povoは基本料0円だけど通話品質はどうなの?
povo2.0は基本料が0円で通信コストが安いけれど、電波や電話の音質が悪かったりしないか心配…
KDDIが提供する、基本料金0円のプリペイド風のモバイル通信サービスpovo2.0。
出典:povo2.0
いきなり結論
- povoは標準電話機能で通話すれば音質はauやUQモバイルと同じレベルで高い
- povoはauと同じKDDIの基地局を使って通信するので、地方でも電波が弱いエリアが少ない
- povo2.0を継続利用し続けているが格安だからといってauやUQモバイルよりも通話品質や電波状況が悪くなることはほとんどない
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povo2.0は格安なのに通話品質が安定して高い
スマホの標準電話アプリからpovo2.0の電話機能を普段から利用していますが、相手の音声が聞き取れないといったコミュニケーションに困る不具合はなく安定した会話ができています。
スマホの標準電話アプリのダイヤルパット画面
povo2.0はなぜ通話時の音質が高いのか?
国内で提供されている格安通信サービスには2種類のタイプがあり、電話の音質やデータ通信速度が常に安定しているのはMNOが提供する格安プラン/ブランドの方です。
povo2.0はMNO提供の格安ブランドに該当します。
MNO提供の格安プラン/格安ブランド | MVNOが提供する通信サービス | |
---|---|---|
方式 | ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの4社(MNO)が 自社回線でモバイル回線サービスを提供 |
ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルの4社とは異なる他社が、MNOの回線のリソースの一部を借りて回線サービスを提供 |
具体例 | povo2.0/ahamo/irumo/LINEMO/UQモバイル/ワイモバイル | IIJmio/mineo/NUROモバイル/QTモバイル/イオンモバイル/ビックモバイルほか多数 |
電話 | 圏外になっていなければクリアな音声で通話できることがほとんど | ネットワークが集中する時間帯や場所で満足に通話できない場合がある |
データ通信 | 国内隅々まで快適なデータ通信が可能 | ネットワークが集中する時間帯や場所で電波が途切れる、速度が遅いことが多い |
標準電話アプリは圏外じゃなければ満足な音質になりやすい
povoで通話時の音質まとめ
音質 | 通話料 | |
---|---|---|
![]() スマホの電話機能 (電話アプリ) |
|
22円(税込)/30秒ごと |
![]() LINE通話 |
|
無料 |
povo2.0はデータ通信を使った通話も音質が下がりづらい
povo2.0のデータ通信の対応エリアはauと同じ広さ、全国の広い範囲をカバーしています。
povo2.0はデータ通信の回線速度もMVNOのプランと比べて高速です。
データ通信を使った通話が問題なく可能なエリア
東京都渋谷区(筆者撮影)
- 東京や大阪の都心部
- 高層ビルの地下や窓から遠い屋内
- 地方都市や県庁所在地の中心部
- ショッピングモール内
- 地下街
- 地方の国道沿い、バイパス沿い
- 都市部の長いトンネル(地下鉄や高速道路)
今も圏外になったり通話できないことがある場所
山梨県内(筆者撮影)山間部は観光名所でもつながりづらい場所がまだある
- 山間部、県境の峠道
- 山越えの長いトンネル
標準電話アプリ以外での通話はデータ通信速度が遅いと通話音質が悪く途中で途切れてしまうことがありました。
povo2.0の通話はVoLTEに対応?
povo2.0の標準電話機能はVoLTE(ボルテ)に対応しています。
VoLTEによって、データ通信回線を音声通話用の回線に切り替えるための呼び出し時間が不要になりました。
音声通話の音質もVoLTEによってよりクリアな音質で楽しめるようになりました。
VoLTEは4G(LTE)方式の高速データ通信を活用した音声通話の技術規格ですが、利用するスマホ自体がVoLTEに対応していないと利用できません。
povo2.0は有料トッピングを購入しなくても電話が問題なく使える
標準電話アプリを使った通話は、データ通信の制限状況に関係なくクリアな音質でいつでも通話ができます。
LINE通話はデータトッピングを購入しないと満足に通話できない
povo2.0では、有料のデータトッピングを購入しない限りデータ通信速度が128kbpsの低速に制限され続けます。
出典:povo2.0
データトッピング未購入でLINE通話をしようとしても、データ通信速度が遅すぎて通話が繋がらないこともあります。
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