楽天モバイルが1年以内の短期解約でペナルティ(違約金)として解約手数料1,078円を導入。

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楽天モバイルは長らく解約手数料無料が定着していた

楽天モバイルはMNO事業参入依頼ずっと解約手数料無料を貫いてきましたが、ここに来て久々の方針変更です。

2025年4月1日以降に楽天モバイルを契約した場合、短期で解約すると解約事務手数料がかかるようになります。

2025年3月末までに契約が完了していれば解約事務手数料はかからない

出典:楽天モバイル

いきなり結論

楽天モバイルを2025年4月1日以降に契約したユーザーは、1年以内に短期解約すると1,078円(税込)の解約事務手数料がかかるように契約ルールが改定された。他にも大量に回線を契約し短期解約すると非公式のNG顧客(ブラック)リストに登録される可能性がある。

2025年4月以降に楽天モバイルを契約した場合1年以内に短期解約するとペナルティあり

2025年4月以降に楽天モバイルを新規契約・MNP乗り換えで契約したユーザーが、その後1年(12ヶ月間)以内に短期解約すると、解約時に1,078円(税込)の解約事務手数料が請求されるようになります。

出典:楽天モバイル

2025年4月からは利用実態の有無が無関係になる

2025年3月までに契約を完了させたユーザーのうち、利用実態が無い回線契約を1年以内に解約したユーザーは、契約解除料1,078円(税込)が請求されます。

2025年4月1日以降は、さらに基準が厳格化されて利用実態のありなしは無関係になります。

楽天モバイルの解約事務手数料は1,078円(税込)

解約事務手数料は短期間で楽天モバイルを契約・解約したユーザーに様々な事務的コストを負担してもらう狙いがあります。

プラン別の解約手数料

対象プラン 解約事務手数料
Rakuten最強プラン 1,078円(税込)
毎月割引が適用されている場合は割引後のプラン最低利用金額
Rakuten最強プラン
(データタイプ)
1,078円(税込)
Apple Watch
ファミリー共有
1,078円(税込)

データ専用プランも1年以内の短期解約で手数料が発生

お試し利用ユーザーが多いRakuten最強プラン(データタイプ)も1年以内解約で手数料が請求されるようになります。

出典:楽天モバイル

楽天モバイルの短期解約に軽いペナルティ(違約金)がかかるように

その他にも、キャンペーン目的で短期間で多くの回線を契約する使い方をするユーザーに対するペナルティ(違約金)としての意味合いもありそうです。

楽天モバイルは三木谷キャンペーンなど、お得な契約キャンペーンを武器に契約者数を850万回線(2025年3月現在)まで伸ばしました。

その反面、キャンペーン目的で短期解約するユーザーも増加傾向にありました。

出典:楽天モバイル

三木谷キャンペーンや紹介キャンペーン利用後に短期解約するとどうなる

三木谷キャンペーンは回線契約から2-4ヶ月後にポイントが3回に分けて付与される仕組みです。

4月に楽天モバイルを契約した場合、ポイント付与が完了するのは8月末

三木谷キャンペーンの場合

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紹介キャンペーンは回線契約から4-6ヶ月後にポイントが3回に分けて付与される仕組みです。

楽天モバイル三木谷キャンペーンページ

紹介キャンペーンの場合

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楽天ポイントが全部届く前にに楽天モバイルを解約すると、まだ貰えていない楽天ポイントの付与がキャンセルになる可能性があります。

さらに悪質な場合は、すでに獲得している楽天ポイントの返還を金銭的負担として求められるケースもあります。

楽天モバイルを短期間で大量に解約するとNG顧客(ブラック)リスト入りする恐れが

楽天モバイルは以下のような回線の使い方には目を光らせており、特に短期間で大量に回線を契約・解約した方はその後の回線契約が難しくなる恐れがあります。

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キャンペーン報酬を獲得するだけを目的として大量に回線契約

→その後短期間に全て解約してしまう…

同一名義で大量に回線を契約する

→利用実態が不明で不正利用の恐れがあるような場合…

NG顧客(ブラック)リストの存在は公開されていませんが、実際にNG顧客入りが原因で契約できないユーザーも確認されています。

複数回線を短期で解約すると今後の契約が難しくなることがある

NG顧客(ブラック)リストは、携帯キャリア4社の社内リストと携帯回線業界共有のリストの2種類で管理されていると推測されています。

その後、楽天モバイルや他社キャリアのモバイル回線を契約しようとしても、審査で落とされる可能性が高まります。

  • NG顧客(ブラック)リストへの登録されるような契約の仕方や使い方は避けるべきです。

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