iPhone 16eのキャリア版とSIMフリー版の仕様の違いを解説。

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2025年6月12日

Androidスマホはキャリアごとに仕様や容量が違う場合がある

低価格な最新機種のiPhone 16eが、2025年2月28日にAppleストアと携帯キャリア各社から発売されました。

一部のAndroidスマホはメーカーによっては直販モデルのSIMフリー版と、キャリアモデルでスペックやRAM/ROM容量が変わる場合があります。

iPhone 16eはどうなのか？

出典：Apple

いきなり結論

iPhone 16eはキャリア版とSIMフリー版のスペックに差がないから安心。どのキャリアで買ってもRAM/ROMメモリの容量や対応バンド、細かいスペックに差はない。

iPhone 16eは全キャリア同一の仕様で発売された

iPhone 16eはどのキャリアで購入しても仕様が同じ

どの購入経路でiPhone 16eを購入しても、スペックの仕様や性能、対応バンドに差はつけられていません。

販売価格や割引キャンペーンの価格がキャリアごとに異なります。

Apple StoreのiPhone 16eも仕様が同じ

iPhone 16eはAppleストアでも直販モデルが発売され、定価99,800円〜で購入することが可能です。

出典：Apple

AppleストアでiPhone 16eを購入

128GBモデル	99,800円(税込)
256GBモデル	114,800円(税込)
512GBモデル	144,800円(税込)

キャリア版とSIMフリー版の違いがiPhone 16eには無い

日本国内で販売されているモデルは「A3409」

日本国内で販売されているiPhone 16eのモデル名は「A3409」です。

「A3409」以外のモデル番号のiPhone 16eは海外向けとして製造されたモデルです。

国内のキャリアやApple Storeから購入した場合「A3409」以外のiPhone 16eを購入してしまうことはありません。

iPhone 16eのスペックはキャリア版とSIMフリー版で一緒

一部のAndroidスマホはキャリアから購入するよりも、SIMフリー直販モデルを購入したほうが、ROM/RAMメモリの容量が多かったり、対応する5G/4Gバンドの範囲が広い場合があります。

Appleが販売するiPhoneにはそのようなキャリアごとのスペックの違いはなく、日本国内モデルはすべて同じスペックで発売されます。

国内モデル間に差異を設けないというAppleのルールはiPhone 16eでも同様です。

すべてのスペックが同じ

CPU→A18チップ/6コア
GPU→4コア
RAMメモリ容量→8GB
ROMストレージ→128/256/512GB
カメラ性能→2倍望遠/48M Fusionカメラ
Super Retina XDRディスプレイ

キャリアモデルにありがちなRAM/ROM容量削減もない

RAMメモリ

iPhone 16eはキャリア版を選んでも、スマホの操作性に直結するRAMメモリの容量は変わりません。

SIMフリー版 (Apple Store等)	8GB
キャリア版 (ドコモ、ahamo)	8GB
キャリア版 (au、UQモバイル)	8GB
キャリア版 (ソフトバンク、ワイモバイル)	8GB
キャリア版 (楽天モバイル)	8GB

ROM(内蔵ストレージ)

選べる内蔵ストレージ容量はSIMフリー版とキャリア版で変わりません。

SIMフリー版	128GB/256/512GBから選択
キャリア版 (ドコモ、ahamo)	128GB/256/512GBから選択
キャリア版 (au、UQモバイル)	128GB/256/512GBから選択
キャリア版 (ソフトバンク、ワイモバイル)	128GB/256/512GBから選択
キャリア版 (楽天モバイル)	128GB/256/512GBから選択

キャリア版のバンドにも制限(バンドロック)がない

SIMロックが原則禁止になってからも、発売するキャリアごとに対応するバンドの範囲を狭めることで他社キャリアに持ち込みづらくなる、通称バンドロックと呼ばれる制限が実装されたAndroidスマホのキャリアモデルも一部存在します。

iPhone 16eはドコモ(ahamo)、au(UQモバイル)、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイルのどのキャリアから購入しても、国内全キャリアの主要なバンドに対応しています。

どのキャリアで買っても4キャリアのバンドに対応

キャリア	通信プランブランド	バンド対応
ドコモ回線	ドコモ ahamo	5G対応 4G対応
au回線	au UQモバイル povo	5G対応 4G対応
ソフトバンク回線	ソフトバンクワイモバイル LINEMO	5G対応 4G対応
楽天モバイル回線	楽天モバイル	5G対応 4G対応

5G NR

（バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n26、n28、n30、n38、n40、n41、n48、n53、n66、n70、n75、n76、n77、n78、n79）

FDD-LTE

（バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、28、30、32、66）

TD-LTE

（バンド34、38、39、40、41、42、48、53）

出典：iPhone 16e 仕様

iPhone 16eはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル回線にマルチに対応するキャリアフリーなバンドを搭載しています。

iPhone 16eは4キャリアのバンドに対応しているので、MVNOの格安SIM回線のバンドにももれなく対応しています。

選べるカラーは同じ2色

iPhone 16eでは、SIMフリー版(Appleストア等)、キャリア版(ドコモ、ahamo、au、UQモバイル、ソフトバンク、ワイモバイル、楽天モバイル)で選べるカラーバリエーションに違いはありません。

選べるカラーは2色

ブラック
ホワイト

一部キャリア限定や直販限定のカラーバリエーションはありません。

キャリアでiPhone 16eを買うと2年返却プログラムが使える利点がある

SIMフリー版にはない魅力的な割引が使える

128GBモデルのApple Storeでの定価は99,800円(税込)

2025年6月時点で、iPhone 16e(128GBモデル)を2年後返却で月々1円/支払い総額24円(税込)の投げ売り価格で購入できてしまうキャリアが登場しています。

MNP乗換で一括払いも高額割引

一部のキャリアでは、MNP乗り換えでiPhnone 16e購入で数万円以上の高額な端末割引キャンペーンが適用できます。

購入先	支払い総額	月額端末代
ワイモバイル→	最安 24円(税込)〜	最安月々1円〜
UQモバイル	47円(税込)〜	月々2円〜
楽天モバイル→	値下げ 23,520円(税込)〜	値下げ月々980円〜
ドコモ	38,170円(税込)〜	月々1,660円〜
ahamo	38,170円(税込)〜	月々1,660円〜
au	47円(税込)〜	月々2円〜
ソフトバンク	最安 24円(税込)〜	最安月々1円〜

購入先	支払い総額	月額端末代
ワイモバイル→	最安 24円(税込)〜	最安月々1円〜
UQモバイル	47円(税込)〜	月々2円〜
楽天モバイル→	値下げ 23,520円(税込)〜	値下げ月々980円〜
ドコモ	38,170円(税込)〜	月々1,660円〜
ahamo	38,170円(税込)〜	月々1,660円〜
au	47円(税込)〜	月々2円〜
ソフトバンク	最安 24円(税込)〜	最安月々1円〜

携帯キャリア名	一括払い販売価格	オンライン割引額
ワイモバイル→	現金一括最安 66,024円(税込)	43,992円(税込)
UQモバイル	74,300円(税込)	38,500円(税込)
楽天モバイル→	実質一括最安実質64,800円(税込)	実質40,000円(税込)
ドコモ	113,410円(税込)	5,500円(税込)
ahamo	113,410円(税込)	5,500円(税込)
au	74,300円(税込)	38,500円(税込)
ソフトバンク	88,032円(税込)	21,984円(税込)