19GB | 4,510円 | 5,280円 |
~20GB | 4,730円 | 5,500円 |
月によってデータ使用量に変動がある人に向けたプランですが、現行のギガプランに比べると割高です。
データ容量 | ギガプラン | 従量制プラン |
---|---|---|
2ギガ | 850円 | 1,540円 |
5ギガ | 950円 | 2,200円 |
10ギガ | 1,400円 | 3,300円 |
15ギガ | 1,800円 | 4,400円 |
しかも、従量制プランは端末セールなどの各種キャンペーンが適用されません。これからIIJmioを申し込むなら、従量制プランではなくギガプランがおすすめです。
SIMタイプの違いについて
IIJmioで提供されているSIMカードは、それぞれ以下のタイプに分かれます。
- 音声通話SIM:通話機能付きのSIMカード
- データSIM:通話機能なしのデータ専用SIM
- eSIM:オンラインで完結するバーチャルなSIM

通常は、音声通話SIMを使用します。通話機能が付いており、MNP乗り換えの手続きを行うことで現在の電話番号を引き継げます。
新規で電話番号を取得することも可能です。
通話機能が要らない場合は、データSIMを利用します。こちら、電話番号は付与されないもののLINEなどアプリ経由の通話ができます。
なお、端末がeSIM対応ならeSIM申し込みが可能です。
データ繰越しができる
IIJmioは余ったデータ容量を翌月まで繰り越せます。例えば2GBプランで1GBしか使わなかった場合、余った1GBを翌月に繰り越して使うことが可能です。
ただし、追加購入したデータ容量(eSIMデータプラン・ゼロで購入した容量含む)は繰り越せません。
IIJmio(みおふぉん)の評判をアンケートで調査
IIJmioの評判をアンケート調査してみました。
- 回線速度
- 利用料金
- サービス
- サポート
- 繋がりやすさ
をそれぞれ考察していきます。さらに、IIJmioを選んだ理由について、実際の契約者に詳しく話を聞いてみました。
【調査概要】
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:IIJmioの利用経験がある男女100人以上
- 調査地域:全国
- 調査期間:2025年8月23日~2025年9月5日
利用料金は96%以上が高評価

元々格安SIMの中でも安価だったIIJmioですが、現在のギガプランに移行してから利用料金はさらにお得に。
料金に関する評判では、良い以上が実に96%を占める驚異的な結果に。アンケートで「悪い」「非常に悪い」と答える人は誰もいませんでした。
主に見られた意見としては、以下の通り。
- 月額1,000円以下で使える
- 大手キャリアの格安プランより安い
- eSIMも安いのでデュアルSIMにおすすめ
月5GB未満であれば、月額料金を1,000円以下に抑えられます。20GBプランでも2,000円と割安で、ahamoやLINEMOといった大手キャリアの格安プランよりもお得です。
データ通信のみのeSIMなら、2GBで月額440円とワンコインでお釣りがきます。
回線速度は必要十分との評価が多数

IIJmioは速度が弱点と思われていましたが、実際にアンケートを取ると普通以上で93%を占める結果となりました。全体的に必要十分であるとの声が多かったです。
ざっとまとめると、以下の意見に集約されます。
- 平日の昼や夕方は速度が遅くなる
- 上記以外の時間帯は比較的速い
- 低速通信もそこそこ使える
注意点として、回線が混雑しやすい時間帯、とくに平日のお昼や夕方は速度が遅くなるという意見がありました。
学校や会社の昼休み、帰宅途中の電車などでスマホをよく使う人は要注意です。なお、お昼と夕方に速度が低下しやすいのは、他の格安SIMも同様なのでIIJmio特有の悪評ではありません。
その他、IIJmioでは低速通信が使えるとの声が多く見られます。
低速時の通信速度が最大300kbps(他の格安SIMは200kbpsが多い)なので、Xやメールなど最低限の用途は使えます。
サービス内容はほぼ全員がポジティブな回答

サービス内容については、悪いと答ええた人が皆無。普通の回答が17%ありますが、ほぼ全員がポジティブに捉えていることが分かります。
基本サービスの充実はもちろん、IIJmioはキャンペーンのお得度が高いため、好評となっているようです。
サポートは普通が過半数超えも悪評は0件

サポートは概ね良いとの結果に。過半数は普通との回答でした。
親切なオペレーターが多いものの、サポートはチャットと電話のみで、かつ電話は混雑して繋がりにくいことがあるため、総じて普通との結果になっているようです。
ただ、多くのサポートにて「素早く解決した」「丁寧に対応してもらえた」など、親切に対応してくれるオペレーターを評価する声が挙がっていました。
不明点があっても、問題なく解決できると言えるでしょう。
改めて注意点となりますが、IIJmioは直営店舗がなく、サポートがチャットと電話のみとなります。また、電話は混雑していて繋がりにくいケースがあります。
しかし、これらの注意点は他の格安SIMでも同様なので、サポートが特別悪いわけではありません。電話が繋がりにくいときは、チャットにて素早く対応してくれます。
繋がりやすさは概ね好評で問題なし

繋がりやすさについては、概ね高評価。評判を集約すると、以下の通りです。
- ドコモとau、2つの回線から繋がりやすい方を選べる
- 繋がりやすさは大手キャリアと同じ、室内もOK
- とくにドコモ回線は地方でも繋がりやすい
IIJmioはドコモとau、2つの回線から選ぶことが可能です。住んでいるエリアや端末に合わせて選べるため、「電波が繋がりやすい」という意見が多く見られました。
対応エリアや繋がりやすさは大手キャリアと変わらないため、室内や地下でも使えます。
どちらの回線も高く評価されていましたが、とくに繋がりやすいのはドコモ回線のようですね。「地方でも問題なく使える」という口コミがありました。
IIJmioを選んだ理由

IIJmioを選んだ理由としては、やはり月額料金の安さがずば抜けています。
すべての格安SIMユーザーが安さを求めているものの、IIJmioはその中でも特に価格に敏感な人が集まっていると言えるでしょう。
また、端末セールや月額割引などのキャンペーンを頻繁に行っているため、キャンペーンのお得さに惹かれて選んだ人も多数。特に、新しいスマホが欲しい人には強い動機となっています。
その他、意外な理由として多かったのが、「友達に勧められて」との意見。IIJmioはテレビCMはあまり行っていないため口コミで広がっているようですね。
友達に勧める人が多いということは、IIJmioが優秀なサービスであるとの裏付けにもなるでしょう。
IIJmio(みおふぉん)の口コミ
IIJmioを利用する前に知っておきたいのが口コミですよね。
ここでは、当サイトが独自に集めた口コミにて、実際の利用者の評価を徹底検証。良い口コミだけでなく悪い口コミも含めてリアルな声をご紹介していきます。
悪い口コミ
契約関連
- 家族のSIMをIIJmioに変更する際、既存のSIMを置き換えられないため新たにSIMを追加する必要があった
- MNP予約番号の発行に時間がかかることがあり、急いでいるときに困ることがある
サービス関連
- 無料で使えた半額通話アプリが無くなってしまった
- キャリアメールが使用できないことが不便に感じる
- 管理画面が使いづらいと感じることがある
- 最大20GBまでなので、動画を多く見る人には不十分
その他
- 昼の時間帯に通信が遅くなることがある
- 知名度が低く、友人にお勧めしても信用されにくい
- サポートはオンラインのみで、質問にはコールセンター経由で回答される
全体的な指摘としては、やはり大手キャリアと比べてサービス品質が少し劣る点。店舗での対応が無くなったり、通信品質が一部の時間帯で遅くなったりといった声が見られました。
しかしこれらは格安SIMの宿命とも言えるデメリットなので、IIJmio特有のものではありません。価格が大幅に安くなる分、受け入れざるを得ないでしょう。
なお、一部の口コミで上がっていたものとしては、動画ユーザーにとっては20GBが足りなくなる場合がある、知名度が低いため友達に勧めても分かってくれないなどがありました。
通話料に少し不満
通話は別料金になるので、たまに電話をしすぎた月などは月額料金が高くなり、少し驚くことがあります。980円の基本料金よりも高い通話料が来ると焦ります。基本料が安いので、通話料が目立っているのだと思います。かけ放題をつけるほどの通話はしないのでつけていませんが、もう少し安い通話プランがあれば加入したかもしれないなと思っています。
もっと既存ユーザーへの還元がほしい
どの通信会社でも同じことだが、既存ユーザーへの還元がもう少しあればありがたい。気持ち的にはずっとIIJmioを使っていたいくらいだが、やはりスマホ自体が型落ちになってくるので、そうなると他社へのMNPでお得に端末を得るしかなく、IIJmio内でもう少し安く既存ユーザーへも端末を売ってくれれば…とは思っている(多少の値引きはあるので頑張っている方だとは思うが)。
昼の12時台は速度が遅くなりやすい
IIJmioを使っていて最も困ったことは通信速度の遅さです。午前中やお昼過ぎの時間帯はSNSやweb閲覧の際「少し遅いな」とは感じるものの、まだ許容範囲ではありました。しかし、特にお昼の12時台が顕著で、外出先では画像も読み込めず、よくイライラしました。
窓口対応はない
しかたがないとはいえほぼwebのみの対応となるので窓口対応でないとダメな人には難しいし、プラン変更等もある程度ウェブサービスに慣れていたり、SIMや回線についての知識を持った上で諸条件を読み込む能力が無いと難しいかもしれません。
名義変更や領収書発行などで大手キャリアとの違いを感じた
名義変更ができないため、自分名義で契約した家族のSIMがそのままになっており、MNPの際も引き継がれてしまった。海外に提出するために英語の領収書が欲しかったが、対応しておらず、このあたりは大手3社との違いを感じた。
納得はしているが時間帯によって遅くなる
悪いところは今のところ思いつかない。あえて挙げるとするならば、時間帯によって(平日の昼など)データ通信がつながりにくかったり、速度が遅くなったりすることがあるが、それは契約の段階で説明されているので、納得の上である。
ギガ数を大量に消費する人は向いていないかも
基本的に仕事用の2台目のサブ回線として使っていましたが、メイン回線の大手キャリアの通信速度には劣るかなと思いました。また、メイン回線の方でかなりのギガ数でテザリングができるのでこちらを使用しなくても良くなってしまい解約しました。安いことは良かったですが、結局使い放題ではないので元々かなりギガ数を消費する私にとっては少し高くても使い放題の方が使用する価値があったと思います。
知名度があまり高くない
知名度があまり高くないので、知人からどこのスマホを契約しているのかと聞かれた時に、説明することが少し面倒だったことと、説明したとしてもあまりピンと来なかった様子が少し残念でした。
家族割があれば嬉しい
娘や息子がスマートフォンを持つとなった場合に、家族割があると入りやすいと感じます。以前は「家族で20ギガまで使用できます」といった感じのサービスを目にしたことがありますが、そういうことではなく、家族の契約者が一人増えるたびに通信料が安くなりますといったサービスがあると助かります。
SIMの発送が遅かった
発送が遅い。SIM申し込んでから到着まで遅いと思いました。
サポートはオンラインとなる
契約をできる場所は実店舗が多いが、サポートはオンラインでしかやってくれないため、少し質問したいことがあっても店では聞けず、コールセンターで大幅に待たされたことがあり不便さを感じた。MNP予約番号の発行は時間がかかることが多く、いつ終わるかわからないため、急いでいるときには困ることがある。
良い口コミ
料金関連
- eSIMの2GBプランを440円で利用できる
- データ通信容量と月額料金のバランスが良い
- 以前のキャリアよりも大幅に安く、月額1000円台で利用できた
- 月額料金が安く、他社と比較してもお得
- 家族で利用しても月額料金が1,800円程度だった
サービス関連
- 割引キャンペーンが多く、乗り換える際にお得感を感じる
- 大手通信会社のモバイルサービスなので安心感がある
- 大手キャリアの回線を使用しており、通話品質や通信品質が良い
- 速度に不満なく、昼の混雑時間帯以外はストレスなく使用できた
- IIJmioでスマホを安く購入できた
- eSIMを使用してデュアルSIMにすることが簡単
契約関連
- 同一契約で複数のSIMを持ち、データ容量を共有できる
- IIJmioに乗り換えても端末を引き継ぐことができて無駄な出費がない
- 使いきれない分の通信容量は翌月に繰り越せる
- オンラインでの契約手続きやプラン変更が簡単で便利
- マニュアルやサポートが充実していた
良い口コミで目立つのは、やはり安さ。格安SIMなので当然とも言えますが、IIJmioは格安SIMの中でも群を抜いてコスパがいいとの評価です。
特に、最安で110円になる端末セールのインパクトが大きく、出費を大きく抑えられたとの声が多数。多くの人がデメリットを上回るメリットを享受している様子でした。
料金以外では、翌日繰り越しやマニュアル・サポートなどの充実さを挙げる声も。通信品質も問題ないとの口コミも見られました。
au回線を快適に利用中
家に光回線があるので通信容量が少なくてもいいので5Gで980円のプランを利用しています。元々格安SIMにする前はauを利用していてau回線を利用できるというのが安心材料でした。速度も特に不満なく使えているので満足しています。
安定して繋がるし、混み合う時間も全く繋がらないことはない
848円という月額の安さにも関わらず、通信品質が良いこと。安かろう悪かろうのMVNOは数年おきに出ては消えていくが、IIJmioは安定して繋がりやすく、通信速度もお昼の一番混み合う時間帯以外はストレス無く使用できる。お昼の混み合う時間帯に関しても、全く繋がらないことはなく、動画など大容量のコンテンツでなければ問題なく使用できるため、良い点だと感じる。
ネットで契約がすべて完結する
ネット上で契約から全てが完結するので実際に店舗に行く必要もなく余計な手間がかかりません。忙しい人にはかなりメリットは大きいと思います。
乗り換え時にスマホを安く購入できる
他社からの乗り換えだと特に、スマホ端末を安く購入できるのがIIJmioの一番大きなメリットだと思います。スマホ本体の値引きに規制が入ったのでますますIIJmioでスマホが安く買えることが重要になってくると思います。
料金据え置きでギガ数が増えた
IIJmioは月額料金も十分安いのに昨年春には料金据え置きでギガ数が増えました。それ以前から余ったギガは翌月まで繰り越しできたり、低速モードにして消費ギガを抑えることができたりと使い勝手がいいと思います。
アプリでAPN設定できる
APN設定ファイルをアプリからダウンロードできるところ。他の携帯会社は調べたところによると基本的には公式サイトから設定ファイルをダウンロードし、自分でインストールしてからでないと使用できないというところがほとんどとありましたが、IIJmioは設定ファイルを公式アプリからダウンロードできるため、Wi-Fi環境さえあればアプリを開くのみでいいというところが便利だと思います。
利用料金がとても安くコスパに優れている
月額の利用料金がとても安い。複数SIMが使える端末だったのでデータ用にKDDI、音声用にドコモ回線とするなど柔軟に契約ができた。データ&SMS専用のSIMが選べるのは良かった。契約も変更もインターネット上で簡単に行え楽だった。端末が好きなものを選べ、必ずしもキャリアで買わなくて良いのが嬉しい。思っていたよりも回線速度が普通で、コストパフォーマンスが優れていると感じた。数年契約しているとオプションを無料でつけてくれた。
月々の支払いがかなり安いうえに本体代も安く抑えられた
ドコモの通信回線なので、比較的繋がりやすい。大手通信会社と比較して、月々の支払いがかなり安いと感じた。少ないギガでも契約できて、ほぼWi-Fiを使っている環境なので安く契約できる。電話を使用することがほぼないので、かけ放題プランを省いたプランを選択できて、価格を安く抑えられる。自宅のネット回線もセットで契約できて、セット契約にすることで価格を抑えられた。スマホ本体とセットのプランで購入すると、本体代も安く抑えられてよかった。
家族2人で1,800円くらい
現在音声付SIMを家族2名で使用しているが、月額は合わせてだいたい1,800円程度。また、データ量が不足する場合、必要な分だけ購入することもできるし、家族間で余ったデータ量を相互に贈与することもできる。この辺りは公式サイトで簡単に手続きできる。通常の時間帯でデータ通信速度もまずまずといったところ。通信契約の他、スマホ本体も安く購入できる。
5回線契約で4,000円、一括100円台のスマホもある
安い。とにかく安い。5回線持っているが4000円で済んでいる。MNPキャンペーンがとにかく安い。一括100円台のスマホもある。docomo回線だけで無くau回線もある。eSIM(docomo、au)あり、音声対応のeSIMがある。アプリがありそこでLTEの残数、契約状況、契約変更が出来る。これは便利です。回線速度はそこそこです。意外とauが早いです。(5回線中4回線auです。)
トップレベルの格安SIM
低価格ながら回線速度も極端に遅くはなく、実際に使う上で運用するのにはコスパがとてもよく、格安SIMの業界ではトップレベルの品質だと思う。
IIJmioの速度は遅い?

全体的には遅い
IIJmio、遅すぎて地獄…。やっぱりサブ回線、LINEMOに戻そうかなぁ。
引用:X
IIJmio、遅すぎて何もできず泣いてる
引用:X
IIJmioの速度については「遅い」という口コミがたくさん見られます。一方、「速い」というレビューはほとんど見つかりません。
よって、IIJmioの速度には期待をしないほうが良いでしょう。
筆者の体験レビュー
IIJmioの通信速度はどれくらいなのでしょうか。実際に購入して試してみました。

全体的にまずまず快適です。お昼を除けば40Mbpsほど出ています。
ただし、実際に契約して利用してみると、結構ムラがありました。お昼は速度低下しやすく、夕方の時間帯も3~10Mbpsくらいとなりました。
日によって速度が変化するため、完璧に快適とは言えません。キャリアより料金は安いのですが、その分速度が不安定なのが我慢ポイント。
しかしながら、5Mbpsもあればテザリングや動画再生は快適なので、十分に合格ラインでしょう。これだけ安いと考えれば、許容範囲と言えます。
繋がりやすさに関しては、大手キャリアと変わりません。実際、ドコモ・auの回線を使用しているため、山の中を歩いているときも地下鉄のホームでも繋がります。
楽天モバイルから乗り換える人は、より繋がりやすさを実感できることでしょう。
5G通信は対応
IIJmioは5G通信に対応。5G対応スマホもIIJmioにてセット購入することが可能です。
5G対応エリアは、ドコモ・auと同じです。まだ完全ではありませんが、今後カバー率が急速に広まっていくことでしょう。
なお、IIJmioで5G通信を利用するにあたり、オプション料金はかかりません。
IIJmioの5Gはミリ波非対応の転用5Gなので、速度は4Gと比べて飛躍的に速くはない
IIJmioの速度でできること
調子がいいとき
- 高画質での動画視聴
- オンラインゲーム
- ネットサーフィン
- その他のあらゆるスマホ利用
調子が悪いとき
- 音声通話やメッセージのやり取り
- ネット記事や地図アプリの閲覧
- 低画質での動画視聴
まずIIJmioの平均速度である約50Mbpsが出れば、YouTubeやオンラインゲームも含め、あらゆるスマホ利用が可能です。
一方、昼を中心に1Mbps前後しか出なければ、画像や動画の読み込みを伴うスマホ利用は難しくなります。
動画なら止まってしまったり、ゲームではタイムラグが生じたりといった事態が想定されます。
よって、昼間にスマホを使うなら、IIJmioのユーザーはモバイルデータ通信ではなく、Wi-Fiを使うのが無難です。
IIJmioのデメリット(注意点)
IIJmioのデメリットは以下の通りです。
- 混雑時は通信速度が遅くなる
- 支払い方法はクレジットカードのみ
- 低速通信を使い過ぎるとさらに速度が制限される可能性がある
- サポートを受けられる直営店舗がない
- 回線混雑時に速度低下しやすい
混雑時は通信速度が遅くなる
IIJmioは、通信が混雑する時間になると速度が低下する傾向にあります。
実際に「みんなのネット回線速度(みんそく)」のデータを参照し、IIJmioの時間帯別速度を見てみましょう。
時間帯 | 下り | 上り |
---|---|---|
朝 | 77.86Mbps | 18.29Mbps |
昼 | 21.32Mbps | 10.57Mbps |
夕方 | 67.22Mbps | 9.6Mbps |
夜 | 48.11Mbps | 9.14Mbps |
深夜 | 64.17Mbps | 8.51Mbps |
お昼になると、他の時間帯の半分以下の速度になっていますね。それでも20Mbps以上は出ているので、SNSやWebサイト閲覧であれば利用できるでしょう。
しかし、オンラインゲームや高画質な動画の視聴などは、満足に利用できないかもしれせん。また、上記のデータはあくまでも平均値であり、利用する場所によってはもっと速度が低下することもあります。
実際に筆者はIIJmioを使っていますが、お昼にYouTubeを見たり、ゲームをプレイしたりすると遅くてストレスを感じました。
反対に、Webサイト閲覧やX(旧Twitter)、音楽ストリーミングくらいは利用できます。
1日を通して快適にスマホを使いたい場合は、IIJmioではなく通信速度が速い他の格安SIMも検討してください。
支払い方法はクレジットカードのみ
IIJ使ってみたいけど、支払いがクレカだけってのが…。
引用:X
口座引き落としでも契約出来ないのかな?
IIJmioの支払い方法は、クレジットカードのみです。口座振替では支払えません。
プリペイドカードやデビットカードも利用不可です。ネットの口コミでは「デビットカードで登録できた」という情報もありますが、公式では利用できないことになっています。
IIJmioを利用するなら、国内発行のクレジットカードを用意しましょう。
クレジットカードを持っていない方は、UQモバイルやahamoなど口座振替対応の格安SIMがおすすめです。
低速通信を使い過ぎるとさらに速度が制限される可能性がある
IIJmioで低速通信を3日あたり366MB以上使うと、さらに速度が制限される可能性があるので注意しましょう。
この速度制限は、直近3日間の通信量が366MBを下回った翌日に解除されます。データ容量を追加購入しても解除されないので、低速通信の使い過ぎに注意してください。
なお、直近3日間の速度制限は低速通信のみ適用されます。まだデータ容量が残っている場合、高速通信に戻せば通常の速度で利用可能です。
サポートを受けられる直営店舗がない
両親の利用実態考えるとMVNOにしたいけどいつも近くにいるわけじゃないので店舗サービス充実してるMNOから離れられない #IIJmio
引用:X
IIJmioは、大手キャリアのような直営店舗がありません。
一部の家電量販店では即日開通できたり、エントリーパッケージを購入できたりします。都心にお住まいならビックカメラやヨドバシカメラへ、地方の方はベスト電器やヤマダ電機にて問い合わせることができます。
しかし、あくまでも申し込みできるだけで、手厚いアフターサポートは受けられません。また、キャンペーンが利用できない場合があるので、基本はオンライン申し込みがおすすめです。
対面によるサポートが必要な人は、直営店舗がある格安SIMを選びましょう。
回線混雑時に速度低下しやすい
昼時の回線速度、IIJmioよりpovoの方が良いな。
引用:X
昼の時間帯動画見るの絶望的すぎる…格安SIM乗り換えよ…IIJmioだめだこりゃ
引用:X
今日のiijmioめっちゃ遅いな。全然ネットつながらん
引用:X
IIJmioは回線混雑時(スマホ利用者が急増する時間帯)に速度低下を起こします。もっとも遅い時間帯が12時から13時。
日によっては、17時から19時も結構遅いです。

速度低下が起きる原因は、大手キャリア(回線のレンタル元)から割り当てられる帯域幅に制限をかけられるから。他の格安SIMも条件は同じですが、IIJmioは特に遅くなるように感じます。

筆者の経験だと、1Mbpsを切って300kbpsまで下がったことがあります。1Mbpsを切ってしまうと、動画再生やテザリングが厳しいです。
12時過ぎのお昼休みに動画・ゲーム・テザリングなどを使う方はイライラする可能性があるため注意しましょう。
最高クラスの通信品質は必要か?
スマホの用途なら、平均速度が5Mbpsもあれば必要十分と言われています。5Mbpsなら、高画質で動画を視聴できますし、ゲームやSNSも問題なく利用できます。
IIJmioは一時的に速度が落ちる瞬間がありますが、平均速度としては14Mbps~50Mbpsあたりで落ち着いています。そのため、速度について過度に気にしなくてよいでしょう。
IIJmioのメリット(特徴)
IIJmioのメリットは以下の通りです。
- 端末セールの割引率が凄い
- 端末セットのラインナップが豊富
- 月額料金もリーズナブル
- eSIM対応でデュアルSIM運用にも最適
- 家族割引やデータシェアで家族での利用もお得
- IIJmioひかりとのセット割もある
- バースト転送で低速でもそれなりに使える
- 専用アプリを通さず通話料を半額にできる
- 通信障害が起きにくい
- 動作確認が早い
端末セールの割引率が凄い
iijmioのスマホ安いからなんか買おうかな
出典:インターネット調査
iijmioにMNPするとスマホが110円で手に入る!!
出典:インターネット調査
月額も音声SiMで4G、1078円!
データだけなら2G、440円!8G、1100円やば!!!
販売台数限定なので朝10時にスタンバイして下さい!私は2日目でゲットできた!
iijmio、みんな110円に殺到してるん?サイトが反応しない。
引用:X
あくまで予想ですが、IIJmioに申し込む人の多くが端末セール目当てなのではないでしょうか。IIJmioの端末セールは、半額どころではなく時期によっては110円になることも・・。

近年はインフレや材料費高騰の影響もあるのか110円スマホは無くなってきましたが、それでも数万円以上の高価なスマホが980円や1,980円で発売されています。
また、iPhoneシリーズやゲーミングスマホのROG Phoneなど10万円を超えるハイエンド端末も割引対象となっています。
MNP(他社から乗り換え)の場合は、割引率がさらにアップする場合もあり大変お得です。
なお、IIJmioの端末セールを利用するにあたり、オプション加入や契約縛りなど面倒な条件が付くことはありません。途中解約しても大丈夫ですが、転売を行うのは辞めておきましょう。
注意点として、あまりの安さに在庫切れが日常茶飯事で起こっています。キャンペーンの時期は、在庫があるうちに狙っている端末を確保した方がいいですよ。
人気端末は一瞬で無くなるため、朝の10時にスタンバイすべきです。回線契約が必要なので端末のみ購入はできませんが、端末セットで契約したい方には最高のコスパを実現できます。
端末セットのラインナップが豊富
地味にいいなこれ
引用:X
iijmio品揃えよくて通販サイトで売り切れてても在庫あって安いときがあるんだよな
SIMスマホやSIM以外にもオプション製品もと品揃えが広くなった印象だ。
出典:インターネット調査
IIJmioは端末セットのラインナップが豊富です。
端末の品揃え(目安)
IIJmio | 40種類 |
---|---|
UQモバイル | 10種類 |
mineo | 15種類 |
ワイモバイル | 10種類 |
ほとんどの格安SIMが15種類以下なのですが、IIJmioはおよそ40種類と圧倒的な品揃え。iPhoneやOPPOなど、人気メーカーが揃います。
Androidスマホは最新のハイエンドモデルから高コスパな人気モデル、型落ちモデルや中古品まで幅広い端末を取り揃えています。
最近ではiPhoneの取り扱いも増えており、iPhoneで格安SIMを使いたい人にもピッタリです。
スマホ以外にタブレットやノートパソコン、Wi-Fiルーターまで購入できます。
しかも販売価格が安く、他社から乗り換えなら機種代金がさらに割引されます。
月額料金もリーズナブル
先月のIIJmioの携帯料金、なんと、
552円!
安すぎ!#iijmio
引用:X
IIJmioのギガプラン安いなー。やばい。
引用:X
IIJmioも安いプラン出てたので申し込んだ〜毎月1000円くらい安くなりそう
引用:X
端末だけでなく月額料金もリーズナブルです。
5GBプランは月額950円で利用できます。一般的な格安SIMが3GBで1,000円前後であることを考えると、コスパに優れると言えるでしょう。
格安SIMでは珍しく、大容量プランも用意されています。料金的にもかなり安いので、大容量のデータ通信を安く使いたい人にもピッタリです。
eSIM対応でデュアルSIM運用にも最適
IIJmioでeSIM初めて申し込んだけど5分で利用開始のメール届いて早かった
引用:X
IIJmioは、物理的なSIMカードなしで利用できる「eSIM」に対応しています。格安SIMでは、IOTに力を入れるIIJmioがいち早くサービスを導入しました。
eSIM対応スマホであれば、最短で申し込んだその日のうちに利用可能です。もちろん、解約時のSIM返却は不要です。
また、大手キャリアや他の格安SIMの物理SIMカードと併用することで、デュアルSIMを実現できます。仕事とプライベートで電話番号を分けたり、通信障害に備えたりするときに便利です。
とくに、IIJmioのデータeSIM(データ通信のみ利用できるeSIM)は、月額500円以下で利用できます。ランニングコストが安いので、サブ回線にピッタリです。
無料通話を利用できる楽天モバイルを組み合わせるのもおすすめです。
家族割引やデータシェアで家族での利用もお得
同一mioIDで音声通話SIMを2回線以上契約すると、1回線あたり110円割引されます。さらに、同一mioID間の通話料はいつでも20%割引です。
また、IIJmioなら家族間でデータ容量をシェアできます。
例えば、夫が15GB、妻が8GBでシェアすれば、合計23GBの範囲内で「夫20・妻3」、「夫8・妻15」など、さまざまな配分が可能です。
「夫と息子」、「母と娘」など、グループ分けしてその中で容量をシェアすることも認められています。
さらにデータが余っている人から不足している人へ、データを贈る「データプレゼント」の機能もあります。家族で無駄なくデータが消費できて便利です。
IIJmioひかりとのセット割もある
mio割でスマホとセットだと660円引きになるから安いプランだとスマホの通信費実質無料になる
引用:X
IIJmioと「IIJmioひかり」をセットで利用すると、月額料金が660円割引されます。IIJmioひかりは、IIJが提供する光回線(光コラボ)です。
同一mioIDでIIJmioとIIJmioひかりを利用すれば、自動的に割引が適用されます。セット割の申し込みは不要です。

毎月1,100円以上の割引を受けられる大手キャリアのセット割に比べると、割引額は少なく感じるかもしれません。
しかし、格安SIMと光回線のセット割は珍しいためかなり貴重です。しかも660円の割引額は、格安SIMの値引きとしては大盤振る舞いと言えます。
他社では、100円~300円程度の割引が多いため、IIJmioのセット割は評価が高いです。
バースト転送で低速でもそれなりに使える
IIJmioは「バースト転送」に対応しており、低速通信でも最低限の用途は使えます。
バースト転送とは、最初の一定量だけ高速通信が使える機能です。テキストメインのWebサイト閲覧やLINE(トーク)の送受信などであれば、バースト転送により低速でも快適に利用できます。
低速通信でも出来ること
- LINEのトーク、音声通話
- 音楽ストリーミング(ロスレスは×)
- Webサイト閲覧(テキストメイン)
- 動画視聴(低画質)
- QRコード決済
IIJmioは速度切り替えに対応しており、任意のタイミングで低速通信と高速通信を切り替えられます。低速通信中はデータ容量を消費しないので、上手く活用しましょう。
専用アプリを通さず通話料を半額にできる
IIJmioでは、オプション加入などは不要で通話料を半額にできます。

- 通常の通話料:30秒あたり22円
- IIJmioの通話料:30秒あたり11円
以前のIIJmioは、みおふぉんダイアルというアプリを通して発信することで通話料が半額となりました。
しかし、2023年4月からアプリを経由することなく、標準通話にて通話料が半額になる仕組みへと変更。
そのため、AndroidもiPhoneも、いつも通りの発信方法で通話料が安くなる画期的な仕組みとなりました。
現在、多くの格安SIMがアプリ経由での発信で通話料を安くする仕組みを取っているため、標準通話が安くなるIIJmioは利便性が際立ちます。
当然ながら、自分の電話番号を使用できますし、IP通話ではないため音質が非常に良いです。
また、別途オプション料金を支払うことで、5分・10分・無制限のかけ放題に加入することもできます。
通信障害が起きにくい
IIJmioは、通信技術に優れているゆえ通信障害はほとんどありません。
運営元の株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、日本で最初にプロバイダサービスを開始した通信事業者です(格安SIM事業も国内初)。
インターネット接続に関する技術に優れており、大手キャリアとMVNO事業者(格安SIMの提供会社)を繋ぐ、MVNE(中間卸売業者)の役割も担っています。
また、IIJmioは回線の基地局を分散して、通信障害に備えています。災害時のネット接続も十分に期待できます。
フルMVNOやeSIMなど、次世代の通信技術をいち早く取り入れるIIJmio。通信に関する知識を持っている方がファンになりやすい理由も分かる気がしますね。
動作確認が早い
IIJmioは新しい端末が出ると、すぐに動作確認を実施し、結果をユーザーに報告してくれます。顧客満足度の高い会社だけあって、この辺りの対応はさすが丁寧です。
ほかにも、OSのアップデートに対する動作確認なども逐一報告してくれるので、ユーザーは安心感を持って利用し続けられます。
IIJmio(みおふぉん)をおすすめできる人
IIJmioは次のような人におすすめです。
- 端末を豊富な選択肢から安く購入したい
- 毎月のスマホ代を2,000円以下にしたい
- キャリアの格安プランより安く抑えたい
- IIJmioひかりに契約中
端末を豊富な選択肢から安く購入したい
端末セットを購入したい人にはIIJmioがおすすめです。IIJmioは端末セットのラインナップが充実しています。
国内メーカーの定番モデルに海外メーカーの高コスパモデル、他社では扱いが少ないゲーミングスマホなど、多種多様なスマホが購入可能です。
しかも端末代が安くなるセールを頻繁に実施しており、単体で購入するより2万円以上安くなることもあります。
種類が豊富で価格も安いIIJmioなら、あなたにピッタリの1台が見つかるでしょう。
毎月のスマホ代を2,000円以下にしたい
毎月の通信量が20GB未満の人なら、誰でも毎月のスマホ代を2,000円以下に抑えることが可能です。
データ通信をあまり使わないライトユーザーなら、月額1,000円以下で利用できますよ。
キャリアの格安プランより安く抑えたい
IIJmioはキャリアの格安プランより安く使えます。データ通信をあまり使わないライトユーザーはもちろん、ある程度のデータ通信を使う場合も割安です。
通信速度よりも安さを重視するなら、IIJmioがおすすめですよ。
IIJmioひかりに契約中
自宅でIIJmioひかりを契約している場合は、スマホもIIJmioにまとめるのがおすすめです。
セットで利用すると「mio割」により、月額料金が割引されます。mio割の対象となるスマホ回線はIIJmioだけです。
料金プランは問わないため、データeSIMでもmio割による割引を受けられます。IIJmioひかりをお得に使うなら、IIJmioはマストですね。
注意!IIJmio(みおふぉん)に申し込めない人
以下に当てはまる人は、IIJmioのサービスが気に入ったとしても申し込みができないため注意してください。
- 口座振替やデビットカードで申し込みたい
- 店舗のアフターサポートが絶対に必要
口座振替かデビットカードしか持っていない
IIJmioで利用できる支払い方法はクレジットカードのみです。口座振替やデビットカードは利用できません。
ネット上には「デビットカードが使えた」という口コミもあります。あくまでも非公式な方法であり、必ずしも使えるとは限りません。
現状、口座振替かデビットカードしか持っていない人はクレジットカードの作成を検討しましょう。
クレジットカードを作成できない場合は、口座振替対応またはデビットカード対応の格安SIMを利用するほかありません。
店舗のアフターサポートが絶対に必要
IIJmioのサポートは電話とチャットのみです。専門の実店舗が用意されていないため、店舗サポートは受けられません。
家電量販店でIIjmioが契約できるケースがありますが、サポートは新規の契約時のみでアフターサポートは付いていません。
スマホ初心者やシニアの方など、どうしても店舗のアフターサポートがないと不安な人はワイモバイルやUQモバイルをご検討ください。
IIJmio(みおふぉん)に乗り換える流れ
全体の流れ
- 本人確認書類、クレジットカード、連絡の取れるメールアドレスを用意する
- 公式サイトから申し込む
- SIMカードが届いたら開通手続きを実施する
- SIMカードを挿し替える
- APN設定を実施する
以下、重要ポイントを詳しく説明します。
公式サイトから申し込む
必要な物を準備出来たら公式サイトから申し込みましょう。
他社から乗り換える人は契約途中の選択画面で「他社から乗り換え(MNP)」を選択してください。「新規契約」を選ぶと、電話番号を引き継げません。

あとは画面の指示に従ってプランやオプションを選択し、契約者情報を入力すればOKです。
IIJmioは「MNPワンストップ方式」に対応済み。現在は原則として予約番号の取得は不要。
開通手続きを実施する
SIMカードが届いたら開通手続きをしてください(eSIMの人はマニュアルに沿って即日開通可)。
「マイページ」からオンラインで手続き可能。電話手続きでもOKです。
なお、開通手続きの際はSIMカードの「ICCID下4桁」が必要となる場合があります。ICCIDは、SIMカード台紙裏面に記載されています。
APN設定は自動的に終わる
開通手続きが終わったらSIMカードを端末に挿し、APN設定を行います。ただ、最近の機種は自動で設定が終わるため特にやることはありません。
端末セット契約した人も不要です。
もし自動設定ができないときは、以下の手動設定を試してみてください。
Androidの手動設定
Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「IIJmio」→「アクセスポイント」の順に進み、IIJmioのAPNをタップしてください。
ない場合は右上の「+」ボタンをタップし、以下の情報を入力・保存します。
項目 | 入力事項 |
---|---|
APN | iijmio.jp |
ユーザ名 | mio@iij |
パスワード | iij |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
あとは保存した上記のAPNをタップすればOKです。
iPhoneの手動設定
iPhoneの場合は「APN構成プロファイル」というファイルをダウンロード・インストールしてください。
- iPhoneをWi-Fiに接続する
- Safariを起動し「iOS(iPhone等) APN構成プロファイル」ページにアクセスする
- 「構成プロファイルをダウンロード」をタップする
- 「許可」をタップする
- 「閉じる」をタップする
- 設定アプリを開き「一般」→「VPNとデバイス管理」の順にタップする
- 「ダウンロード済みプロファイル」のIIJmioをタップする
- 「インストール」をタップする
- パスコードを入力する
- 「次へ」をタップする
- 「インストール」を2回タップする
失敗しない!IIJmioの端末の選び方
IIJmioの端末を選ぶときは、
- 予算を確認しておく
- iPhoneかAndroidか決める
- 用途に合わせて重視する機能を決める
のポイントを抑えておくと失敗しにくいです。
予算を確認しておく
初めに決めておきたいのが、スマホ購入に伴う予算です。ざっくりと、以下の予算感を持っておきましょう。
- 3万円以下:エントリーモデル(日常的に使えればOK)
- 3万円~6万円:ミドルレンジ(ある程度スペックにこだわりたい)
- 6万円以上:ハイスペック(最高の性能を求める)
予算を抑えたいなら3万円以下の機種を選びましょう。
少しスペックにこだわりたいなら、3万円~5万円のミドルレンジがおすすめ。
OPPOやAQUOSなどが、この価格帯に入ることが多いです。さらなる上の性能を求めるなら、ハイスペック機種を購入すべきでしょう。
なお、IIJmioなら割引により多くの機種がこの価格帯で購入できます。運が良ければハイスペック機種がミドルレンジ、ミドルレンジがエントリーモデルの価格帯で購入可能です。
iPhoneかAndroidか決める
IIJmioでは、iPhone・Androidともに取り扱いがあります。どちらを購入したいか決めておくとスムーズです。
iPhoneの特徴
〇 直感的に操作しやすい
〇 洗練されたデザインでおしゃれ
〇 高機能で満足度が高い
〇 セキュリティが固い
✕ 価格が高い
✕ カスタマイズ性が低い
Androidの特徴
〇 コスパに優れた機種が多い
〇 自由に端末をカスタマイズできる
〇 開発元不明のアプリでもインストールできる
〇 Googleサービスが使いやすい
✕ ケースが少ない機種がある
✕ スマホ初心者には取っつきにくい
iPhoneとAndroidはどちらも一長一短があり、一方が優れているというわけではありません。
多少高くても安心感があり、洗練された機能・デザインを使いこなしたいならiPhoneがいいでしょう。
コスパを求める、または自分好みにホーム画面をカスタマイズしたいならAndroidが向いています。
なお、データ移行の容易さを考えると、iPhoneからiPhone・AndroidからAndroidが便利です。あまりデータ移行に自信が無い人は、同じOS同士で合わせた方がいいですよ。
用途に合わせて重視する機能を決める
スマホを主にどのような用途で使うかによって、重視する機能は変わります。以下、主な用途別に、見るべきスペック項目のポイントをまとめてみました。
用途 | 見るべきポイント |
---|---|
カメラ性能が大事 | カメラの画素数が高いか 多機能なカメラモードが付いているか |
ゲームを楽しみたい | CPU性能が高いか メモリ性能が高いか |
動画をたくさん見る | ディスプレイサイズ6インチ以上推奨 有機ELだとなお良い |
テザリングをよく使う | バッテリー4,000mAh以上推奨 5G対応だとさらに快適 |
アウトドア向けがいい | 防水ランク7以上推奨 耐衝撃に優れたスマホか |
気になるスマホ端末を見つけたら、いきなり購入せずにスペック表と機種紹介を確認してみましょう。そこで、自分の用途にあった項目を注視してみて下さい。
例えば、カメラ性能が大事ならメインカメラとインカメラの画素数をチェック。さらに、カメラモードが多彩かどうか、ポートレートやAI補正などの機能を確認してみましょう。
なお、上記に挙げた用途のすべてに対応してほしい場合は、最新iPhoneなどハイスペック機種を検討しましょう。逆に、妥協できる機能があるのなら、コスパ重視で端末を選べます。
端末のみ購入はできるのか
IIJmio会員は端末のみの購入が可能です。サービスを利用していない場合は単体購入できません。
端末のみ購入する場合、基本的にはセールは対象外です。その代わりに、単体購入するとギフト券をもらえるキャンペーンを定期的に実施しています。
端末保証を付けられる
IIJmioで端末セットを購入する際は「端末補償オプション」を付けられます。
画面割れや水漏れ、全損などの際に新品スマホは格安で同等品と交換、中古スマホの場合は無料で修理または交換してくれます。
端末補償オプションは端末購入時のみ申し込みが可能です。端末を購入した後に加入することはできません。
端末を購入する際は、オプション加入するかどうか慎重に判断してください。
まとめ
全体として、IIJmioは安さに敏感な人にかなりおすすめす。実際に、口コミでも端末代金とプラン料金の安さが絶賛されていました。
IIJmioは端末セットが充実しており、格安のエントリーモデルにハイスペックスマホ、さらにiPhoneまで幅広く取り扱っています。
セール中なら、衝撃的な安さで購入可能です。
人気機種は在庫切れになりやすいので、欲しい端末があるときは早めに確保したほうがいいですよ。
ちょうど新しいスマホが欲しいと考えていた方は第一候補にするといいでしょう。