ワイモバイルはどこのキャリア回線を使用しているのか
ワイモバイルはソフトバンクが提供する格安モバイル回線ブランドとして人気です。
ソフトバンクとワイモバイルを両方扱う携帯ショップも全国展開中。充実したサポートとプラン料金の安さのバランスが魅力です。
ワイモバイルの料金はソフトバンクと比べると月額料金は格安ですが、品質の悪い回線を使って月額料金を安くしているんじゃないかと疑っている…
3つのシンプルな料金プラン
出典:ymobile.jp
いきなり結論
ワイモバイルが使用する回線はソフトバンクと同じバンド、ソフトバンクの料金プランと同じネットワーク設備を使用した高速回線を使用しており、格安プランだからといって回線速度や品質は下がらない。
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ワイモバイルが使用する回線はソフトバンク回線
ソフトバンクの料金プランは高く感じる
ソフトバンクのフラッグシップとなるデータ使い放題プランのメリハリ無制限やペイトク無制限と同じネットワーク設備・回線を同じ優先度でワイモバイルにも提供しています。
出典:softbank.jp
ワイモバイルの4G/5Gエリアはソフトバンクと同じ広さ
ワイモバイル回線の4G/5Gカバーエリアはソフトバンクのエリアと全く同じです。
出典:ワイモバイル
ワイモバイルは1GBあたりのコスパが優れている
ワイモバイルのシンプル2 Mなら1GBあたり134円で使える。
プラン | 月額料金 (割引なし) |
1GBあたり コスト |
シンプル2 S 4GB/月 |
2,365円 | 約591円 |
シンプル2 M 30GB/月 |
4,015円(税込) | 約134円 |
シンプル2 L 35GB/月 |
5,115円(税込) | 約146円 |
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MVNO回線の格安SIMは回線速度が安定しづらい
国内モバイル回線市場では、格安スマホプランの新規参入が続々と進んています。
MVNOはサービスを販売・顧客サポートを行う会社とモバイル回線(基地局とネットワーク設備)を提供する会社が分離したサービス形態を指します。
MVNOはモバイル回線を提供する会社から仕入れる回線のリソースが少ない傾向にあります。
多くの人がスマホを使う時間帯に利用者の回線速度が、通常の携帯キャリアよりも遅くなってしまう現象を完全には防ぎづらいことがMVNOのデメリットです。
- 通勤通学時間帯
- 自宅で過ごす人が多い夜間
- 平日正午の昼休憩の時間帯
ワイモバイルはソフトバンクが提供するMNOブランド
ワイモバイルはソフトバンクが直接提供するモバイル回線のサブブランドとして約10年前にスタートしました。
ワイモバイルは携帯電話事業者として不振が続いていたイーモバイルを買収し、Yahoo!ブランドのサービスとしてリニューアルして提供を開始したブランドです。
旧イーモバイルのロゴ
ソフトバンクの買収後はソフトバンク回線の通信基地局とネットワーク設備をワイモバイルユーザーがそのまま使えるようにリニューアル。
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ワイモバイルはMVNO回線じゃないから回線品質が安定する
MNOはMVNOと比べ回線速度や回線の安定性が優れています。
ソフトバンク |
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ワイモバイル |
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LINEMO |
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LINEモバイル |
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メルカリモバイル |
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カブアンドモバイル |
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マイネオ |
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IIJmio |
|
ワイモバイルはソフトバンクが直接提供するモバイル回線ブランド(MNO)です。
データ容量超過後の速度も優秀
ワイモバイルのシンプル2 M/Lを選べば、データ容量を超過した後の速度制限が緩いです。
プラン | データ容量超過後の 回線速度 |
シンプル2 S | 300kbps |
シンプル2 M | 1Mbps(およそ1,000kbps) |
シンプル2 L | 1Mbps(およそ1,000kbps) |
ワイモバイルは通話品質も良い
ワイモバイル回線を使用した通話を実際に日常的に利用していますが、音質は安定していて相手の声がぶれて聞き取りづらいケースはほとんどありません。
通話品質も良好

iPhoneの標準電話アプリのダイヤルパット画面
ソフトバンクとワイモバイルの回線の違いは?
ワイモバイルは5G SAが利用できない
ソフトバンクではより高速な通信が可能な5G SAサービスが利用できますが、ワイモバイルでは提供されていません。
5G SAとは、4G用の基地局設備を全く使用せず、5Gのために整備された独立した基地局ネットワークを使用した5G回線を意味する言葉です。
出典:softbank.jp
ソフトバンクとワイモバイルの対応バンドに違いはないものの、5G専用設備を使ったより高速な5G SA通信が利用できない点はデメリットとなります。
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ワイモバイルが使用するバンドはソフトバンクと同じ
ワイモバイルが使用するバンドはソフトバンクと全く一緒です。
ワイモバイルのバンド

4Gバンド
重要度高のバンドはワイモバイルのモバイル通信で使用される頻度が高いバンドです。
バンド番号 | 周波数帯 | 特性 |
Band 1 | 2.0GHz |
|
Band 3 | 1.7GHz |
|
Band 8 | 900MHz |
プラチナバンド |
Band 11 | 1.5GHz | |
Band 28 | 700MHz | プラチナバンド |
Band 42 | 3.5GHz |
ソフトバンクの4Gエリア(2025年5月時点)
出典:softbank,jp
5Gバンド
重要度高のバンドはワイモバイルのモバイル通信で使用される頻度が高いバンドです。
バンド番号 | 周波数帯 | 特性 |
Band n3 | 1.7GHz |
転用5G |
Band n28 | 700MHz |
転用5G |
Band n77 | 3.4GHz,3.7GHz |
Sub6 |
Band n257 | 28GHz | ミリ波(mmWave) |
ソフトバンク回線のプラチナバンドがあるから安心
プラチナバンドは障害物を避けるように進む特性と、高速な通信が可能な特性を合わせもつ700MHz-900MHzのバランスの良い周波数帯です。
東京都渋谷区(筆者撮影)
群馬/長野県境付近 (筆者撮影)
山間部は観光名所でもつながりづらい場所がまだある
ワイモバイルのプラチナバンドのうち、特に重要なバンドはBand 19です。
バンド番号 | 周波数帯 |
Band 8 | 900MHz |
Band 28 | 700MHz |
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