料金も品質も妥協なし!ドコモ回線格安SIMの比較と賢い選び方解説

ドコモ回線でおすすめの格安SIM

「ドコモ回線の格安SIMを選びたいけど、どこがいいのか全然分からない・・」

格安SIMはいずれも大手3キャリアの回線を利用してサービスを展開しています。その中でもとくに多いのがドコモ回線です。

選択肢が豊富で、自分に合った格安SIMを探しやすいというメリットがあります。その反面、種類が多すぎて逆に迷うかもしれません。

そこで、本記事ではドコモ回線の格安SIMの選び方を徹底解説。おすすめ格安SIMをご紹介します。

ぜひ、ご参考に!

\ ドコモ系で最もおすすめ /

目次

ドコモ回線でおすすめの格安SIM

格安SIMの回線種別

当サイトが選ぶ、ドコモ回線でおすすめの格安SIMは以下の通りです。2025年9月現在、ドコモ系の格安SIMで迷ったらahamoを選べば間違いありません。

おすすめの格安SIM

1位:ahamo

2位:mineo

3位:IIJmio

4位:y.u mobile

5位:センターモバイル

ランキングの指標

格安SIMのランキング作成にあたり、

  • 料金や速度など具体的な数値を元にした定量分析
  • ユーザーの口コミから満足度を評価した定性分析

を行っています。

口コミ満足度の調査については、独自調査に加えてオリコン満足度MMD研究所価格.comを参照しています。

また、速度については、当サイトで測定した実効速度から算出しています。

ahamo(アハモ)

ahamo

こんな人におすすめ

  • かけ放題が標準付属するプランに申し込みたい人
  • ドコモ本家の回線を使いつつスマホ代を大幅値下げしたい人
  • 時間無制限のかけ放題を一番お得に使える格安SIMがいい人
  • 毎年海外に行く予定がある人

ドコモ本家回線を利用できるため通信速度・安定性とも高品質

ahamoはNTTドコモの公式回線を直接利用できるため、他MVNOサービスと比べても通信速度・安定性が際立って高いことが特徴です。

都心だけでなく地方や山間部まで広範囲をカバーし、4G・5Gの高速通信にも対応。動画視聴やオンラインゲーム、大容量ファイルの送受信など、混雑しやすい昼間や夕方でもスムーズな利用が可能です。

平日の日中や休日でも安定したネット環境を確保できるため、ストレスのないスマホ生活を求めるユーザーに最適。ドコモ本家の品質と同じ通信網を使えることで、通話品質も高く、緊急時などでも安心して通信できるのが大きな強みとなっています。

大容量でも低価格のシンプルプラン設定

ahamoのプランは、利用者が迷わず選べるのがポイント。基本プランは月額2,970円で30GBまで高速通信が利用でき、さらに4,950円で110GBとなる「大盛り」オプションも選択できます。

テザリングはもちろん、オンライン学習、仕事の資料ダウンロードなど多様な用途を利用可。余計なオプションがなく、セット割や契約縛りもないためシンプル。

学生やリモートワーカーなど、1人暮らしや自宅Wi-Fi環境がないユーザーにも手軽に使いやすいのが魅力です。

海外通信も追加費用なしで旅行や出張も快適

ahamoは、海外渡航時にも追加料金不要で月30GBまでのデータ通信ができます。NTTドコモの「世界対応プラン」が標準装備されているため、欧米やアジアなど多くの国でSIMを入れ替える必要なくそのまま使えるのが特徴。

旅行や出張など長期滞在や短期の海外利用でも、現地でネット環境をあれこれ探す必要がありません。セキュリティ面も本家ドコモ同様に安心です。

通話やSMSも対応し、渡航先でのビジネス利用や動画・SNS投稿にも不自由しません。国際ローミングの追加手続きは不要で、渡航前の準備も楽々。海外によく行く人にとって最高のサービスです。

mineo(マイネオ)

mineo

こんな人におすすめ

  • SIMロック解除が難しくてよく分からない人
  • 中速1.5Mbpsの使い放題で動画やゲームをたくさん楽しみたい人
  • 通話機能なしのデータSIMで乗り換えたい人

独自のユニークな使い放題プランが利用できる

mineoは他社にはない柔軟なデータ使い放題プランを提供、スマホの使い方に合わせて選べる点が特長的です。

たとえば「パケット放題Plus」では、月額385円の追加で最大1.5Mbpsという中速で常時データ通信が制限なく使えます。10GB以上のプランを選ぶとオプション料金が不要になるため、容量を気にせず快適に利用できます。

日中の混雑時間帯(12~13時)を除いて容量制限のない使い放題サービス「マイそく」も利用できます。

動画視聴やSNSなど日常的に大量のデータが必要な人から、時々使い放題を利用したいライトユーザーまで幅広く対応。

大手キャリアの無制限プランとは違い、必要十分な速度でリーズナブルに使い放題にできるのが強みです。

コミュニティ型機能が充実している

mineoでは、ユーザー同士の交流を促進するさまざまな仕組みが導入されています。最も象徴的なのが「フリータンク」で、余ったデータ容量をシェアしたり、困ったときに助けてもらったりできるmineo独自のサービスです。

月末に容量が足りなくなっても、フリータンクから分けてもらうことが可能。さらに質問・相談ができる掲示板「マイネ王」では、、端末設定やアプリ・サービスのノウハウ紹介などが活発に行われています。

初めて格安SIMを使う人やスマホの設定で悩む人も、コミュニティの力を借りて安心して利用できます。

3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に対応

mineoは、NTTドコモ・au・ソフトバンクという国内大手3キャリア全てに対応した回線を用意しているMVNOです。

契約時に自分が使いたいキャリアの回線を選べるため、過去にどの携帯会社で購入したスマホでもそのまま持ち込んで使えるのが特徴(ほとんどの場合、SIMロック解除不要)。

対応状況は公式サイトで詳細に確認できるため、機種変更時なども安心です。

利用開始後も回線変更が可能なため、引越しなどで電波状況が変わった場合にも対応できます。

IIJmio(みおふぉん)

IIJmio

こんな人におすすめ

  • 大容量でも小容量でもない8GBくらいの中容量で契約したい人
  • データシェアの機能が充実している格安SIMを探している人
  • 格安スマホ端末の激安セールを狙いたい人

セールやキャンペーンが頻繁に実施されている

IIJmioは、端末割引や月額料金の値下げなど、さまざまなセールやキャンペーンが年間を通して利用OK。

端末購入時に大幅値引きになるセールでは、人気機種が110円~など事実上投げ売り価格で手に入ることもあります。

また、初期費用が無料もしくは大幅割引になるキャンペーンや、SIM契約でギガプレゼント、家族割による月額料金割引など、様々な特典もあり。

複数の特典を同時に適用できる場合もあります。契約前には最新情報を公式サイトにて確認しておきましょう。

豊富な容量プランを低価格で選べる

IIJmioが提供するギガプランは、月2GBから55GBまで選べる幅広い容量のラインナップがあり、リーズナブルな価格で利用できるのが特徴。

ライト層向けから大容量まで使い方に合わせて最適なプランが選べます。プラン変更も簡単かつ手数料無料で、柔軟に切り替えられる仕様です。

余ったデータは翌月まで自動で繰り越し、複数回線や家族間でギガをシェアできる機能も充実しています。

通話料がアプリ不要で自動的に半額

IIJmioの音声通話サービスでは、標準の電話アプリで発信するだけで、専用アプリを使わずに自動で通話料割引が受けられます。

通常22円/30秒の通話料金が何も設定しなくても11円/30秒に下がり、ユーザー側の手間なく節約効果が得られるのが特長。

具体的な仕組みとしては、オートプレフィックス機能によって自動的に格安回線経由となるため、格安通話となります。

さらに、かけ放題などの通話定額オプションも充実。家族間通話はファミリー割引が適用されてさらに安くなる場合も。大手キャリアと比べて、乗り換えるだけで毎月の通話コストを半分に抑えられます。

y.u mobile(ワイユーモバイル)

y.u mobile

こんな人におすすめ

  • U-NEXTを思いっきり楽しめるスマホサービスを選びたい人
  • スマホ代を1,000円くらいに抑えたいけど1GBや3GBでは足りない人
  • オプション料金なしで端末保証サービスに加入したい人

U-NEXTがセットになったプランがある

y.u mobileには動画配信サービス「U-NEXT」がセットになった特別プランが用意されています。10GBや20GBなどの大容量プランを契約すると、U-NEXT見放題サービスの利用権が自動的に付与。

U-NEXTのポイント(1,200円分)も毎月もらえるため、映画やドラマ、アニメ、コミックなど多彩なエンタメコンテンツを追加料金なしで満喫できます。

スマホの通信契約と動画サブスクを一本化することで月々の管理がしやすくなり、個別で利用するよりもお得度が高いのも大きな魅力。

普段から動画や電子書籍の利用機会が多い人や、家族でU-NEXTを楽しみたい方には最適のサービスとなっています。

データ繰り越しに有効期限がなく、最大100GBまで永久的に繰り越し可能

y.u mobileの特色の一つが、データ容量の繰り越しに期限がなく、最大100GBまで余ったギガをずっと保持できるという点です。

他の格安SIMでは当月・翌月までしか繰り越せないケースが多い中、y.u mobileなら毎月余った分が消滅せずに永久保存されます。

普段使いはもちろん、旅行や出張・テザリングなど「いざという時」に備えて容量を蓄えておくことが可能です。

また、繰り越したデータ容量はプラン変更や契約内容の見直しを行ってもリセットされません。

データ不足のストレスから解放されたい方や、急にデータ消費が増える時期があるユーザーにとって安心感のあるサービスです。

スマホ修理費用保険が無料付帯

y.u mobileは格安SIMの中では珍しく、スマートフォンの故障やトラブル時にかかる修理費用をカバーする保険サービスが無料で付帯しています。

画面割れや水没といった日常で起こりがちな故障も、年間1回最大3万円まで補償されるため、もしもの時の金銭的リスクが低減されます。

保険は申し込み不要で全ユーザーに自動適用されます。修理を依頼する際も専用窓口が用意され、請求から支払いまでスムーズに対応可。

端末故障時の自己負担をできるだけ抑えたい人にもうれしいサービスです。

センターモバイル

こんな人におすすめ

  • ポイントを貯める仕組みに惹かれる人
  • 割引対象の通信サービスを利用中の人
  • 通話料を節約したい人

広告視聴やアプリ利用などでポイントを貯めると、スマホ月額料金を最大0円まで割引

センターモバイル最大の特徴は、「PLAIOアプリ」を活用することで、ポイントを貯めてスマホの月額料金を最大0円まで割引できます。

動画視聴やアプリのダウンロードを行うことでポイントが貯まり、毎月のスマホ利用料やデータ追加購入に充てられます。

主なポイントの貯め方は、

  • 動画視聴
  • アプリのダウンロード
  • サービス申し込み

の3種類。例えは、動画視聴なら5秒から30秒ほどの広告を閲覧することで、1ポイントが貰えます。

アプリのダウンロードは、専用アプリの「DL・登録で貯める」から行います。条件を達成するごとに、100~300ポイントがもらえるためお得です。

自分の行動によって料金を抑えたり無料化できる点が斬新で、コストを抑えたいライトユーザーや若年層から注目を集めています。

アプリ活用次第で継続的な通信費ゼロも夢ではありません。ゲーム感覚のポイント運用と通信サービスを融合した、日本初のサービスモデルです。

他社サービスともセット割・ポイント連携できる

センターモバイルは自社だけでなく、他のネット回線や光回線との「セット割」やポイント連携も充実。

WiMAXなどのセット契約で、スマホ費用が割引に。また、複数ポイントをまとめてデータ購入や月額料金に充てられます。

J:COMやフレッツ光など人気サービスとも連携できます。スマホだけでなく、家庭の通信費までコストダウンできるのが魅力です。キャンペーン時には乗り換え特典や友達紹介ポイントなど追加割引も適用できます。

通話料が半額

国内通話料は標準価格の半額である11円/30秒に設定されており、専用アプリ不要で電話をかけるだけで割引が適用されます。

加えて、かけ放題オプションも利用可能です。

失敗しないドコモ回線の格安SIMの選び方3ポイント

ドコモ回線の格安SIMを選ぶポイントは以下の3つです。

重要3ポイント

  • 必要なデータ容量を決める
  • 端末をセット契約するか決める
  • 安さに加えて通信品質も考慮する

必要なデータ容量を決める

まずは自分に必要なデータ容量を決めましょう。格安SIMは「3GB/990円」といったようにデータ容量で月額料金が決まります。

自分がどのようにスマホを使うのかを把握し、それに見合ったデータ容量を選びましょう。目安としては以下の通りです。

データ容量の選び方

スマホの使い方データ容量の目安
電話がメインでデータ通信はあまり使わない1~2GB
ネットをよく使うがSNSや調べものがメイン3~7GB
SNSやゲーム中心でたまに動画も見る10~15GB
動画をたくさん見る20GB以上

例えば電話がメインでデータ通信をあまり使わない人が10GBや20GBの大容量プランを契約するのは無駄です。

逆に、安いからといって動画やゲームでデータ通信をたくさん使う人が1~3GBプランを契約すると、データ容量が全く足りませんよね。

必要なデータ容量をあらかじめ把握することで、自分にピッタリなプランを選ぶことが可能です。また、データ容量によって契約すべきSIMが変わる場合があります。

ドコモ回線の格安SIMは種類が多く迷いやすいですが、データ容量を決めておくことで候補をある程度絞ることが可能です。

小容量が安い


大容量が安い

端末をセット契約するか決める

格安SIMを選ぶ際は「端末をセット契約するかどうか」も重要です。現在利用している端末を継続して使う場合は、新たに端末をセット契約する必要はありません。

とくにドコモからドコモ回線の格安SIMに乗り換えるなら、端末はそのまま使える可能性が高いでしょう。

端末も新調する場合は端末セットを契約するか、ネットや家電量販店で単体購入してください。それぞれメリット・デメリットがあります。

端末の購入方法の違い

購入方法メリットデメリット
端末セット・割引で安く買えることがある
・動作確認が不要
・格安SIMによっては初期設定が簡単になる
・選択肢が限られる
・端末が割高な格安SIMもある
単体購入・端末の選択肢が多い
・中古で買えばセットより安いケースもある
・自分で動作確認や初期設定をする

端末セットの方が注文が1回で済む上に、セールで安く買えるのでおすすめ

格安SIMによっては割引やポイント還元で端末を安く買えます。今回おすすめした中ではahamoとIIJmioがとくにお得です。ahamoは最新のiPhoneをセット購入できます。

端末を自分で用意する場合は、その格安SIMで動作確認されているのかを自分でチェックします。端末セットの場合は動作確認不要なので、初心者でも安心です。

端末セールがお得な格安SIM

安さに加えて通信品質も考慮する

格安SIMを選ぶ際は安さだけでなく「通信品質」も考慮してください。一般的に格安SIMは大手キャリアに比べると通信品質で劣ります。

とくにドコモ回線は格安SIMの種類が多い=ユーザー数が多く混雑しやすいため注意が必要です。

通信品質を重視する場合は通信速度が速い格安SIMを選びましょう。今回おすすめした中ではahamo、y.u mobileは通信が安定しています。

特に、ahamoの通信品質は他社と比較して頭一つ抜けていると考えてOKです。反対にmineoやIIJmioは混雑時に速度が遅くなる可能性が高いです。

通信品質が良好

項目別で比較!こだわりからドコモ回線の格安SIMを選ぶ

一言で格安SIMといっても、通信速度が速いものから端末セットがお得なものまで、その特徴はさまざまです。そこで、ここからは項目別におすすめの格安SIMを紹介していきます。

こだわり条件一覧

  • 通信速度を重視する人におすすめ:ahamo
  • かけ放題を使いたい人におすすめ:ahamo
  • iPhoneを買いたい人におすすめ:mineo
  • eSIMを利用したい人におすすめ:ahamoIIJmio
  • データSIMで契約したい人におすすめ:mineo

速度(5G対応)で選ぶ

通信速度で選ぶならahamoがもっともおすすめです。ahamoはドコモ本家と同じ回線を利用しており、通信速度が安定しています。

一般的な格安SIMだと速度が低下しやすいお昼などの混雑時も、通信速度が落ちません。

さらにドコモの5G通信にも対応しています。エリアは限られますが、5Gによる超高速通信の利用が可能です。

ahamoならドコモの5G技術を体感できる

y.u mobileも格安SIMとしては安定していますが、ahamoには敵いません。

格安SIMの速度比較

平均速度通信の安定度
ahamo102.78Mbps
y.u mobile53.68Mbps
IIJmio46.88Mbps
mineo39.72Mbps
BIGLOBEモバイル18.18Mbps
※平均速度のデータは「みんなのネット回線速度」から参照

通信速度・安定感ならahamoが断トツです。

5G対応で一番速い「ahamo

かけ放題で選ぶ

かけ放題を利用したい場合はahamoがおすすめです。以下、各社のかけ放題オプションをまとめました。

かけ放題オプションの比較

格安SIM無制限かけ放題制限つきかけ放題
ahamo1,100円5分かけ放題:無料
BIGLOBEモバイルなし3分かけ放題/通話パック60:660円
10分かけ放題/通話パック90:913円
mineoなし10分かけ放題:935円
通話定額30:924円
通話定額60:1,848円
IIJmio1,400円5分かけ放題:500円
10分かけ放題:700円
y.u mobile1,400円10分かけ放題:550円

ahamoは5分かけ放題が無料、無制限かけ放題も1,100円で追加できます。

また、「スマホ標準の電話アプリから発信しても適用される」というメリットがあります。

専用アプリをインストールする手間がかかりませんし、間違って標準アプリから発信してかけ放題が適用されなかった、なんてことも起こりません。

5分かけ放題が無料

ahamoは5分かけ放題が標準付属

通話重視の方はahamoを選びましょう。

かけ放題を付けるなら「ahamo

iPhone購入で選ぶ

iPhoneを購入するならmineoがおすすめです。2025年9月時点、各社で取り扱っているiPhoneの販売状況をまとめました。

iPhone販売の比較

格安SIMiPhone
mineo
ahamo
IIJmio
中古iPhoneがメイン
y.u mobile
BIGLOBEモバイル

ahamoは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルと同様に最新のiPhoneを取り扱っています。また、mineoも独自ルートでiPhoneを仕入れており、供給が安定しています。

もちろん、機種はApple Storeと同じ国内のSIMフリー版です。一括払いの他に、分割払いも利用できます。

他の格安SIMは、iPhone自体の取り扱いが無いケースが多いです。

iPhoneの取り扱いが豊富「ahamo」「mineo

eSIM対応で選ぶ

eSIMは物理SIMカードなしで契約できる、組み込み式SIMのことです。本記事でおすすめするドコモ系格安SIMではahamo・mineo・IIJmioなどがeSIM対応しています。

この3社は、音声通話プランでeSIMを利用できます。

メイン回線かつデータ通信をたくさん使うならahamo、サブ回線やタブレット用回線として使うならIIJmioがおすすめです。

esim発行
ahamoでeSIM対応

データ通信をあまり使わない人は無理にahamoを選ばず、他の格安SIMを物理SIMで契約しましょう。

音声通話対応のeSIMで申し込むなら「ahamo

データ専用のeSIMで申し込むなら「IIJmio

データSIMで契約したい

「スマホではなくタブレット用のSIMカードが欲しい」「小学生の子供に、LINE通話ができるスマホを持たせたい」

そんなときは、通話機能がないデータSIMを申し込むのがおすすめです。

音声通話SIMとデータSIMの違い

データSIMは電話番号がないため通常通話はできませんが(MNPも不可)、LINEなどアプリ経由のIP通話は使用できます。

また、アプリなら何でも利用可能で、120円ほどのオプション料金も支払えばSMS機能も使えます。データSIMは音声通話SIMと比べて安く契約できるのも大きな魅力です。

以下、データSIMを提供するドコモ系格安SIMをまとめました。

データSIMの提供がある格安SIM

通信事業者おすすめ度
mineo
イオンモバイル
y.u mobile
BIGLOBEモバイル
IIJmio

注意点として、ahamoはデータSIMの契約が不可となっています。

使い勝手のいいmineoが一番魅力

データSIMで最もおすすめしたいのがmineoです。mineoは3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線に対応しているのが魅力。

ドコモ端末だけでなく、auやソフトバンク端末でもSIMカードを差し替えるだけで乗り換えられます(SIMロック解除は不要)。

自宅で放置された使わなくなったスマホでも、mineoのデータSIMならSIM差し替えだけで再利用可。子供用のスマホにしてもいいですし、自分用にサブ回線として使うのもありでしょう。

キャリアで購入したタブレット(iPad含む)でも、そのまま利用可能です。

mineoなら古いキャリア端末(タブレットもOK)でもそのまま使い回しできる

データSIMで一番おすすめ「mineo

1GB刻みでプランを選べるイオンモバイルもあり

イオンモバイルは1~200GBまで幅広くデータSIMを選べます。1~10GBまでなら1GB刻みで選択OK。

余った容量は翌月繰り越しOKで無駄がありません。また、簡単にプラン変更できるため、月によって好きなデータ容量に切り替えられます。

イオンモバイルで選べる回線はドコモとauの2種類。通信速度は良好で、イオン店舗にてサポートを受けることも可能です。

毎月プランを変えたいなら「イオンモバイル

簡単!ドコモ回線の格安SIMへ乗り換える手順

格安SIMは、WEB申込みしたあとに到着したSIMカードを入れ替えれば簡単に乗り換えられます。とはいえ、初めて格安SIMを使うのなら、どうすればいいのか迷いますよね。

店舗サポートは基本的に受けられないので、自分で契約できるか不安になってしまいます。

そんなときは、以下のガイドを参考にしてみてください。現在の電話番号を変えずに格安SIMへ乗り換えられますよ。

手順1:契約したい格安SIMを決める

まずは契約したい格安SIMを1社に絞りましょう。どこを選べばいいのかわからないときは、本記事のランキングを参考にしてください。

また、契約先に加えて以下のことも同時に決めておくとスムーズです。

事前に決めておきたいこと

  • 料金プラン(毎月のデータ容量)はどうするか
  • 新しい端末は欲しいか
  • 通話オプションは必要か

上記の3点は契約後に変更・追加ができるので、大まかに決まっていればOKです。

おすすめ格安SIMをもう一度チェックする 

手順2:希望の格安SIMに申し込む

格安SIMはオンライン契約が基本です。

一部店舗も利用できますが、キャンペーンがお得になりやすいオンライン契約をおすすめします。以下のURLから、申込み先のページにアクセスしましょう。

申込み先一覧

格安SIM申込みURL
y.u mobilehttps://yumobile.jp
ahamo(アハモ)https://ahamo.com
mineohttps://mineo.jp
IIJmiohttps://iijmio.jp

アクセスできたら、申込ボタンを押して必要事項を記入/選択していきます。端末セットを希望するなら、購入したい端末をページ内から選んでください。

契約方法ですが、どの格安SIMも以下の流れで進んでいきます。

申し込みの流れ

  1. 料金プランの選択
  2. 契約者情報の入力
  3. 支払い情報の入力
  4. 本人確認書類のアップロード

「MNPワンストップ制度」対応事業者間の場合は、MNP予約番号の取得が不要でオンライン手続きだけで乗り換え可能となっています。

手順3:開通手続きと初期設定を行う

SIMカードが到着したら、開通手続きを行います。同梱されているマニュアルに開通方法が記されているので、電話またはオンラインから開通してください。

ほとんどのケースでは、マイページにログインして開通ボタンを押下するだけです。開通が終わったらSIMカードを端末に挿入します。

SIMカードをセット

その後、マニュアルに沿って簡単な初期設定を行えば格安SIMへの乗り換えは完了です。

eSIMの方はSIMカードの配送が無いため、即日開通が可能です

後悔する前に!ドコモ系格安SIMの注意点(デメリット)

ドコモ系格安SIMの注意点・デメリットは以下の通りです。

  • BIGLOBEモバイルはおすすめできない
  • データ無制限は選べない
  • 店舗サポートはほぼ受けられない
  • ドコモより通信品質が劣る
  • ドコモからキャリアメールを引き継ぐ場合は有料

BIGLOBEモバイルはおすすめできない

BIGLOBEモバイルは2022年以降は目立った新規・乗り換え向けの割引やキャンペーンの展開がなく、「休業状態」との指摘もあり、契約するメリットが薄い状況です。

他社の格安SIMが料金を大きく値下げする中、月額料金が割高な状態で据え置かれているため、コストパフォーマンスも非常に悪いです。

さらに、他社と比較して平日昼や混雑時間帯の速度が特に遅く、口コミでも「QRコード決済ができない」「動画や大容量通信が快適に使えない」など不満が多いです。

エンタメフリーオプションなどユニークなサービスもありますが、デメリットが大きいため現状おすすめはできません。

データ無制限は選べない

ドコモ回線の格安SIMではデータ通信が無制限のプランは基本的にありません。

50GB以上の大容量プランを用意している格安SIMも一部ありますが、ほとんどのところは20GB以下がメインです。

格安SIMの大容量プランは月額料金があまり安くないため、どうしても無制限が良いなら楽天モバイルを検討しましょう。

楽天モバイルなら3,278円で高速通信によるデータ無制限が使える

速度に妥協できるならmineo(マイネオ)も候補に挙がる

楽天モバイルに比べると大幅に遅くはなりますが、速度に妥協できるならmineoもおすすめです。

mineoでは、10GB以上のプランに対して、1.5Mbpsの速度で使い放題となるパケット放題Plusを提供しています。

速度がやや遅いのと3日で10GBの制限は付きますが、Youtubeを普通画質で再生するくらいなら問題ありません。また、InstagramやTikTokも十分に再生できるレベルです。

1.5Mbpsですが、低速よりはスピーディな中速です。データ無制限がいいけど激しくデータ消費することはない、といった方はmineoも候補に挙げるといいでしょう。

10GB以上を選べば中速使い放題が付属「mineo

店舗サポートはほぼ受けられない

ドコモ回線の格安SIMだと、店舗サポートはほぼ受けられません。

格安SIMはコストを削減することで安価な月額料金を実現しています。店舗の運営はコストがかかるため、多くの格安SIMは店舗がありません。

サポートはオンラインか電話が中心です。ある程度スマホに詳しい人なら問題ありませんが、スマホに詳しくない初心者は注意してください。

店舗サポートを受けたい場合はmineoがおすすめです。独自店舗「mineoショップ」を展開しており、対面でサポートを受けられます。

ただし大手キャリアやそのサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)と比べると店舗数は少なめです。サポート重視なら大手キャリアかサブブランドがおすすめです。

UQモバイル(au回線)かワイモバイル(ソフトバンク回線)なら地方まで店舗サービスが行き届いている

ドコモより通信品質が劣る

ドコモ系の格安SIMは本家ドコモより通信品質が劣ります。とくに顕著なのが平日お昼や夕方などの混雑時です。

通信速度が低下し、ひどい時はちょっとしたブラウジングすら読み込みが長くなります。通信速度を重視する人だとストレスが溜まるかもしれません。

通信速度を重視する場合はドコモのオンライン専用プランである「ahamo」がおすすめです。ドコモ本家にも劣らない通信品質で、混雑時も安定していますよ。

ドコモからキャリアメールを引き継ぐ場合は有料

これまで格安SIMの大きなデメリットの1つだったキャリアメール非対応ですが、2021年12月より大手キャリアのメールアドレスを引き継げるようになりました。

ドコモから乗り換える場合は「ドコモメール持ち運び」を利用することで、メールアドレスを引き継ぎ可能です。ただし、引き継ぐ場合は330円の月額料金がかかります。

メール自体はGmailなどのフリーメールで代用できます。完全無料ですし、アカウントさえあれば他の格安SIMに乗り換えてもメールアドレスの継続が可能です。

キャリアメールへのこだわりがないならフリーメールも検討してください。

\ ドコモ系で最もおすすめ /

抑えておきたいドコモ系格安SIMに乗り換えるメリット

最後に、ドコモ系格安SIMに乗り換えるメリットをまとめました。

メリット

  • ドコモ端末はSIMロック解除不要
  • ドコモと同じエリアで繋がる
  • 違約金無しで解約できる
  • au・ソフトバンク回線より選択肢が広い

ドコモ端末はSIMロック解除不要

ドコモ回線の格安SIMはドコモのスマホをそのまま使えます。原則、SIMロック解除は不要です。SIMロック解除できないドコモの古いスマホも使えます。

現在ドコモのスマホを利用している場合はドコモ系格安SIMに乗り換えるのがおすすめです。

しかし、au・ソフトバンク端末でドコモ回線の格安SIMを使うならSIMロック解除が必要となる可能性があります。

SIMロック解除の手順は、マイページ(My au・My SoftBank)から無料で手続きできます。

なお、以下に当てはまる方はSIMロック解除が不要です。

SIMロック解除不要

  • SIMフリーのスマホ(アップルストアのiPhoneなど)を使用する
  • 2021年10月以降に発売されたキャリア端末
  • 格安SIM契約と同時に新たに端末をセット購入する

ドコモと同じエリアで繋がる

ドコモ回線の格安SIMは対応エリアがドコモと同じです。全国各地をカバーしており、圏外を気にせず使えます。

au・ソフトバンク回線だと地方や山間部では繋がりにくいことがあります。ドコモ回線の格安SIMならその心配もありません。

違約金無しで解約できる

ドコモ回線の格安SIMの多くは違約金なし、もしくは少ない違約金(1,000円程度)で解約が可能です。

もし合わなければ解約すればいいだけなので、気軽に試すことが可能です。

au・ソフトバンク回線より選択肢が広い

ドコモ回線の格安SIMはau・ソフトバンク回線より選択肢が広いのもメリットです。

au・ソフトバンク回線を利用する格安SIMは種類が少ないため選択肢も狭まります。とくにソフトバンク回線の格安SIMはかなり少なめです。

ドコモ回線の格安SIMは非常にたくさんあります。さまざまな事業者がサービスを展開しているので、自分にあったサービスを選びやすいですよ。

まとめ

本記事ではドコモ回線の格安SIMの選び方と、おすすめの格安SIMを紹介しました。

ドコモ回線の格安SIMを選ぶ際は「必要なデータ容量」、「端末セットの有無」、「通信品質」に着目して選びましょう。

とは言え、数が非常に多いためそれでも迷うかもしれません。もし迷ったときは本記事のランキングを参考に、ドコモ回線対応の格安SIMを選んでみて下さいね。

いずれも安価で使いやすい、優秀な格安SIMですよ。

\ ドコモ系で最もおすすめ /

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BizPlusブログは、BizPlusが運営するWiFi・光回線・スマホ修理・ライブ配信アプリなどの情報を発信するメディアです。個人・法人のお客さまへ独自の通信サービスで支援を行ってきた経験を活かし、ユーザーのニーズを満たすコンテンツ作成を心がけています。

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