WordPress(ワードプレス)はブログやWebサイトを作れるCMSの一つで、世界でトップクラスのシェアを誇り、日本でも知名度が高く人気です。
WordPressは単独で利用できるホスティング一体型サービスもありますが、一般的にはブログやWebサイトをインターネット上に公開するためにレンタルサーバーを利用します。
そこで本記事では、WordPressを利用する際におすすめのレンタルサーバーを紹介します。
先に結論を挙げると、人によって最適なレンタルサーバーは異なりますが2025年7月は以下のサービスがおすすめです。
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- シンレンタルサーバー
- ロリポップ
- mixhost
- さくらのレンタルサーバ
- カラフルボックス
WordPressに最適化された高速サーバーを選ぶことで、表示速度やSEO、ユーザー体験が向上します。
安価なサーバーは一見コスト削減に見えますが、パフォーマンス不足やサポート体制の弱さが機会損失につながる場合もあるため、信頼性とコストのバランスを重視しましょう。
記事内では選び方も解説するため、自分に適したレンタルサーバーを選べるようになるでしょう。
WordPressを利用したいけど、どれを選んでいいのかわからない人はぜひ参考にしてください。
- WordPress利用におすすめのレンタルサーバー
- レンタルサーバーの選び方
- WordPressの設置手順
WordPressの利用におすすめのレンタルサーバー
WordPressを利用する際におすすめのレンタルサーバーを7つ紹介します。
レンタルサーバー名 | エックスサーバー(スタンダード) | シン・レンタルサーバー(ベーシック) | ロリポップ(ライト) | ConoHa WING(WINGパック・ベーシック) | mixhost(スタンダード) | さくらのレンタルサーバ(スタンダード) | カラフルボックス(BOX1) |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円(3ヶ月以上の場合) |
月額料金(1ヶ月あたり) | 3ヶ月:1,320円 6ヶ月:1,210円 12ヶ月:1,100円 24ヶ月:1,045円 36ヶ月:990円 | 3ヶ月:990円 6ヶ月:990円 12ヶ月:880円 24ヶ月:825円 36ヶ月:770円 | 220円〜 | 3ヶ月:1,331円 6ヶ月:1,210円 12ヶ月:1,089円 24ヶ月:1,029円 36ヶ月:968円 | 968円 | 毎月払い:660円 12ヶ月一括:550円 24ヶ月一括:539円 36ヶ月一括:500円 | 1ヶ月:792円 3ヶ月:748円 6ヶ月:704円 12ヶ月:638円 24ヶ月:594円 36ヶ月:528円 |
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 | なし | なし | 14日間 | 30日間 |
ディスク容量 | 300GB | 300GB | 200GB | 300GB | 無制限 | 300GB | 150GB |
WordPress簡単インストール | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
プラン変更 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 不可能 | 可能 |
運営開始日 | 2003年7月 | 2021年5月 | 2001年11月 | 2018年9月 | 2016年6月 | 1996年12月 | 2018年7月 |
1ヶ月あたりの利用料金や無料お試し期間があっても日数が違うなどレンタルサーバーの特徴は異なります。
なんとなく選んでしまうと想像よりも料金が高くなったり、無料お試し期間がなかったりと後悔する可能性があります。
それぞれの特徴やメリットなどを解説するので、どのレンタルサーバーが自分に適しているのが考えながら読み進めてみてください。
実績・安定の『エックスサーバー』

エックスサーバーは、実績および安定感ともに業界トップクラスのレンタルサーバーで、運用サイト数は250万件を誇ります。
WordPressの高速化で知られている「KUSANAGI」を採用しており、大量のアクセスにも強い構成です。
さらに、無制限のマルチドメインやメールアドレス、無料の独自SSLなどさまざまな機能が充実しています。
エックスサーバーの料金は、次の表のとおりです。
契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24ヶ月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
いずれのプランも初期費用は無料で、初心者の人も利用をはじめやすいレンタルサーバーです。
実績や安定感のあるレンタルサーバーを探している人は、エックスサーバーがおすすめです!
サーバー処理速度No.1『ConoHa WING』

ConoHa WINGは、サーバー処理速度国内No.1※を誇る人気のレンタルサーバーです。
独自ドメインを無料で2つ取得できる、管理画面が直感的に操作しやすいなどのメリットがあります。
ただし、無料お試し期間がないため自分に合うかどうかを明確に判断するのが難しいです。
料金プランは、WINGパックと通常料金の大きく2つにわかれています。
WINGパック | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 1,331円 | 2,783円 | 5,566円 | 1,694円 | 3,509円 | 7,018円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,602円 | 5,203円 | 1,573円 | 3,328円 | 6,655円 |
12ヶ月 | 1,089円 | 2,360円 | 4,719円 | 1,452円 | 3,086円 | 6,171円 |
24ヶ月 | 1,029円 | 2,239円 | 4,477円 | 1,392円 | 2,965円 | 5,929円 |
36ヶ月 | 968円 | 2,118円 | 4,235円 | 1,331円 | 2,844円 | 5,687円 |
通常料金 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
1時間 | 2.5円 | 4.9円 | 9.7円 | 3.1円 | 6.1円 | 12.1円 |
1ヶ月 | 1,452円 | 2,904円 | 5,808円 | 1,815円 | 3,630円 | 7,260円 |
いずれも初期費用は無料ですが、通常料金よりもWINGパックの方がスペックは変わらないまま料金が安くなるため、お得に利用したい場合はWINGパックがおすすめです。
ConoHa WINGはサーバー処理速度を求める人や、WINGパックに魅力を感じる人に向いています。
最新技術の迅速導入『シンレンタルサーバー』

シンレンタルサーバーは、シンクラウド株式会社が提供するサービスでコストパフォーマンスの高さが特徴です。
エックスサーバー同様、「KUSANAGI」や高速の処理性能を誇る「オールNVMe」RAID10などを採用しており、国内最高レベルの高速性能を実現しています。
加えて、同程度の性能を誇るレンタルサーバーの中では価格も安めに設定されています。
契約期間 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 | 7,920円 |
6ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 | 7,920円 |
12ヶ月 | 880円 | 1,780円 | 3,560円 | 7,120円 |
24ヶ月 | 825円 | 1,650円 | 3,300円 | 6,600円 |
36ヶ月 | 770円 | 1,540円 | 3,080円 | 6,160円 |
また、新しい技術や機能を素早く導入するのも魅力です。
最新技術の導入の速さやコストパフォーマンスを求めるのであれば、シンレンタルサーバーの利用を検討しましょう。
WordPressの表示速度No.1『ロリポップ』

ロリポップは、WordPressの表示速度No.1※を誇るレンタルサーバーです。
※出典元:ロリポップ!レンタルサーバー|WordPressの表示速度No.1
ロリポップには5つのプランが用意されており、目的に合わせてプランを選べるのが魅力です。
プラン名 | 初期費用 | 料金 | 推奨される用途 |
エコノミー | 0円 | 99円〜 | メールでの利用やシンプルなHTMLサイトとしての利用する場合 |
ライト | 0円 | 220円〜 | WordPressでホームページの作成する場合 |
スタンダード | 0円 | 440円〜 | サポート・容量を求める場合 |
ハイスピード | 0円 | 550円〜 | 大量アクセスでも高速で表示したい場合 |
エンタープライズ | 0円 | 2,200円〜 | 大規模なサイトや法人の制作案件の場合 |
個人のサイト運営であればライトプランやスタンダードプランで問題ないでしょう。
大量のアクセスが見込める場合や法人のサイトは、ハイスピードプランやエンタープライズプランがおすすめです。
ただし、プランによってはバックアップするのに追加料金がかかる場合があるため注意が必要です。
WordPressでの表示速度を求める場合や、目的に合わせてプランを選択したい場合はロリポップの利用を検討してみてください。
アダルトサイトOKの『mixhost』

mixhostは、アダルトサイトの運営が認められているレンタルサーバーです。
アダルトサイトの運営を認めているレンタルサーバーは少なく、たとえばエックスサーバーやConoHa WINGでは運営できません。
その点mixhostであれば表示速度も速いため、ストレスなくアダルトサイトを運営できるでしょう。
ただし…
・サーバーの運営歴が短い
・下位プラン変更時の返金がない
・サポート時の電話対応を実施していない
上記のような注意点もあるため、利用を検討している人はあらかじめ把握しておく必要があります。
mixhostの料金は、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 料金 | 推奨される用途 |
スタンダード | 0円 | 968円 | 小規模なブログやWebサイトの運営 |
プレミアム | 0円 | 990円 | ブログやビジネスサイトの運営 |
ビジネス | 0円 | 2,178円 | アクセス数が増えてきたWebサイトの運営 |
はじめてレンタルサーバーを利用する場合で大規模なサイトを運営するなど特別な理由がないのであれば、スタンダードプランもしくはプレミアムプランで問題ないでしょう。
アダルトサイトの運営を検討している場合は、選択肢の一つに入れてみてください!
低価格でWordPressが始められる『さくらのレンタルサーバ』

さくらのレンタルサーバは運用実績が豊富なことに加え、低価格でWordPressがはじめられるのが特徴のレンタルサーバーです。
料金プランは、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 毎月払い | 12ヶ月一括 | 24ヶ月一括 | 36ヶ月一括 |
ライト | 0円 | ー | 165円 | 160円 | 121円 |
スタンダード | 0円 | 660円 | 550円 | 539円 | 500円 |
ビジネス | 0円 | 2,970円 | 2,420円 | 2,365円 | 1,980円 |
ビジネスプロ | 0円 | 5,280円 | 4,400円 | 4,180円 | 3,850円 |
マネージドスモール | 17,600円 | 9,240円 | 7,700円 | 7,577円 | 7,485円 |
マネージドミディアム | 17,600円 | 16,720円 | 13,394円 | 13,711円 | 13,544円 |
マネージドラージ | 17,600円 | 31,680円 | 26,400円 | 25,978円 | 25,661円 |
さくらのレンタルサーバは、なんと1ヶ月あたり121円から利用をはじめられます。
プラン数も豊富で、個人から法人までさまざまな人が利用できるでしょう。
なるべく費用を抑えてレンタルサーバーの利用をはじめたい人は、さくらのレンタルサーバが向いています。
申込後のプラン移動がかんたん『カラフルボックス』

カラフルボックスは2018年に登場したレンタルサーバーで、申し込み後のプラン移動が簡単にできるのが特徴です。
利用期間に制限はなく最低何ヶ月利用しないといけないといった制約はありません。
さらに、ブログやサイトが成長するにつれてプランを細かくアップデートできるのも魅力です。
お試し期間も30日間ついているため、自分に適しているか事前に確認できます。
カラフルボックスの料金は、次の表のとおりです。
BOX1 | BOX2 | BOX3 | BOX4 | BOX5 | BOX6 | BOX7 | BOX8 | |
初期費用 | ・1ヶ月契約:2,200円 ・3ヶ月以上の契約:無料 | |||||||
1ヶ月契約(月額) | 792円 | 1,452円 | 2,442円 | 3,278円 | 4,928円 | 8,228円 | 11,528円 | 23,078円 |
3ヶ月契約(月額) | 748円 | 1,364円 | 2,288円 | 3,058円 | 4,598円 | 7,678円 | 10,758円 | 21,538円 |
6ヶ月契約(月額) | 704円 | 1,276円 | 2,134円 | 2,838円 | 4,268円 | 7,128円 | 9,988円 | 19,998円 |
12ヶ月契約(月額) | 638円 | 1,166円 | 1,958円 | 2,618円 | 3,938円 | 6,578円 | 9,218円 | 18,458円 |
24ヶ月契約(月額) | 594円 | 1,078円 | 1,804円 | 2,398円 | 3,608円 | 6,028円 | 8,448円 | 16,918円 |
36ヶ月契約(月額) | 528円 | 968円 | 1,628円 | 2,178円 | 3,278円 | 5,478円 | 7,678円 | 15,378円 |
また、カラフルボックスにはアダルトサーバーのプランも存在します。
BOX2 | BOX3 | BOX4 | BOX5 | BOX6 | BOX7 | BOX8 | |
初期費用 | ・1ヶ月契約:2,200円 ・3ヶ月以上の契約:無料 | ||||||
1ヶ月契約(月額) | 2,420円 | 3,630円 | 4,950円 | 9,900円 | 11,000円 | 13,200円 | 22,000円 |
3ヶ月契約(月額) | 2,200円 | 3,300円 | 4,400円 | 8,800円 | 9,900円 | 12,100円 | 20,900円 |
6ヶ月契約(月額) | 1,980円 | 2,860円 | 3,850円 | 7,700円 | 8,800円 | 11,000円 | 19,800円 |
12ヶ月契約(月額) | 1,650円 | 2,420円 | 3,300円 | 6,600円 | 7,700円 | 9,900円 | 17,600円 |
24ヶ月契約(月額) | 1,540円 | 1,980円 | 2,860円 | 5,500円 | 6,600円 | 8,800円 | 16,500円 |
36ヶ月契約(月額) | 1,320円 | 1,760円 | 2,640円 | 4,400円 | 5,500円 | 7,700円 | 15,400円 |
通常プランやアダルトサイト専用のプランから、自分の目的にあったプランを選択しましょう。
申し込み後にプランを変更する予定のある人や、プラン変更を柔軟におこないたい人は利用を検討してみてください。
無料で利用できるWordPress向けレンタルサーバー
WordPress向けのレンタルサーバーには、有料ではなく無料でも利用できるものがあります。
- シンフリーサーバー
- スターレンタルサーバー(フリープラン)
- tadaサーバー
- WordPress.com
ただし、無料で利用できるのは魅力ですが、デメリットも存在します。それぞれの特徴を確認していきましょう。
シンフリーサーバー
シンフリーサーバーは、エックスサーバー株式会社が提供している無料レンタルサーバーです。
完全無料で広告表示が一切ないことが大きな特徴。無料ではありますが、HTMLやCSSだけではなくPHP/MySQL、WordPressなどの利用ができます。
WordPressの簡単インストール機能を備えており、初心者でも手軽にサイトを構築できます。ディスク容量は10GBで、独自ドメインを最大10個まで設定でき、WordPressも最大5つまで設置可能。
無料で独自SSL証明書が利用できるため、セキュリティ面でも安心して運用できます。
全ストレージがSSDで構成されているため、無料サーバーとしては十分な高速性と安定性を持ち、商用利用も可能です。
ただし、サポートや自動バックアップ機能は提供されていないため、トラブル発生時は自力で対応する必要があります。
また、3ヶ月ごとに手動で契約更新が必要な点にも注意が必要です。
- 3ヶ月ごとに更新手続きをしなければならない
- 画像を多用すると容量が埋まる
- メールや電話でのサポートがないので自分で調べなければいけない
XFREEはサービス終了
2025年7月末でXFREEの無料レンタルサーバーサービスは終了しました。今後は後継サービス「シンフリーサーバー」へ移行します。
既存ユーザーも早めの移行が必要です。
スターレンタルサーバー「フリープラン」
スターレンタルサーバーの「フリープラン」は、ネットオウル株式会社が提供する無料レンタルサーバーです。
初期費用や月額費用が一切かからず、広告表示はなし。
ディスク容量は3GBで、PHPやMySQLに対応しているため、WordPressなどのCMSを簡単にインストールして利用できます。
独自ドメインの設定が可能で、無料のSSL証明書も利用できるため、セキュリティ面でも安心してサイト運営が可能。
ただす、サポート体制は限定的で、電話サポートはなく、主にメールやチャットでの対応となります。
また、サーバー側での自動バックアップ機能はないため、データの保全は利用者自身で行う必要があります。
スターサーバーフリーは終了
スターサーバーフリー(WordPressを利用したい場合はフリー PHP+MySQLを選ぶ)は2025年3月末でサービス提供を終了しました。
後継は「スターレンタルサーバー」のフリープランで、こちらは広告なし・無料SSL対応・WordPress利用可となっています。
tadaサーバー
カラフルボックスが提供するtada(タダ)サーバーは、広告表示がなく独自ドメインを必須とする点が特徴です。
ディスク容量は5GBで、WordPressの簡単インストール機能を備えており、初心者でも手軽に利用できます。
無料ながら独自SSLに対応し、メールアドレスも1つ発行可能で、個人ブログや小規模なビジネスサイトにも適しています。
ただし、1契約につき独自ドメインは1つのみで、複数サイトの運営やマルチドメインには対応していません。
サーバー側の自動バックアップ機能はなく、サポートも提供されないため、トラブル時には自己解決が求められます。
- マルチドメイン・複数サイト不可
- 自動バックアップなし
- サポートなし
WordPress.com
WordPress.comは、WordPress.orgのソフトウェア上で動作するプラットフォームです。
WordPressを利用できるのはもちろんのこと、ユーザーフレンドリーで利用しやすく、サイトの自動メンテナンスがあることが強みです。
ただし、デメリットがあることも知っておきましょう。
- テーマやプラグインを自由に選べずデザインの自由度が低い
- 広告の設置など収益化に制限が設けられている
- ディスク容量が少ない
できるだけシンプルなプラットフォームを検討している場合や、収益化が目的ではない場合はWordPress.comの利用も検討してみてください。
WordPressに最適なレンタルサーバー選びのポイント

WordPressを利用するためのレンタルサーバーの選び方を解説します。
- 初期費用・月額費用から選ぶ
- セキュリティの高さから選ぶ
- サポート・サービスの充実度から選ぶ
- 速度の速さから選ぶ
- WordPress自動インストール機能があるかどうかで選ぶ
- 簡単にプラン変更ができるかどうかで選ぶ
それぞれの詳細を確認しましょう。
初期費用・月額費用
どのレンタルサーバーにしようか悩んだとき、比較しやすいのが初期費用や月額費用です。
初心者や試しにWordPressを利用したい人の中には、費用を抑えたい人も多いのではないでしょうか?
初期費用は一度だけですが、月額費用は毎月かかる費用です。
どのサービスも月額費用は同じわけではなく、各会社やサービス内容によって異なります。
月額数百円から数万円まで幅広くあるため、なんとなく選んでしまうと数年後には支払い金額に数万円、数十万円の差がつくこともあります。
とにかく費用を抑えたい人は、初期費用や月額費用からレンタルサーバーを選びましょう!
セキュリティの高さ
セキュリティの高さからレンタルサーバーを選ぶのも一つの方法です。
仮にセキュリティの低いレンタルサーバーを選んでしまうと個人情報が流出したり、会社の大切な情報が漏れたりする危険があります。
セキュリティ面を甘くみていると、犯罪などのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
大規模なサイトやコーポレートサイトを運営しているとセキュリティ面は無視できません。
コストよりもセキュリティの高さが重要視されるようなサイトを運営する際は、セキュリティの高いレンタルサーバーを選びましょう!
サポート・サービスの充実度
サポートやサービスの充実度からレンタルサーバーを選ぶことも有効です。
とくに初心者の人はわからないことも多く不安なこともあるでしょう。
その点、サポートが充実しているレンタルサーバーを選べば、都度疑問を解決しながらWordPressを利用できます。
低価格のプランだと問い合わせ方法を制限されていることがあります。
そのため、費用を抑えることに集中しすぎると適切なサポートを受けられない可能性があります。
レンタルサーバーをはじめて利用する人や、安心して利用したい人はサポート体制やサービス内容が充実しているレンタルサーバーを選びましょう!
速度の速さ
サイトを運営する上で、速度の速さは重要です。
速度が遅いレンタルサーバーを利用すると、運営する側もユーザー側もストレスを感じるでしょう。
SEOにポジティブな影響を与えたい場合やユーザーの離脱を防ぎたい場合は、速度の速さに注目して選びましょう!
WordPress自動インストール機能
WordPressを利用する際は、WordPressの自動インストール機能があるかどうかで選ぶのもよいでしょう。
本記事で紹介したおすすめのレンタルサーバーには基本的に機能がついていますが、自動インストール機能のないものもあります。
インストールする際の難しい操作を避けたい人や手間を省きたい人は、WordPress自動インストール機能の有無を確認しましょう。
簡単にプラン変更ができるか
レンタルサーバーを選ぶ際は、簡単にプラン変更ができるかどうかで選ぶのもおすすめです。
サイトを運営していると徐々にサイトが成長してそのときのサーバーのスペックが合わなくなることがあります。
また、プラン変更が容易であればサイトにアクセスが集中する期間のみ上位プランに変更するといったことも可能です。
プラン変更が複雑である場合、チャンスを逃してしまうかもしれません。
サイトの成長を妨げたくない場合や、チャンスを逃したくない人はプラン変更が容易なレンタルサーバーを選びましょう!
レンタルサーバーにWordPressを設置する手順
レンタルサーバーへWordPressを設置する手順は、3つのSTEPにわかれています。
- レンタルサーバーを選ぶ
- レンタルサーバーを契約する
- WordPressをインストールする
それぞれの詳細を確認しましょう。
STEP1.レンタルサーバーを選ぶ
WordPressを設置する際は、まず自分の目的や利用状況に合ったレンタルサーバーを選ぶ必要があります。
WordPressの利用に対応していないプランもあるため、注意が必要です。
PHPやデータベースがWordPressの動作条件に合っているレンタルサーバーを選びましょう。
STEP2.レンタルサーバーを契約する
自分の目的に合ったレンタルサーバーを選んだら契約をします。
レンタルサーバーを契約する際は、必要情報の入力や支払い方法を選択します。
必要に応じて新規ドメインを取得する場合は、レンタルサーバー契約後にドメイン業者からドメインを取得します。
ドメインを取得した場合は、レンタルサーバーに取得したドメインを追加しましょう。
STEP3.WordPressをインストールする
最後に、WordPressをインストールします。
WordPress自動インストール機能がついているレンタルサーバーであれば、簡単な入力のみでインストールが完了します。
また、インストール機能がついていないレンタルサーバーを選んだ場合は、FTPソフトなどを利用してWordPressインストール可能です。
初心者やWordPressをインストールする手間を省きたい人は、WordPress自動インストール機能のついたレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーでWordPressを運用する際のセキュリティ強化方法

WordPressは世界のウェブサイトの約半数で利用されており、その普及率の高さから攻撃者の標的になりやすい状況が続いています。
WordPressサイトのセキュリティ強化は、難しく考える必要はありません。基本的な対策から始めて、徐々に高度な対策を取り入れていくことをおすすめします。
まずは強固なパスワードの設定や定期的なアップデートなど、今すぐにでも実践できる対策から始めてみましょう。
対策①強固なパスワードを設定する
WordPress公式では「12文字以上」「大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる」ことを推奨しています。
より安全性を高めるには20文字以上が理想です。
また、パスワードマネージャーの活用もおすすめ。1PasswordやLastPassなどのパスワード管理ツールを使うことで、複雑なパスワードを安全に管理できます。
ログイン画面の保護策も同時に行おう
パスワード変更と同時に、ログイン画面の保護も行うとさらに安心できます。
- ログインURLの変更(WPS Hide Login等のプラグイン)
- ログイン試行回数の制限(Limit Login Attempts Reloaded等)
- 二段階認証の導入(Two Factor、Google Authenticator等のプラグイン)
- 管理者ユーザー名を「admin」以外に設定
管理者以外のユーザーがいる場合、アカウントの権限やログイン履歴を定期的に確認。不審な権限変更やアクティビティに注意してください。
対策②定期的なアップデートを行う
WordPress本体やプラグインの更新を怠ると、既知の脆弱性を突かれるリスクが高まります。
サポート対象からも外れるため、古いバージョンのまま運用するのは非常に危険です。
WordPress本体・テーマ・プラグインは常に最新版を維持しましょう。
アップデートのポイント
- アップデート前に必ずバックアップを取得
- 互換性や変更内容を事前に確認
- 可能ならテスト環境で動作確認
- 自動アップデート機能の活用も有効だが、重要な更新は手動で実施
対策③信頼できるセキュリティプラグインを導入する
WordPressのセキュリティを強化する上で、信頼できるセキュリティプラグインの導入は非常に効果的です。
プラグインを活用することで、専門的な知識がなくても高度なセキュリティ対策を実施できます。
おすすめプラグイン
- Wordfence Security(ファイアウォール・マルウェアスキャン・ログイン保護)
- All In One WP Security & Firewall(総合的なセキュリティ対策)
- iThemes Security(Solid Security)(多機能・二段階認証対応)
- SiteGuard WP Plugin(日本語対応、ログインURL変更や画像認証)
プラグイン選定のポイントとして、評価・レビュー・更新頻度を確認してください。
必要な機能(WAF、マルウェアスキャン、ログ監視など)が揃っているかも大切です。
対策④バックアップ体制を構築する
定期的にバックアップを実施することで、最悪の事態が起こっても迅速にサイトを復旧させることができます。
サイトの障害やマルウェア感染時も復旧が可能。サイト移転やアップグレード時の安全性確保にもなります。
バックアップ方法としては主に、
- プラグイン(UpdraftPlus、BackWPup、All-in-One WP Migrationなど)の利用
- レンタルサーバーの自動バックアップ機能の活用
があります。
バックアップデータはクラウドストレージや外部サービスに保存するのがおすすめ。
サイト更新頻度に応じてバックアップ間隔を設定(例:毎日~週1回)しましょう。復元テストも定期的に実施しておくと安心です。
対策⑤サーバーレベルでセキュリティ設定を行う
アプリケーションレベル(WordPress自体)のセキュリティだけでなく、それを支えるサーバー環境のセキュリティも確保することで、より堅牢な防御体制を構築できます。
サーバー側の基本対策としては、
- SSHアクセス制限(rootログイン禁止、公開鍵認証、ポート変更)
- ファイアウォール設定(必要なポートのみ開放)
- PHP設定強化(display_errors=Off、allow_url_fopen=Off等)
- 適切なファイル・ディレクトリパーミッション設定(例:wp-config.phpは600)
- mod_securityやWAFの導入
- SSL/TLSの適切な設定(HTTPS化、TLS1.2以上、HSTS有効化)
- サーバーソフトウェアの定期アップデート
- ログ監視と自動ブロック(Fail2ban等)
などがあります。どれか一つでも対策ができるなら実行しておいた方がいいですよ。
セキュリティ対策を怠ると発生するリスク
WordPressサイトのセキュリティ対策を怠ると、深刻な結果を招く可能性があります。
データ漏洩
プラグインの脆弱性や不正ログインにより、顧客情報や個人データが流出する事例が複数発生しています。
小規模サイトでも個人情報を扱う場合は特に注意が必要です。
マルウェア感染
サイトがマルウェアに感染すると、訪問者のデバイスにも被害が及ぶことがあります。
近年もJavaScript型バックドアや偽装セキュリティプラグインによる感染が報告されています。
SEOスパム・検索順位低下
攻撃者が不正なリンクやキーワードを埋め込むことで、検索順位が大幅に低下し、オーガニックトラフィックが激減する被害が続いています。
マルウェア感染などにより、Googleなどの検索エンジンで危険サイト扱いされ、アクセスが激減するリスクがあります。
サイト改ざん・乗っ取り
サイトのトップページや記事が書き換えられたり、フィッシング詐欺の踏み台にされる事例が後を絶ちません。
サーバーリソースの不正利用
サイトが乗っ取られると、暗号資産のマイニングや他サイトへの攻撃の踏み台にされ、サーバー負荷や追加コストが発生することもあります。
セキュリティインシデント発生時の対応手順
セキュリティ対策を万全にしていても、不幸にしてインシデントが発生してしまう可能性はゼロではありません。
そのような事態に備えて、適切な対応手順を事前に確認しておきましょう。
①状況把握
パニックにならず、被害状況(サイト表示不可、不審ファイル、DB改変など)を冷静に確認。
②サイトの隔離
被害拡大防止のため、サイトを一時的にオフライン化。レンタルサーバーの管理画面から停止可能な場合が多い。
③バックアップの確認
最新かつクリーンなバックアップの有無を確認。復旧作業の基盤となります。
④ログの分析
エラーログ・アクセスログ・セキュリティログを分析し、攻撃経路や被害範囲を特定。
⑤マルウェア除去
Sucuri SiteCheckやWordfenceのスキャン機能でマルウェアを検出・除去。自信がなければ専門家に依頼。
⑥パスワード変更
管理者・DB・FTP・サーバーアカウントなど、関連する全パスワードを強力なものに変更。二段階認証も推奨。
⑦WordPressの再インストール・更新
本体・テーマ・プラグインを最新版に。不要、長期間未更新のプラグインは削除。
⑧セキュリティ強化
ファイアウォール設定、ファイルパーミッション見直し、不要ファイル削除、セキュリティプラグインの再設定。
⑨モニタリング強化
再発防止のため、監視体制・通知設定を見直し。
⑩インシデントを記録
発生経緯・対応内容・再発防止策を記録し、今後の改善に活用する。
【企業向け】WordPress制作の費用相場

ここでは、サイト制作の費用感や費用対効果を高めるためのポイントを解説していきます。企業向けの内容ですが、個人の方もぜひ参考にしてください。
予算内で最大限の効果を発揮するサイトを作るには、目的を明確にして本当に必要な機能を見極めることが肝心ですよ。
サイト規模別の費用目安
サイト規模別の費用目安は以下の通りです。
サイト規模 | ページ数目安 | 費用相場 (制作会社依頼時) |
---|---|---|
小規模サイト | 1~10ページ | 30万~100万円 |
中規模サイト | 20~50ページ | 100万~300万円 |
大規模サイト | 50ページ以上 | 300万円~数千万円 |
フリーランスに依頼する場合は、上記より2~3割程度安くなる傾向があります。
費用相場に大きな幅がある理由
WordPressを使った自社サイトの制作費用は、サイトの目的・規模・実装機能によって大きく異なります。
最新相場では、以下の要素が費用を左右します。
- デザインのカスタマイズ度
- 実装する機能やプラグインの数・複雑さ
- ページ数やコンテンツ量
- セキュリティや表示速度などの性能要件
- 制作スケジュール
これらが複雑になるほど費用は高くなります。
例えば、既存テーマを活用するかオリジナルデザインを作成するかでは大きな価格差が生じます。
また、問い合わせフォームや多機能なプラグインの導入、ページ数の増加、セキュリティ強化などもコスト増の要因です。
企業サイトでよく求められる機能
機能・項目 | 費用目安 |
---|---|
テーマ選定・カスタマイズ | 10万~50万円 |
問い合わせフォーム実装 | 3万~15万円 |
ブログ機能実装 | 5万~30万円 |
SNS連携機能 | 5万~10万円 |
SEO対策 | 5万~20万円 |
多言語対応・会員登録・EC機能等 | 10万円~数百万円 |
※上記は一例であり、要件やデザインの凝り具合によって変動します。
保守・運用費用は1万~5万円が一般的です。内容によっては10万円以上となる場合もあります。
なお、リニューアルは新規制作より高額になる傾向があります。既存サイトの解析やシステム調整が必要なためです。
カスタマイズのしすぎはコスト増の原因
WordPressはテーマやプラグインで多彩なカスタマイズが可能ですが、目的以上の機能追加や凝りすぎたデザインは、工数・費用の増大につながります。
特にオリジナル機能の開発は、想定以上のコストや技術的なハードルが発生しやすいです。目的に直結しない機能は思い切って省き、使い勝手とコストのバランスを重視しましょう。
サイト制作で費用対効果を高めるためのポイント
WordPressで自社サイトを制作・リニューアルする際、費用対効果を最大限に高めるためのポイントがいくつかあります。
目的を明確にし、必要な機能に絞る
目的の明確化は、無駄な機能追加によるコスト増を防ぐ重要ポイントです。
例えば個人事業主なら強み訴求、アパレルならSNS拡散重視など、業種や立場ごとに優先順位を明確にします。
ブランドイメージ向上、問い合わせ数増加、信頼性アピールなど、サイトに求める役割を具体的に洗い出しましょう。
経験豊富な専門家の知見を活用する
WordPressは自由度が高い反面、最適な設計や機能選定には専門知識が必要です。
専門家を頼るメリット
- デザインやコーディングの効率化を提案してくれる
- 必要なプラグインの適切な選定してくれる
- SEOや集客施策の提案をしてくれる
一時的なコスト増でも、長期的には無駄な機能や失敗を防ぎ、トータルコスト削減につながります。
テーマやプラグインを活用し低コストで機能を実装する
公式・有料・無料テーマを活用することで、デザイン費用を大幅に削減できます。
テーマ選定時は「デザイン性」「SEO対策」「サポート体制」「レスポンシブ対応」などを重視しましょう。
また、プラグインを活用すれば問い合わせフォームやSEO対策など、必要な機能はプラグインで安価に実装可能です。
複数社からの見積もりを取得する
複数社からの見積もりで適正価格を把握し、最適なパートナーを選定しましょう。
初期費用だけでなく、運用・保守・改善まで一貫対応できる会社を選ぶと長期的な費用対効果が高まります。
レンタルサーバーでWordPressを運用する際のQ&A
- 初心者におすすめのレンタルサーバーは?
- 料金が安いレンタルサーバーは?
- WordPressのレンタルサーバー移行はどんな方法がある?
- WordPressの管理画面にアクセスできないのはなぜ?
- リニューアル時にSEO評価を落とさないためには?
よくある質問に目を通せば、理解がより深まります。それぞれの回答を確認しましょう。
初心者におすすめのレンタルサーバーは?
初心者におすすめなのは、エックスサーバーです。
知名度が高いため耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
- 利用者が多いため情報が豊富にある
- 表示速度が速い
- 運用歴が長く信頼できる
- サポート体制が充実している
利用料金は他社のレンタルサーバーと比べると安いわけではありませんが、初心者が安心して利用できる環境が整っています。
はじめてレンタルサーバーを利用する際はわからないことが多く調べる機会も多いでしょう。
その点、エックスサーバーは利用者が多いため、情報が多く調べたいことも見つかりやすいです。
サポート体制も充実しており、トラブルや疑問点をすぐに相談できます。
運用歴や実績が豊富で不安点を解消しながら利用したい場合は、エックスサーバーがおすすめです。
料金が安いレンタルサーバーは?
料金が安いレンタルサーバーは、ロリポップ、さくらのレンタルサーバ、カラフルボックスです。
それぞれ特徴は異なりますが、他社のサービスと比べると価格は低めに設定されています。
月額料金(税込) | |
ロリポップ | 220円〜 |
さくらのレンタルサーバ(スタンダード) | 500円(36ヶ月一括) |
カラフルボックス(BOX1) | 528円(36ヶ月) |
価格の低さを重視してレンタルサーバーを選ぶ場合は、上記の3つの中から選ぶのがおすすめです。
ロリポップはライトプランであれば、月額220円から利用できます。
低コストでサイトを運用したい人に向いているサービスです。
なお、さくらのレンタルサーバのライトプランであれば1ヶ月あたり121円から利用可能ですが、MySQLに対応しておらずライトプラン単体ではWordPressは利用できません。
PHPは使えるので外部にMySQLを設置できれば使えるようですが、手間がかかるため初心者には不向きです。
WordPressのレンタルサーバー移行はどんな方法がある?
WordPressのサーバー移行方法は、大きく3つあります。
- エクスポート・インポート機能を利用する方法
- プラグインを利用する方法
- 手動でコピーする方法
エクスポート・インポート機能を利用する方法は初心者向けですが、記事とアップロードしたファイルのみ移行可能です。WordPressの設定やテーマ、プラグインの設定などは移行できません。
プラグラインを利用する方法は、プラグインを利用して記事やファイル、設定などを丸ごと移行する方法です。
たとえば、「All-in-One WP Migration」などがあります。
手動でコピーする方法は上級者向けであるため、初心者や不安を感じる人はプラグインによる移行がよいでしょう。
WordPressの管理画面にアクセスできないのはなぜ?
WordPressの管理画面にアクセスできない主な原因は次のとおりです。
- WordPressアドレスあるいはサイトアドレスが誤っている
- WordPressをインストールした階層が違う
- テーマによる不具合が発生している
- プラグインによる不具合が発生している
- wp-config.phpに余計なスペースが入っている
- PHPのメモリが不足している
- サーバーがメンテナンスをしている
- 障害が発生している
トラブルが発生したらレンタルサーバーの管理画面から修正したり、テーマやプラグインの見直しをしたりするなどして対応しましょう。
リニューアル時にSEO評価を落とさないためには?
リダイレクト設定が最も大切です。URL変更時は301リダイレクトを必ず設定し、SEO評価だけでなくユーザーの利便性も維持しましょう。
また、内部リンクやフォームのリンク先も要チェック。全リンクの正確性を確認してください。
その他、リニューアルでコンテンツ量が減ったり、タイトル・ディスクリプションが抜け落ちないよう注意してください。
まとめ
WordPressの利用に適したレンタルサーバーを利用すれば、快適にブログやサイトを運営できます。
本記事で紹介したおすすめのレンタルサーバーであれば、どのサービスを選んでもストレスなくWordPressを利用できるでしょう。
なんとなくで選ぶと求めていたサービス内容ではないと後悔する可能性があります。
当記事のレンタルサーバーの選び方を参考にして、自分の目的や利用状況に合ったサービスを選びましょう!