povoのバンドは?au回線との違いを解説。

目次

povoが使用するバンドの特長とau回線との違いを知りたい

povoが使用するバンドはau回線と同じなのか?実用面ではバンドの繋がりやすさが気になります。

KDDIが提供する、基本料金0円のプリペイド型モバイル通信サービスpovo2.0。


出典:povo2.0

いきなり結論

povoが使用する4G/5G回線のバンドはauと全く同じ。povoは5G回線のエリアが広く都市部の混雑にも強く、4Gのプラチナバンドがあるから地方でも電波がつながりやすい。

\ 基本料金0円!povoはWebから簡単契約! /

povoとauのバンドに違いは無い

auやUQモバイルと同じバンドを使用している

povoが使用するバンドと、au、UQモバイルが使用するバンドは全く同じです。

使用回線やバンドに全く差がないのに、月額料金を安くできることは大きなメリットです。

povoはauと同じ5G回線やプラチナバンドが使える

povoはauよりも料金が安いものの、5G接続や、4Gのプラチナバンドへの接続も制限されていません。

auと同じ使い勝手でモバイル回線が快適に使えます。や

au回線は都会と田舎の両方に強いモバイル回線

au回線の回線速度と安定性は都市部でも地方でも安定して高速通信が実現できています。

他社キャリアの回線はサービス品質にばらつきがある

  • 都市部に強い楽天モバイル
  • 地方に強いが都市部に弱いドコモ

povoは通話品質も安定している

povoで通話時の音質まとめ

音質 通話料

スマホの電話機能
(電話アプリ)
  • 安定して良い
22円(税込)/30秒ごと

LINE通話
  • 概ね安定 まれに安定しないことがある
無料

通話品質も高い

あわせて読みたい
povoの通話品質は?標準電話アプリやVoLTEの場合は? povoは基本料0円だけど通話品質はどうなの? povo2.0は基本料が0円で通信コストが安いけれど、電波や電話の音質が悪かったりしないか心配... KDDIが提供する、基本料金0...

\ 基本料金0円!povoはWebから簡単契約! /

povoが使用するバンドの特性と重要なバンドを知りたい

4G(LTE)で使用しているバンド

重要度高のバンドはpovoのモバイル通信で使用される頻度が高いバンドです。

重要度高のバンドが一部でもスマホ側に搭載されていない場合、回線速度の低下や圏外頻度の増加が起こります。

バンド番号 周波数帯 特性
Band 1  2.0GHz帯
  • 重要度高
Band 3  1.7GHz帯
  • 重要度高
Band 18/26  800MHz帯
  • 重要度高

プラチナバンド

Band 11  1.5GHz帯
Band 28 700MHz帯
Band 41  2.5GHz帯
Band 42  3.5GHz帯

povoの4Gエリアはau回線のエリアと同じです。

auの4Gエリア(2025年6月時点)

黄色で塗りつぶされているエリアがpovoが使用するau回線の4G(LTE)通信対応エリアです。

5Gで使用しているバンド

重要度高のバンドはpovoのモバイル通信で使用される頻度が高いバンドです。

重要度高のバンドが一部でもスマホ側に搭載されていない場合、回線速度の低下や圏外頻度の増加が起こります。

バンド番号 周波数帯 特性
n77 3.5GHz帯
3.7GHz帯
  • 重要度高

Sub6

n78 3.5GHz帯
  • 重要度高

Sub6

n28 700MHz帯
  • 重要度高

転用5G

n3 1.7GHz帯
  • 重要度高

転用5G

n40 2.3GHz帯 転用5G
n41 2.5GHz帯 転用5G
n257 28GHz帯 ミリ波(mmWave)

povoの5Gエリアはau回線のエリアと同じです。

auの5Gエリア(2025年6月時点)

赤色、オレンジ色で塗りつぶされているエリアがpovoが使用するau回線の5G通信対応エリアです。

auの転用5Gはpovoでも使用されている

au回線では、4G周波数帯を転用して5G回線を提供する転用5Gが導入されています。

au回線の転用5Gバンドは同じ周波数帯でpovoでも利用されています。

転用5G

  1. n28
  2. n3
  3. n40
  4. n41

転用5Gは5G専用バンドと比べると5Gの特性や高速な通信を実現しづらいものの、4G+5G全体の体感品質の向上に役立っています。

\ 基本料金0円!povoはWebから簡単契約! /

povoの4G(LTE)はプラチナバンドが強み

プラチナバンドの重要性

プラチナバンドとは、4G回線の周波数帯のうち700MHz-900MHzに割り当てられたバンドを意味します。

プラチナバンドは他の周波数帯と比べて建物や障害物を回り込むように進む特性を持っています。

都市部のビル街の隙間もプラチナバンドの迂回する特性で電波がつながりやすい。

東京都渋谷区(筆者撮影)

電波には周波数が上がるほどエリアに穴ができやすい性質がある

周波数帯が上がるほど回線速度は上がります。

(例) 800MHzよりも3.5GHz(3,500MHz)のバンドの方が高速通信が可能。

一方で、周波数帯が上がるほど障害物に影響されやすく、エリアに穴(圏外)ができやすくなってしまいます。

povoが使用するプラチナバンド

povoの4G回線では、Band19とBand28がプラチナバンドとして使用されています。

povoのプラチナバンドのうち、特に重要なバンドはBand 18/26です。

バンド番号 周波数帯 特性
Band 18/26 800MHz
  • 重要度高

プラチナバンド

Band 28 700MHz プラチナバンド

プラチナバンドが効果を発揮する場所

プラチナバンドは障害物を避けるように進む特性と、高速な通信が可能な特性を合わせもつ700MHz-900MHzのバランスの良い周波数帯です。

プラチナバンドは都心部のビル内から田舎・山間部まで、さまざまなエリアで重要です。


群馬/長野県境付近 (筆者撮影)

こんなエリアで重要

  • 鉄筋コンクリートの大型ビルがひしめく繁華街
  • 地下街や地下鉄の通路
  • 大型ビルの建物内
  • 人口が少ない田園地帯
  • 地形が複雑な山間部

スマホ回線サービスの品質向上にとって重要や役割を持っている貴重な周波数帯貴金属のプラチナから名前が取られました。

Band 18/26は楽天モバイルのエリア補強にも使用されている

プラチナバンドのBand 18/26はユーザー数の多い都市部だけでなく、地方エリアでも広く使用されています。

鳥取県 大山(筆者撮影)

au回線のBand 18/26は楽天モバイルのパートナー回線として地方エリアを中心に使用されている実績があります。

povoでau Starlink Directの電波は使える?

月額1,650円でau Starlink Directを契約できるが割引は無い

povoユーザーもau Starlink Directの衛星通信機能を使うことができます。

料金
  • 月額1,650円
利用できる条件 衛星通信に対応した

  • iPhone
  • Androidスマホ

を所有している

エリア
  • 日本国内全体
  • 領海を含む
  • auが圏外になるエリア

auやUQモバイルと異なり無料や割引価格で利用することができません。

当サイトの運営者

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次