楽天モバイルはデュアルSIM対応?対応機種やおすすめの併用SIMは?
2つの電話番号・キャリア回線を同時に使い分けることができるデュアルSIMは、通信障害の回避効果やスマホ料金をよりお得にする効果が注目されています。
楽天モバイルで販売されているセットスマホ端末がデュアルSIM運用に対応しているのか?確認してから購入したい
出典:楽天モバイル
いきなり結論
楽天モバイルはデュアルSIMに対応している携帯キャリア。楽天モバイルで現在セット販売中のiPhoneとAndroidスマホは全機種がデュアルSIMに対応している。iPhoneやAndroidスマホでデュアルSIMを設定するやり方も解説。
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楽天モバイルでデュアルSIM運用ができる条件は?
デュアルSIM対応端末を用意すれば楽天モバイルと他社SIMでデュアルSIM運用できる
近年発売されたiPhoneやAndroidスマホはSIMカードスロットとeSIMを両方備えている機種が多いです。
片方はSIMカードで契約、もう片方のサブ回線はeSIMで契約することで、デュアルSIM運用が可能になります。
- SIMカード:回線A
- eSIM:回線B
国内4キャリアの回線バンドにバランスよく対応する端末を使用する
楽天モバイルや他社キャリア、MVNOの格安SIMはそれぞれ特定の回線バンド(周波数)を使用して通信を行っています。
楽天モバイルの必須対応バンド
- 4G B3
- 4G B18/26
- 4G B28
- 5G n77

国内で提供されている全てのモバイル回線は、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のうち1つの回線を使用しています。
iPhoneでの楽天モバイルのデュアルSIM運用は問題ない
国内で販売されているiPhoneは全機種が4キャリアのバンドに対応しています。
Androidスマホは特にドコモ回線との相性を確認しよう
国内で販売されているAndroidスマホは、一部がドコモの5G独自バンドn79に対応していないため、ドコモ回線との相性が悪いことがあります。
この場合、楽天モバイル+ドコモ回線の格安SIMを併用しようとしたが、肝心のドコモ回線に切り替えた時につながりづらくデュアルSIMの効果が薄れます。
ドコモの5G独自バンドのn79は海外では使用されている国・地域が少なく、
- 海外メーカーが発売するスマホ
- ドコモでのセット販売を予定していないスマホ
はドコモの5G独自バンド n79に対応していない機種が多いです。
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楽天モバイルのデュアルSIM対応端末の条件
楽天回線対応端末&eSIM対応のスマホならデュアルSIM化できる
楽天モバイル対応端末一覧のページでeSIM対応端末のリストに表示される機種は、SIMカード1枚 + eSIM1枚 = 2回線のデュアルSIM利用に対応するスマホです。
楽天回線対応製品ページの出し方
- 楽天モバイル公式サイトにアクセス
- 右上メニューをタップ
- 料金プラン・製品をタップ
- SIMをタップ
- ご利用製品の対応確認をタップ
公式サイトでチェック
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デュアルSIM対応状況の調べ方
持ち込みお予定の機種がデュアルSIMで楽天モバイル回線を使用できるかを調べる方法を解説します。
手順
- 製品のタイプを選択
- メーカーを選択
- 購入したキャリアを選択
- 使用する予定の機種名を選択
- ご利用可能な機能をタップ
ご利用可能な機能の欄に、
- nanoSIM/eSIM
と記載されている場合は、
楽天モバイル対応端末かつ楽天モバイル+他社回線を併用してデュアルSIM運用が可能な端末です。
nanoSIM/eSIM |
|
nanoSIM |
|
eSIM非対応+SIMスロットが1枚→デュアルSIM非対応
nanoSIMのみが記載されている端末のほとんどはSIMカードスロットが1枚分しか用意されていないため、デュアルSIM運用ができないことが多い。
以下の2つの条件が揃ったスマホは、楽天モバイル対応端末に含まれていても、楽天モバイルと他社回線を組み合わせたデュアルSIM運用はできません。
設定できるSIMは1回線だけ
- eSIMに対応していないスマホ
- SIMカードスロットは1枚分しかない
eSIM非対応だがSIMスロットが2枚分ある→デュアルSIM対応
Androidスマートフォンの中には、SIMカードスロットが2枚分用意されている機種も少数ですが存在しています。
楽天モバイルでセット販売されているデュアルSIM対応端末
楽天モバイルとセットで販売されているiPhoneは全機種がデュアルSIM対応
楽天モバイルで現在セット販売が行われているiPhoneは全機種がeSIM対応かつデュアルSIMに対応する機種です。
出典:Apple
全機種デュアルSIM対応
- iPhone 16e
- iPhone 16 Pro
- iPhone 16 Pro Max
- iPhone 16
- iPhone 16 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone SE(第3世代)
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楽天モバイルとセットで販売されているAndroidは全機種がデュアルSIM対応
Google Pixel
- Google Pixel 9a
SHARP AQUOS
- AQUOS wish5
- AQUOS sense9
OPPO
- OPPO A3 5G
- OPPO Reno13 A
- OPPO Reno11 A
Nothing
- Phone(3a)
- CMF Phone 2 Pro
FCNT arrows
- arrows We2 Plus
- arrows We
SONY Xperia
- Xperia 10 6
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楽天モバイルと併用するデュアルSIMにおすすめな格安SIM
楽天モバイルの月額料金を安くできるSIM
関西電力グループのマイネオの無制限プラン マイそくは、1.5Mbpsや5Mbpsの速度制限でデータ通信が無制限かつ格安な月額料金で使える格安SIMです。
データ通信はマイそくをメインで使用し、楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使って電話を発信すれば通話料も無料になります。
プレミアム | 2,200円/月 | 最大5Mbps |
スタンダード | 990円/月 | 最大1.5Mbps |
ライト | 660円/月 | 最大300kbps |
スーパーライト | 250円/月 | 最大32kbps |
- 楽天モバイル月3GB以下→月1,078円
- マイネオ マイそく スタンダード→月990円
合計2,000円台でデータ使い放題(最大速度1.5Mbps)+通話料無料で運用できます。
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楽天モバイルにはないかけ放題を格安で実現するSIM
楽天モバイルには標準電話アプリ(電話回線)の通話が時間無制限にかけ放題になる有料オプションがありません。
出典:楽天モバイル
以下の格安SIMをサブ回線として契約して時間無制限のかけ放題オプションを追加して運用すれば、少ないプラス料金で電話かけ放題で運用することが可能です。
格安SIM | 最安の月額プラン料金 | 通話かけ放題の料金 |
マイネオ | 250円/月 | 1,210円 |
IIJmio | 850円 | 1,400円 |
楽天モバイルの通信品質対策におすすめのSIM
楽天モバイルは局所的に電波がつながりづらい場所やスポットがある発生確率が他社よりも高いです。
東京都渋谷区(筆者撮影)
楽天モバイルの電波は悪い?

楽天モバイル回線のデータ通信が繋がりづらい時に切り替えて使うデータ通信のサブ回線におすすめなのは、ソフトバンクが直接提供するLINEMOです。
LINEMOは電波が良い

2つの格安な料金プラン
出典:linemo.jp
月間データ容量3GB以下なら月990円で使えるLINEMOベストプランを楽天モバイル回線の調子が悪い時に切り替えて使えば少額のプラス料金で通信環境を改善できます。
- 楽天モバイル→月1,078円-月3,278円
- LINEMOベストプラン→月3GB以下なら月990円
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楽天モバイルのiPhoneでデュアルSIM化するやり方は?
iPhoneには物理SIMカードスロットが1枚分しかない制約がありますが、eSIMを最低でも1回線利用すればデュアルSIM端末として利用できます。
回線A | 回線B | デュアルSIM |
SIMカード | SIMカード |
|
SIMカード | eSIM |
|
eSIM | eSIM |
|
2回線目のスマホ回線はまだ利用していないSIMタイプで契約する
- 楽天モバイルをSIMカードで契約した場合→2つ目のスマホ回線はeSIMで契約
- 楽天モバイルをeSIMで契約した場合→2つ目のスマホ回線はSIMカードタイプで契約
楽天モバイルを2つ目のSIMとして契約する場合も、1つ目のSIMタイプとは違うSIMタイプを選んでください。
- 1つ目の回線をSIMカードで契約した場合→楽天モバイルはeSIMで契約
- 1つ目の回線をeSIMで契約した場合→楽天モバイルはSIMカードタイプで契約
iPhoneで2回線目のSIMを有効化する手順
すでにSIMカードで1回線目のスマホ回線を利用中で、2回線目のスマホ回線をeSIMで契約済みの場合の設定手順を解説します。
2つの電話番号から選んで通話を発信できる
データ通信や通話で使用する回線を分けることが可能
iPhoneの設定アプリ→モバイル通信の画面を開くと、
- モバイルデータ通信
- デフォルトの音声回線
をそれぞれ設定することができます。
- データ通信は楽天モバイルを使用したいが、音声通話では他社スマホ回線の電話番号を優先的に利用したい
- 楽天モバイルがギガ不足になって速度制限がかかったら、2回線目の他社回線をモバイルデータ通信で使用する回線に切り替える
楽天モバイルのAndroidスマホでデュアルSIM化する方法
Androidスマホの多くは物理SIMカードスロットが1枚分しか搭載されていません。
回線A | 回線B | デュアルSIM |
SIMカード | SIMカード |
|
SIMカード | eSIM |
|
eSIM | eSIM |
|
2回線目のスマホ回線はまだ利用していないSIMタイプで契約する
- 楽天モバイルをSIMカードで契約した場合→2回線目のスマホ回線はeSIMで契約
- 楽天モバイルをeSIMで契約した場合→2回線目のスマホ回線はSIMカードタイプで契約
楽天モバイルを2つ目のSIMとして契約する場合も、1つ目のSIMタイプとは違うSIMタイプを選んでください。
- 1つ目の回線をSIMカードで契約した場合→楽天モバイルはeSIMで契約
- 1つ目の回線をeSIMで契約した場合→楽天モバイルはSIMカードタイプで契約
Androidスマホで2回線目のSIMを有効化する手順
すでにSIMカードで1回線目のスマホ回線を利用中で、2回線目のスマホ回線をeSIMで契約済みの場合の設定手順を解説します。
データ通信や通話で使用する回線を設定する方法
設定画面の出し方
- 設定アプリを開く
- ネットワークとインターネットをタップ
- SIMをタップ
プライマリSIMの欄で通話やSMS、データ通信で優先的に使用するSIMを設定することができます。
設定項目 | 設定される内容 |
通話 | 電話発信時に優先的に使用する電話番号 |
テキストメッセージ | SMS送信時に優先して使用する電話番号 |
モバイルデータ | データ通信で優先的に使用するSIM |
発信時に使う電話番号を毎回選べる設定も可能
- 回線A
- 回線B
- 毎回確認
毎回確認を選択すれば、電話をかける際に毎回2つの電話番号の中からどちらの番号で電話を発信するか?を選択するダイアログが表示されるようになります。
- データ通信は楽天モバイルを使用したいが、音声通話では他社スマホ回線の電話番号を優先的に利用したい
- 楽天モバイルがギガ不足になって速度制限がかかったら、2回線目の他社回線をモバイルデータ通信で使用する回線に切り替える