ahamo povo LINEMO 楽天モバイルの契約者数を比較。一番人気はどれ?

目次

キャリアの格安プランahamo povo LINEMOの契約者数は伸びてるの?

2021年3月に大手キャリア3社からオンライン専用の格安通信プランが相次いで登場してからもうすぐ4年が経過します。

キャリアが直接提供する格安通信プラン/ブランドであるahamo povo LINEMOの利用者は本当に増えたのか?この記事で解説します。

いきなり結論

  • ahamo povo LINEMO 楽天モバイルの4つの中で最も契約者数が多いのは楽天モバイルの830万回線
  • ahamoもオンライン専用プランとして600万回線以上契約され人気がある
  • LINEMO、povoは契約回線数がここ数年は発表されていない

関連記事:口座振替できるeSIM回線プランは以外と少ない。おすすめを紹介。

ahamo povo LINEMO 楽天モバイルの契約者数を比較

ahamo povo LINEMO 楽天モバイルの公表されている契約回線数を表にまとめました。

この中で最も人気なのは楽天モバイル

契約者が最も多くなったのは楽天モバイル

回線サービス/プラン名 契約回線数 発表時期
ahamo 600万回線以上 2024年9月2日
povo 120万回線程度
2025年現在の契約数は不明
2022年5月
(以降発表なし)
LINEMO 2025年現在の契約数は不明 発表なし
楽天モバイル 830万回線以上 2024年12月31日

ahamoは2024年9月に600万回線を超えたと発表

ドコモが提供するオンライン専用格安プランのahamoは、2024年9月2日時点で契約回線数が600万回線を超えたことを発表しています。

 

ahamo公式サイト上でも利用ユーザーが600万人以上となったことをアピールしています。

 


出典:ahamo.com

情報源:https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_240912_00.pdf

 

 

2021年当初は最も勢いがあったのはahamo

ahamoは2021年3月にサービスを開始してから1年程度で300万回線を超えるなど、2021年ごろは最も勢いのあるオンライン専用プランでした。

時期 契約回線数
2021年3月 サービス提供開始
2022年春頃 300万回線突破
2023年6月7日 500万回線突破
2024年9月2日 600万回線突破

楽天モバイルが2024年に830万回線を突破

楽天グループの三木谷社長はXで2024年12月に楽天モバイルの契約回線数が830万件を突破したことを発表しています。

2024年に入ってから楽天モバイルの契約者数は急激に増加しています。

楽天モバイル公式サイトには、THANK YOU 800万回線の文字が見える

出典:楽天モバイル

 

 

楽天モバイルは1年間で234万回線以上の急成長

楽天モバイルのサービス開始は2019年10月です。

サービス開始翌年は勢いがあったものの、2021年から2022年にかけてドコモのahamoの急成長などライバルに新規顧客を取られて契約者数増加が伸び悩みました。

しかし、2024年に入ってからは再び契約数が急成長し始め、2024年の1年間で234万回線も契約回線数を増やしました。

 

楽天モバイルの契約回線数の推移

時期 契約回線数
MNOサービス開始 2019年10月
2020年6月 100万回線突破
(MNOのみ)
2020年12月 200万回線突破
(MNOのみ)
2021年3月 300万回線突破
(MNOのみ)
2021年4月 450万回線突破
(MNO+MVNO)
2021年8月 500万回線突破
(MNO+MVNO)
2022年2月 550万回線突破
(MNO+MVNO)
2023年8月 500万回線突破
(MNOのみ)
2023年12月末 596万回線突破
(MNOのみ)
2024年4月 650万回線突破
(MNOのみ)
2024年6月16日 700万回線突破
(MNOのみ)
2024年10月18日 800万回線突破
(MNOのみ)
2024年12月31日 830万回線突破
(MNOのみ)

 

三木谷キャンペーンや社員紹介キャンペーンが契約増を牽引

2024年以降の楽天モバイルの契約回線数の急激な伸びには、三木谷社長の紹介キャンペーンや、楽天社員のネット上での紹介キャンペーン活動が大きな要因となっています。

 

節約思考が強まった2024年に、楽天モバイルへの注目度がネット上で高まり、お得なモバイル回線として幅広い支持を集めました。

 

三木谷社長の紹介キャンペーンは楽天ポイント還元額が1回線で14,000円相当/複数回線契約や出戻りも対象。公式サイトでのキャンペーンよりもさらにお得です。


楽天モバイル 三木谷社長紹介キャンペーンページ

 

povoの契約者数は2025年現在は発表されていない

povoは2021年3月のサービス開始当初は20GB固定の料金プランだけを提供し、ahamoに追従したようなサービス内容でした。

2021年9月にpovo2.0としてリニューアル。基本料金0円で電話番号付きのモバイル回線を使えてしまうと衝撃を与えました。

2021年9月にpovo2.0のサービスを開始してから人気が加速しました。

2022年5月にはpovo1.0/2.0全体の契約回線数が約120万回線であることがKDDIから発表されています。

 

 

povoの契約回線数の推移は未発表

2023年以降はpovoの契約回線数をKDDIが公表していません。

時期 契約回線数
2021年3月 povo1.0提供開始
2021年9月 povo2.0提供開始、povo1.0受付狩猟
2022年5月 約120万回線
2025年現在 未発表

povo2.0は基本料金0円で使えるという特性から、スマホのメイン回線としての利用よりも、新しいタイプのSIMの使い方で人気を集めています。

  • デュアルSIMのサブ回線として使える
  • ギガ不足時のお助けアプリとしての利用
  • 海外旅行時のデータ通信を格安で購入できる
  • タブレット端末等で格安でデータ通信が使える

 

povo2.0のデータ専用タイプのeSIMなら申し込んだらすぐにeSIMが使えるので本当に契約が手軽です。

 

povo2.0は契約回線数の増加を他社を意識して競争せず、モバイル回線の新しい需要をカバーする新ブランドとして運用していく方針です。

    LINEMOの現在の契約者数はわからない

    LINEMOの現在の契約者数はソフトバンクからは発表されていません。

     

    現在、ソフトバンクではLINEMOブランドを積極的に伸ばしていく方針は取っていません。

    広告戦略では店舗サポートがあるワイモバイルが積極的にTV CMに選ばれています。

    LINEMOは積極的なTV CMを行わずに、オンライン専用のサービスで十分なユーザー向けに、じっくりと認知度を広げていく戦略をとっています。

     

     

    2024年にLINEMOはプラン料金を改良しリニューアル

    2024年にLINEMOは新しい料金プランである、

    • LINEMOベストプラン
    • LINEMOベストプランV

    の提供をスタートし、注目を集めました。

    10GBまでのデータ容量を月額2,090円(税込)で使える2段階型料金プランのLINEMOベストプランは、現代のスマホユーザーにフィットする容量と価格の新プランとして人気です。

     

    2024年にahamoの月間データ容量が20GBから30GBへと増量を発表した際には、LINEMOベストプランVの段階型料金を廃止し、下限料金だった2,970円(税込)で30GBまで使えるように改良するなど、ライバルとして対抗施策を打ち出し続けています。

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